2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全4件 (4件中 1-4件目)
1

こんばんは。 激安物件の風車付エコハウスが売りに出されていたので買いました。 ・・・と言っても実は子供向けの科学玩具の話。 近くの町のトイザらスで割引価格(早い話が売れ残り処分価格)998円。 「この物件(笑)がこの値段は安い!!」と、息子達のエネルギー・環境教育用に買ってみたものであります。 見ての通り、箱は英語表記。 右下にはシール貼りで「ホーンが鳴る! 風車が回る! ランプがつく!」の日本語表記があります。ちなみにMade in Chinaです。 この玩具で面白いのが、「風車は風で回るのではなく電気で回す」こと。(笑) 北関東の某学校で風車を設置したものの全然回らず、発電電力量が消費電力を上回った・・・と言ふ笑うに笑えない問題がありましたが、それ以上であります。 箱の写真を見ると、風車は分厚いプラスチック製。見るからに「風で回るわけがない」作りなのですが、明記はされておらず、ひょっとすると勘違いする人もいるのではないかと思いました。 もう一つ面白いのが、「乾電池でも動かすことが出来る」点。 家の中に単三電池を2本直列で配置、太陽電池の代わりに3VでLEDを光らせ、風車を回し、ブザーを鳴らすことが出来ます。 箱の中の日本語版説明書には次のやうな記述がありました。>「D.I.Yアメージング エコ・ハウス」は、おもちゃのエコ・ハウス作りを>たのしみながら、わたしたちの日々の生活で使われている太陽エネルギーに>ついて学ぶことを目的としている。キットを組み立てるためには、まず説明>書をよく読んでしんちょうに作業しなくてはならない。乾電池を使うことな>くキットが初めて作動したとき、あなたの努力はきっとむくわれるだろう。>また、乾電池を使うことで太陽電池とのパワーのちがいがわかるだろう。 で、作っては見たのですが、いや~、なかなか動きません。光りません。音も出ません。 室内の光では全く動かず、食卓の上の60Wの白熱灯から5cm位の位置に近づけて漸く風車が回りだし、3cm位(照明器具に接触)にぴったり付けてやっとブザーがジ・ジ・ジ・・・と鳴り出す状態。 LEDは注意して見なければ光っているのかどうかさえ解りません。 屋外に出しても、曇天下では室内と同じ。風車は回らず、LEDは光が見えず、音も全く出ませんでした。 「これはダメかな・・」と思いきや、夏の太陽が雲の隙間から覗いた時点で状況は一変。 風車は勢い良く回り、LEDは弱々しい光を放ち、ブザーもジジジジ・・と音を出し始めました。 太陽光発電には強い日光が必要で、その発電電力が天候の影響を強く受けることがよく解ります。(なお、我家の太陽光発電設備もこの玩具同様、天候に大きく左右されています。今年度の発電実績を見ると、少ない日は1kWhで多い日は24kWhです。) 次に、配線を変えて電源を太陽電池から単三電池に変更してみました。 スイッチを入れると、風車はブーンと音を立ててさらに力強く回り、LEDは煌々と輝き、ブザーもキーンと甲高い音を発しました。 説明書にも「乾電池を使うことで太陽電池とのパワーのちがいがわかるだろう。」と記載されていましたが、まぁ、そう言ふことですね。 このやうに、この玩具は楽しい「教材」だと思うのでありますが、残念ながら我家の息子たちの反応は今一でありました。 小学生の長男と次男は日頃から我家の太陽電池の発電電力や消費電力をチェックしているためか、「ふーん、あ、そう」といった感じ。唯一、(対象年齢に満たない)幼稚園児の三男だけが、大喜びで電灯にあてたり、外に出して向きを変えたりして遊んでいました。 我が家での反応は上記の通りでしたが、それでもこの玩具は非常に良く出来ていると思いました。 感度が高く低電流で回り出す(=電流を検知する役割の)風車、音で電力の強弱がわかるブザー、さらに明るさで乾電池との大きな違いが解るLEDと、感度の異なる三種類の負荷を組み合わせている点など、良く考えられています。 また、説明書には「太陽電池のまめ知識」として、太陽の核融合反応の話、地球上で太陽エネルギーが化石燃料として蓄積されてきた話、生命を育む話、地球が受ける太陽エネルギーの膨大さ、化石燃料や原子燃料等のエネルギー資源の偏在の問題、化石燃料による地球温暖化や環境への影響・・・等の話がたったの19行(!)で簡潔に記載されています。 そしてその後には電力網のない地域や宇宙での太陽電池の活躍、太陽電池の構造や発電原理、そのエネルギー密度の低さ、そして鏡を使っての実験アドバイスも。 息子たちの反応は今一でしたが、身近に太陽のエネルギーがあることを子供たちへ知らせるだけでなく、さらに乾電池と比較することで、太陽電池の不安定さとエネルギー密度の低さと言った弱点まで教えることが出来るこの玩具、値段(通常価格約1500円)の割には非常に良く出来ていると思いました。 難点は説明書の表記の仕方。 文章の内容は良いのですが、振り仮名が漢字の上ではなく右側に括弧書きで書かれています。 例えば、 「石油を燃(も)やしつづけた結果(けっか)、大気中に地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の原因(げんいん)になるガスや生物(せいぶつ)の育成(いくせい)に有害(ゆうがい)な物質(ぶっしつ)が増(ふ)えつづけてしまった。」 ・・・非常に読み難いです! もう一点は(どうでも良いことですが)色。 クリアブルーとクリアオレンジはシリーズの基本カラーらしいのですが、仮にも「家」なのですから、もう少しおとなしい色調の方が良かったのではないかと。(姉妹品にはおとなしい色調のもの↓もある様です。) ところで、今回の太陽電池玩具でもそうでしたが、最近、幼稚園児の三男の科学に対する反応を見るのがとても楽しいです。 地理的に近いこともあって、子供達を時々つくば市の各種施設へ連れて行きます。 地質標本館では緑や黄色の鉱物に驚き、JAXA筑波宇宙センターでは「きぼう」のモデルの中でISSのビデオを見て「何でここで人が浮いてるの!」と大興奮、CYBERDYNE STUDIOではロボットスーツ(腕だけ)を自分で動かして不思議な顔。 子供にとってはひょっとすると「非日常」であるディズニーランド等の遊園地の方が楽しいのかも知れませんが、私としてはむしろ動物園や博物館、科学館、研究機関の一般公開などへ連れて行くことで、「この世界や日常の面白さ」を知って興味を持って欲しいな、と思っています。
2009年08月22日
コメント(2)
こんにちは。 昨日は東大の武田先端知ビルで環境・エネルギーに関するシンポジウムがあり、聴衆として参加してきました。 このシンポジウム、原子力学会のシニアネットワーク連絡会(SNW)が主催であることもあり、主題は地球温暖化ガス削減中期目標達成における原子力と新エネルギーの果たす役割・・・だったのでありますが、私の目的は新エネ導入に伴う産業界の負担、そして、電力会社の系統側に必要とされる対策と、その費用の社会的負担をどうするのか・・・の2点に関し、専門家の意見を聞くこと。 主催が原子力関係機関と言ふこともあってか原子力慎重派の方も参加されており、会場から原子力に関する意見が出ていました。 会場電力会社への不信感、稼働率の低迷の原因は、トラブルの多発、日本の電力の隠蔽体質にあるのでは。マスコミを批判するのはおかしい。内山洋二氏(筑波大学大学院教授) 質問者は勘違いをされているようだ。 日本の原子力発電所のトラブルによる計画外停止率の低さは世界でもトップクラスである。 隠蔽体質もかなり改善され、今の原子力部門は他部門と比較して格段に多く情報を出している。多すぎて、マスコミは整理しきれていないのではないかと思う。・・・解らないことは電力会社に聞けば、機密事項を除き全て回答が帰ってくるのだが。益田恭尚氏(東芝OB・SNW) 日本の計画外停止の少なさは世界でトップであり、問題は起動までに時間がかかること。米国では報告して終わりで1~2日で起動するようなケースでも、日本では1週間もかかる。 例えば、最近発生した柏崎刈羽7号の燃料被覆管ピンホールは設計上考慮された範囲のもので、そのためにオフガス系も設置されている。 技術的な問題は皆無で国もOKを出しているが、地元での理解がなかなか得られない状況だった。東電は問題ないことをもっと明確に説明すべきなのではないか。 また、女川では設計地震動を一瞬だけピークが越えただけで1年も止まった。ピークによるエネルギーは微々たるもので設備への影響は皆無であることが明らかであるにも関わらず、時間を要してしまった。 稼働率向上には電力と国と地元の協力がかかせない。 我国の原子力発電所の耐震設計の思想、トラブルや人身事故の少なさはトップクラスであり、本当に世界中の原子力関係者から注目されています。問題は益田さんが言われている通り、同種のトラブルであっても国外より起動までの時間がかかっていること。 このことが世間に知られていないのは非常に残念であります。 マスコミ関係者は取材には来ても、「売れない」から記事や番組にしない。報道するのはエネルギーや原子力の業界紙(誌)だけ。一般メディアはマイナス情報しか流さないですから、このやうな「勘違い」をされる方がいらっしゃるのはある程度仕方のないことかも知れません。 情報公開についても、同じ機器の軽微な故障であっても原子力発電所の機器だと公表されて毎日新聞(笑)に掲載されるのに対し、火力発電所だと公表されなかったり、または公表されてもベタ記事にもならなかったり。 「重要度の判断」くらいはしっかりした上で報道して欲しいです。少なくとも科学部が存在する新聞社には。 その他の気になった意見。秋庭悦子氏(あすかエネルギーフォーラム) 消費者の中には、「皆で太陽光発電設備をつけてエコカーを買って高気密住宅にリフォームすれば良いのであれば、達成は可能なのでは。」と言う人もいる。マイナス15%の中期目標では原子力発電が最も重要な役割を果たすことになっているのに、それが国民に理解されていない。 ・・・確かに。マイナス15%達成には原子力の新設と稼働率向上が大きなキーポイントとなっているのに、あまり大きく報道されていないためか、それを理解していない人が多い様に思えます。 「環境派」の中には、さらに大きな削減(マイナス25%)を求めながら「原子力反対」を唱えている方もいらっしゃるやうですし、中期目標にきちんと目を通しているのでありましょうか??? うーん。 CO2削減に関する費用の社会的負担に関する回答は出なかったものの、それなりに有意義なシンポジウムでありました。(一番の収穫は、面識のあるI先生と久しぶりに再開、食事を一緒にとることができたことかも知れませんが。(^_^;)) さて、これからつくば市(JAXA、産総研その他見学)へ子供たちと出かけてきます。
2009年08月09日
コメント(0)
こんばんは。 本日は大雨でいつも乗る列車が運休。 帰宅が0時過以降となってしまいました。 仕事の都合で夏季休暇がとれなくなり、新幹線の切符もキャンセル。トホホな感じですが、まあ、そういふ職場ですので諦めるしかありません。 昨日、出張帰りに駅前の本屋で見かけて買ってしまったコミックがこれ。 「でもくらちゃん」 お~っ! 単行本化されていたんですね! なかせさん、おめでとうございます! 同じ理工系出身者として、徳間書店のSF季刊誌「SFJ」掲載の「エリカさんの狂発明日記」には結構グッとくるものがあり、ほぼ毎回読んでいます。(問題は、田舎なのでSFJみたいなマニアックな本は本屋に入荷される冊数が少ないこと・・・時々買い逃してしまいます。) こちらもゆくゆくは・・・単行本化されると嬉しいです。 派手さはありませんが、陰ながら応援している好きな漫画家さんの一人でありますよ。 さて、明日はCO2削減・環境・エネルギー関係のシンポジウムに聴衆として参加のため上京予定。 おやすみなさい。
2009年08月07日
コメント(0)

こんにちは。 一昨日と昨日、長男と共に青年会議所主催の富士登山に参加しましたので、今回はその様子を写真を中心に据えて書きたいと思います。 「本番」に先立って身近な山に何回か登って練習してはいましたが、富士山の高さは別格で空気が薄く、さらに夜中の登山と、未経験のことだらけでありました。 昼前、富士スバルライン終点の富士五合目登山口にて。長男の顔にはまだ余裕が見られます。 昼食をとった後、登り始め。周りには白樺や針葉樹が見られます。 やがて景色は一変し、溶岩だらけの不毛の地へ。霧(=雲)の中に入ると共に、強い雨が降り始めました。 夕方、ようやく雨雲の上へ抜け、雲海の上の山小屋で一休み。 途中、普段運動不足の長男は空気が薄いこともあり、苦しい状態に。ボランティア参加のレスキュー隊のHさんから「私がお子さんのリュックを持ちますので見てあげてください」とのやさしいお言葉があり、申し訳なく思いながらも甘えてしまいました。 気分が悪くなり吐いた子供もいました。 日が暮れた後も上り続け、宿泊場所への到着は夜8時前。下を見る登山者の持つライトが星座のようです。 写真には撮っていませんが、空にも素晴らしい星空が輝いていました。下界とは異なり気流が安定しているため、星々が全く瞬かないのに非常に驚きを感じました。この後、遅い夕食をとり、就寝。 夜0時。3時間半ほどの睡眠の後、登頂に向けて山小屋前に集合。 「ここからは戻れない。他人の助けも期待できない。本当に登れるのか?」の問いに、長男は珍しく真面目な顔でコクリ。私は前と後ろにリュックを担ぎ、満天の星空の中、山頂へ向けて出発! 後で知ったのですが、ここまででメンバーの4割弱がリタイアしていました。 午前4時過ぎ、夜明けがやってきました。 長男は高山病による頭痛と気圧差による耳の痛みに悩まされながら登り続けます。酔ったような状態でずっと楽しくて仕方がなかった私にも軽い頭痛がやって来ました。 登りきった頂上で迎えた日の出です。 直後に薄い霧がかかり、幻想的な雰囲気の中で歓声が上がりました。 なんでも、今シーズン初のご来光だったとのことであります。 朝食をとった後、雲の下へ向けて下山開始です。 皆さん、お疲れ様でした! ・・・実はこの後の下り道も結構大変でありました。 平地にて。 8合目で飲んだ水のペットボトルがこの通り。気圧差で潰れていました。 今回の登山、長男は結構疲れた様子でしたが、私はかなり余裕があり、「また登ろう!」と言ったら少し嫌な顔をされてしまいました。(笑)
2009年08月02日
コメント(4)
全4件 (4件中 1-4件目)
1


