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☆第八百八十一夜【0881】03年10月31日 千田稔『王権の海』1998 角川選書 王権の権を厭ひて 王を避く 否 王を裂く 花のごとくに
2003年10月31日
☆第八百八十夜【0880】03年10月30日 ジョルジュ・デ・キリコ『エブドメロス』1970・1994 思潮社 Giorgio de Chirico : Hebdomeros 1929 笹本孝訳 ひとつづつなくしてゆけば着くだらう 父の失せたるのちの世界に
2003年10月30日
☆第八百七十九夜【0879】03年10月29日 稲垣足穂『一千一秒物語』1969 新潮文庫 ポケットの月をときどき齧つては うすいひかりの街をゆく月
2003年10月29日
☆第八百七十八夜【0878】03年10月28日 ロジェ=ポル・ドロワ『虚無の信仰』 2002 トランスビュー Roger-Pol Droit : Le Culte du Neant 1997 島田裕巳・田桐正彦訳 魂の消ゆるは無化といふのではなくて たまげるといふのでは?
2003年10月28日
☆第八百七十七夜【0877】03年10月27日 野坂昭如『この国のなくしもの』 1997 PHP研究所 しかるのち宦官として生きてます なくしたものは忘れてゐます
2003年10月27日
☆第八百七十六夜【0876】03年10月24日 宮塚利雄『アリランの誕生』1995 創知社 うたはすといふ は鶏の首をしめ 鳴かせるやうに 吐かせることだ
2003年10月24日
☆第八百七十五夜【0875】03年10月23日 上野千鶴子『女は世界を救えるか』1986 勁草書房 救はるるままに世界は救はれよ たとへ黄金郷でなくとも
2003年10月23日
☆第八百七十四夜【0874】03年10月22日 ジャンバッティスタ・ヴィーコ『新しい学』 (世界の名著33)1979 中央公論社 Giambattista Vico : Principj di Scienza Nuova 1731 清水純一・米山喜晟訳 ホメロスの台座の罅のあたらしく 詩になるまへに闇をじぐざぐ
2003年10月22日
☆第八百七十三夜【0873】03年10月21日 坂口安吾『堕落論』1957 角川文庫 獺祭と 堕落は ちがふ やうでゐて でも 分けがたき一景である
2003年10月21日
☆第八百七十二夜【0872】03年10月20日 陶淵明『陶淵明全集』(上・下)1990 岩波文庫 わがこころ陶淵明にあらねども山海経に寄りゆくこころ
2003年10月20日
☆第八百七十一夜【0871】03年10月17日 O・B・ハーディソン・ジュニア『消失と透明化の時代』 1999 白揚社 O.B.Hardinson Jr. : Disappearing Through the Skylight 1989 下野隆生・水野精子訳 コスモスがコスメに エステティックスがエステに 変はる うるはしき世ぞ
2003年10月17日
☆第八百七十夜【0870】03年10月16日 室生犀星『杏っ子』1962 新潮文庫 子をもたぬ親はときどき鳥になり子をとろ子とろを見てゐるものだ
2003年10月16日
☆第八百六十九夜【0869】03年10月15日 安藤正士・太田勝洪・辻康吾『文化大革命と現代中国』1986 岩波新書 マオさん といふ名を三毛の野良猫につけて呼びをり なにごころなし
2003年10月15日
☆第八百六十八夜【0868】03年10月14日 小野武雄『吉原と島原』1978 教育社・2002 講談社学術文庫 遊郭のありし区画へ着くまでの坂はうつむき加減のほそみち
2003年10月14日
☆第八百六十七夜【0867】03年10月10日 ノーバート・ウィーナー『サイバネティックス第二版』 1948・1962 岩波書店 Norbert Wiener : Cybernetics 1961 池原止戈夫他訳 さはいへど さはさりながら さるにても 以上サイバネティックスな古語
2003年10月10日
☆第八百六十六夜【0866】03年10月09日 大倉正之助『鼓動』2003 致知出版社 乱能の乱はたのしゑなかんづく聴きそこねたる花筐はも
2003年10月09日
☆第八百六十五夜【0865】03年10月08日 アンドレ・ジッド『狭き門』1954 新潮文庫 Andre Gide : La Porte Etroite 1909 山内義雄訳 「力を尽くして狭き門より入れ」 行列をして入ろぢやないか
2003年10月08日
☆第八百六十四夜【0864】03年10月07日 長谷川伸『相楽総三とその同志』上下 1981 中公文庫 犬死を逃れて大死 大死をも逃れて人死 どれもいやです
2003年10月07日
☆第八百六十三夜【0863】03年10月06日 今和次郎『考現学入門』1987 ちくま文庫 うつろへる時を映して移りつつ いま写す時はこの時の時
2003年10月06日
☆第八百六十二夜【0862】03年10月03日 アマール・アブダルハミード『月』2002 アーティストハウス・角川書店 Ammar Abdulhamid : Menstruation 2001 日向るみ子訳 いまのいま遠くの国で見も知らぬひとたちが為すおなじみのこと
2003年10月03日
☆第八百六十一夜【0861】03年10月02日 重森三玲『枯山水』1965 河原書店 山水に負を抱かせつつ思ふかな 水惑星の負の抱き心地
2003年10月02日
☆第八百六十夜【0860】03年10月01日 ジャン・ポール・サルトル『方法の問題』1962 人文書院 Jean-Paul Sartre : Question de Methode 1960 平井啓之訳 黄昏の ユマニスムより 薄明のストラビスムが イスムの泉
2003年10月01日
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