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これまで、人間が亡くなってからの死後の世界をかいつまんで見てきましたが、本日はその最終回です。
仏界まで上がり、心が浄化された多くの霊魂は、仏界である時間を過ごしたあと、この世にふたたび生まれ変わるべき運命を持っています。
やはり、人間の一度の人生ですべてが学べるのは難しいものです。
そこで、何度かの人間界への再生を経て、その霊魂が学ぶべき学習(修行ともいえますが)の為に何度も転生することとなるわけです。
これも神様の御心といえるのです。
どうしてなのでしょうか。
それは、霊というものを限りなく地上に転生させることによって、神界と相似したユートピア的な世界を、この世にお造りになろうと考えられたものと言えます。
もう一つの側面は、宇宙というのは絶えず進化しています。それにつれて、人間界でも魂の向上が促されることになるわけです。
■ では、生まれ変わった時、前世の記憶がなぜないのでしょうか。
それは、生命が誕生するときには、それまで肉体がなかった霊魂が、ポンと肉体に入り込むのですから、波長が早くなります。
そのショックで、前世の記憶がパサッと抜け落ちてしまうからです。
たまには、人によっては前世の記憶が時として甦る人もいますが、一般的にはこのような原理なのです。
だって、また新しい修行をするのに前世の事が出てきたらややこしくて、学習になりませんものね。また、一からやり直しで、他の分野で学習するところに意義があるわけです。
■ では、どういう所へ生まれ変わるのでしょうか。
一般的なことを申しますと 、前世において、良い心を持ち、貧しさにも負けず、お金があっても決しておごることなく、神仏に、人に感謝して、善行を重ねてきた人は、当然恵まれた暖かい家庭へ生まれ変わることになるでしょう。
反対に、ろくでもない心を持って生きてきた霊は、もう一回、地上で苦労してから来なさいということで、苦しい環境に生まれ変わるはずです。
しかし、はじめに一般的にと言ったのは、すべての場合に当てはまらない時もあるからです。
というのは、いくら素晴らしい行いをした霊魂でも、その霊魂が望むなら、自分からかなり過酷な立場で生まれ変わることもあるからです。
つまり選択が出来るという事です。
普通なら、楽な恵まれた環境の方がいいと思いますが、霊魂の学習として捉えた場合逆に苛酷な環境の方がいいからです。
そういう霊魂もあるということです。
いずれにしても、霊は限りなく転生していきます。そして、地球上に住む人間の肉体の中に閉じ込められ、誕生から死に至るまでの時間を人生として過ごしていくのです。