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エデン荘物語2-5 畑村は、若い頃から電気技術者であった。彼は、不思議な男であった。 高校生の頃、当時ようやく普及し尽くしたモノクロテレビの修理を良くやっていた。不思議なのは、彼が理論家のように見えないのに、けっこう修理ができていたように見えたということである。 やがて東京オリンピックの終わった頃ともなると、TVはカラーになってきたが、彼は、そこでも活躍していて周囲を大いに驚かせたのであった。大抵の電気少年は弱い電流とはいえ、3万ボルトの流れているシャーシなどと友達になりたいとは思わなかったことでもある。 やがて彼は若くして家を建てた。その設計がまた驚いたのである。まず庭には電柱が立っている・・それはアンテナで、県外や海外放送やらを受けたり発信したりするためのものであった。二階建ての住宅の2階には特殊なクローゼットがあり、そこから屋根裏に這っていけるようにしてあったし、何本ものケーブルが横たわっていた! 何のケーブルだいと尋ねると、将来、必要になった時のための電線やらが、あらかじめ準備してあるとのこと! 発電所や工場などの高所にはケーブル専用の通路(レーン)があるが、彼は住宅の天井裏にソレを採用していたのである。それは、まるで血管のように張り巡らせてあった。そういう男であったということである。 時代は流れ、彼の住宅が功を奏したかどうかは定かではないが、彼は、社会人として一応の成果を出した。そして最後に、このエデン荘に入所してきたのであった。 畑村は思った。 もう、死を乗り越えた。そう言う物は心配の対象としなくても良いという安心感と、若い頃のやり残しをやろうというものであった。このような話は、かって畑村と北川が酒飲み話としていたことであった。そういう間柄でもあったのだ。 エデン荘に入所は君のためになるし、同時に国家のためにもなると荘長の北川は言った。金は少し要るが、だが、エデン荘にも資金はあると言った。 エデン荘の敷地がつかめた頃に畑村は荘長を誘った。二人はコーヒーを飲みながら小さな声でしゃべった。 このコーヒースタンドは、近くのゴルフ練習場内にあり、練習場では多くの客がドライバーでかっ飛ばしている。カキーン、カキーンという、弾ける音の中で二人は話をする。 『趣味というか研究の方はどうだい』と荘長が言う。 「君こそ、どうだい?」と畑村が問い返す。『趣味の前に、エデン荘を軌道に乗せないとねえ』「まだ乗ってないとでも?」『資金はあるけれども、もっと資金がいるもので』 練習場の緑の芝生は、多くの玉で雪色になろうとしている。『一番遠い所が250メートルだな』「え?・・何だよ。ゴルフの話かい。ここ、何坪ぐらい?」『2町』「エデン荘と同じじゃないか!」 荘長は目くばせをしながら『ここはエデン荘で吸収する』と言った。 どうやってと、畑村は驚いた。「入所頭金が900万円といったところで、存命期間が20年とすれば施設の耐用年数に近いし、年金の7割では大半が生活費に消えるように思えるのである。とても、このような所を買収するような費用は生まないように思うのだが。また、自分の研究は・・まあ少なくとも、直ちに金を生むことはないしなあ」 荘長は、フンフンと聞いていたが、水を含んで、夕日の金峰山の方向を見ながら言った。
2010.04.16
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エデン荘物語2-4 エデン荘の周囲は、どこかさびれていると畑村には見えた。 入所前から見学はしていたのであるが、敷地周辺の本格散策は、十分ではなかったと思った。 別に入所を後悔しているわけではなかったのだが、外から見るのと、内から見るのでは、よほど異なって見えるものだと感じたのである。 おそらく・・と畑村はつぶやいた。おそらく後では、もっと違う景色が見えてくるのだろう。それは、自分の望む方向なのか反対なのか、それとも考えもしなかった景色かもしれない。 エデン荘の敷地を一周するには、だいたい1時間がかかるがそれは外周にすぎない。 畑村はエデン荘本館を出た。すぐに市道に接していたので自転車で東に向かった。南側には住宅地が広がっているもののやや古びていた。老人限定ではないゴルフ練習会社を通り過ぎて、やがて左折するのであるが、ここで自転車は置く。上り坂になるからであった。 やがて長い階段を昇るのであるが、この先は地元の神社である。おかしいなと感じながら地図を見るが、やはりこの神社もエデン荘の敷地である。というか、地元との共同管理地として市が認定しているという。 春なのに人影はなく、花は、もう散りつつあった。そのじゅうたんは美しかったが、しかし、やがて茶色になるだろうと畑村は思った。 神社を越えると柑橘類の果樹園が広がっている小高い丘に達した。そこからは市内が一望できそうな景色が見えるのであるが、その景色は明らかに何十年も前と差はないように感じられた。だが、音は違うなあ、以前は音楽が聞こえていたのに、今では騒音だったからである。それはゴーという都会の音と、時々、球場からの放送音が風に流れて混じって聞こえていた。 この敷地内にも市道が2本ほどあった。そこに通行人は無いが車とは何台か、すれ違った。犬の鳴き声は聞こえたが、子どもや鶏の声は聞こえてきそうもない。 エデン荘の敷地は2町(6000坪)ほどというが、それ以上はあろうと話したのは後日のことであった。 エデン荘の荘長役にして地主の一人でもある北川は、口に手をあてながら、言ったものである。 総てを買収済みであるわけではないよ。予定地が多いから。 畑村は、気にするなよ、何も問い詰めてはいないよと言いつつも、大規模にやると、返って不安定にならないか心配をしていると言った。 荘長は、自分は気が小さいし、リスクは犯さないほうだからと結んでいる。 畑村は、暇があると一人でエデン荘外周の散歩をした。出発する時、よく地元の出身者がヒラクチ(まむし)に注意してと言われたのであるが、ソレには慣れていた畑村であった。 東に阿蘇の外輪山が見えている果樹園を西に行くと、遠くに金峰山が見えていた。昔も今も山には違いなかったのであるが近くに見える山景色は、ずいぶんと異なって見えていた。もうカブト虫も、春ゼミも飛ばない景色の果樹園になっていたからである。 ・・・畑村は思った。 そうだったなあ。そうだからこそ、自分はココに来たのだったのだ。そうでなければ、自分は、もう死んでしまう年頃になっているし、腰も曲がっていたことであろう。だが、義理だったのか分からないが、親孝行な子孫も多かったことだ。
2010.04.08
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エデン荘物語2-3 入所に成功した畑村は、非常にホッとしていた。もう、これで解放されたのだと感じたのだ。 何に解放されたかと言えば、老後の煩わしさであった。家にいるかぎり、何やらかやの書類が送ってくるし、メールマガジンもめんどうくさいことであった。もう、多くの書類が興味を持てるものではないし、くだらないのである。満期が来た通帳がどうだの、免許の切り替えがどうだの、電気代だの水道代だのは、まだ良い方で、セールスマンや薬屋などがやって来て落ち着かないのである。 また、連れ合いが無くなってからは買い出しもめんどうであった。何だ、ショッピングは楽しいではないかなどと思ってはいけない。 勤務しない老人としては大変なことなのだ。まず、外出着を確かめて、シャワーなども浴びないと老人臭いと言われてはたまらないので、その準備もいるのである。また、ふらりと出かけては恥をかく。やれカードがないとか、ショッピングバックがないとかだ。それに車の運転も、流れに乗るのがイヤになってきていたことでもある。 それだけではない。周囲にはいろいろと心配してくださる方がいて、中学生などが尋ねてくるのだ。まあ、慰問だ。また町内会の皆さんや町の役職も輪番で巡ってくる。老人に仕事をしてもらわないとメンバー不足なのか知らないが、ゴミ集積場の当番とか、自治会の役職とか、地域の祭りなどがあって少しも休まらないのである。 また、家族というか子どもの家族とのつきあいも、どこか迷惑がられているようであった。やつらが望むのは相続であり、家族関係は望んでいない。そう感じるのである。また、同級生の中には元気がいいのがいて、やれ同窓会だの旅行だのを企画するヤツがいて、自分の時間などは無いも同然に感じられる。出家は良い。そう畑村は思った。もう何もしないで趣味一辺倒としたかったのである。 ここは良い。もう病気も死も気にとめなくて良くなったと感じたのである。 朝、朝礼と体操が始まった。これは朝食前に行われ、当番やら本日の行事予定などが伝えられた。班長が、今日は卒業式があるので9時に式場に集合することを伝えた。式場は別棟で、日章旗と県旗、それにエデン荘旗がはためいている横にあった。 出席者は椅子に腰をかける。数えてみると50人ほどであるから小規模の葬儀となろう。このうちの20人は卒業生の親族等である。 やがて卒業生が車いすで入場し、記念講演を行った。と言っても、言葉は少ない。自分の仕事や生きる糧を若い人々に譲れて安心したとかを言った。進行係が卒業生の業績を読み上げ、寄贈品なども紹介をする。続いて、乾杯があり卒業生はドアの向こうに入っていく。そして参列者の目はスクリーンに移る。それは旅客機のソレを連想させるものである。そして、栄光の日々の映像をバックに彼が微笑む。やがてベッドに休むと、ファンファーレが鳴り響き、彼は高イビキで寝てしまう。 そうして、すぐに生きることを止めた。どこかで生存を停止させる薬物を飲んだのであるが、それは参加者には分からない。 卒業生が式場を出てきたときは棺桶の中であった。直ちに遺族が取り囲み荼毘に付されるために出かけていった。わずか40分の式であったが、喜びの行事とされていた。 畑村は、少し違和感を覚えたものの、自分の死ぬときも、あの程度でよいと思った。 生前、親孝行もしない子息が、死んで後になって線香をあげてワアワア泣かれても腹が立つばかりである。クソ、死ぬぞ!ぐらいで良い。※※偉人道という慰められて、ためになるブログを紹介します。http://heroism.seesaa.net/article/10104273.html?reload=2010-02-07T22:18:32
2010.02.08
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エデン荘物語2-2 エデン荘は、老人ホームであっても、著しい老人性痴呆や衰弱者とは無縁である。それは、そのようになった時点で卒業をするからである。昇天であるが。 2018年に議論は終わった。何しろ、国民の4割弱が老人となり、そのことによる年金や医療費等が著しい増加をしていたので、対策としての法整備が進んだのだ。世の中の識者達は、このエデン荘のような老人専用のシステムではなく、いろいろな年代層が住む村のようなシステムの優越性を説いた。 しかし、同じ家族ですらもトラブルが多くて核家族化を生んだのであり、時代に逆行した試験的な集合体システムは失敗をしていた。第一、それでは財政が維持できないことだったのである。 エデン荘は、特に、俗にいう安楽死法を前面い出し、出家のような人々を優先して入居させていた。さらに、面談はもちろんとして、論文試験、体験入所等で荘との趣旨合致をチェックしていた。 卒業に関する重要なことは、ボケが始まってしまうと別の人格が出てきて死を惜しむ傾向があるということである。よって、平均寿命より10年前に”自分のことができなくなっててしまえば卒業”という宣誓書を取り、いよいよという時には審議会や面談を行い、殺人の疑い等の排除を実現していた。このことにより、入所老人の年金や医療費等の見込みが計算できることとなり、さらに、農業従事で、必要とする食材の5割を自給することとしていた。こうして、老人が財政を圧迫することが無くなるとしていたのである。 人々は週休日以外、農業及び、その加工業等に精を出す。エデン荘への入所とは、衣食住とともに農業という職業にも従事するということであった。 畑村という男があった。電気技術については鼻息のあらい人で63歳までは会社員であったのだが、退職して数年で、ここに合格したものである。畑村は入所頭金が少し高いと思ったのだが、考えるところがあって入所することにしたのである。 まだ所有権を手放さない土地の持ち主の北川とは知り合いであった。 畑村は「部屋が狭いのではないか」と言った。これに対して北川は『まだ発展途上だよ』と答えている。一人部屋の場合は狭めの2DKであった。特に台所は貧弱み見えたので、お茶を沸かす程度かと思った人が多かったという。だが、給食用の調理場は設けてあるし、別に貸し切り型の調理場等を設置してあった。また、同じく貸し切りの家族部屋があって、気が向いたら家族的な生活をも可能としていた。2DKは別荘か、と畑村は思った。 だが、と畑村は続けた。「だが、農業は良いとして、自己実現をめざすための研究用には狭いのだがねえ」『電気をまだやるのか?』「趣味でもあってねえ」 畑村の説明によると、彼にはアンテナも、各種装置や電源も必要と言うのだ。『一般的な図書館や学習室、娯楽室はあるけど、君のは特殊だよ。まあ、君自身の予算でやるということであれば、場所はあるよ』 このエデン荘の広さは段々畑であるが、20000平方メートルほどであり、このような人々のためにオプションとして土地だけであるが準備をしてあったのだった。難点を言えば、駐車場が少ないことである。車の利用はレンタカーだけで、普通は自転車であった。自転車といっても、屋根付きのものや二人乗りの三輪車などがあり、電動アシスト機能なども付いているものがあった。というか、それらはエデン荘が受注販売しているものであった。 採算の取れるものでないから入所頭金もいれば、滞在費も取っているのだよと、北川は言っている。
2010.01.31
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エデン荘物語2-1 姉の助言に従って、薪ストーブの上に、サツマイモのアルミ巻を乗っけておくと、30分ぐらいで焼き芋ができた。残念ながら、ホロホロ芋では無いと不満を言っておったら、娘が、喉に詰まらないので返って良いと言う。うー前向きは話である! さて、 正しいことを庶民に見習わせるとは、情報の操作ではなく、正しい行いをした人に報償を、その反対の人には鉄槌を与えることである。 だが、その判断を下せる評価方法は存在しない。ここが一大問題なのである。大ヒット商品なんていうのは、求められているものが何かを、つかんだのであるが、それを連発するのは難しい。それで、米国のビッグ3も傾くのである。ましてや、調査用紙などで、実態やら評価やらを把握するなどということは大抵、当たらないのである。 そこに神様が必要なのだ。 しかし、その神様は、かなり、いたずら好きで、正義も悪も生み出すような方である。このことは、一神教であっても多神教であっても、似たようなものだ。日の神に月の神、闇の神に死者の国の神などが、表に裏に、チラチラするのである。 とにかく、創造神様は、いたずら好きであるから真の評価などは見えないのである。 というわけで、各種の方法に加えて、サイコロなども使って抜擢し、しばらく待ってみることであろう。そうして、ダメな木は抜くだけである。おお、農業だなあ! で、木を抜くときは神に御名の下に実施するのが良いのであるが、その神官もサイコロ選抜で腐敗防止策がなされている必要がある。まあ、自然界に習うわけである。 前回以来、一体、何を話しているのであろうか。おお、防犯カメラのニュースから話が発散しているのだ。つまり、神をも恐れぬ行為は、人々が(下手人がではない)神様を信じた社会であれば、そう長生きするものではないと言っているのである。何しろ、今の寛容(許容)社会では、何でもありで、これから偶然に社会全体が良くなるという展望は開けないからだ。神様がイヤなら”天”などに畏敬の念を社会全体で持つことが重要であろうと思ったことである。悪が育たない社会環境の形成の話であった。・・防犯カメラだけでは・・。 エデン荘物語2-1 2021年、老人ホーム「エデン荘」には、30人ほどの人々が生活していた。(過去形である) 「エデン荘」は2019年に、例の法律の制定と共に成立した老人研究所である。その詳しいことは、エデン荘物語1にあるのであるが、実は、まだ書いていないのだ・・。 ここでは、労働をし、好きなことをし、賞賛をされて人生を終わるのである。 人生を終わる時の直接の死因は、病気や老衰などではなく、定めに従うのであった。その定めとは、実は、各自の希望が尊重されるのであるから、悲壮感は無いのであった。 住人は、週に40時間働き、さらに必要と思うだけの奉仕活動と趣味等を行うのである。この労働等をすることにより、入居費を低く設定できるのであった。 労働等は、農業、林業、炊事、洗濯、清掃、修理等であり、不足分は、姉妹提携している同等の老人研究所と補完関係で充足していた。それは、法律違反、反道徳的、医療などである。 入居には、年金の70%と労働提供などが必要であるが、趣味などに生き抜く出家者的な生き方をする人の集団としていた。これらの方法でエデン荘は、自給自足であり、行政との関係は薄いシステムを実現していたのである。
2010.01.22
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下手人は、生き延びない 驚いたことに熊本でも雪が降った。いや、昔は、けっこう降ったのであるが、最近は、珍しいことである。しかも、日陰は2日ほど溶けなかった。 ほう、すると地球温暖化は心配は無い!・・とはならない。温暖な日本が冷えたのは北風のせいであるから、北極は暖まったと思うからである。氷が溶けたろうなあ。で、海水面が上昇するので沈む地域は増えることであろう。 だがねえ、私としては、畑に行けないのが直面する問題なのよ。人間、我が身が一番大切に思ってしまう・・永遠にマザー・テレサには勝てないなあ。 冬にしては、雨が降りすぎて困る農作業であるが、先週は梅などの枝を切りまくった。今度は、落とした枝を切り刻まないと、刈払い機が使えないから、急がなければならない。そして、耕しが終われば、ジャガイモなどを植える日が迫ってくる。 小型の温室は、やはり、ハイビスカスの葉が落ちた。もう少し本格的なものでないと、焼け石に水じゃなく、冬将軍にあばら屋であることが分かったことだ。 で、また、ここで話題が変わる。 今日のニュースによると、電車(都会の話だなあ)に防犯カメラを取り付けるとか。痴漢とか犯罪防止のためという。・・ 昔々、ノストラダムスの予言が有名になったことがあった。恐怖の魔王が降ってくるとかいったのであるが、直面する恐怖は、電車やら道路にいる日本人であるというからヤッカイだ。カメラは、どの人をも疑わしく見つめる。何しろ、すぐに刃物を振り回すのであるからテロに近いのだ。下手人は何と”誰でも良かった”などとも言うのである。 私は、チェンソーだの、刈払い機だの、斧などを使うのであるが、そうそう、包丁も使うのであるが、あれらは正しく使わないと天罰が下るようにせねばならん。 よし、今日は人に向かって刃物を使うかと実行しようものなら、その刃物が持ち主に電撃を加えるとかだ。いや、もう助からないほどの電撃で良いのだ。だが、夢話だなあ。 さて、防犯カメラの設置によって、犯罪が減るであろうか? 答えは簡単だ。犯罪人は、ますます巧妙な手口を考え出すのである。そんな事は、孔子が2500年ばかり前に言った通りなのだ。だがね、孔子先生、この世の中の空気は、仁者だのには毒で、生きることができないのよ! で、漱石が、猫の口を借りて”元来人間というものは自己の力量に、あまんじて、みんな増長している。少し人間より強いものが出て来て、いじめてやらなくては、この先どこまで増長するか分かったものではない”と言った。で、その罰(いじめ)を受ける人々の中に自身をも含めていたことである。 増長といったて、どの増長がまずいかといえば、公共の場を我が物顔で歩くことが良くないのだ。また、上の人や神様と自分とを同格かのごとき言動をするのもマズイわけだ。人間社会の育成システム上、マズイわけだ。 アンナ・カレーニナという超美人は、まあ不倫をした。私が思うには、平和にハッピーエンドにしたいわけだが、小説とはいえ、人間社会の出来事を経過させていくと、もう、滅びるしかない。これは、若きウエルターも同じだ。ああいうのを生かしておく社会を、空想の上とはいえ、形成していくと、やっぱり人間の未来が無くなるわけだ。 孔子や老子の思想は、東洋哲学に分類され、宗教では無い。が、堯(ぎょう)や舜(しゅん)、あるいは天然自然(天)を敬ったのである。そうしなければならない理由がホモサピエンスの存在そのもの中にアルということである。 長期計画としては、人間の育成(躾け)システムを見直すべきであろうし、短期的には、ソクラテスのように、偉い人こそが一番に法を守って見せることである。当然、庶民も見習わせることになる。当然な話であった・・・。
2010.01.15
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この世は偶然の産物か? このブログは、ガーデニングであった。すぐ忘れるのは年のせいである。 畑1:夏に竹切りをした0.5反で苗選定中。畑2:庭先0.2反(60坪)で春野菜準備中。畑3:チェンソー作業中で1反強。この面積では商売は無理。自給自足用となるが、そこまでも至っていない。 梅の枝の古いものを薪として運搬。ハッサク(ミカン)の収穫が、本日の仕事だった。 ガーデニングではあるが、話は変わる。うーん・・。 新聞の記事である。米国では「神が聖書の通りに人間を創造した」とする論が、けっこう人気があるという。その内の一つにインテリジェント・デザイン説があるらしい。創造者が複雑な生命を設計したとするらしい。で、人間もできたわけだ。 このことへの反論は難しい。 まず、宇宙のゴミを大量にかき集め放置する。すると、そこに、偶然にも有機物が生まれ、蛋白質を作り、細胞をも作り、遂に人間にもなるであろうか? そもそも、ガーデニングで栽培を行うのは、食物が工場で作れないからである。工場では、今のところ、米粒の一つすらも作れないのだ。だが、植物の雑草は毎日、ブドウ糖やデンプンを作れるのである。光合成などで炭酸同化作用を行えれば、温暖化ガスなど食料になるのだ。確か光合成の能率(光エネルギーの利用率)は、4%ぐらいだったから、今の太陽電池は勝っているのであるが、しかし、有機化合物の同化には成功していないのだ。これ、人間にできるのであろうか? 神様だからできたのであるといわれると、そうかもしれないとも思うのだ。 アインシュタインは、量子力学者の確率的な解釈を見て、神様はサイコロを振らないとか言ったらしいが、彼は創造主を想定しないと敵を論破できなかったのである。確率的な解釈というのは、私も詳しくはないのであるが、例えば、電子の挙動が確定できないなどである。それは1粒であっても波の性質を持っていて、どこかに到着するのであるが、途中の軌道が確定できないなどである。 うーん、創造主のなさることは、そう簡単にはネタが分からない。そういう高度なことを、放置した偶然が成すか?成せるか? この論議、どこか、老子の”天網恢恢疎にして漏らさず”に近いように思うのであります。人間、どう、あがいても、天の(創造主の)手の内というわけだ。恐るべし中国! これを論破するには、やはり実績しかないわけで、デンプンぐらい合成しなければ論破できないでありましょう。 ただ、それが成った時は怖い。農業が消える・・・デンプンが合成できたら、蛋白質も合成できるであろうからである。 これは、もう、創造主としては人間を滅ぼすしかない。その滅ぼし方は、どうするだろうか? ノアの洪水か、いやいや、共食いだ。仲間同士で戦わせる方法が取られるな。 こ、これは、米国人は偉い。”人間は神様が創造した”が良いのだ。あなたも私も、神様の手によって存在しているのだ!
2010.01.08
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身内に敵がいて・・ 皆様、新年おめでとうございます。 さて、本日の新聞に宇宙飛行士の毛利さんと橋本五郎氏の対談が掲載してありました。 橋本:私は一人一人の人間の中にも「心」という神秘があって、宇宙と人間はつながっていると感じているんです。科学はそこをどう考えているんでしょう。 毛利:科学技術が進んだおかげで我々の本質が、細胞レベルあるいは原子レベルで見えてきた。地球に帰ってきて地上の空気を吸うと、宇宙船内と異なり、微生物が含まれていると感じる。そして、このような生命体とのかかわりが、生存のために重要で、生命と宇宙という発想が必要と感じている。 と、いった内容で始まっていました。 そうかぁ、宇宙と精神はつながっているのかぁ・・と目をつぶれば、「ああ宇宙の意志が伝わる」と感じた。皆さんにも経験がないだろうか? ところで、正月を迎えた。この準備の一週間には重大な意味があるのであるが、何だか浪費のようにも感じた。正月前ということで、庭や客間(座敷など)の清掃に正月飾り、仏壇や神棚の清掃、墓掃除、おせち料理に買い出し、年賀状、それと、私は氏神様の担当だから、神社掃除と飾りとで、大晦日と元旦は出動、さらに、僅かながらお歳暮といった仕事もあった。 我が家は、餅つきがない分、ゆとりがあった方であろう。 とにかく、このような仕事を、多くの皆様方が多分に一生懸命に打ち込んでおられたように思う。帰省ラッシュなど気の毒なことである。 さて、このような慣習(意味があるから続いているのであるが)に全く無関心で価値を認めない者がいることは、何の問題もない・・だろうか。いや、それは人それぞれで良いのであるが、身内にそのような者がいたら、どう思われるか? 夫の実家に帰るのがイヤな連れ合いとか、異なる宗教の家族員がいるとか・・とにかく、リーダシップが取れない状況の原因が身内にあるということである。 逆に言えば、相手の身内を買収(金銭とは限らない)できれば、勝利は転がり込んでくるのである。孫子の言うところの反間の計だ。 実は、これ、我が家のことである。正月が近づくが、総てを自分がせざるを得ないのであった。後の者は、誰も仕掛けていない計略にかかって、自分の使用している室内ひとつも掃除しないのである。・・こうゆう日本人であるから、採用したくない会社があるのだ。そうだ、そうだ! 昔々、源頼朝が弟である義経を攻め滅ぼすが、このような粛正は、事成るときに、よく見られる。外敵よりも身内の敵の方がやっかいであった訳だ。 ちょっと待ってよぉ。宇宙との意志はつながっていても、肉親とは繋がっていないのぉ? うーん、関係は無い話だが、おみくじは小吉だった。 ったく、何を言いたいのだ・・・・正月から!
2010.01.01
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クリスマス万歳 今年もクリスマスイブが終わりつつある。 だいたい、クリスマスなんぞは、何にもならない。と、思われるであろうか? それは、正しくもあり、正しくないことでもあると思うのである。で、今日は正しい方の話を、語る資格が疑問の私がするのである。 キリスト教は、ガリレイ以前から正しさが疑われたし、明らかに科学的でないところがあったのである。では、何の意味もないか? そのように簡単な話であれば、宗教戦争など、この21世紀まで起こらないのである。どうやら人間には、宗教が必要であり、それがないと何をしでかすか分からないのである。精神の安定とかに問題を起こすのだ。 そこで何を処方すれば良いか? 長い歴史を生き延びているイスラム教(キリスト教より長くないが)に、キリスト教(カソリックが長い)、やや勢いが弱いが仏教(一番長い)が効くようである・・となると、非科学的な部分など微少となるわけである。 何しろ、ユーラシア大陸にアフリカ大陸は島国ではないのだから、常に争いが絶えない。あれは宗教があるからアルのではなく、人間の習性らしいのだ。人間の本性の中に組み込まれていて、ほとんど本能に近い。相手を、やっつける(打ち負かす)と快感なのである。悪魔的な部分をも人間であるというのが悟りの一部分(大部分のこと)ですらあるのだ。 何を今更、分かり切ったことをぬかすか・・とお思いかと思う。 まあ、今日は、耶蘇教ではなくとも、クリストマスに参加しよう。良さがあるから信者が多いのであるし、日本など宣教師に救われてきたことも事実だろうから。 天にまします我らの神よ、今日も無事に過ごせまして、ありがとうございます。 私や、我らの願いなど、主は、すべてご存じの通りでございます。それゆえに、地上にも天の国のような世界が訪れております。もし、そう見えない者がいるとすれば、信仰が誤っているからでございます。誤りを直すように努力しますので、お導きをお願いいたします。 すべて主の御心のままに。アーメン。 ガーデニングにチェンソーは、どうなったか?・・あ-、それも、ありましたねえ。
2009.12.24
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就職難にして かって、私は、職を求めた。だが、会社等との面接まで進んだのは一件のみで、それも含めて、すべて不合格となった。何だ、仕事っぷりも、人物も見ないのか・・と思ったことであった。 しかし、雇用主から見れば、そのようなものには興味がないのであろう。それは、ものの考え方とか、趣味とかではなく、ソウしなければ、会社がやっていけないと感じられているのである。そして、それは、当たっているのである。我々は、ある施設等に入る。すると受付の老人が”いらっしゃいませ”と言うのが良い感じがするであろうか? 多くの仕事は、若さを求めているのである。企業のイメージガール(男もいるのだが)は、やはり若い方が集客力があるという事実もあることだろう。どの会社も景気は悪いのであるから、求人は死活問題なのだ。 で、あるから、選択肢は、たった一つである。自営しかないのである。だが、この経験のない自営なるものは、非常に難しいに違いない。パートナーには、なるほど老人ではなく、若者が欲しいようにも思うのだ! 自営の最小のものが自給自足である。幸いにも、わずかな農地があった。私は、まだ良い。本当に苦しくなったら、死にもの狂いで努力をする余地があるのだから。 ここで論じていることは、実は、私のことではない。我が国(米国などでも同じか・・)の新卒者の就職難のことである。 かって、私とで新卒者であった。(そら、そうだ!)だが、会社側は言うのだ。 君は、いい人とは思うが(思っていないのだ)、わが社は、アジアでの求人と展開とで経営をするしかなく、仕方がないのだ。・・いつかブログに書いたことであるが、もののけ姫のアニメの制作では、日本人以上に外国人を起用したとか。 その理由は、コスト(給与)と仕事っぷりであったという。 さらに県のある高校の就職担当職員が、自費で手みやげを持って企業を訪問し、採用予定の状況を尋ねられたとか。 すると、企業の担当者はキッパリと”日本人は予定にありません”と答えられという。これが平成15年ぐらいである。 うーん、その昔、敗戦から立ち上がった勤勉さの話など、だれも耳を貸さなくなったと嘆く人がいたが、嘆きの通りになったのだ。日本人(雇用者の)が日本人(採用者)を信用できないのだ。 そして、さらに親(日本人の)が子(日本人の)を信用できないのだ。老人は、子を頼ることなく老人施設に向かう。 多くの方が言う・・コレは政治や学校が悪いのだと。で、これが本当だとすれば、各人は解決する策が無いということである。 老人が、子や若者に説教をすることは受け入れられないのであるから、老人は自衛策を講じる。ソウするしかないからである。つまり施設に投資(入居)をする。それは高額であるから両方(施設と子の)に分けることができないのは仕方がないのである。 分かったか?息子と娘よ!・・我が家の話であった。
2009.12.17
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中古品や娘などの誤算 どうも天気が悪くて、農地開拓が進まない。また、暦を無視した農作は、葉野菜の発芽失敗をした。 畑1:夏に竹切りをした畑0.5反で現在は春待ち。畑2:庭先の0.2反(60坪)で発芽失敗。畑3:チェンソー作業を始めた1反強で天気待ち。 写真は、12月に畑2から収穫したサツマイモである。味は、今いちで、雨で、ひび割れが生じやすいことが分かった。というわけで一番の収穫は暖房用の薪となる・・林業のようだが。 さて、このブログ訪問者の好ましい影響で電気遊びというか、大昔の音楽再生(ステレオ)を再開したが、思わぬ誤算があった。参考にされる方は、そうされていただきたい。1 捨ててあったアンプを拾った。ゴミだったのだ。使ってみた ら最初は良かった。1時間ほどで、ガリガリのノイズが発生! やはり・・これは、車などでも、よくあることである。ボリュウムを疑って接点磨きを試みたが、どうしても止まらず、遂に片側のスピーカー(安物で心配無用)を壊した! しかも、もう片側にもノイズは漏れてくるし、入力を切り替えても漏れてくるのだった。これは、アンプの初段あたりの電源線を切るしかないと思ってボンヤリ基板を眺めていたら、カラーコードの消えかかっている抵抗を発見。調べると、直流の流れているトランジスタの負荷抵抗だった。交換したら、無事にノイズが止まった。・・このような機材では、辺境やら、戦争やら、宇宙には持って行けないであろう。2 オークションの品は賭だ。というよりは、ダメだから売って いるのである。(もう、数万円も買ってしまったのだが) 元、といっても35年も前に片側5万円台のスピーカーをペ ア2500円で買った。送料は倍ぐらいしたが。音を出してみると30Cmスピーカーにしては分解能が悪い。コントラバスがエレキベースのようで、しかも低音の迫力無し。分解がボルト4本というのは良い。エッジが非常に堅い。あれ?これ、密閉箱式の空気バネ(エアーサス)にしては、振幅が取れないではないかいな! 劣化か、前のユーザーがエッジに手を加えたのだと判定。エッジの工作をする予定となった。何、エッジ塗装剤を除去するなどである。このようにならないためには、メーカー製のミニコンポが良いなあ。なお、良いメーカーでないものは、すぐ使えなくなるし、欠陥やら、使いにくいものが多い。3 新品みのむしクリップの不良 これは1本が200円以上したから、安物ではなかったの だが何と、かしめかたが強すぎたらしく線の内部で断線!輸入品は検査して使うべし-普通に売ってあるものがこうだ4 これはオークションの品。片側不良のホーンスピーカーで 約1.5万円。1kHzを入力したら両方共に合格!だが、ぬか喜びはしない。一応、鳴っただけかもしれないので。このホーンのカットオフは350Hzなので、600Hzから使う予定であるが位相の問題で厚みのあるボックスでないと、そちらの歪みが出よう。教訓:音楽は、タダのラジカセと創造力で聞いた方がよろしい。どのみち、原音再生など、できないのだ。5 今日の教訓 若い娘やイケメンとすれ違うと、これは、美しい! だがね、うちで娘と住んでみると魅力無し! 故郷や、異性や、農業にスピーカーなどは、 遠きにありて思ふもの・・だ!
2009.12.10
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半日村の畑 何やらかやらで、忙しい毎日である。この1週間で畑に行ったのは2日だけであった。この二番目の畑は約1反であるが、何しろ老朽化した樹木(梅、プラム、桃など)が問題である。放置した果樹は高くなって収穫が困難なだけでなく、実をつけない。 タダでさえ老木で実を付けないのが、より一層、サボるのだ。従って、芯止めというか、高い所を切るのである。ということは、高所でのチェンソー作業となるので用心が必要だ。 また、ただ切れば良いというのでもない。薪にするために長さを50センチぐらいに切り刻むのだから、時間がかかるのだ。 ところで久しぶりに畑を、よく見たら何と3割ぐらいが周囲の住宅の建て替えて背が高くなっていて、日陰ではないか! これは、もう半日村のような畑で陰生植物しか育つまい。よって、5~6本ぐらいの梅を伐採することに決めた。金にはならないが、切るしかない。・・・ 樹木の間は何メートルもあるが、放置畑では枝が伸びきっていて、からみ、切っても落下して来ない。また、一部は住宅の皆様に迷惑までかけていた。切れという命令であろう。これは、1月までかかるだろう。 さて、 ホーン・スピーカーをオークションで何個か落札し、ヨシ、スピーカーを組むぞと思ってデバイダー(ネットワーク)も落札した。が、しかし、そのネットワークを見て驚いた。 何?このコイルは4.5mH・・800Hz8Ωでクロスさせる場合の理論値は、3mHとかで、明らかに大きすぎる。 つまり、このネットワークは、前の製品スピーカーの特性に合わせて設計してあるのだ。 チッ、やはりクロスするあたりのスピーカー・インピーダンス測定が不可欠か。 2つのミリボルト計、オッシロ、発信器(みな中古品)にL/Cメータなどを準備した。うーん、必要なのは時間だ。こちらも1月まではかかろう。・・いや、申し訳ない。興味のない人にはツマラナイ話題でありました。 言いたかったのは老人になってしまって、貧乏で、金にならない畑があって、しかも家事全部をしていると、人生、暗くなります。そこに、ささやかな楽しみを加えたわけですよ。中古で。これ、すべて”きままに電気工作さんと、格安戦隊直すんジャーさん”の訪問のお陰です。ありがとうございます。最後に、 前にも書いたかもしれませんが、最近、ニュースになっている米軍基地移設のことについて意見を書きます。そんなもの、興味ないと言われそうですが。 沖縄に行ってみると、われわれ黄色人種と異なる方々と、けっこう出会います。基地関連の仕事などの関係者や子孫でしょう。で、県民感情とかいろいろの問題があるのでしょうが、基地移動で、多くの人々が困るようにだけは、なって欲しくないと思います。 また、軍隊を持たない我が国は、米国との同盟しかないわけですので、急な変化を国民が歓迎しているとも思えません。・・何しろ、隣国は航空母艦まで作っているとかで、困ったものです。 文明の発展というか、経済の発展は、あまり良くないですねえ。
2009.12.04
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制度疲労の国? まず、畑の話題だ。 重い腰をあげたのが、1反ぐらいの古畑だ。総ての果樹が老化している。梅の木、プラムの木、桃の木、柿の木、ハッサクなどである。この内、梅とプラムは実が少ない。剪定しないと、そうなる上に老木だ。剪定はチェンソーとノコを使う。機械だからチョイとできる、などということは無い。 梅の木は数本あるが、一本目を剪定することなくガス欠となった。 明日は、燃料とチェンソー・オイルとを持って再開しよう。服も靴もノコクズまみれとなるし、高所は安全第一でやるので、数週間を要するだろう。何しろ、剪定の時期は、ここ1ヶ月の活動休止期に、やるしかないのである。細かく切って燃料となるようにするのであるから、けっこう面倒であるし、最近は寒い。天気も悪いので、自分にムチ打ってやるだけである。 収穫は薪だけだ。薪ストーブは使い始めたところだが、毎日の灰出しなど石油や電気に比べると手間がかかることである。 さて、 最近、中学生が、友達をいじめ殺したニュースがされていて、学校は”いじめ調査”は行っていたという。だが、だれも真剣には記入してなかったとか。無記名でもあり。 だが、私が思うには、その証言も正しくはない。正しくは、択一式になっている項目に適切なものが無いのだ。何故、択一式かといえば、それはエクセルなどの表集計で迅速に集計できるからである。この集計は、何と、中央まで届き、高速に日本全国の状況が把握できるのである。当然、パスワードやら何やらで情報の漏れが防がれている。だが、しかし、調査書を記入している者自体が、テキトーに書いているのだ。 ”いじめを見たことがある”に○印をつけると、備考欄に文書記入があるし、後で、呼び出されて面談になる。その時に不確実なことを言ったりすると、さらに面倒になるし・・ええい”無し”に○印となるのである。とはいえ、つい”いじめの話は聞いたことがある”ぐらいに○を付けたりするとエクセルの賢さが発揮されて、縦横の集計が合わなくなるので、集計担当者は、解釈を加えてファイルを完成するのである。無記名であったりするので、誰に聞いて良いかも分からなかったりするわけだ。・・こうのようにして大集計された調査結果は、何を捕らえているかは分からないのだ! いじめに限った話ではない。例えば、労働時間の調査も、そうである。”あなたは、前週に何時間働きましたか?”と、尋ねてあるとしよう。人によっては、お茶を飲んでいる時間を加える人もいるし、大抵、就業時間で答える。だが、実際には、家庭に持ち帰って仕事をする。それで、時々、USBメモリーを紛失したり、ネットに漏洩したりするのである。 そして平均就労の時間の項目ともなると、臨時の人を加えるべきかとか、工場の稼働が半日だったりするなどの各種の例外が生じる。すると、ここでも賢い集計ソフトが、その誤りを指摘する。そこで、データ-入力担当者は、ああ、お茶の時間は差し引くかなどの操作を適当にすることで集計ソフトから合格点をもらうのである。 何年か前から数値目標なるものが言い出され、官庁も努力目標が数値化したと思われる。年金は、個人と雇用主とが半々で積み立て~相互扶助されるのだが、雇用主(事業者)が払えないとなると、完納率が悪くなる。そこで、目標数値になるように数々の補正が成されたと思う。その補正は、数年の内には回復するようにしていたのだが、担当者が退職したりとかで、最後には、何が何だか分からなくなる。・・これは想像であるのだが、おおよそ、そのようなものだろう。で、これらの一大集計は、多分、立身出世前ぐらいの若手が深夜までかかって行っている。信頼を回復するための努力だ!しかも彼には、残業を減す数値目標もあるのだから、彼は、数字上は残業が少ない。 最近は、うつなどの半病気が増加している。どの職業であるかといえば、医師が、そうだというのだ。大抵は、薬を飲みながら患者を看ておられるという。・・日本は制度疲労だ、どうしたものだろうか。
2009.11.26
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農地確保について 私は、先週、無責任な話をしてしまいました。それは、農地を貸す所は、けっこうあると思っていたからです。だが、実際は、希望者が多くて”無し”ということを教えてもらいました。いやはや、申し訳ありませんでした。 ・・確か、現在の農家(熊本県の)は、多分に借財をして、苗や温室や農機具を仕入れている状況です。本当に嘘みたいな話が語られていましたよ。先週の日曜日の七五三での神社担当者で話したことですから。 収穫しないミカンとか、自由に持って行って良いミカンの話もあっていました。今や、蜜柑も品種が大事で、デコポンの新種などでないと売れないという訳です。で、1000本の苗代が約900万円とかになるそうです。 また、何年か前までと言うか、数年前までは農家の跡継ぎは結婚相手が、おらずの状態だったのですが。女性の方は、次男が好きとまで言われたことです。 不景気で変わったのでしたか・・・。世間知らずでしたねえ。しかし、現実には、遊んでいる農地や空き地は多いのです。ということは、何か事情があるということでしょうか。借金の抵当に入っているとか・・。 実は、このブロブもアフリエイト研究でも、という側面がありました(研究なしで現在に至る)が、まず、他のブロブも含めて、副収入にはなっていません。多分、普通のことをやっていてもダメでしょう。普通でないという事は、違法とかの臭いがしますよね。 ですから、やはり、うまい話には気をつけるべきです。返って事態を深刻にしかねません。 ここで再び農業の話に戻しますが、今、蜜柑などの収穫はアルバイトを使っていると思います。そして農家の悩みは、そのアルバイターの質が問題にされているかと思います。質と言ったって、農業は苦しいですから、経験の無い方は仕事ができないのも当然なのですが。まあ、この方法で農家の方と親しくなれば、少しぐらいの土地を借るのは可能と思います。・・今、困っている方には何の助けにもならない話なのですが。 熊本県の○○川の堤防内を耕して畑にしている方がいます。ダムができたので、それが可能になったのでしょうが。あれは違反と思うのですが、やる方はやっています・・・。何だか、正直者は、損のような世の中だ、と思うのは私一人でしょうか。 お手伝いはできませんが、努力を続けていれば、きっと小さな土地なら、借り出せるかと思いますよ。 今回は、興味ない方や困ってない方には分からない話でした。
2009.11.19
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~フラワーハウス用棚受(ミニ)~フラワーハウスL字棚受(小春ミニ)「ビニールハウス、ビニール温室、温室」 進化の仕組みは? 貧弱な温室は、写真の通りである。まあ、遊びですわ。ところで”かんた9・・”さんは、農業に興味があられるとか。役所に聞けば、もしかしたらガーデニング用の場所を教えてくれるかもしれません。 先日、私の所に、ある知り合いの方が農地を貸して欲しいという打診があったのですが私はキッパリと、お断りをしました。それは私が年だからです。今の法律では地主よりも耕作者の権利を守りますので、以前、返してもらうときに苦労(金銭的な)がありました。ただ、最近は、法が変わって来つつありますので、借りやすくなっているはずでもあります。いずれにしろ、役所に問い合わせてみる価値はあるかと思います。ついでに言いますと、貸した土地が畑から雑種地などになったりしますと、固定資産税と相続税とが大変な金額になります・・・このような理由で、貸せない人が多いのです。法律の適正化で、だれでも農業ができるようになるべきです。が、農業収入は低いのです。この間ブロッコリーが35円で、ナスも一本10円台で売ってありました・・。 家庭で、ちょいと食べるぐらいならベランダに大型プランター、そして、山の腐葉土ぐらいでも楽しめます。ただ、土に、苗まで買うとなると、もう店で買ったが早いほどの金額だったりしますので実験ならプランタなどは段ボールを使うといいでしょう。 ガーデニングの話は、近日中に出すことにして、さて、、 夢の話でしたが、つい、他のブロブ(お気に入りタブの中の”この犬11/11”)に書いてしまいました。・・その程度の頭脳でして・・で、10/15あたりの話に接続しようと思いますが、またもや他のブロブ(お気に入りの”アンチエ10/21”)と混線しています。・・どうも直線的にしか書けない人で・・。混線の続きだもので、何やら訳が分からないかもしれません。 昔々、生物の進化というのを習って、しかも、エイトマンあたりでミュータントの話などを見て思ったことである。猿は、いつか人間になるのかと。だが、先生が言った。いや、猿と人の祖先が一緒であって、猿が人になるとは言っていないと。 また、その進化には千万年もの時間が必要であるということで煙に巻かれてしまったのだった。 だが、進化はウイルスや細菌で、けっこう頻繁にあっているから、新型インフルエンザとか耐性菌とかが発生するのだ。問題は、どうやって耐性を獲得しているかである。新型インフルエンザの場合、豚から人へ感染し、やがて人から人へ感染を広げた。推論できることは他の生物の仕組みをコピーして使っているということである! サナダムシという寄生虫の皮膚は人の小腸のシステムにそっくり、とは、寄生虫研究者の藤田紘一郎先生の話である。すると、サナダ君は、どうやってその仕組みを合成したのであろう? コピーしたのに違いないのである。そのあたりは、まだ解明されていないが、ウイルス等の関与があるであろう。つまり、人の機密は、常に他の生物に持ち出されているということだ! 進化の仕組みの内の少なくとも一つは、そういうことであろう。逆に言えば、総ての生命と共に、人も進化をするといえよう。・・こ、これは、毒にも薬にもなる話ではないか。 つまり、古人の言い伝え通りで創造主は、毒の横に薬を置かれたのである。そういう契約のもとに自分たちが存在していたとは知らなかった。
2009.11.12
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異色短編集 全6巻 藤子不二雄/作 すべて夢かもしれない今 私は、わずか1980円の小型温室を買った。さらに、布団干しの壊れたものを利用して、もう一つ温室を作ることにしている。とても貧弱であるが、暴風雨対策だけでもしっかりする予定である。 次回に、その写真を出すことにするが、容積が小さくて保温効果は期待できないだろう。ラジオによれば、江戸時代でも炭火で暖かくして促成栽培をしたというが、私はしない。 さて、ガーデニングとは何の関係もない話に移ろう。 昔々、荘子は、胡蝶の夢を見た。はたして、蝶が人の夢を見ているのか、あるいは人間の自分が蝶の夢を見ているのかが分からないという話である。そして、先日、新聞の人生案内の欄に”同じ夢を繰り返し見る”という相談が掲載された。それを受けた精神科医の野村総一郎先生は、実は、自分もそうだという。そして、先生はその夢の中で”これは夢だ”と気づいて意識的に目を覚ますとか。これに近い話として、藤子不二雄さんの短編に”どことなく、何となく”がある。(中央公論社、カンビュセスのクジから)・・この結末は、疑えば無になるということにしてある。意識があれば、空間がアルという、まるで、重力場があるから空間があるという宇宙論のような話でもある。 実は、私も2回ぐらい夢であることに気づいた夢がある。さらに目覚めてから、続きまで見た。起きてから、驚いたのだが、幸せであった。幸福な夢であったからである。 だが、もし、目覚めなければ、あちらの世界にいってしまうのではないかとも思うのであるが、同時に、んな馬鹿な!と思い返すのだ。皆さん方にも、このような経験が、おありであろう。 ”そんな馬鹿な”とか、疑った時点で、その空間は消えるのである。ピーターパンは空を飛ぶ・・それを見た人は、それを疑わないから、彼は、毎回、空を飛べるのである。彼の国ネバーランドは子どもの心の中にあるからだろうが。 2×××年、我々人類は、遂に意志を持ったコンピュータの開発に成功した!!・・それは、プログラムされたように計算して意志を表明するのではない。プログラムされたようにして自己保存を願うのではないのだから、自殺だってしてしまうのである。それは膨大な行動パターンを乱数で指定するようなものではなくて、生きていくことに矛盾でも感じて死を選ぶのである。だが、夢まで見るかどうかは分からない。その点、我が家の犬は、夢(音とか臭いだろうか)を見るらしい。・・・聞いても答えないので、ハッキリとはしないのであるが。 脳の活動には、夢は必要となっているらしい。それは、多分にノイズである。食べる夢を見るし、トイレにも行く、夢の中で夢を見ることもあるし、夢の中で目覚めた夢だって見るのである。コンピュータに意識を持たせるプログラムを書けば、そんな夢が自動発生し、おお夢だったか、などを機械が思うのだろうか? 昔々、真空管でステレオアンプを作ると悩まされたのが各種のノイズである。その信号は乱数的であり、出る時刻のインターバルはポアッソン乱数に近いと思われた。また、電磁波を拾って音を出したりもした。後者の場合は、真空管にシールドケースをかぶせたりもした。我々は、信号(ソース)も入れてないのに音を出すアンプと呼んだものである。真空管は夢を見るなあ。いや、トランジスタも同じだ。ボリュームを大きくすると聞こえる、あの”しゅー”という音だ。アナログ機器は人間的だ。 高増幅率のアンプは、持ち主が入力していない音を奏でる。それは、もしかしたら高速電子が電子管の材料を分解していることに起因しているのかもしれない。アンプの設計者は、原子や分子まで設計したわけではないのだから不思議がるのだが、矛盾は無いのである。 話が、少しズレたというか、2つになってしまった。夢の生成原因と、夢の世界は本当に夢か、の問題である。
2009.11.05
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遠くの畑に電源いらずのお手軽な耕耘機!!『家庭用耕耘機リトルファーマー』 自己実現は善か まずは、JOY2005さんに感謝。http://plaza.rakuten.co.jp/kagutaro/ あなたのおかげで、私もオッシロとRC発信器を買いました。 何、オークションで初心者用です。また、キットで、ポケットL/Cメーターも注文しました。で、ホーンスピーカ-やらも買ってしまいました。ガーデニングが電気工作に毒されて、困ったものですが、まあ、恋に落ちたようなものですね。老人に。 さて、人間、どうあがいたところで創造主の手の内でのこと。 どんなに暴れても、地上の表面のことであり、宇宙規模でみれば、蚊が刺したほどもないことで。 が、しかし、この星に1000万種もの生物を生まれさせたのも宇宙では希なのかもしれなかったりして・・・。 昔々、ずいぶん若かったころに友達と論議をした。自転車の並進をしながら。「人は何のために生きているのかねえ?」『楽しむためだろう』「まさか、でも、それ以外には考えつかないねえ」『そうき決まっているさ』「何だか、つまらんことになったものだねえ」『いいじゃないか、おまえ、あの子好きか?』 たちまち、話題は変えられていしまった。50年前のことだ。 それから50年後、つまり今である。あの問題の答えは、やはり、アレであろう。何しろ、悪を倒す役目も与えられていないし・・人類の幸福の追求といったって、やがて100億人にもなったってねえ。自己実現というのは分かる。自分の最大パフォーマンスを発揮して、自己満足と共に他を圧倒するのであるから。 だが、人間実現となると、多分、目標文明への到達ということになろうか。では、その目標とは何か? まさか、全人類が幸福になること?全員が金メダルとかで? そういう物語を書いてみたら、売れないだろうなあ。やっぱり困難中の困難を克服して栄光にたどり着くような話でないと、つまらないのではなかろうか? なんという、わがまま!それが我々だって? 一番下の写真は、本文とは何の関係もない庭先の畑だ。耕耘機によって植えられるのを待っているのだ。いや、畑がではなく、虫たちが。彼らに聞けば言うだろう。”何のためって? 食べて、生むために決まっておろうが。そんなことか、疑問とは!」 そ、そういう設計だったの?・・私も?
2009.10.29
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予定された文明の進歩 文明の発展は、多くの人々の生命を保障してきた。安心して暮らせるようになったのである。だが、そのようなものは創造主の意図とは、かけ離れていたのである。 それを言って、どうするのだ? 皆さん方は、そういうことは知らない方が良いと考えられるだろうか?・・そうだ。対策もなくて無駄だと、おっしゃるならば、それは誤りです。 今もあるのかもしれないが、昔の岩波の科学という月刊誌に”危機の予兆は、どの科学者も語る必要がある”という巻頭言が掲載されていました。そうしなければ、将来、どの科学者も責任を問われるというわけです。そして、その責任とは、地球温暖化を元に戻すようなことやら、薬無しでも生き抜ける生命力のであるのですから、もう取りようもないのです。 ということは、人が滅び去るかもしれないのを承知の上で文明に浸りましょうということであります。 物事を、ひねくれて考えれば、秀才天才が文明を作り、そのことによって創造主の意図から外れ、破滅に至ろうとしているということです。つまり、ノーベル賞を取ったような偉人が、人類破滅に貢献しているとなるのです。・・・ 人はアホが良いのだ。アホだから、明日のことは明日しか、しないので、生存しない人が出る。だが、人口爆発もなく、生命としては持続するのである。それを自然生命は、全部、やっているのである。 文明も無為自然も、どちらもイヤであるとすれば、江戸時代ぐらいが、ちょうど良いのかもしれない。少なくとも、化石燃料などは使わないので、地球温暖化などは起きなかっただろう。 だが、もしかして創造主は、この人間どもの行いを見透かしていた可能性もあるのだ。 そうなると、我々の滅亡も創造主の想定内にすぎないことになる。我々は、文明を発展させ、滅亡してしまうようにプログラムされている存在なのだ。 来るところまで来てしまって、もう、後戻りはできないことでしょうから、運命は決まっているのでしょう。人口爆発と、文明の進歩の爆発とで、時間の2乗に比例するような速度で、副作用が現れてくるのを見ることになるでしょう。見たくないのですが。 えらく希望のない話のままで今日は終了します。
2009.10.22
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創造主の手の内 私は、いや人(自分)は、何故、何のために存在しているのかは知らないことである。知っているものがいるとすれば、それは創造主であるのだが、はたして両親は創造主だろうか? 例えば、虫の親は何かを考えて子孫を残すのであろうか。そうではあるまい。虫も含め、すべての生物は、食べて、子孫を残して死ぬということに全力をあげているのだ。 昔々は、森にクマゼミが落ちている事は、まず、無かった。弱ればカマキリなどの天敵の餌食になったのであろう。ところが、今は、天敵が減ったためか、セミは寿命が尽きて、落ちているのを見る。無傷でも1週間程度で寿命らしく、死んでいるのである。子孫を残せば、もう、することがないのだ。 死の直前は動きが悪いが、苦しそうには見えないので、人が下等と決めても良いが、人よりは罪が無いのではないかと思ったりもする。 この場合の寿命というのは、創造主の設計による。へえ-と思うが、何のことはない。人の胎盤という臓器にも寿命があって、出産の週ぐらいで衰えてしまう。そういう設計なのだ。 というわけで、創造主は両親ではないようだ。では、誰か? 中国ゆかりではあるが、それは天だという・・・。 天とは、自然ということに近い。ただ、自然と言ってしまうと、何の意志もないようで無為自然と使ったりもする。だが、無為自然(放任、放置)で、物質が原子核を形成し、電子が周囲を取り巻き、そして、アミノ酸を合成するというのは信じがたい。話をもっと身近にしよう。新型インフルエンザも創造主は天である。彼は人間の細胞質に接着しやすいように変異して生まれてくる・・無為自然にである。変異前の親さんが人の細胞を研究したらしいのであるが、それはガリ勉とかではなく、生物世界の設計がそのようになっていると考えるしかない。彼も我も、何故、何のために存在しているのかは知らないのである。そして天の命ずるところは”食べて、子孫を残して死ね”という単純さである。 どうやら、すべての生命は関連していて、それは人のためにあるのではなく、創造主(設計者)の意図によって歴史を刻んでいっているのである。これは実験なのか、あるいは、設計者の予定している結果に向かっている過程なのか。どっちにしろ、ある到着点に向かっているのであろう。そして、人の営みは、設計者の意図に合致しているのか、あるいは逆らっているのか。皆さん方は、どちらと思われるだろう? これは、逆らっているのである。どうしてかと言えば、本来の生物は、生物自体が自身の身体内に免疫なり何なりを作りだして進化していくように設計されていると思うからである。しかし、人間は、知能によってワクチンとか抗ウイルス薬を作り出しているために、人間は進化を止め、旧式のままであるからだ。このことが当たっているのであれば、人類の到達点は予測がつくことになる。 結構、恐ろしい話になってしまった。こういう結論を予想して書き始まったのではなかったのだが。・・できれば、天は、どういうつもりで生物界を始めたのかを教えて欲しい。
2009.10.15
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シャキシャキ新食感♪大玉太秋柿今年も登場!(KI) もう一つの畑での出来事 このブロブの本来は、畑の話であった。その後はどうなったかといえば、じつは、あまり変化無し。が、もう一つの畑に変化があった。この畑は約1反で、放置されること約15年である。(もしかしたら20年) よって、竹は少なかったが雑草の山にして、柿や梅など、すべて老木化している。その柿を昨年、ちぎって試食し、もう収穫は止めた。果物の価値がないほど無味であったからである。 今年も当然、期待していなかったので、手入れもしていなかったのだが、けっこう食べられることが分かり、少し収穫をした。さらに、雑草に混ざって野生化したカブのような菜っ葉も持ち帰って味噌汁で食べた。 それからササゲ(アズキより煮くずれしないので赤飯に使う人もいる)が熟れたので、これは、おしるこ(ぜんざい)にし、さらに、シソに実がついていたので、これも穂ごとちぎってレタスにかけて食べた。レタスは買ったものだから、これは殺虫剤がしっかりしてあるだろうが、他のものは無肥料に無殺虫剤で、偶然にか虫害が少なく、何かしら感動的だった。 ただ、殺虫剤が必ずしも悪いかどうかは何ともいえない。昔のDDTあたりは塩素化合物であったが、最近のものはリン酸化合物が多い。昆虫にとっては神経毒で窒息死させるわけだ。これを人が長年にわたって摂取した場合、どうなるかは素人では何とも言えないことだ。 植木屋さんが言っていたことだが「サザンカに茶毒蛾がつくが、サザンカが元気だと、その幼虫を寄せ付けないような成分を作る」という。とすると、野生化した菜っ葉には、多少は毒があるのかもしれないのだ。甘柿だって、青い内は害虫や鳥を寄せ付けないために渋い。梅など青酸を含む。 ただ、我々の祖先は100万年前の誕生以来、そういう野生を食べてきたのであるからトリカブトやら麻薬やらを含んだ植物を食べなければ死ぬことは希であろう。 私は放置されていた畑を切り払ったので、果樹か茶のような木を植えようと考えていた。すると親戚の者が”太秋柿”が流行という。ああ、あの袋までかけているアレか・・手入れとかが大変なものは、面倒というか、生命力が弱いような疑いを持っている。 ”殺虫剤”対”耐性害虫”は最低でも、将来のある時期に、耐性害虫(あるいは耐性病原菌)に軍配が上がる可能性があると言われている。この意味からも野生種に近い作物を食べることは悪きことではない。ただ、おいしさは負ける。 という訳で、庭の空き地とかでも良いので栽培をしましょうよ。・・返って高くつくこともあるわけですがね。
2009.10.08
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高周波用トランジスタという魔術 携帯ラジオは真空管の時代もあった。第二次大戦時に外国ではポータブルの無線通信機を使っているのが映画にある。ラジオはサブミニ管という小型真空管で組んであったし、電池は積層電池で最低でも22Vぐらいはあった。さらにヒータ-を加熱するためのA電池も必要だったのだ。トランジスタ(以下Tr)式の携帯ラジオは革ケースなどで保護されていて、1万円ほどした。これは若い人の給与なら1ヶ月分であった。この時期は真空管白黒TVの普及期(力道山の時代)で、こちらは6万円ぐらいだった。 小中学生としては、千円ぐらいでラジオを作ろうとした。このれだと、お年玉などで貯められたのだ。このTr1本のラジオはレフレックスという回路を採用していた。 http://bbradio.hp.infoseek.co.jp/tram14/tram14.html レフレックスは、一本のTrを2回使うという優れものであった。が、ナンセンスな面があった。 まず、Trは高周波用(200円ぐらい)と指定してあったが、低周波用Trや検波器の倍値段であった。そして、実際は低周波用Trでも使えたのだった! 次に、検波器が2本の倍電圧検波であったから最初からTr2本との価格差は無いようなものであった。さらに、大抵、再生という高周波(放送電波の周波数)の正帰還(フイードバック)をかけていたので回路がゴチャゴチャになってもいた。まあ、Tr1本でここまでできるという満足感は持てたのだ。・・・しかし、ベースの電位調整(バイアス抵抗で行う)を行わなかった自分は失敗の山をこしらえた。テスター(電圧・電流及び抵抗測定器)を一番に買え!と力説してあったら良かったのだが・・。読み取らなかった私がアホだったのだ。 こういった事って、今のPCにもあったりして!・・リナックス系統とウィンドウズのデュアルブートを同一ハードデスクではしない方が良い-とかですな。 ・・・なるほど。で、それが、ど-した?う・う、昔々の話ですがな。若い時にボーとしていると、コ-なると!
2009.10.01
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私の電気工作史 まず、私はオッシロスコープや発信器などの機器が非常に欲しかったのである。だが、それを買うくらいならステレオなどが買える。非常に高かったのである。従って、持っている測定器と言えば、テスター一丁!そのテスターすらも18歳まで持ってなかったのだから・・・大素人!それを本人が知らない。時に、昭和30年代の後半であった。 失敗を山ほどしまくった。真空管で作ったラジオやワイアレスマイクはうまく動作するが、トランジスタになると失敗の山だ。雑誌に掲載してある通りに作っても音の出ないラジオや発熱してトランジスタが壊れる現象が起きた。何しろ、ゲルマニュームでできていたトランジタは弱かったのだ。これは熊本で売ってある部品では仕方のないことと思い続けたことである。 この原因が分かったのは実に二十歳ぐらいであった。アホな技術者もどきだったのだ。答えは、トランジスタの特性にバラツキがひどく、名前は同じでも個性があったのだ。よって、雑誌の抵抗値のデーターなどは参考にしてコレクター(トランジスタの端子名)の電流を見ながらベース(同じくトランジスタの端子名)の電位を定めるように部品を決める必要があったのだ。これに比べると真空管は安定しているというか、おおらかな作りだったのだ。 そして、しばらくすると、もう真空管電圧計もFETに代わり、真空管もトランジスタもLPも消えてしまってデジタル時代になってしまった・・・。 わたしゃ、化石になった思いがしましたねえ。 昭和38年ぐらいでしたかねえ。パイオニヤが機関車の動輪を例に出してターンテ-ブル(レコ-ドプレヤ-の)の大きさをPRしていました。大きいことがいいことだったのです。団塊の世代における電子工作好き人は、1桁%と言われていました。今の自作パソコン派との違いは、抵抗やコンデンサ-の1本1本を買ってきて作っていました。 今やユニットで作り、ユニットで交換の時代・・これ、ユニット殺しとでも言うのでしょうか?分解不可能に限りなく近いわけです。使い捨て時代ですね。
2009.09.29
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かって見た電気の魅力 この1週間で、秋めいてきた。夕方が早くなり、風が涼しい。 刈払いは境界地まで完了し、後は薪となる伐採樹木や竹を運搬すれば一段落である。 この畑は、それほどの山地ではないが、通路が非常に狭い。収穫が多いものは大変なので、多分、栗とかブルーベリーとかなどを考えているが、水も運べないので、もっと考えなければならない。一方、家の下の小さな畑には苗を少しだけ植えた。写真はそれである。 さて、http://plaza.rakuten.co.jp/kagutaro/さんの”電気工作”や、http://plaza.rakuten.co.jp/repair045/diary/200909230000/#commentさんのパソコン修理は、すごいですねえ。 驚きましたよ。意欲が光っていて、昔のアップルなどの創生前夜を見る思いです。 私のこの日記は”畑づくり”がメインテーマなのですが、私にも若い時はあったのです。今回から数回は脱線して(前からしていましたが)アホな電気の人(私なのですが)をやります。 私は、それは古い昭和の51年ぐらいにNECのTK-80というマイコン・キットを組みました。しかし、それで、おしまい。 ハンドアッセンブルもインタフェースを利用もできないままだったのでした。さらに、若い時にやっていた電気工作もしなくなって、気づいたら老人になっていました。 皆さん、こうならないように注意しましょう。次回もこの続きを書かせていただきます。止めたってダメですからね。 それから別件ですが、このブロブのお気に入りの中に【この犬どういましょ】と【アンチエ-ジングの時代】のブロブを入れました。(リンクを貼り付けました)
2009.09.24
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イバラ姫 まず、写真はイバラ(野生のトゲ薔薇)です。これが偶然にも畑の入り口にも出口にも多かったのです。で、燃やさないと危なくて仕方がなく、時間を浪費しました。昔から危ないと思われたようでイバラ姫の物語などもできたのでしょう。何も関係のない話ですが、ペローはグリムより昔の人で”赤ずきん”なども書いています。 それがグリム童話にも収録されますとハッピーエンドに修正されています。グリムが行ったかどうかは知らないのですが。で、ペローのイバラ姫は、眠りの森の美女に続編を付けたようなもので、もしかしたら太宰治が”ろまん灯籠”を書く時に参考にした可能性もあります。 ペローのイバラ姫(出版本と多少異なる)などが無料で読めるところがインターネットの良い所です。 100年の眠りから覚めてイバラの城から出た姫は王子と結婚をしますが困ったことに王子の母は人食人種でした。姫は王子との間にオーロールとジュールという子どもができたのですが、王子の母は料理長を呼んであれらを食べると言い出したのでした。また、姫をも刺身で食べると言い出して、きかないのでした。料理長はこの命令に背くことはできません・・という話です。まあ、この王子は、そんな事情を持っていて求婚するなんてイケマセンねえ・・まだ読んだことのない方はネットで検索してみてみませんか。 さて、この4畝の刈払いに要した燃料は4リットルでした。後は、植えるだけですが果樹を予定しているために冬場すぎになるでしょう。そのことも、だんだんと日記にしようと思います。 ただ、このブロブは、ややマンネリ化してきましたので当分は週一回の木曜日ぐらいの更新とすることにしました。勝手な話で、申し訳ありません。また来週!
2009.09.17
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畑-9/16用 生物の絶滅例 開拓の話とは少し異なるが、ごくレベルの高くない生物の話題が思い出された。昔々の”子供の科学”という雑誌の中の話である。 生物は人間を含めて何十万もの遺伝子があるが、その中には有害な遺伝子もある。だが、それの作用は劣性で近親者との結婚でもしなければ無害である。よって遠くの人との結婚が良いわけである。 研究によると有害遺伝子が働くと、左右対称なはずのものが崩れるという。羽の長さが左右で違うなどのことである。西暦2000年ごろ岐阜県のウスバシロチョウを調べたら、場所によっては左右対称に崩れがあった(大きさが違う)ということで、それが本当に絶滅をまねくかどうかの結果が出た時期だということです。 生物数の減少→近親者との結婚→左右対称の崩れ(有害遺伝子増加)→生物数の減少→絶滅・・・と進むわけです。何だがデフレの図のようですが。 同種の生物でも、地域特有の食べ物などで遺伝子の差(個体差)が出ます。生物の多様性といわれるもので劣性遺伝子も、それぞれで位置が異なるわけです。つまり絶滅に至らない構造はこうだという主張です。 同一農場で栽培されたものだけを全員で食べると危ないのではないか・・・というわけで放置されている土地を再開拓してみましょうという提案でした。・・こじつけた苦しい言い訳でした。
2009.09.16
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薪燃料の試算と、ある不安 畑に生えていた竹は、熊本に多く見られる篠竹に近い種類である。乾燥させると、多分、500gぐらいであろう。だが1000本ぐらいありそうで、何と0.5トンにもなる。しっかり運べば、大変な燃料である。ただし、すぐ燃え尽きるので木材と混ぜて暖房用とする。 何しろ、大きな野焼きは禁止だし、ゴミの廃棄は有料であるから薪ストーブが一番である。だが、問題もある・・薪置き場だ。私のような田舎暮らしの人向きで、そうでない方には経済的でない場合もあり得ると思った。それはともかく、この薪の価値はストーブ2台分の燃料代ぐらいなので、だいたい灯油換算で30本(4万円弱)だ。何という低さだ・・そう思われた方が多いと思う。ネットで稼いだが早い・・・しかし、私は、そこに不安がある。 楽天ブログのアフィリエイトのページを見ていると不正の検索が始まっているのが見える・・・そうか、報酬を取る方法にも不正があるのかと、何かぞっとした。 このブログ訪問者数は、多い日で50ぐらいでしかない。私も増やす方法を聞いていないではない。だが、めんどうで、しない。それは、積算電力計をコントロールして電気を盗むような感じでイヤなのだ。 そして、多分であるが、そう遠くない日にITバブル崩壊とでも表現されるような事件が待っているような気がする。皆さん方は、そういう心配をしておられないのだろうか。
2009.09.15
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さわやかに早く効く虫さされ用薬です!「キンカン」 キンカンクールソフト(50mL)【第3類医薬品】 刈払い90% 使用していなかった畑、約4畝の刈払いが、だいたい終わった。写真は、その境界地あたりである。ただし、周辺が残っているし、伐採した笹などは山となっている。これを燃料化(たきぎ)したり、野焼きしたりすることになる。 ここ数日の内に2回の失敗があった。一つめは、毒虫に指の根をやられた。びりっとした痛さでイラ蛾の幼虫かと思ったが、どうやら小型の蜂だ。数カ所を上手に手袋の上から刺した。直るまで3日かかった。竹を握った瞬間だったので予測外であった。無念! 次は殺虫スプレーを火の中に落とした。数十秒後に気づき回収したが危ないところであった。中の液体が全部、気化していて、降っても音がなかったが、冷えたら元に戻った。冷や汗が出た。 とにかく、開拓の終了は見えてきたのだ。ツクツクホ-シと鳴くセミの声が聞こえる。あと少しするとズグズグホーシと鳴くようになる。秋が深まれば、そう鳴くことだ。 話は変わって、この畑のブロブを見ている方は、本格的なアフィリエイターの方が多い。驚いた。皆さん方は高度な技術者のようで美しい画面が多い。私など、場違いで、今日は、やや、元気なしだ。
2009.09.14
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どこか遠くへ行きたいが 入り口から遠い境界線へはなかなかたどり着かない。イバラや毒虫、竹密集などもあり刈払っても近づけない。 そして、入り口は確実に遠くなっていく。今日こそは、けりをつけるつもりだが行き着かない。もう5時が近くなり、不気味に思って、入り口で火を燃やして、奥をながめた。奥は東の方向と思っていたが、より南側で、しかも下へ傾いていることを発見した。上の写真では、遠い場所の右側にあたる。突然、農業を置いて旅行が思い起こされた。楽天などを使えば、けっこう安価で実現する。大阪と関東とヨーロッパに行きたい。若い時に住んだり行ったりしたからで、そこに行けば、あの頃の気分~若さの~に浸れて癒やしにもなろう。だが、10年前に大阪に行った時には、そうでもなかった。昔、住んだ場所も近くの学校も、少しくたびれていたが、そのままあった。だが、到着までの”あこがれ”は、蒸発でもしたのか、何も感じなかった。人々が違っているし、かといって昔の人々を訪ねるような余裕の者でもなかったからである。 ヨーロッパだと、さらに、そのままの景色が保存されていて、懐かしいのだろうが、多分に、思ったほどではないだろう。ユングフラウを見て、香しいココアを飲んだところで、何か居場所がないように思うのだ。これでは、いけない。良いホテル選びと、古風なレストランやカフェを検討し、現実逃避かもしてないが、昔に浸ってみるようにするべきだろう。畑をみつめつつ、ふと思ったことだ。
2009.09.13
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ヘルマン・ヘッセ全集(第9巻)畑を拓こう14 -夢叶って 平成21年9/12(土)雨。今日の天気では畑は休みだ。 三日後の15日のことだった。(過去形)・・私は大事な人と出会ったのだ。それもマーケットの中だった。が、こちらは農民服だ。しまったよなあ。とにかく大事なDさんとは、それ相応の挨拶をし、そそくさと分かれた。それから七日後に、夢叶って二人はお茶を飲んでいる。 いつ、どうやってここに来たかなどは、よく覚えていないし、場所もはっきりとはしないのだが、何しろ夢のような出来事が展開しているのだ。私にとって、人生も、愛することも、苦しむこともTさんを媒介としなければ意味を持たないほどの大事な人だったのだ。 もう老人となり、それぞれの家庭のある身の二人は何かを語り込んでいる。私には話したいことが山ほどある。だが、それは相手にとっては聞きたくない可能性もあることたから、やはり、普段の何気ない話をしている。私はお話をしながらも、じれったいのだ。・・語るべきことの序盤に時間がかかりすぎているからだ。 私は、次に語るべきイメージを描いて息を吸い込んで話す準備ができた。が、そこへコーヒーが運ばれて二人はだまる。そしてDさんが聞いた。「コーヒー好きですか?」・・どうでも良い話題であったが、これはけっこう話を盛り上げる。 私は心の中で尋ねる。『あの頃の話をいいですか?』「何の話で?」『ちょっと勇気を持って言いますとね・・』私は相手の顔色をのぞき込んで・・滑り止めの話にしようと切り替える。『ほら、前のクラス会の時のNさんたちのことですよ。あの人がいるからクラス会もできるのですからねえ』「本当です。私もお世話になってばかりで・・」滑り止めの話題はコ-ヒ-の話の上に盛り上がった。 イメージの中の会話は終わったが、どうしようか。・・私は、こうして会っていても目的の会話の周りをウロウロするばかりで、話が前に進まない。そしてどちらからか"ああ、もうこんな時間なのですね"と言う。そこで二人は、時間のたつ早さの話題を最後のテーマとしてお別れをするのである。 三日後に出会えて、さらに七日後にデイトをしても、そうなるのか、という二重のイメージトレーニングが昨日のマーケットの中で起きたことだった。 今日のような雨空は遠い昔との出会いが家の中でも起きる。どなたにも。
2009.09.12
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刃物・道具の専門店 ほんまもん 到達点、竹の有効利用考まず、写真は、ため息混じりに撮っている影である。妙なことに、進んでも進んでも畑の境界地点に到着しないのである。今日も3mぐらい進んだのに。これは、多分に焦りであろうから明日こそは畑の境界が明確になるだろう。本当は、今日、達するはずだったのだが。まあ、畑は広いほど良いか!切った竹は、ヤリ投げのようにして投げる。それは蛇のようみ身をくねらせながらが、伐採竹林の山に飛んでいく。しかし、100本も投げると肩が痛くなるので、指のスナップで飛ばしたり、竹の重心の後ろを持って上に投げると放物線状に飛ばせる。畑は30年も放置されたわけだが、この土地を制覇したのは竹であった。近くのミカンなど薬剤抜きでは存続すらできないのにである。この竹が食えたら、あるいは液体燃料になったら素晴らしいのであるが。そうそうパンダや牛などが食べるようには加工できるだろう。そして、彼らのゲップやオナラには二酸化炭素とともにメタン(気体燃料)が含まれている。これは消化管内細菌によってなされるわけであるが、工業化できれば相当に有益である。 しかし、製造コストが高すぎてはダメだし、やはり固形燃料しかないだろう。とすると、コンバインのような機械で竹を細切れにして袋詰めで売り、暖房用で使うしか思いつかない。だが、今更、家庭で固形燃料ストーブを使うだろうか?
2009.09.11
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メール便・定形外郵便可園芸には欠かせない♪ 【園芸用剪定ばさみ】【園芸・ガーデニング・ハサミ】畑の中の口論 畑の中で小さな樹木とキリギリスが口論をしていた。「秋になって気持ちが良いねえ。と言っても君には分かるまいね」『キリギリスさん、何をおっしゃる。私にも秋は分かりますよ』「でも君は、どんな気持ちなのかを表現できないじゃないか。我 々は夜通し音楽を奏でるし結婚もするんだぜ」『僕たちは、音楽や結婚など、面倒なものはいらないんですよ』「ただ立っているだけで、そんな人生はおもしろいのかい?」『ジタバタせず、風の音楽を聴き、花を開けば結婚もするのです』「風が音楽ねえ、それに恋愛もない結婚か。その点、我々は声 がかれるまで歌い、ときめくのだぜ。君らは風や虫まかせか」『焦ることなく待っていれば、いつかは良いことに巡り会うので すよ。寿命は長いですからねえ』「そうか、細く長く生きるのか。だが今年のように雨がないと動 けない君らは乾き死にしてしまうだろうよ。巡り会う前にね。」『ああ、それはそうですが、皆さんのように探し回っても苦労し、 いつも悩んでばかりいる生活が優れていますかねえ?』「その悩みこそが、生きているというものさ」『へえ-悩むために生きておられるのでしたか。趣味ですね』「あのねえ、苦難を乗り切るのが快感であり人生なんですよ」『ははあ、それで苦難を求めてジタバタしている訳ですな!』・・私は樹木になってみたい気もしたのだった。ちょい待った!昨日の異次元(届かない目的地)の話は、どうなったのだ? ああ今日は農業休業でした。明日にでも確かめますね。
2009.09.10
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シュトルム名作集(1) 縮まらない到達点 2009年9月9日(晴)午後1時、直射がきびしいので短時間で作業を終わろうと思った。しかし、もう先は見えているのだ。後ろを振り返ると畑の入り口が遠くに見える。ずいぶん刈払ったものである。あと少しだけと、切って、また振り返ると働いた分だけ入り口が遠くなるのが分かる。森からはモズの声も聞こえていて秋を知らせている。ところが、到達点までの距離は依然として変わらないのだ!畑の入り口は、刈り取った笹の葉の先で、ぼんやりとしたモヤに包まれている。・・また夢の世界に飛び込もうとしているのだろうか? 持ってきた水はぬるくなり、到達点である畑の境界は倒れた竹が密集しているのが見えるが、くわしく確かめることができない。空を見上げると、いつの間にか斜光である。ああ、もう5時ぐらいだろう。もうオシッコも何も考えずに火を消して帰る準備に移った。・・このようなことに記憶がある。そうか、NHKラジオの「心に響くドイツ文学」の中の話だ。シュドルムの”みずうみ”という話だ。何かぞっとして帰宅を急ぐと、待っていたケロベJ(犬)が、ワンと吠えた。私は無事に帰ったのだと思った。
2009.09.09
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最高級の刃物鋼青紙二号を使用した草刈り鎌 闘虎青紙二号片刃薄鎌 180mm 金星鎌 【キンボシ】 1524カマキリ虫の悲劇 今日の熊本は、うすぐもり。作業には適していたので、がんばる。といっても、けっこう楽しい。もう広くて火も燃やしやすく、刈払いと焼き払い完了までには1週間ぐらいであろう。 するとブログも終わり?・・いや、まだ作物が決まっていないし実は、もう一つの畑があるのだ。こちらの広さは今の3倍ある。放置期間は15年。貧乏、ひま無しだ。 刈払うと木や竹が山のようになる。なるべく燃料に持って帰りたいのだが、大半は燃す。すると、地獄を見る方々がいた。木や竹に住んでいた蟻さん達である。が、見ると炎の中にはいない!消えるのだ。・・・おお、やはり、ここは異次元の入り口だ。待て待て、そう結論するのは早い。この蟻のはい回っている古竹を火に入れてみよう。ここの王様にとっては蟻の人権など無いのであった。うーん、自分の正体をかいま見たなあ。 気の毒な蟻さん方は、ワープなどしていなかった。炎の上で全員が瞬時に気を失って落下していたのだ!何と言うことだ!こんな残酷なことに荷担してしまったのだ。その時、私の一つしかない首筋に何かが這(は)っている。危ない。臆病であったから私は反射的に払い落とした。それは緑色のカマキリの若者であった・・。そして彼は運が悪かった。そう運だ、これは。彼は炎の中に落ちたのだ。あ!しまった。どうしよう。その時に、例の立派な老人が現れて言ったのだ。あなたが振るい落としたのは、この金のカマキリですか?・・なこと、あるわけもなく。 帰ってから夕食の準備をする。本日、特売の”馬刺し”である。何とも罪深き者・・・そういう存在であったか。
2009.09.08
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MonotaRO ポリ日本一軍手フリー(L相当)1双単位 1双 異次元の開拓地から もう、伐採と刈り払いは50%に達した。多分、今の広さは2畝ぐらいだろうか。労働時間は多分、30時間と思う。この畑(放置されていた)までの所要時間は5分もない地点であるが、ここには別世界に来たようである。今、果たして本当に2009年であろうか・・・・とにかく、私が思い浮かべたことが展開される世界である。チェンソ-は30分で燃料が切れ、今日も薪ができた。もう日が傾いてきたので、火を消して帰ることにするか。そうだ、今日はオシッコをかけておこう。じょんじょろりん・・・あっ!軍手にかかりそうではないか!皆さん、こんな場合は止められますか?・・止められます。ただ、2秒後に再開ということで息も止めて、軍手を蹴飛ばします。しかし、少しかかったのではないか?・・すると、そこに立派な老人が立っていて「あなたが濡らしたのは、この金の軍手ですか?」という。『う』、この場面は知っているぞ。昔、道徳で習ったことだ。ここは上手な対応で『いいえ』と言えば、金銀の軍手は私のものになるのだ・・・だが、こんなことを知っているのは私が、だれかに聞いたからなのだ。この神様は正直者かどうかを試しておられるのだから、誠意を示せば、ごりやくがあるのだ。よし、決まった。『神様、私の軍手は綿製ですし、濡れてもいません。私は元気に働けて、エンジンも健康なら、それが一番です。』「そうか、では恵みがあるであろう。さらば」『あ、神様、何か忘れてはいませんか』・・金の軍手はどうなったのでしょか。・・・ちくしょう、失敗したようだ。私は帰る。だが、胸のポケットには何かが入っているではないか!しかし、今見たら舌切り雀の婆さんになるのだ。帰ってから見よう。たしか、小さい方が良いのだから、胸のポケットに少しで良いのだ。今日は夕日が美しい。さて、ポケットを見るぞ!『う』、枯葉ではないか・・あれは狸であろうよ。すみません誤字訂正しました・・・再開の字が。狸のせいで。多分。
2009.09.07
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【アースジェット300ml】[受注発注]※5250円以上送料無料※キャンセル・変更・返品交換不可※ご注文後商品を発注致します※10P04Sep09 生かさず殺さずの栽培午前7時40分に農業のAさんが言った。神社清掃が終わり、茶色になって散った桜の葉が、くすぶりながら炎をあげている中であった。「雨が降らなくなって1ヶ月、ミカンが元気をなくした」『でも、その方がおいしいミカンになるのでしょう?』「そうです」『木の寿命は大丈夫ですか?』「・・・生かさず殺さずですかねえ」ミカンよ、君もそうだったのか!・・・そしてAさんが二宮尊徳に見えた。またしても負けた。返答ができない。危ない。この話題に深入りしてはガーデニングから外れるのだ。で、今日の畑に舞台は移った。右手に32CC刈払機、左手は、いつでもポケットの殺虫スプレーを噴射できる態勢で竹を払う。敵は1機と見たので進軍とした。一段落してエンジンを停止すると羽音!この熊蜂は曲がっていて大きい。撃墜できず。が、飛び去ってしまう。越冬準備の女王蜂かもしれない。今日のNHKラジオで昆虫の話があっていたが大きくなると虫は外骨格のために曲がるという。ソレだ。産卵の準備か、あるいは、そういう形の種かもしれないが殺すか、立ち退いてもらうしかあるまい。・・向こうも、そう思っていたりして!
2009.09.06
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新ウナコーワクール30ml【第2類医薬品】秋は蜂がいますまず、昨日の続き。左の写真はプラグに火花が飛ばない草刈機の修理の様子です。完敗!発電機や点火装置は排気管と反対側のようで、多分、遠心クラッチの回転部分を外す必要がありそうで専用工具が不足です。昔、エンジンで故障といえば電気系統でしたから、修理しやすい場所にあったのですが草刈機の場合、深い所のようで止めました。お尻にひびかない内の撤退です・・失敗は成功の元。で成功は失敗の元。これ自民党の衆議院選の話ではなく、修理に成功すると、図に乗って引き際が見えなくなる自分のことでした。あ-負けた、負けた刈払機ごときに!さて、一昨日は畑にいてエンジンがかからず、手作業をしていましたら低い羽音!クマバチです。すぐに低い姿勢で殺虫剤のスプレーをしながら逃げます。大抵の蜂もスプレーで逃げます。止まっていても、飛んでいても遠くからスプレ-するのが良いのです。で、元気が無くなったら近くから噴霧し、踏殺!気の毒ですが。ただし、大群の場合は夜をねらうしかありません。蜂や毒虫に刺された場合は、市販のかゆみ止薬が有効です。アンモニャ-やオシッコではダメです。炎症の多くは体内に抗体ができるからで、その生成を阻害する薬品が良いわけです。毒虫の毒素は、複合体で蟻酸だけではない訳です。で、ひどい時は、直ちに病院に行きましょう。何と言っても敵の数と実力を高く評価し、臆病に振る舞う人が勝つのです・・おお、今日も学んだのであった・・
2009.09.05
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産直花だん屋雑念が起こって・・今日は、まとまらない話を書く。第一、今日は頭にきた。例の修理した草刈機が再び故障をしたのだ。プラグを外して調べていたら、何とスパークが飛んでいないではないか! アチャ!!今度、分解して調査してみるが、電子点火方式だと交換部品がないだろう。昔のメカ式だと腐食であろうから修理できるかもしれない。は、ともかく私は明後日、神社で使う予定なので仕方なく近くの店で買い直した。・・大きい排気量とした。ネットで買うつもりだったのに。中古機は、このような故障を直して売っているのであろうが、次の故障が起きてくるのだ。買う時は注意をしよう。とにかく畑でエンジンがかからないと非常に疲れる。昔、某社のは何とも癖が悪かった。故障していないのに始動しないのだ。ある知り合いなど頭にきて、その場で森に捨てた。それが某社製だった。その点、今回はスパークが見えないという故障が見えるのが良い。病気と一緒だな・・・原因がないのに症状があるのがイカンのだ。早く開拓を完了し、栽培植物を選定するように広告まで貼り付けたのであるが、今日は心が乱れているので何の脈絡もない下の写真の車の話をしよう。・・・昔の本を見ていて書きたくなっただけだが。この車はT社のクラウンRSだ。昔、いつかはクラウンというPRがあったが自分には無関係な話ではあったなあ。この国際水準に達した高級車はどんなものであったのだろう。時に1955年だ。1453CC、OHV4気筒エンジンは48馬力、全長4.3m、前輪独立懸架、三段変速、外車を分解して参考にしたとはいえ、純国産の道を進んだT社だった。うーん、今の軽自動車が勝っているわけか。その意味では私もクラウン以上のクラスに乗っているということか。おお!!そうか、そうか、私も乗れたのだ・・・アホ。
2009.09.04
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【エントリーで5倍】ホンマ製作所時計型薪ストーブAF-52≪暖炉・薪ストーブのお店≫【防災・地震・非常・救急 SA】燃料の自給も畑を開拓する時に出る副産物として薪や竹が生ずる。薪ストーブの広告を貼り付けたが、煙突まで含めても1万円だ。ということは灯油換算で数本だ!田舎の山を歩いてみると捨ててある木も多いので、すぐ元を取り返す。煙突は換気扇の下か、窓に工夫すれば作れる。なお、ストーブの下には古板とレンジの油ハネ防止用のアルミを敷く。いくらもかからない。もちろん、オデンや煮豆もできるのだ。さて、江戸時代の森林は全国民が薪を使ったので不足したという。だから、やれる人がやるということで良い。家などの解体に出会ったらチャンスだ。昔の私の夢は木や野草の液化だった。・・もう年で何ともならないが、それができれば石油の消費は激減するのだが。 さて、ずいぶん後の話であるが畑ができあがったら何を植えるか?夏場の葉物など害虫の餌食でしかない。病虫害に強い日本の環境に合った作物が良いのだが、そう、うまくはいかない。たとえば小玉スイカとかミニトマトが育つたが、雨に割られ、鳥につつかれた。また、露草などの野草も・・・うーん、可愛いが敵だ。だいたい、人間が栽培しているものは自然界のものと比べると可食部が異常に大きいのだ。まあ、奇形にすら近い。稲などは穂が垂れるが天然には、そんな穀類は非常に少ない。無い!と嘆いても、どうにもならない。仕方なく、なるべく少ない農薬で育つ品種と技術で乗り越えるしかない。すもも、梅、茶、アケビ、ほうれん草、一部のサクランボ、夏みかんなどが思いつくが、非常に難しい。ハーブとか漢方薬など、よく検討する必要があろう。何としても、根から吸い込ませる殺虫剤を使ったキャベツなどは栽培したくない。・・とにかく、アリマキに夜盗虫、カメムシ、カタツムリなど強敵が多い。では、また。
2009.09.03
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チェンソー使用の注意まず、使い方の確認。大抵は2サイクル機なので燃料は混合油である。4サイクル機だとガソリンだ。チェンソーオイルは4サイクル用のエンジンオイルで良い。チョークを入れてスタータを引く。一回でも始動音がしたらチョークを戻してから再度スターターを引くと、エンジンが回る。スロットル(回転制御)とブレーキ解除レバーが片手で操作できるのですぐ使えるが、電動式で安物の中にはブレーキがないものがあるので、いつまでも歯が回っていて、すぐに置くことなどはできない。確かめて買おう。刈払機でも同じだが暖まっているエンジンの再始動は数回スターターを引いて(チョーク不要)手応えが出てきてから本気で引くと始動する。さて注意事項だ。逃げ出せる余裕を持って使う。メガネや長袖服とともに足場を確かめておく。何かあったらチェンソーを離せばチェーンはすぐ停止する。後は木の倒れる方向とか、切断したと木が落ちるような状態で使う。落ちないとチェーンが切断面に挟まれてとれなくなるが自動クラッチが働いてチェーンが停止するのでエンジンを切って、木の片側を持ち上げたりすれば外せる。小型のものでも相当に使える・・・どのみち巨木(直径が50センチ以上とか)は、素人ではしないことだし。さて、下の写真は1週間ばかり切り開いて広くなったところで着火したところだが、笹の葉は激しく燃える。だが生竹だけだと継続して燃えにくいので3割ぐらいは乾いた竹や木が必要である。竹はポンポンと音を出して燃えるが、あの音のインターバルはポアッソン分布に近い。・・平均的でないという意味だ。でもって、火の粉などが飛び散って靴に飛び込んだり、服を焼くのも二度あることは三度あるとなる。この教える所は、良くない感じがしたら止める決断をしろということである。 では、また。
2009.09.02
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RYOBI【リョービ】エンジンチェンソー ESE-3000刈払機の購入について刈払機の購入するとしてオークションを利用するとした場合、どのくらいの金額で買うのがよいかを考えてみた。何だそんなことか・・と思わずに聞いて欲しい。年寄りは敬うものでもあるからしてもだ。実は、昨日は農地開拓を止めた。その理由は刈払機の故障である。で、オークションを眺めてみた。何しろ貧乏なのだ。落札金額は案外と高いと思った。出品物は年式が以前のものか中古品であるから、私が思うには新品の半分までだと思っている。車と同じだ・・・と言うことは26CCもので1.2万円ぐらいでないとダメだ。さて、私は2台持っているが、新しいほうでも5年が経過している。故障した方にはノコ歯(チップソ-)が取り付けてあり、いよいよ4サイクルを買うかと思ったが、まあ待て、修理してみることにした。イカれた所は気化器(キャブ)の下のプラスチックドームの破れてある。(燃料供給できない)驚いたことに部品は売ってあった。純正品または丸山製作所のプライマが使用できるということで、ンコ座りして気化器にドレイバーを当てた。最初のネジでエアーフィルタがとれ、続いて2本のネジで気化器が外れた。新品パーツをつけて30分で完了したが、、もしかしたら痔が悪くなったように思った!あのですねえ、下品とおっしゃるようですが、ゴーゴリの外套という作品(青空文庫で読める)にも、そのことが書いてあって、とても、そこが良かったから、あの言葉は教養のシンボルなんですよ。野坂 昭如さんも週刊誌によれば、そう書いておられた。・・・みんな仲間だ。あー、私はトイレに行きたいだけであった。良かった良かった。皆さん、刈払機はトイレを済まして使おう。おお、今日も一つ勉強したのだ。話を戻そう。だから刈払い機の古いものは修理時期が近いのですよ。しかも古いとパーツが入手できないし、修理を依頼すると1万ぐらいかかったりもするとすれば、中古は半額まで買うのが妥当・・と、思ったわけですよ。新品が始動も良いわけで・・・・話は変わるが、最近バイクを買ったらキャブではなく、インジェクションで始動性の良いこと!・・とにかく新品の刈払機は点火方式も電子式だし、ただ高いだけではないのだ。おお私は、どうせ販売店の味方よ。話を大元の開拓の戻そう。下の写真のように竹林の畑には草が少ない。笹がびっしりと層をなして積んでいるからである。ここに火を燃すときの注意事項があるから、しっかり記憶しておこう。つまり、このままで火を使うと恐ろしいことに火が落ち葉(笹)の下に潜り込むのだ。それは、最初は見えないでくすぶる。ここで必要なのは「松葉かき」である。着火前後に、これで地面を削って(こさいで)おくと火災を防げるのだ。最後にチェンソーの広告を載せているが、放置畑には樹木も生えている。ダイエットや体力増強をしたい人はノコで切る。だが、固定の悪い状況でノコを引くと、アチコチ痛めるなど大変である。私は、チェンソーで木材ストーブ用の薪を作った。燃料自給率を良くしているのだ。明日はチェンソーの注意などもするので開拓は、よく読んでから着手しよう。では、また明日。
2009.09.01
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放置畑や山地への着手さて、自宅の畑や、借りた畑に到着したとして、まず、どんなことから手をつけるべきだろうか。居場所を作ることからである。物を置いたり、座ったりする場所である。何だ!では適当に切り払えば良いではないかと思われるだろうが、この最初の一歩が案外と強敵である。まず、周辺に殺虫剤を散布し、蚊取り線香を焚く。これは、まじないであり、私の場合、本命はイバラ(野生の薔薇でトゲがあって、ややツル状でもある)であった。立ちはだかっている。これは刈払い機ではダメで鎌を使うが、数カ所の怪我をする。まあ浅い傷ではあるが、相当にひどい。何しろ、枯れた薔薇でもトゲが生きているのだ。これが、あちこちに飛散していてトゲのないツルと共生のごとく生活しているのだ。この問題の解消には火で燃すしかない。だが、切り開いていない野草園(竹や樹木も多い)で火事を出すと大変であるから、次のようにする。野バラの無いところを選んで1平方メートルぐらいを刈払う。ベース地とでも言える場所ができたのだが、周辺は刈った植物達の山に囲まれているのだ。彼らは好きなように枝を伸ばしているので、すき間は空いているのに小山となって見せるのだ。その中央のベース地で小さな、たき火をする。剪定バサミが薔薇を切る。鎌では思うように切れないのだ。少し燃え始めると、生木や生竹も平気で燃えるものだ。数十分でたき火は止めるが、鎮火するまでの時間でベース地から、畑の入り口に向かって道を作っておく。これだ けでも半日ぐらいが経過しているものである。灰には、水やオシッコをかける必要はない。焼け石(灰)に水である。わずかの土を燃えぎわ(境界)に乗せるぐらいで良い。さあ、帰ってシャワーを浴び、第3のビ-ルでも飲むとうまい。夜も、よく寝られることである!人間、何が幸いするか分かったものではないのだ。では、また明日。
2009.08.31
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【即納】【離島も含む全国送料無料】交換用オイルセットプレゼント付ホンダ草刈機 UMK435 UWJT【新品・試運転済み】ホンダ刈払機 【UMK435 UWJT】 2011年第2次排ガス規制適合モデル 草刈り機 刈り払い機(刈払い機)ならホンダ【P2】皆さん 畑を拓こう待ちに待った定年退職となったが、年金はまだで、職もなし。で、もって家の者は言うのだ。働けと!!ところが、我が家の祖先は偉かった。わずかながら畑があることに気づいたのである。ところで、この畑は30年以上も放置されていてジャングル状であった。ここに我が家のインフラ整備でもある農業とをせざるを得なくなったわけである。さて、畑を拓くときに必要なのが刈り払い機である。日本においては、山地にしろ旧畑地にしろ、自然状態では竹が生えている場合が多い。上に広告を貼り付けたが、けっこう高価である。だが、2サイクル機であっても小排気量では無理をするのである。能率が上がらないばかりかシンドイのである。混合油を使う(やや排気ガスが良くない)2サイクル機でも26CCぐらいは必要なのである。皆さん方は、くれぐれも買い直しのない品を選ばれるようにしていただきたい。畑に行くときの注意を少し書いてみる。まず、お茶と蚊取り線香とスプレーは必需品である。スプレーは蜂用である。 鎌とノコも必要である。鎌は蛇等への対応であるから絶対に持って行こう。後はマッチやライターで火を使うが、山火事にしない注意が必要である。火の使い方は、小さく短時間とすることである。この短時間というのがミソだ。小さい火でも長時間使うと大量の火のついた炭を発生させ、これが山火事を誘発するのだ。こう書くと、面倒に思えることだろう。だが、食料や燃料の自給ができない国に平和は来ないのだ。このような営みは外国人にやらせれば良いといった横着な国民になっては未来はないと思うにである。・・政治家や政党が変われば良くなるという考え方だけではダメと思うのである。昔々、学級園あたりで園芸や体験農園をしたことがあるが、まあ、あれは坊ちゃん嬢ちゃんの園芸だ。貴族の園芸だ。我が国は古事記にもあるように農業国家である。それは英国や仏国も同じである。では、また明日。
2009.08.30
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