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この本からの気づき◎日本には物作りとか金儲けとか、現生の富貴や栄達を追求する者ばかりでなく、それ以外にひたすら心の世界を重んじる文化の伝統がある◎低く暮らし、高く思う◎いま地球の環境保護とか、エコロジーとか、シンプル・ライフということがしきりに言われているが、そんなことは我々の文化の伝統から言えば当たり前の、あまりにも当然過ぎて言うまでもない自明の理であった◎慳貪とは、辞書によれば、欲深くして愛しみの心がないこと、むごいこと、貪欲なこととあり、つまり自分さえよければ他人のことはどうでもいいというもののことだ◎人がしあわせになるかどうかは富貴か貧乏かによるのではない、ひとえにただ人の心のありようによるのである◎人間は生きていくうえで必要欠くべからざるだけのがあれば良い、それ以外の物なぞ何も持たないのが真の自由人というものである◎足ることを知らば貧といえども富と名づくべし、財ありとも欲多ければこれを貧と名づく◎身辺をつねに欠乏の状態すれすれに置くことは、それ自体が感謝をもって生きることの工夫である◎欲望のままに放っておいてはこの世は争いの地獄になるしかないという認識から諸悪の根源を欲望にあると見て、平安を得るためには欲望を断てと教えたのが宗教であった◎自分が生きて今存在しているという、これに勝る喜びがあろうか◎死を憎むなら、その喜びをこそ日々確認し、生を楽しむべきである◎なのに愚かなる人々はこの人間の最高のたのしみをたのしまず、この宝を忘れて、財産だの名声だのというはかない宝ばかりを求めつづけているから、心が満ち足りるということがないのだ◎生きているあいだに生を楽しまないでいて、いざ死に際して死を恐れるのは道理に合わぬことではないか◎人がみなこのように本当に生きてある今を楽しまないのは、死を恐れないからである◎いや、死を恐れないのではない、死の近いことを忘れているからに外ならない◎世間のままに動いていては心の充実は得られない、世間並の生から距離をとって己の心をしかと見つめよ、それこそ存命の喜びを楽しむことだ◎まことの人は、智もなく、徳もなく、功もなく、名もなし◎人間性をとりもどすために、われわれは生活をもう一度根本から考え直す必要がある◎もう一度、人が生きるためには一体何が必要で何が必要でないかを自分のために考えなければ、われわれはただ世間並に流され、「一生は、雑事の小節にさえられて、空しく暮れ」てゆくだけだろう今日の宣言私は自分自身の生き方を根本から見直すことを誓います!本当の豊かさ、真の安寧とは何なのか、現実社会において「清貧の思想」を実行するための具体的方法、バランスのとり方を突き詰めて考え、必ず実践します!
2009年07月31日
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この本からの気づき◎世界の半数の人たちが一日2ドル以下で暮らしている◎途上国における都市住民の3人に1人はスラムに暮らしているというデータがある◎途上国の人が日本人と同じ額を稼ごうとしたら300倍働かなければならないのです。これが地球規模で見た「格差」なのです◎人は自分たちを正しい存在と証明するために、それと正反対の悪者を作ろうとします。町が清く正しくあるためには、それに反する汚く悪いスラムを作りださなければならないのです◎世界の30人に1人は貧困などによって海外に逃れている◎南アフリカのヨハネスブルグの居住区では千円程度でカラシニコフが売られ、年間の殺人件数が二万件前後にもなる◎貧困問題を学ぶということは、こうした世界情勢を深く知るということにも繋がってくる◎貧困問題に向き合おうとするならば、そこで行われている犯罪を直視し、自分には何ができるのかということを考えていく必要があります今日の宣言私は今後、世界の貧困に関しても注意を払うことを誓います!そのために、自分が今できることを真剣に考えます!
2009年07月10日
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この本からの気づき◎金融危機とデフレへの対応は、共和党でも民主党でも取るべき政策は同じようなものになる◎オバマ大統領には、実は選択の余地は余りない◎金融緩和だけでは住宅バブルは発生しない。住宅を住む場所以外の投資対象と考える人が増え、価格上昇期待が強いからこそ住宅バブルは発生する◎投資銀行業務の本質は、「資金調達が必要な企業と投資や融資などの資金運用が必要な企業(人)を結びつけ、新たな金融商品や金融市場を形成する」機能である◎「金融イノベーション」の歴史とは、投資銀行にとって「儲かるネタ」の開発競争の歴史と言い換えて良い◎投資銀行ビジネスのスピードは、金融イノベーションが陳腐化してコモディティ化するスピードに比例する◎「飽くなきイノベーション」は危険な要素を内包している。付加価値を持ち続けた無限のイノベーションなど存在しないからである◎G20による協議の開催は、世界経済を独断で動かしてきたG7が自らその能力がないことを公に認めたに等しい◎ウォール街は、倫理問題では20年前から進化していない◎金融資産を増やす以外の経済的な付加価値がなく、むしろ経済的な危機を再生産するメカニズムを金融イノベーションは持っている◎自社株買いを行うこと自体、その会社に成長力が無くなっている証拠◎投資銀行を商業銀行の傘下に入れてレバレッジを縮小させるとは言っても、ヒステリー型資本主義を生み出した根本的な構造が変わらなければ、同じようなことが起きる可能性がある◎今後の世界経済は、デフレ圧力と突発的な資源インフレが共存した経済になると思われる◎このような複雑な経済を、政府が規制を強化するだけで乗り切れるであろうか◎市場が合理的な判断をできないから、政府に任せればよいという考え方はおかしい◎「成長することは当たり前」という概念の見直しが必要と思われる◎株式市場主義は明らかにほころびが見えている◎従業員、下請け企業といったステークホルダーの利益を重視することが、結局は株主の長期利益に資する今日の宣言株式市場主義の破綻がほぼ確実となった今、自分はどちらの方向を見るべきかを再考します!そして「ネクストソサイエティ」への一歩を早く踏み出すには具体的に何をすべきか、どんな知識やスキルが必要になるのかといったことに関する情報収集を行います!
2009年05月25日
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この本からの気づき◎インスタント焼きそばにオイスターソースをかけると味がまろやかに◎しょうがの香りや熱に弱いので、香りや味を強調したいときは火を止める直前に入れる◎サバ、サンマ、イワシなどの缶詰に耳かき2~3杯分のカレー粉をかけると、ちょっとしたレストランの味に◎コショウはまったりした味の料理に合わせると面白い◎豆板醤の辛みは、料理の油っぽさを消して食べやすくしてくれる効果があり、ネギと合わせるとよりその効果が増す◎乗りの表面にごま油を塗って塩を振り、冷蔵庫で乾かすだけで韓国海苔の出来上がり◎七味唐辛子は、日本初の「世界の料理に合わせられる万能調味料」◎麺つゆは、麺つゆというよりは「だし醤油」◎ニンニク、オリーブオイル、アンチョビの組み合わせには、肉、魚、野菜、パスタ、なんでも合う◎昆布茶はお茶ではなくて「だし塩」あるいは「コク塩」今日の宣言私は今までの調味料の使い方に捉われず、色んな調味料の組み合わせにトライしてみます!買ったことのなかった調味料も、これを機に買ってみます!
2009年03月04日
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この本からの気づき◎高度成長期やバブル期というのは、くじ引きにたとえれば10本のうち当たりくじが8本も入っているような時代だった。◎ところが今や、10本のうち1本か2本しか当たりくじの無い時代になった◎これはいくら頭を使っても、情報を集めても当たらない。こうなると、一所懸命に考えてくじを引くヤツよりも、勘だけで引くヤツの方がポンと当ててしまうのである◎人間の感性はどんどん退化してしまった。考えることを偏重する知識過剰社会、高度情報化社会の渦に巻き込まれているうちに、人間の本来的な感性をすっかり失ってしまったのだ◎今の世の中には「人間が弱くなるための要素」が無数にある◎つまり、そうしたことを出来る限り排除していけば強くなれるし勝つこともできる◎瞬時に考えて瞬時に判断することを心掛けていけば、執着がなくなり、変化への対応力が強くなる。それとともに感じる力が養われていくのだ◎目に見えないものを耳で見ろ!◎「運がある」とはどういうことかといえば、変化に強いことである◎「感じる」ことを大切にしている人間は変化に強い◎だから、「感じる」人間は強いのだ◎イチローがベンチに座って手足を止めている時でも動きを止めない場所がある。それは五感◎強い人間とは、決して準備を怠らず、成し遂げ、後始末をおろそかにしない。つまり「間に合う」ということだ。準備が間に合わないうちに勝負に入ってしまったら、勝つことなどできない◎「準備・実行・後始末」という円の循環を「間に合う」ようにやっているのがイチローという選手なのである◎流れに乗るために大事なことは何か。それはまず、自然体であることだ◎人間にとっての自然体とは、素直であることだ◎「嘘をつく」「ごまかす」「言い訳をする」「人を裏切る」、そういうことをしている人には流れが来ない◎いわゆる「グッドタイミング」というのは、みんなが考えているよりも、もっともっと瞬間的なものだ。その瞬間に間に合わなければ流れに乗ることはできない。勝負はほんの一瞬で決まるのだ◎ということは、大事なのは「今」なのだ。過去でもないし、未来でもない◎敵に「どうぞ」と言えることが本当の余裕。そういうときは相手のことが良く見えるし、全体の流れも良く見える◎本当の余裕というのは、自分のことだけではなく、戦う相手のことをも思いやる気持ち◎「最後まで油断するな」というのは正しいが、十分な言葉ではない。「最後まで」ではなくて「終わっても」なのだ◎勝負には「始まり」は何度でもあるが「終わり」はない。特に「勝ち」には終わりがない。それに気づけば逆転されることはなくなる。そして、逆転のできる人間になれる◎人間、立ち戻る場所がないと迷いが増えて弱くなる。その反対に立ち戻る場所があると強くなる◎仮に同じ実力の二人が勝負した場合、金に執着の強い方が必ず負ける。金に執着のある人間ほど、100円の勝負には実力を出せても、1億円の勝負となると身が縮んで手が動かなくなってしまうからだ◎「これはツキがないなあ」と感じたときほど、なぜかパワーがあふれてくる。勝負師とは、そうでなければいけない◎勝負師は、調子が悪くなるということを前提に勝負しなければいけないのだ◎足の土踏まずに力を入れると、肩の力が上手に抜け、体のバランスが整う◎集中とは、全体の真ん中に自分の身(あるいは目)を置いて、全体を見通せるようにすること◎相手や物事をなめてかかるような人間に限って、大事な局面ではプレッシャーに負けてしまう◎プレッシャーも緊張感も、それを無理に消そうとか捨てようなどとせず、そのまま素直に受け入れて一体感を持つ◎「あいつは強いから勝つんじゃなくて、勝つまでやめないから勝つんだよ」そう言われるぐらいに粘りがある人というのは強い◎そういう人は、無制限の勝負だけでなく、制限のある勝負の場合でも強いのだ◎粘り強さとは、言い換えれば耐える力を持つということ◎劣勢は、優勢に入る前の段階だ。それを知っていれば劣勢を楽しむ余裕も生まれる◎劣勢を楽しむ余裕があれば、耐える力も自然とついてくる◎勝負というのは「勝ちたい」と思った瞬間に汚れが入ってしまう。「勝ち」よりも「強くなる」ことを大切に。「勝敗」よりも「強くなる」ことに価値を置けば、汚れることもない◎ズルでは、他人には勝てても決して自分には勝てない◎自分に負けてしまった人間に、本当の勝利などあり得ない◎勝負の世界にいる時は、イカサマとは何かを知っておく必要がある◎感じたことをすぐに行動に移すことを習慣づけていれば、それがやがて決断力となる◎まごまごしていると、いつまでたっても決断は出来ないのだ◎人間が本来的に持っている生物としての強さを発揮しようと思うならば、感情にしたがって生きなければならない◎「自信を持ちたい」ということを目標にしていくのではなく、「不安をなくす」ことを目標にすれば、結果的に自信はつく◎そして、常日頃から「準備・実行・後始末」を怠りなくやっていれば、不安無く勝負に臨める◎「根性を見せる」というのがあるが、根性はそんな風に他人に見せつけるものではない。人に見せるのは「花」だが、それは何の役にも立たない◎スポーツでも他のことでも、根性がダサいのではなく、根性を花のように人に見せるのがダサいのだ◎根のないところに木や草が生えないのと同じように、根性がない所には、強い人間は育たない◎みんな花がある人間になることを出世や成功だと思っている。「一花咲かせてやるぞ」と意気込んでいる。しかし、それは違う。「実を結ぼう」と思いなおすべきなのだ◎「勝負強さ」への答えは身近な所にある今日の宣言私は、日常生活のどんな些細なことにおいても「準備・実行・後始末」を怠りなくやることを誓います!また、自然に触れる機会を増やし、生物としての感覚に磨きをかけるようにします!
2009年03月03日
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この本からの気づき◎コンマ数%の人に反応してもらうために、99%超の人々に不快な思いをさせていないだろうか?◎問い合わせが一番多い広告が、たいてい売り上げも一番である◎1番効果的な見出しは、読み手の得になることをアピールする、つまり相手のベネフィットに基づく見出しだ◎2番目に効果的な見出しは、新しい情報を提供するもの◎3番目に効果的な見出しは、好奇心をそそるもの◎相手が欲しいものをはっきりと伝えている見出しはさらに強い◎見出しの目的は、見出しだけ読んで、そのあとのコピーを読むかどうか決める人に対してメッセージを伝えることにある◎「求む」という言葉は、いつの時代も注目を集めてきた。読み手は無意識にそこで停まり、何が求められているのかを知ろうとする。求められているものを自分が提供できれば、それに対する報奨があるかもしれないと考えるわけだ◎感じで判断してはいけない。客観的なテストを行い、広告の相対的な効果を判断すること◎人は「発表」に関心がある。改良製品や新製品発表は良く読んで貰える。その製品が今すぐに必要かどうかは特に関係ない◎何を売る場合でも一番大切な要素は価格だ。人は広告の大きな文字のコピーさえ飛ばして下に目をやり、小さな文字で書かれた価格をまず読みことが多いことも分かっている◎もし何かにワクワクしたら、鉛筆を握るなりキーボードに向かうなりして、そのワクワクをすぐにその場で書きとめること◎事実を伝えれば伝えるほど商品が売れる◎人には写真の下に印刷された短い説明を無意識に読む癖がある今日の宣言私は今後、コピーを考えるのに行き詰った時や初心に帰る必要がある時は、本書をバイブルとして参照するようにします!
2009年03月02日
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この本からの気づき◎本当の体力をつけるには、急激な運動はなにも必要ない。一定の同じ量の運動を毎日必ずやる。ただし、一日でもさぼってはいけない。これが体力をつける重要なポイント◎小説家にとって処女作というのはものすごくたたる◎二足のわらじをはいたからと言って、人間の力は決して半分にはなりません。真剣にやれば、むしろ二倍になります◎そのくらい人間は普段ぼやっとしたり、つまらないことをしている無駄な時間が多く、しかも頭を使っていません◎ウソ、ミエ、グチ。こうしたものによって、二足のわらじどころか、一足のわらじすらも履けないことになります◎「偶然、すなわち神と戦うものは、常に神秘的威厳に満ちている。賭博者もこの例に漏れない」芥川龍之介◎勝負の女神は大変気まぐれで、いったん見捨てた人間は徹底的に見捨て続け、いったん拾い上げた人間はとことん面倒を見る◎自分が今、捨てられているのか拾われているのか、それを冷静に判断することこそ「運を支配する」ことなのである◎いったん負い目に立って、自分がそうした領域に踏み込んだと察知したら、潔く場を去ること◎ただし、ツキがないからと言って全く目をそむけてしまってはならない。必ず予想し、結果を見る◎努力を怠ってしまっては、勝負の女神は永遠にそっぽを向いたままなのである◎いちどハネたあとにやってくる「冬の時代」で、この挫折を克服した者が真の成功を勝ち得る◎「冬の時代」には決してジタバタしない。もちろんジタバタさえもできないときもある。この時期に観察の努力を怠らない者だけが最後に笑うのである◎人生にも「ちょいと場を見させてもらいますよ」と宣言し、寿司をつまみながら勝負を横目でにらむ時間は必要なのだ◎優秀な博打打ち程、せこい経済感覚を持っている◎「いつも同じ額を持って出かける」というのが、競馬に限らず、麻雀でもパチンコでもラスベガスでも、全ての博打に共通する極意の一つである◎「勝つ」という信念がなければ、必ず負ける。勝負とはそういうもの今日の宣言私は自分の運気を常に意識し、ツキがないと判断した時はすぐに場を去り、一歩引いて大きな視点で場を観察することに全神経を集中します!
2009年02月25日
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この本からの気づき◎苦しいときほど悪手を指す確率が高い◎「助からない」という弱気を吹っ飛ばして、「助かっている」と思いなおしたとたんに、苦戦の中で「一灯闇を破る」手が浮かぶ◎勝負師に絶対必要な条件とは二つ。物事に集中できること。そして、さっと忘れることができる楽天性◎負けた時は敗因を突き止め、結論を出したら後はケロリと忘れてしまう。二度と同じ失敗を繰り返さないことが、失敗の傷をいやす最善の道◎勝ち続けるとツキは向こうからやってくる。それが本当のツキというもの◎強くなるコツは、頭に浮かんだ手をいかにうまく整理して切り捨てられるかということにある。無駄なものを切り捨て、大事なものを残す。その残し方が大切である◎頭を使う商売というのは、身体を動かし、汗を流すことが最良の健康法である◎対戦相手に基本が身についているかどうか、それを見破ることが競争に勝つ秘訣◎経済の許す範囲で、できるだけ高級品に近いものを手に入れ、大事に使うようにして頂きたい。道具を愛する心が生まれれば、いつのまにか業は上達する◎生活の仕組みを考え直してみる。どうやらそれが、スランプを脱出する一番の近道◎苦労を求めていく時、その人は伸びる◎形勢の良い時は喜ばず、優勢を積み重ねていく。形勢の悪い時は悲しまずに、悪くなった状態以上に悪くならないようにじっと耐え忍ぶ。高い勝率を維持するには、そうした心がけがぜひとも必要◎無駄を軽蔑せずに楽しむという心のゆとりが必要である。合理化の陰には恐ろしい落とし穴がある◎自分の読み通りに相手が来る場合は、形勢は四分六分か七分三部でどちらかに傾いている。どちらに有利になっているかは判定できないまでも、とにかく形勢は開いてしまっている◎形勢が傾いていなかったとしたら、こちらの読みが独善的で、何手か先にミスがあることを知らずにいる◎こちらの読み通りに来た時は、喜ぶどころか、今一番危険な状態にあると自戒すべきである◎読み筋通りに進んでいて、しかも五分五分と思われる時は、なかなかうまい手はない。あせらず、少しでも優位を拡大していく方針で、慎重に指し進めるべきである◎プロは最善手か次善手かという境目のところで悩み続ける。極端に言えば、どんな手を選んでも良いわけだが、そこで読みの深さとか経験とか大局観というものが大きくものを言う◎最善手を探すことより、最善手と錯覚することを警戒することのほうが大切である◎勝つという目的を達成するには、むしろ「不敗の態勢」を築くことが大切だ。危険を除き去って、不敗の態勢を築くことの方が、より確実に勝利を手にする方法である◎一回目のチャンスが巡ってきたということは、次にもチャンスが巡ってくることを暗示する◎勘とは決断と同意後である。そして、勘は絶えず勉強することで鋭くなっていく◎勘が冴える人というのは、不断に努力を怠らぬ人のことである。勘とは、天与のものではなく、鍛えぬいた結果のものなのである◎常に手を変え、品を変えて、新しいものを創っていかないことには、その地位を守り通すことはできない今日の宣言私は自分のイメージに「勝負師」を追加します!「勝負師」に対して今まで抱いていた悪い先入観を捨て、今後の激動の時代でトップを走っていくには「勝負師」たらなければならないことを肝に銘じ、敢えて明言せずとも、周囲にもその『真実』が自ずと伝わっていくような言動をします!
2009年02月19日
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この本からの気づき◎アメリカ人は、自分たちが生産するよりも5.5%多く消費し、生産するより少なく消費する他の(特にアジアの)国民が、余った生産品をアメリカに輸出する◎それで得たドルをアメリカに投資する形でアメリカ人に貸す◎こういうからくりで世界の景気は保たれています◎輸出部門の繁盛による我々の繁栄は、アメリカ人の軽率とも言えるほどの陽気な浪費によるものなのです◎賃金が上昇しないのは、経営者マインドの変化、すなわち株主への奉仕を優先目標にしてきたことに起因しています◎性的な事柄において何でも許される時、貪欲も含めた、他の欲望に関してもあらゆることが許されがちな社会が生まれます◎雇用可能性が最も低い人々がつく仕事の賃金の市場相場は、社会が許容できる貧困ラインを大きく下回るところまで低下してしまう◎今最も賃金が低い仕事の多くは、地域社会奉仕として処理されるようになる◎今の失業は二つの面で問題になります◎総合的経済問題としての国民的資源の不完全活用という面と、失業者自身の尊厳の喪失という面です今日の宣言私は現在の日本、世界で何か起きているのか、今後どうなっていくのかを語る時は、きちんとしたデータに基づいて思考するように心がけます!欲しいデータや裏付けはどこにあるのかを常に考えるようにします!
2009年02月17日
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この本からの気づき◎人々は、生活をシンプルにしてくれるデザインを買うだけではない。さらに重要なことに、愛しているのだ◎シンプリシティと関係するのは、価値がなさそうで、見過ごされてしまいかねないものが呼び起こす、予想外の喜びだ◎できることを減らし、他のすべてを隠しつつ、本来の高い価値観が失われないようにする。高級な素材を使ったり、それ以外のメッセージを暗示することによって、高い品質管を「具体化」することは重要で巧妙な手段である◎世界のトップクラスのデザイナーはみな、何かを見るとき目を細める◎見るものを減らすことによって、わかることが増えるのである◎時間を節約することで、シンプリシティを感じられる◎待つことが減るのは、ビジネスばかりか人生や幸福の観点からも極めて貴重な見返りなのである◎5分かかる仕事を1分に短縮することが業務管理の存在理由である◎取るに足らない選択を他の人に任せることは、理にかなった対処戦略となることがある◎知識はすべてをシンプルにする◎もっとも成功するプロダクトデザインとは、学習と人生という一層大きなコンテクストに深く結びついたものなのである◎一番大事なのはシンプルとコンプレックスのリズムなのだ◎シンプリシティの周辺にあるものは、決して周辺的ではない◎どんな素晴らしい食事、あるいは忘れがたい交流にとっても、環境は良く言われる「秘密のソース」なのである◎テクノロジーと人生が複雑になるのは、そうなるがままに任せておくときだけである◎人生の終わりを目前にして、もうこれしか持って行けないというときに、手元に置くべき貴重品とは何だろう。一つの指輪、一枚の写真・・・。思い出こそが死に臨んで大切なものなのだ◎人生とは複雑なものかもしれない◎だが、最後には、人生とは単純なものなのだ今日の宣言私は常に、あらゆるものをなるべくシンプルに考えるようにします!シンプル・イズ・クールを心がけます!
2009年02月04日
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この本からの気づき◎当時、アップル社が入居していた小さなビルには、ソニーの西海岸地域事務所も入っていた◎そしたアップル社を創業した天才二人組の片割れスティーズ・ジョブズはビルの反対側にあるソニーのオフィスにするりと入って行っては、ソニー製品の美しいデザインを五感で吸収するという作業を、ほとんど日課としていた◎たとえ天才であっても、他人と手を組まないわけにはいかない◎アップル社みたいに30分間の会議で新しい標準をいくつか定義して、それを実行するべしという指令をメールで持ってハード部門に送るなんて芸当は、インテル社はしたくてもできない◎インテル社には、30分の会議で緊急性の高い問題を解決すること、例えば技術標準をいくつか決定することなどできない。だがアップル社ならできる◎人間的な対応こそ、ユーザーがパソコンに求めるものである◎アップルが強く求めてやまないものこそ、一貫性と使いやすさなのだ◎アップル社のマニュアルはどれも、ハード用もソフト用も、薄い◎ジョブズには、誰にも真似のできない才能があった。ほとんど神秘的な、彼の先見力である◎未来を見通すだけでは十分ではない。先を読んだら、それを現在と繋げるために、きちんとステップを踏まないといけないのだ◎そして、その「ステップ」というのは、実に多くの場合、資金のことなのだ◎技術革新をもたらすのは、確かにお金ではなく人である。だが、お金なくして技術革新を成し遂げることは不可能に等しい◎技術革新にとっては、風土が大切である。天才たちが一か所に集まって、衝突したり仲良くなったりして、初めて技術革新は起こるのである◎その場合、天候が良くて、食べ物がおいしいのと同じくらい重要なのが、精神風土とか文化といったものだ◎アップルでは、ジョブズというたった一人の人間が、テクノロジーと経営のみならず、製品のデザインにも濃い影を落としている◎「デザイナーにとっては様々な制約は、かえって作業の助けになる」チャールズ・イームズ◎ファンというのは、崇拝の対象が変化するのを嫌う◎アップルが売っているもの。それは「クール」◎かっこよさ、趣味の良さ、斬新さ、それにクールの文字通りの意味のひんやりしたような爽快さ、それらすべてをひっくるめた意味での「クール」こそが、アップルの真の主力商品なのである◎初期のアップルは、クールの正反対の「ウォーム」を売り物にしていた◎当時のアップルは、会社そのものも、各種の製品も、使い勝手がよく、親しみやすく、きついところがないというイメージだった◎冷たくてお堅いIBMの正反対を地で行っていたのだ◎初期のアップルの虹色のリンゴのロゴも似たようなイメージを発信していた◎初期のアップルの広告も遊び心にあふれ、軽妙で、ちょっと風変わりだった◎どこかヒゲもじゃのヒッピーの香りがしたのである◎だが、いつの間にかアップルは変わってしまった◎ヒッピー文化をはじめ、根っこにあった1970年代西海岸のカウンターカルチャーを捨て去り、虹色のロゴもやめた◎そして、もっとすっきりした、スマートなアップルになったのだ◎クールであるための必要条件の一つ。それはクールな友達がいること◎成長するには―それどころか、生き残るためだけでも脱皮しなければならない◎みんなにクールだと思われることの利点は、何がクールかを決める力が発生するということだ◎「アップルがやっていることなのだから、クールに違いない」と、世間のみんなが思ってくれる◎だが、クールだと思われることには危険もある。周囲の期待が高くなってしまうのだ◎誰を悪役に仕立て上げるにせよ、完全な敵対関係に陥ることは避けなくてはならない◎いつまた、手を組まなくてはならなくなるか、わからないからだ今日の宣言私はクールとは何か、クールになるためには何をしなければならないか、この行動はクールか、クールな自分ならばそんなことをするか、常にこうしたことを念頭に置いて生きます!そして、実際に、誰からもクールな人間と思われます!
2009年01月30日
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この本からの気づき◎自分は何が好きか、自分の適性は何か、自分の才能は何に向いているのか、そういったことを考えるための重要な武器が好奇心です◎仕事・職業こそが、現実という巨大な世界の「入り口」なのだと思います◎「人生で大事なことが3つある。それは、死なないこと、楽しむこと、世界を知ること。」ジム・ロジャーズ◎世界を知るにはいくつか方法があるが、学問がその王道だろう◎最初から税を引かれて給料をもらうというやり方は、実は戦費のための税金を取りやすくしようと戦争中に始まったもので、その制度が今も残っているのだ◎魅力があるということは、人生を充実させ、楽しんでいるということに尽きる◎「何をすればいいのかわらかない」というのは、社会的引きこもりから政治家、リタイアした老人からホームレスにいたるまで、多くの日本人に共通の悩みだと思う◎「何をすればいいかわからない」人間は、おそらく心も身体も弱っていくだろう◎何かを売り始めることが、大人になった証ということになる◎生活している大人は、みな何かを売っている◎自分は絶対にサラリーマンには「向いていない」と確信することも才能に含まれるのだと思う◎サラリーマン・OLを人生の選択肢から除外して考えることは、今の時代、普遍的なシミュレーションではないだろうか◎「もし会社をおこすのだったら、自分はどういう会社をつくりたいのか」と考えることは、自分が何をやりたいのかを鮮明にしてくれる◎自分はサラリーマン・OLになるのだと最初から決めつけるのは愚かなことだと思う◎なぜなら、そう決めた瞬間に、「何になるのか」ではなく「どの会社に入るか」がより重要になってしまうからだ◎正社員が優遇されているのは基本的に衰退業種・企業であり、いずれは正社員という言葉も死語になっていくはずだ◎おそらく「集団に入らなければ」という強制力と、「何をすればいいのかわからない」という悩みはリンクしている◎力を持った集団に入りさえすればいいという社会では、「自分はどんな仕事をしたいのか」という問いは不要になるからだ今日の宣言この本を読んだことをきっかけに、今一度「働くということ」を根本から、常識にとらわれず考えてみることを誓います!そして、今後大きく変わっていく労働観が、社会や啓勢にどのような影響を与え、その結果、世界がどうなっていくのかを深く考えます!
2009年01月13日
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この本からの気づき◎必要なのはただ、ものの見方を変えること◎インセンティブは現代の日常の礎である◎通念は、大体間違っている◎「専門家」は―犯罪学者から不動産屋さんまで―自分の情報優位性を自分の目的のために利用する◎何をどうやって測るべきかを知っていれば混み入った世界もずっとわかりやすくなる◎アダム・スミスが本当に考えていたのは個人の欲求と社会規範の衝突だった◎経済学は突き詰めるとインセンティブの学問だ◎インセンティブの味付けは基本的に三つある。経済的、社会的、そして道徳的の三つだ◎ほとんどの人間的営みにはインチキが付いて回る。インチキは経済の基本原理に基づく行動だ◎ちょっとした簡単な問題を考えるのが、とても大きな問題に切り込む時の助けになることがある◎横領を働く連中のほとんどは平穏無事に、また理論的に幸せに生きている◎心理学や経済学の幅広い研究で、同じモノでも誰からもらうかで、人が払っても良いと思う値段は違うと示されている◎喉の渇いた人は、リゾートホテルからビールを届けて貰うと2.65ドル払うが、同じビールでもしょぼい雑貨屋さんが持ってくると1.50ドルしか払わない◎「人間がどれだけ利己的だと考えられていようと、人間の本性には明らかにいくつかの原則があり、その原則故に、人は他人の幸せに関心をよせ、そうした他人の幸せから自分が得るものといえばそれを見て楽しむ以外何もない場合でさえ、他人の幸せを自分の幸せのように感じるのである」アダム・スミス◎無差別な暴力の恐ろしさほど強力なインセンティブはめったにない―テロリズムがあんなに効果的になのは、結局そういうことだ◎不動産広告で感嘆符(!)を見たら間違いなく悪いニュースで、本当に足りないところを中身のない勢いでごまかそうとしているのだ◎答えは正しいデータを見つけられるかにかかっている◎そして、正しいデータを見つけるには正しい人を見つければ良いのが普通だ◎景気と暴力犯罪の間には何の関係もない◎厳しい懲役は、抑止力(街にいる犯罪予備軍に対して)としても予防薬(すでに刑務所にいる犯罪予備軍に対して)としても、効果を発揮したことが研究で示されている◎原因と結果について言えば、そんな入口から入ってすぐ出口みたいな考え方には落とし穴が潜んでいることが多い◎自分の利益に絡んだことを真理と称して高らかに吹聴する専門家にせっつかれて何事かを思いこむことは多い◎怖いのは死ぬ可能性(100%)ではなくて、もうすぐ死ぬ可能性の方なのだ―それなら、死の恐怖を測る一番いい方法は、時間当たりの死ぬ確率を見ることだ◎危険は大きいが恐れは小さいときの人の反応は控えめだが、危険は小さいが恐れが大きいとき、人はオーバーな反応をする◎遺伝子だけで決まるのは、子供の性格や能力のだいたい50%である◎家族構成は子供の人格や勉強の成績にほとんど影響しない◎母親が最初に30歳以上で生んだ家の子供は成績が良いことが多い◎子供の試験の点とどれくらいテレビを見るかは関係がない◎コンピューターを使うことと試験の点にも相関はない◎あなたが親として何をするかはあんまり大事じゃない―大事なのは、あなたがどんな人なのかなのだ◎弱点っていうのは、隠しているより正直にさらけ出した方が、人もそれほど厳しくはしない◎香りの無いエクストラライトのオリーブオイルを大匙に数杯、食間に一日何回かすすると、体はカロリーを摂るけれどもっと食べろというシグナルは出さない◎私たちが投票するのは金銭的インセンティブよりもむしろ社会的インセンティブのせいだ◎単純に投票所にいるのを友人や同僚に見られるのが、投票の一番「いいこと」なのかもしれない今日の宣言私は物事を判断するときには、常識・通念・マスコミ報道に惑わされずに、きちんとデータを収集し、そのデータに基づいて判断します!ものを考える時には常に「新しい見方はないか?別の切り口はないか」を自問するようにします!
2008年12月25日
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この本からの気づき◎ブランドにはフィロソフィー(哲学)、ヒストリー(歴史)、そしてストーリー(物語)の3つが必要だ◎消費者の心を打つ広告・宣伝を実現したいのなら、商品開発の段階から参画するしかない◎商品の背後に潜むストーリーが、買い手の購買意欲をくすぐる傾向が益々顕著になっている◎トレンドから最新の「モード」が誕生する◎3年も経つと、これが「ファッション」というムーブメントになる◎この「ファッション」が約10年のサイクルで作り上げていくのが「スタイル」。言葉を換えれば定番だ◎男性はうんちくで物を買う。モノに備わったストーリーの奥深さや、インスパイアした哲学的なものに惹かれたり、その希少性に惹かれるところがある◎一方、女性は瞬間の感覚で物を買う傾向がある。勘を大切にし、トレンドを上手く泳ぎながら、モノに流され、時代を楽しむといううらやましい特性を持っている◎流行を競うのではなく、あくまで美を競え!◎本当に大事なのは、サプライじゃなくて、サムライ・チェーン・マネジメント◎思い切って無駄なものを削ぎ落とす。これが究極のデザインの一つ◎会社という組織にも、新たなデザインが必要とされる◎ブランドを成功させる絶対条件は「一貫性」である◎ブランドに迎合は許されない◎ロングトレンドの軸をしっかりと自分の中に据える。そのうえで、ディティールトレンドを取り入れる◎変わらぬものと変わるものを、しっかりと認識するということだ今日の宣言私はブランド、トレンド、モード、ファッション、スタイルがどんなものか完全に理解できたので、それをきちんと実践します。そして必ずや「ブランド」となります!
2008年12月02日
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この本からの気づき◎すぐれたセールスマンがお客に伝えることは、たったの3つ◎メリット、信頼、価格◎自分が売っている商品のことよりも、お客のことを知っている方が、実は圧倒的に売れる◎一流セールスマンと詐欺師の共通テクニックは以下の通り◎いい人に見える◎商品を売り込まない◎商品を触らせる◎自分の生い立ちを語る◎共通の知り合いがいると語る◎手紙を利用して信頼度を高める◎偶然を必然として認識させる◎この時期を逃すと取り返しがつかないことを強調する◎顧客が特別な存在であることを示す◎褒め倒す◎洗脳する今日の宣言私は、ややもすると営業は詐欺に近いものになることに改めて留意し、どんなに厳しい状況になっても、絶対に違法行為には手を染めないことを誓います!
2008年11月21日
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この本からの気づき◎重要なのは考え方を変えること◎情報力格差が生まれる原因は能力でも財力でもない◎あるいは、大組織にいるかどうかでもない◎「知りたい」と望むかどうか、そして「検索力」を磨くかどうか、それだけである◎Gメールは、単なる連絡用の道具というよりは、個人のデータ管理システムとして捉えるべきものである◎それは、我々の情報処理活動に新しい地平を開く◎Gメールで検索するのは、Web上のデータ、すなわち他人の作ったデータではなくて、自分自身のデータだ◎自分自身のデータということは、Web上にある一般的なデータに比べて遥かに価値が高いということだ◎「きわめて価値の高い個人データに、きわめて強力な検索をかけられる」という意味で、Gメールがもたらした変化は画期的だ◎Gメールは、グーグルが進めようとするクラウド・コンピューティング戦略の一部分なのである◎これまでは、情報が集まらないことが問題だった。しかし、いまや「集まりすぎるために、雑音が多すぎて、本当に欲しいものが見えない」ことが問題である◎これからの知的作業は「検索力」によって差がつく時代になったのだ◎新しい時代における知的労働者の最重要課題は「問題の設定」「仮説の構築」そして「モデルの活用」の3つを実行しうる能力の確保だ◎なかでも、まずすべてに先立って必要なのは「問題の設定」だ◎凡庸な問題設定では、凡庸な答しか得られない◎理論とは棄却されなかった仮説の体系である◎散歩は「疲れ休め」といった消極的なものではなく、積極的な活動だ◎「歩く」ことは、アイディアを得るための最も手軽で最も確実な技術である◎一人当たりの時価総額でみると、ソニーはグーグルの34分の1、アップルの27分の1しかない◎能力において、これほど大きな差が出るはずはなく、この原因は「日本人が大組織の中で野力を発揮できる機会を与えられていない」ことにあると考えざるを得ない◎とくに、知的労働者が搾取されているのだ◎日本のプロレタリア知識労働者よ、知の産業革命の為に、前進せよ!今日の宣言私は、今後はGメールを中心に仕事をするようにします!効果的に「検索力」を用い、自分以外でもできることについては極力てをつけないようにします!そのかわり斬新な『問題の設定』に全力を傾けます!
2008年11月20日
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この本からの気づき◎浅い川ほど音がうるさく、深い川ほど静かに流れる◎毎日、靴を揃える。それを毎日やるだけで変わる◎靴を揃えるという小さなことを積み重ねていくことによって気持ちが整い、自分の中のゆがんだものや何かが真っ当になっていく◎あいさつにもそういうところがある◎いつでもどこでも名前を呼ぶという言語表現こそが、人間と人間を結びつけ、親密さを生む◎犯人にも犯人の言い分がある◎だから、気持の上での「逃げ場」を作ってやる◎すると、悪いことをした人間にも必ず自分を認めてほしいところがあるから、そんな言葉にすがりつくかのようにしゃべりだす◎マッチ一本火事の元。タバコ一本汚職の元◎役所に新しい課長がきたとする。そこへ業者があいさつに行く。課長がたタバコを吸おうとしたとき、業者が「どうぞ、どうぞ」とパッとライター出して火をつけてあげる。ここから汚職が始まる◎汚職役人を落とすのは簡単。女を突き止めれば観念する。一番秘密にしている女の存在まで知られているなら、隠したって無駄だと思う◎少人数の会話でも、二人の対話でも、相手が主役。自分は脇役◎ましてや、相談事ならなおさらそう◎素晴らしいと思っていないのに素晴らしいと言ったり、似合っていない服を似合っていると言ったりする必要はない。しかし、よく観察すれば、ウソではなく何かいいことがいえるはずである◎良い結果をもたらすウソは、悪い結果をもたらす真実よりも良い◎幸せはシワと汗でできている◎人望は笑顔に宿る◎人望のある人には「和顔愛語」が備わっている◎明日の仕事までガツガツ今日のうちにやるような奴は、出世はしても、結局は人間として、人生として損。そう、人望のある人はガツガツしていない◎「人間には右手と左手がある。金槌を叩くときに右手は動きが目立つからみんなが注目するけれども、実は受けている方の左手もなくてはならないし、左手は時には叩かれて傷を受ける。だから左手を大事にしなくちゃいかん」本田宗一郎◎誠は言で成ると書く◎結局人間というのは色、金、メンツ。最近ではそれに健康がつく◎人が生活を崩す理由も、その4つの中にある◎この4つのなかで、もっとも人間が見えるのが金今日の宣言私は、今まで以上に挨拶を励行します!すきあらば挨拶するようにし、その時は、出来る限りお相手の名前を挨拶の前につけるようにします!
2008年11月18日
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この本からの気づき◎科学の目的は秩序なき複雑性のうちに意味ある単純性を見出すこと◎社会のネットワークの構造は、ハイパーテキストリンクでつながったウェブページで構成されるワールド・ワイド・ウェブ(WWW)とほぼ同一である◎さまざまなネットワークは、それぞれ異なる状況の下で全く異なる要求を満たすべく発達してきたのに、構造に関してはほぼ同一である◎ヒトゲノム計画によって、われわれヒトの遺伝子は約3万3千であり、これまで考えられていた約10万には遠く及ばないことが明らかになった◎スモールワールドという考え方は、形態の科学における最新のもっとも重要な発見の一つだが、この科学の起源は古代にまでさかのぼる◎経済、政治組織、生態系など世界の非常に重要なネットワークのほとんどは、例外なく、不安定さと混乱をもたらす激変に転落する崖っぷちのところで平衡を保っていることがうかがわれる◎一見すると、説明できそうもない激変によって歴史の流れがしばしば区切られてしまうのは必然であり、それは自然の普遍的な法則に従ったものなのだ◎単純さは科学的研究が成果を上げるための鍵である◎どんなに多数の点があろうと、全体が事実上完全に繋がっているネットワークにするためには、どんな場合でも、相対的に少数のリンクをランダムに張れば十分である◎ネットワークが大きくなるにつれて、必要とされるリンクの比率はだんだん小さくなる◎300の点からなるネットワークの場合、点と点の間に張り巡らせることのできるリンクは約5万だが、この5万のリンクのうちの約2%弱のリンクが張られていれば、ネットワークは完全に繋がった状態になる◎これが1000の点になると、この極めて重要な比率は1%にも満たない値になる◎1000万の点では、その比は僅か0.0000016である◎この数字は、もしも人々が事実上ランダムに繋がっているのなら、世界のすべての人が完全に結合した社会の網構造(ウェブ)で繋がっているためには、基本的には一人がほぼ2億5千万人に一人の割合で誰かを知っていればいいことを意味している◎つまり、1人が24人を知っていればいいのだ◎弱い絆は社会のネットワークを縫い合わせる上で不可欠な紐帯の役割をしている◎弱い絆は社会の「近道」で、これらが失われてしまうとネットワークはバラバラに崩れ落ちてしまうだろう◎この絆は、遠く離れた社会的世界、絆がなかったらまったく無縁な世界への架け橋なのだ◎製品の販路を拡大する極めて有効なやり方の一つは、なんと言っても製品名を有名にすることで、そうしてしまえばあとは簡単だ◎知名度の高さとは、すでに他の多くの人が自らの行為を通じて「一見の価値あり」と宣言したことの公然たる証拠なのだ◎アメリカの大企業の役員会は社会的に結びついていて、企業統治体という一つの巨大な網構造(ウェブ)に組み込まれている◎万物が今ある形をしているのは、そうなる道を歩んだからに他ならない◎生態系で、極めて多数のつながりを持つ要石となっているのは、大抵は食物連鎖の中位にいる目立たない生物である◎あらゆる経済の動きを促進しているのは、本質的には群集心理なのだ◎集団思考についての十分な認識がなければ、いかなる経済理論も十分といえる域には程遠い◎病気がそう簡単に人にうつらなかったり、あるいはそれほどすぐにはうつらない場合や、非常に多くの人がワクチンの接種を受けている場合、さらに、感染するとすぐに死にいたる場合は、一人の患者が原因となる2次感染者数は、平均すると一人に満たないだろう◎その結果、感染症はティッピング・ポイントよりも下の状態になっているから、終息していって、最後には完全に消えるはずである◎しかし、これは一人が多数の人に繋がっている「コネクター」がいるネットワークの時には当てはまらない◎このことは、HIVの場合、すべての人が治療とワクチンの接種を受けない限りエイズの流行は止まらないことを意味している◎人類は永遠にエイズとともに生きていくことになる◎大半の社会で見られる富の分布の不平等は、金儲けの才能とはほとんど無関係である◎それは、ネットワークの組織的構造の特徴から自然に姿を現すのだ◎貧富の差は投資により増大し、税や売買により減少する◎経済全体での消費の増大を目指す経済手段であれば、どんなものでも結果的には富の再分配がもたらされる◎社会資本とは、人々が容易かつ効率的に協働する能力を持っていることだ◎その根底にあるのは、信頼、親近感、思いやりなのだ◎社会資本とは、いわば集団が集団として自律的に自ら進んで仕事をする能力のことである◎ネットワークの視点に立てば、複雑な世界に単純な法則が見えてくる今日の宣言私は、世界が実際にとても狭く、世界を動かすのは決して難しいことではないということが実感できたので、今まで以上に周囲に対して誠実な言動をしていきます!
2008年11月14日
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この本からの気づき◎学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない。グライダーの練習に、エンジンの付いた飛行機などが混じっていては迷惑する◎優等生はグライダーとして優秀なのである◎朝の仕事が自然なのである。朝飯前の仕事こそ、本道を行くもので、夜、灯りをつけてする仕事は自然に逆らっているのだ◎様々な知識や経験や感情が既に存在する。そこへ一人の人間の個性が入っていく。すると、知識と知識、あるいは感情と感情が結合して、新しい知識、新しい感情を生み出す◎発想のもとは個性である◎それ自体が面白かったり面白くなかったりするのではなく、それが結び付ける知識・事象から生まれるものが面白かったり、面白くなかったりするのである◎ものを考えるにあたって、無心の境が最も優れているのは偶然ではない。一晩寝て考えるのも、決して、ただの時間延ばしをしているのではない◎わかりにくいところを、思い切って速く読んでみると、かえって、案外良く分かったりする。残像が生きて、部分が全体にまとまりやすくなるからであろう◎思考の整理には平面的で量的なまとめではなく、立体的、質的な統合を考えなくてはならない◎朝目を覚まして気分爽快であるのは、夜の間に頭の中がきれいに整理されて広々としているからである。何かの事情で、それが妨げられると、寝覚めが悪く、頭が重い◎今の人間は情報過多といわれる時代に生きている◎どうしても、不必要なものが頭にたまりやすい◎夜の睡眠くらいでは整処理できないものが頭に残る◎これをそのままにしておけば、だんだん頭の中が混乱し、常時「忙しい」状態になる◎ノイローゼなども、そういう原因から起こる◎忘れる努力が求められている◎どんどん摂取したら、どんどん排泄しないといけない◎忘却は、この不可欠な排泄に当たる◎頭を良く働かせるには、この忘却が極めて大切である◎頭を高能率の工場にしていくためには、どうしても絶えず忘れていくことが必要である◎忘れるのは価値観に基づいて忘れる◎面白いと思っていることは、些細なことでもめったに忘れない◎価値観がしっかりしていないと、大切なものを忘れ、つまらないことを覚えていることになる◎思考の整理とは、いかにうまく忘れるか、である◎思考の整理は名詞を主とした題名ができたところで完成する◎思考の整理の究極は、表題ということである今日の宣言私は忘却することの重要性が分かったので、積極的に忘却するようにします!どうすれば最も効果的に忘却できるのか、その方法を発見します!
2008年11月11日
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この本からの気づき◎ビジネスパーソンにとっての自己演出は、いかに自分を活かし、楽に目的を達成できるかを考えること◎相手を引き立て、自分も活きる。二人で行動したら、二人とも活きるようにするのが上手い見せ方◎案外、自分では「醜い」と思っているところが、見せ方次第でその人の魅力になる◎「それがなければ美人」とか、「イボがなければ格好いい」と言われたら、褒め言葉として受け取った方がいい◎唇のかさつきは実生活の不安定、不規則を表す◎全部をきちんとしちゃったら、それこそ野暮というもの◎スーツをオーダーするなら、ワイシャツをオーダーした方が経済的◎言い訳するより白いワイシャツ。白はここぞというときのための「決め」の色◎人は無意識に、商品の特徴を売る相手に求めている◎商品を売る側は、相手に求められているイメージを見せればいい◎その商品を見て浮かんだことを言葉に置き換え、それをあなたの外見に付け足す◎本来の自分にないものでも、相手に売り込みやすくするための役作りだと割り切ってしまえばいい◎靴をピカピカに磨いてしまうのは素人で、本当におしゃれにうるさい人は、鈍い光になるように磨く。それは、正式な場所では鈍い光が礼儀だから◎名品といわれる香水は、美しい香りの中にとんでもなく臭く、人から嫌がられるような匂いを一滴足すことで、より素晴らしい香りに仕上げられている◎外見づくりを考えることは、自分の将来について考えること今日の宣言私はワイシャツをオーダーしてみます!それをきっかけに、自分の外見を見直し、今まで以上に魅力的な外見、内面と相乗効果を発揮する外見になるように、容姿を改めて磨きあげます!
2008年10月29日
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この本からの気づき◎勝つためには何をすれば良いのか◎勝つためには人がすべてだ◎アーサー・アンダーセンは2002年に破たんしたが、それはミッションとバリューの乖離によるところが大きい◎言うべきことを言わないでいることが、ビジネス界の最大の恥だ◎官僚主義、屋上屋を重ねるような組織、社内政治、表面的な礼儀正しさは、全て率直さの欠如が生み出す産物だ◎競争相手のことなんかどうでもいい。社内でコミュニケーションが取れないことの方が、よっぽど恐ろしい敵だ!◎率直でないのはつまるところ自分のためで、自分が楽するためなのだ◎勝ち抜くためには率直であることが極めて重要だ◎率直さを引き出すためには、報酬を与え、褒め、語り続けることだ。率直に行動した人は皆の前で大々的に褒めあげる◎非実力制度の良い点があるとすれば、やがてそれが自滅するということだ。自分の重みに耐えかねて潰れるか、変化せざるを得ない。その結果、継続が困難になる◎ヤンキースをはじめとするスポーツチームの団結力は、率直な業績評価とそれに呼応した報酬の上に成り立つ、オープンで正直な経営システムのプラスの影響を雄弁に物語ってくれる◎選別はチームワークを損なうどころか、強くしてくれる◎カルチャーの違いが障害となって選別ができないという口実は、まさに口実でしかない◎リーダーになる前は、成功とはあなた自身が成長することだった。ところが、リーダーになったと途端、成功とは他人を成長させることになる◎人材開発は毎日行うべきこと、日々の仕事の一部でなくてはならない◎人材教育をすることは、水の入ったジョウロを右手に、肥料の缶を左手に持ってガーデニングするようなものだ。時には雑草を引き抜かなくてはならないこともあるが、大抵の場合は丹精を込めて育てる。そして咲いた花を愛でるのだ◎部下の懐に飛び込まないでいると、何かが失われる。仕事は仕事でしかなくなる◎やり方次第で、仕事はそれ以上のものになる◎厳しい決断には不平不満が出て、抵抗にあうだろう。だが、リーダーの仕事は、彼らの言い分をよく聞き、はっきりと考えを説明しつつ、前に進むことだ。結論を引き延ばしたり、甘言で丸めこもうなどとしてはいけない◎なんとなくあれっ?と妙な感じが残る。だったら、そういう人を雇ってはいけない◎自分の直感に耳を傾けるべきだ。直観は何かを伝えようとしているのだから◎あなたが独立して個人として働いているのであれば、全てのことに答えを見つけるのがあなたの仕事だ。だが、あなたがリーダーであれば、全てのことに質問するのがあなたの仕事だ◎過ちを陰気くさく話すことはない。逆にあなたが過ちをユーモアたっぷりに軽い調子で話せば話すほど、過ちを犯しても致命傷にならないんだと周囲の人に分かってもらえる◎優れたリーダーは、部下のことを心から気にかけ、彼らの成長と成功を望む人だ◎成熟した人はみんなユーモアのセンスを持っている。自分のことを笑い飛ばすことができるのだ◎効率を知る人は、全ての情報がそろわなくても評価分析を中止して、厳しい決断を下す潮時をわきまえている◎どの職位のマネージャーにせよ、やるかやらないかを決められないマネージャーほど最悪なものはない◎情熱の人は、仕事だけではなくて何にでも情熱的になる◎何であれ、生きるのが大好きという人たちなのだ◎自分がどういう人間かを理解し、それを受け入れていなければ、厳しい決断をして不人気な立場に立つことを厭わず、自分の信じることに胸を張ってはいられない◎優れたリーダーとは、自分が一番バカに見えてしまうような優秀な人たちをチームメンバーとして集める勇気を持つ人だ!◎完膚なきまでやっつけられ、それでも立ち直って次のレースでは、以前よりも早く走ったようなタイプが私のお気に入りだ◎誠実で、知性があり、成熟度の高い人を雇わなければならない◎それを満たす人なら、次にはポジティブなエネルギー、そのエネルギーを周囲の人に吹き込む力、決めづらい事柄に決断を下す勇気、仕事を実行する能力、情熱を備えているかどうかを見る◎それから先は、幹部クラスであれば、ホンモノかどうか、先見性があるか、他人にアドバイスを求めることを厭わないか、挫折から立ち直る回復力があるかを見る◎それらをすべて持ち合わせている人が、勝利を手にする人だ◎優秀な人事担当者は一種のハイブリッドなのだ。一方では牧師のように、相手を非難することなく犯した罪を聞き、不満を聞いてあげる。もう一方では、親のような愛情を持って接し育てるが、誤った道に踏み込もうとすればすぐにはっきりとそう言う◎研修は業績を上げた報酬として与えられるもので、勤続年数に応じて与えられるご褒美であってはならない◎組合には誠実な態度で臨むこと。自分の言葉を守ること。これしかない◎スターが傲慢にふるまい、コントロールが利かなくなったと思ったら、すぐさま、その人を呼び出し、バリューや行動規範について腹を割って話し合う場を持つべきだ◎もたもたせずにスターの後任を決めるためには、候補者リストを常に用意しておくことだ。だからこそ、優れた評価システムが重要になる◎落ち目の人や妨害者を救済しようとして時間を使いすぎる。それは人情だが過ちだ◎人事管理を効果的に行いたいのであれば、組織図はできる限り解釈の余地がないようにすること◎マネージャーは、解雇は避けて通れないと認識することだ◎最初に、不意打ちを食らわさないこと◎第二に、屈辱感を最小限にせよ◎普通の会社は誰の目にも明らかな機会を捉える。だが、不幸な状況―「自動車事故」のような状況―を最大限利用する会社があるし、そうすべきなのだ◎不幸な出来事であっても、あらゆる機会を捉える事が変化ということだ◎問題、その原因、解決方法についてオープンに話せば話すほど、組織の内外で進展を見守る人たちの信用をかち得ることができる◎そして、危機の時に常に必要となるものは、信用なのだ◎血を見ずに収集できる危機はない。それはたやすいことでも愉快なことでもな。だが、悲しいことに会社が新たに前進するためには、それは必要なのだ◎戦略とは、単純に「あ、そうか!」を見つけ、大まかな方向性を決め、適切な人を配置して、しつこく、たゆまぬ改善をしていくいこと、それだけのことだ◎戦略なんて限られた資源をどう割り振りするか、それだけのことだ。周りの雑音を取り除いてしまえば、残るのはそれだけだ◎勝つためには二つのことが必要だ。真似をすること、そして、それに改善の手を加えること◎業界再編のごく稀な例を除き、価格が折り合わなくて買収を逃しても致命傷になることはない。必ずほかの案件が出てくる◎これが最後の案件、ということはない。買収フィーバーのせいで、そう感じるだけだ◎どんなに不安で、混乱していても、腹を立てていても、合併に抵抗するのはキャリアの自殺行為だ。心の平安のためにも良くない◎自分自身に、古き良き時代は終わったと言い聞かせよう。そして最高に素晴らしい時代が来るんだと言い聞かせよう◎合併後、マネージャーは合併を歓迎する人を必ず選ぶ。ふくれっ面の人より才能がおとり、知識がなくてもだ◎シックス・シグマの最大の効用は優秀なリーダーを育成する力にある◎シックス・シグマは過去四半世紀における最大の経営革新の一つ◎シックス・シグマは平均ではなくばらつきのことであり、それを顧客とあなたの間から取り除くことなのだ◎シックス・シグマは反復的内部作業や複雑な新規製品設計のためのものであり、それらにインパクトを与えるものなのだ◎ある職がその後のあなたのキャリアをどう変えるかを知るのは不可能だ◎自分自身を毎日偽るようではキャリアは死んでしまう◎入社するなら、学ぶことが評価され、全ての社員が成長することが目的とされ、間違いを犯しても致命傷にはならず、周りの人が常に手を差し伸べてコーチングをしたりメンターになってくれる、そんな会社を選ぶことだ◎最初の仕事を探す時には、ありのままの姿で居心地良くしていることだ。掛け値なしの真摯な姿が一番の売りになる◎自分で身動きが取れないと感じる時には、もしあなたの業績がよければ、ヘッドハンターと競合会社はすぐにそれを見てとる◎「私にチャンスを与えてください」と恐れずに言おう。そうすれば誰かがチャンスを与えてくれる◎天職を見つけるには時間がかかる。実体験と忍耐が必要だ。しばらく働いてみなければ、やれるかどうかを見極めることはできない。いわんやそれが天職かどうかを知るには時間がかかる◎優秀であればあるほど、天職を見つけるのは楽だ。きついことを言うかもしれないが、それが現実だ◎つまるところ、有能な人材は自分でチャンスを選べる。天職の方で彼らを待っているのだ◎最高の仕事を見つけたいと思うのなら、あまたが大好きな何かを選ぶこと、好きな人と働くこと、そして全力を注ぐことだ◎そうすれば、確実に素晴らしい仕事に巡り合える。そして、仕事は趣味になる◎長期的に見れば、運命の及ぼす力は小さくなり、あなたのコントロールのきく部分が大きくなっていく◎昇進を手にする最も効果的な方法は、仕事の範囲を大胆に、予想されていない範囲にまで広げてしまうことだ◎あなたの周囲の人が働きやすくなるように、あなたの上司がもっと賢く見えるように、あなたの仕事を変えてみてはどうか◎予想の範囲内のことだけやっていてはいけない◎ユーモアのセンスを持ち、一緒にいて楽しい人になろう。退屈な人間、陰気くさい人間になるな。偉ぶるな。もっと始末に悪いのは威張ることだ。自分のことをまじめに考えすぎているな、と思ったら自分の頭をぴしゃっと叩け◎スキルはとても重要だ。だが、人生観の方がもっと重要だ◎近道ならぬ、「遠い道」を歩めば、時には思ったよりも早く目的地に着けるものなのだ◎ビジネスで自分を犠牲者と見るのは、自ら破滅を招くだけの行為だ◎キャリアで選択の道を奪うのは、ひとえに姿勢、態度だ。それはキャリア自滅の負の連鎖を引き起こす◎私たちみんなが人生をどのように扱い、時間を割り振るかが問われている。すなわち、これは優先順位と価値観の問題に他ならない◎仕事と家庭のバランスは、交換交渉だ。何を手元に残し、何を諦めるかを自分で自分と交渉するのだ◎世界の競争相手の社員は仕事と家庭のバランスを取るために生産性を低下させることはない◎仕事と家庭のバランスを考える時には常に、上司が何を考えているのか思い出してほしい。それは勝つことに他ならない◎ベストプラクティス1 何をしている時でも、それに集中するように◎ベストプラクティス2 あなたがバランスを取るために決めたこと以外の依頼や要求にノーと言う勇気を持とう◎変化こそ、中国が我々に迫っているものなのだ◎あなたに与えられたチャレンジは単に改善するということではない。業界や市場のサービス・パラダイムを打ち破り、顧客が満足するだけではなくてびっくりして、道で出会った見知らぬ人につい話したくなるようなことをしでかさなければならない◎法律は、それはそれで良い。だが、組織の中にコンプライアンスを浸透させるのは、社員、カルチャー、業務手順、管理、そして強い取締役だ◎社会問題に真っ向から立ち向かうときほど、勝ち組企業そして優れたカルチャーを持つ企業影響力を持つことはない◎勝つことが素晴らしいのは、それで人が幸せになり、クリエイティブになり、そして寛容になれるからだ今日の宣言私は、定期的にこの本を読みなおし、ここに書かれている『勝利の方程式』を完全に習得します!そして、それを実践することでより良い社会、寛容と慈愛にあふれた世界をつくります!
2008年10月02日
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この本からの気づき◎文章は書くものではない。読んでもらうものである◎人に役立つような、人に面白いと思ってもらえるような優れた実用文は、書き手がひねり出して書くものではなく、見つけ出すもの◎何を見つけ出すのかというと、話の中身と話の仕方◎辞書や辞典を開いてごらんなさい。言葉たちが競い合うように「使ってください」「私の方がいい言葉ですよ」「いや私の方がもっといい」とあなたにウィンクしています◎言葉探し作業でなにより頼りになるのが、「この話聞かせたい、読んでもらいたい」という衝動の強さ◎人は「安い」と「違う」に弱い◎読み手に「自分に呼び掛けているのだな」と意識させることが第一の条件◎読む人がトクする話を書いてください。限りなくある「人がトクすること」を想像してみてください◎読んでもらいたい人の前に出たらするはずの顔つきをして書きなさい◎読む人が、この文章で次の行を読みたくなるだろうかと、一行ずつ自己チェックをしていくことが大事◎人と違うことを思い、人と違うことを考えよ◎人は、書くことと、消すことで書いている◎ペーパーは盛りつけ皿だと思うといいでしょう◎書き直せば、いい文章は、幕の内弁当のように仕上がって、読む人の前に出ますこの本からの気づき私は文章を書くときは、意中の誰か大切な人に、得する話、面白い話、自分が感動した話をするように書くようにします!想いを込めて何度も書き直し、これ以外にあり得ないという形にして、初めて「お客様」の前に差し出すようにします!
2008年09月17日
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この本からの気づき◎人生に遅すぎるということはない。五十歳からでも、六十歳からでも新しい出発はある◎取引とは取ったり引いたりするもので、取り過ぎて相手を殺してしまっては元も子もない◎人間にとって、食こそが最も崇高なもの◎混乱期には、不動産を買っておく◎責任を持てない仕事は、いくら頼まれても軽々には引き受けてはならないのだ。必ず誰かに迷惑をかける◎結局、食品とはバランスだということがわかった。食品の開発は、たった一つしかない絶妙なバランスを発見するまで、これでもかこれでもかと追求し続ける仕事なのである◎同じ年の7月、銀座三越の一階に、米国から上陸したマクドナルドがオープンしていた。期せずして、カップヌードルとハンバーガーという東西のファストフード文化が、ここで出会い、ともにスタートした瞬間だった◎食の仕事は『聖職』であり、それに携わる人は、平和の使者だ今日の宣言私は、今後カップヌードルを食べるときには必ず安藤百福さんのことを思い浮かべながら食べるようにします!そして、私も経済騎士であること、食足世平を実現する一助となります!
2008年08月25日
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この本からの気づき◎人間はみな感情の動物です。ですから、経営者というのは素晴らしい心理学者でなければならないのです◎評価のルールを決めておけば一番楽なのでしょうが、そういうことをするよりは、本当に心血を注いで社員を見ていくことが大切です◎利は現場にあるのです。現場の社員に負うところが大きいのではなく、あなた自身が現場に行って、利益を出せるようにしていかなければならないのです◎人の心ほど移ろいやすいものはない。しかし、一たび固い絆で結ばれれば、これほど強いものはない◎社員に、「やっぱりこの社長に惚れこんでついていこう」と思わせるには、その社長が社員に愛情を注ぐしかありません◎仕事の意義を、自分のエネルギーを相手に注入するぐらいの熱意で説き続けるのです。意義や目的に納得できれば、従業員は自ら燃えて、その高い目標にチャレンジするようになります◎まず夢と目標を語り、私についてきてほしいと熱意をもって必死に社員に訴えていく。そうすることによって、社員の考え方が変わっていくのです◎どんなに賢い人を雇うにしても人間性の良い人を雇うことです。絶対に能力だけで採用してはなりません◎今、ウチにはこういう優秀な専門家が喉から手が出るほど欲しいと思っても、人間性が伴っていない人は雇ってはなりません◎それよりは右向け右といえば、右ばっかり向いている人の方がまだいいのです。もし、そういう人しか雇えないなら、自分の器もそのレベルなのです◎会社は大きくしたいけど、自分たちの上に新入りが来るのは嫌だという選択肢はありません。会社を大きくしようとすれば、そういうことも必要なのです◎わずか10人しかいない職場の中で、次から次へと提案を出して改善していくという、それが実は組織の強さなのです◎現場の社員に、どうすれば利益が出るのかが分かるような仕組みを作ることが必要なのです◎部門の責任者とは、その部門の将来や社員の生活に対して責任を持つということです◎心服させるほかに人を使う道なし◎人格を高め、人柄を良くしていくには二つの方法があります。一つは先人の教えを学ぶこと。もう一つは、やはり善きことを為す、つまり「利他の行為」です◎自分の能力を100パーセント企業に注入出来て、初めて社長なのです◎プライベートな時間すらも取れないぐらい厳しいのが、トップなのです◎つまり、社長とは企業に命を吹き込み続けなければならない存在なのです◎「ワンマンではダメ。人が育たない」という言葉に耳を傾ける必要なし。それは自分で経営したことがない人が言う言葉です。経営者はそんな悠長なことは言っていられない◎中小企業、中堅企業の場合には、社長自身が先頭を切って仕事をすることが必要です◎可哀そうだと思ってそのままにしておくことは、その方にとっても、会社にとっても良くないことです◎『小善は大悪に似たり』という。かわいがることは善きことであるが、それがただ甘やかすだけの愛情であっては、とんでもない大悪を為すことになるのだ◎一方で『大善は非情に似たり』という言葉がある。非情なほど厳しく見えたそのことが、実は本当に大きい愛なのである◎大善は、凡人には非情に見える。その冷たいことをあえてやれるぐらいのリーダーでなければ話にならない◎社員を大事にせよというのは、甘やかして引っ張っていくという意味ではない◎商売の一番の極意はお客様から尊敬されることです。尊敬されれば、たとえば値段の見積もりの引き合いなどありません◎人間性に惚れこんでいるのですから、「あの人からモノを買わせてもらいます。高かろうと安かろうと関係ありません。うちは○○会社から買うのです」となるのです◎一国は一人を以って興り、一人を以って滅ぶ今日の宣言私はリーダーです。リーダーの私は、たった一人から国を興します。だれにも負けない努力、圧倒的な努力によって、目標は絶対に達成します!格闘家のごとき闘争心をもって燃えるような闘魂で周囲を感化し続けます!
2008年08月18日
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この本からの気づき◎友情には、ビジネスの世界のどのような着想よりも大きな意味がある◎競合他社に打ち勝つただ一つの方法は、相手を負かそうという試みをやめること◎20世紀の戦略論、マネジメント論の大多数が前提とした事業環境は、消えつつある◎業界の戦略キャンバスを大胆に塗り替えるためには、手始めとして、同業他社から代替産業へ、顧客から顧客以外へと視点を移すことが求められる◎新しい価値曲線を描くための4つのアクション。取り除くべきものは何か?思いきり減らすべき要素は何か?大胆に増やすべき要素は何か?今後、付け加えるべき要素は何か?◎4つのアクションの中でも、とりわけ重要なのは「取り除く」「付け加える」という2つのアクション◎優れたブルー・オーシャン戦略の価値曲線には、メリハリ、高い独自性、訴求力のあるキャッチフレーズ、という3つの特徴がある◎新しい価値曲線を描くために4つのアクションをとり、上記3つの特徴を備えた戦略プロフィールを実現すべきである◎優れた戦略には必ずメリハリがあり、それは戦略プロフィールや価値曲線にも鮮明に表れる◎実際のところ、企業戦略の効果や魅力を見極めるには、心に響き、しかも信頼に足るメッセージを伴っているかどうかを考えてみればよい◎代替産業同士のはざまには、往々にしてバリュー・イノベーションの機会がある◎偉大な戦略アイディアは、天賦の才能から生まれるというよりは、現場に足を運び、競争の土俵を問い直すというプロセスを通してもたらされる◎自社の製品やサービスとともに、どのような補完財・補完サービスが使われているかがわかれば、「抱き合わせ」の事業機会が見えてくる◎数々の賞に輝いた技術といえども、生活をシンプルにする、利便性を高める、生産性を上げる、リスクを減らす、楽しくおしゃれな生活を実現する、といった点で目覚ましい効果がない限り、多くの買い手の心をとらえることはできない◎バリュー・イノベーションは技術イノベーションと一線を画すのである◎個性とメリハリの備わった戦略プロフィールは、そもそも低コストなのだ◎数字によるメッセージは人の心を動かす力に乏しい。神経科学や認知科学といった分野の研究からは、人間は自分の目で見て経験した事柄を最も鮮明に記憶にとどめ、効果的に反応すると判明している◎「見ることは信じること」なのである◎身をもって実態を知るという経験が、意識のハードルをたちどころに解消するうえで凄まじい威力を発揮する◎前向きな熱意を多くの人に広めるためには、努力をいたずらに拡散させるべきではない◎むしろ、組織に強い影響力を誇る中心人物だけに徹底して働きかけを行う方が良い◎中心人物の意識を狙い通りに高め、そのモチベーションを維持するためには、彼らの行動を繰り返し、周囲に目立つように紹介すると良い。これが「金魚鉢のマネジメント」である◎つまり、中心人物の行動―あるいは無為無策―が、まるで金魚鉢の中の金魚のように、全て見通せるようにするのである◎人々の信頼と献身を得て自発的な協力を引き出すためには、初めから実行を見据えて戦略づくりをしておくべきなのだ◎戦略を実行に移す際に公正なプロセスを踏むのを怠れば、模範的な従業員から手ひどい反逆にあう◎企業が利益ある成長をいつまでも続けられるかどうかは、自らが先頭に立って次々とブルー・オーシャンを開拓できるかどうかにかかっている今日の宣言私は、ブルー・オーシャン以外ではビジネスをしないことを誓います!周囲の人から自発的な協力を取り付け、4~5年サイクルで新たなブルー・オーシャンをこの世に生み出し続けること以外には長期的な成長をおぼつかないことを肝に銘じます!そして、それを必ず達成します!
2008年08月13日
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この本からの気づき◎インターネットの本質はコミュニケーションである◎ユーザーは、共通の動画に対してあれこれ話をしたい、ということに関心があったのである◎どんな層に対してであれ、コミュニケーションを誘発することを前提としていないものは、最初から失敗を意味しているに等しい◎とにかく力を入れて取り組む熱意が感じ取れる動画が、強い支持を得る傾向が強い◎インターネットの世界においては、「ここまでよくやった」という熱量が賞賛を集める傾向が非常に強い◎インターネット上においては、テレビ局が充実した設備のもの数時間で作った作品よりも、素人が100時間かけて作った作品の方が圧倒的な支持を集め軍配が上がる◎恥ずかしいくらいのベタさが、かえってユーザーの心を大きく動かす要因になっている今日の宣言私は、携帯における動画が本格的に大きな意味を持って来た今、携帯動画マーケティングに関する情報収集に努めます!携帯動画マーケティングの実践者として第一人者になることを誓います!
2008年08月06日
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この本からの気づき◎絶対計算のおかげで、企業は時にあなた自身よりも、あなたについて正確な予測ができるかもしれない◎絶対計算の勝者こそがウェブアクセスの焦点となれる◎アメリカ医療学会が発表した報告書によると、毎年病院で最大9万8千人が、予防できたような医療過誤の結果として死んでいるという◎今日でも、多くの医療手続きは裏付ける体系的なデータを持っていない◎ありとあらゆる分野で、最高の専門家たちが絶対計算の予測に負けてしまっている◎絶対計算の支援をもってしても、人の予測は絶対計算のみの予測に劣る。人間はあまりにもしばしばマシンの予測を無視して、自分の間違った個人的な思い込みにしがみついてしまうのだ◎予測プロセスの中で、我々人間がマシンよりも上手にできることがあるとすれば、それは仮説立案である◎人間に残された一番重要なことは、頭や直感を使って統計分析にどの変数を入れる/入れるべきではないかを推測することだ◎直感と経験に頼る一部の営業マンは、本当に傑出した働きを見せるかもしれないが、比較的均質な製品を売る大規模な事業を運営しているのなら、職員がきちんと事前に確認済みの台本通りにやってくれた方が、ずっと成功しやすい◎失業者を仕事に復帰させるためには狙いのしっかりした求職支援のほうが金銭的な支援よりもずっと有効であることがわかった◎絶対計算アプローチが勝利をおさめ、直感や経験ベースの専門性を追い出しているのは、絶対計算が企業の根本的な収益性を改善するからだ◎絶対計算は、ある意味で人の未来のプライバシーを脅かす。それは統計的に人の行動を予測できるからだ◎直感が再発明されて、統計的思考と共存するようになる◎直感から大きく外れた統計結果は、慎重に調べ直す必要がある◎未来は、直観と数字の間を自由に行き来して作業ができるような絶対計算者のものだ◎統計屋が結果を統計的に有意という場合、それは単に、ある予測値が他の数字から2標準偏差以上離れていると言っている言っているだけだ今日の宣言私は絶対計算の威力のすごさを知ったので、統計をきちんと学ぶようにします!そして絶対計算の威力を実際に日々の生活に適用するようにします!
2008年07月31日
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この本からの気づき◎オリンピックやワールドカップは4年おきに開催されます。それは、アスリートたちが肉体的にも精神的にも極限まで頑張り続けられる限界が4年だからだという説があります◎「5年」というのは、私たち普通の人間は彼らほど心身を酷使するわけではないから◎そのときそのときの「5年間」という塊の時間を死に物狂いで過ごし、成長していると、その5年がたったころ、必ず大きなチャンスがやってきます◎大切なのは「期限」を設定するということ◎「やめる」という期限を設定すれば、人はグッとその成長速度を上げる◎希望の会社に落ちたら再度挑戦すればいいし、別の道を探したっていい◎道、つまり「目的」にいたる手段は探せばいくらでもある◎とことんリアルな「自分未来史」を書く◎学んで自分を成長させたいという心意気があれば、たいていのことは我慢できる◎重要な決定事項は自らの直感を信じ、相手が大株主であろうが誰であろうが、戦ってでも信念を貫き通すべき◎交渉する時は最初から決定権を持った人と話す◎ビジネスは最後の詰めが最も重要。そこに最も大きなエネルギーをかけなくてはなりません◎出会う人ひとりひとりが運をもたらしてくれる。つまり、多くの人に出会えばそれだけ運が向いてくる確率が高まる◎思えば、節目、節目に私は、天の助けとも思える人物に出会っていることに、今更ながら驚かされます◎どんな仕事も、単調な仕事こそ丁寧に、その意味をしっかり考えながら、ゴールをイメージしつつ工夫しながらやると、思いがけないほど大きな成長の種を得ることができます◎何事も、スタートの前に10分間考える。ただやみくもにスピードを競おうとするのではなく、効率を上げるための工夫が大切◎人は、机の前で座して考えるより、動きながらの方がよりよく考えられる◎動くことで次々と変わる現実、現況が掴める。そして、それに対処できる◎体を動かすことで、脳はより良く機能する◎サービスがマニュアルから生まれるとしたら、ホスピタリティは頭を使い、心をこめることで生まれる◎情熱を支えるのは、「今はまだだれにも認められていないけど、これにはきっと、多くの人をとりこにする力がるに違いない」という、確信めいたもの◎成長する者だけが生き残る。これが自然の摂理◎異性にモテる一番の秘訣は、自分の弱点を隠さず言うこと◎自分だけの利益、自分だけの将来、自分だけの幸せをと考えることは、逆にどんどん自分を追い詰め息苦しくなっていく◎人をほめること。これを自分の喜びとしてやるようになると、運の風は必ずこちら向きに吹くようになる◎新規事業を始める時は、初めから他国へ進出することを念頭に置くべき◎羞恥心や恥という概念は、気取りと紙一重今日の宣言私は5年というスパンを明確に意識し、残り時間に注意しながら課題を一つ一つクリアして九姿勢を新たにすることを誓います!5年間という塊の時間に全力を尽くし、死に物狂いで完全燃焼します!
2008年07月08日
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この本からの気づき◎あなたはただ、「人から助けてもらえる人」になれば良いのです◎どの企業とアライアンスするのか、ということよりも、もっと大事なことは、その企業の誰と仕事を一緒にするのかということ◎要はボトルネックとは、「自分には」できないということだけいのことで、「自分には」の部分さえ崩してしまえば、いくらでも「できない」が『できる』に変わっていく◎あれこれ策を考えるより、そのアイディアを実現可能な人物と話をすることが一番実現に近くなります◎メリットを相手に三つ与えて、自分が一つ貰うくらいでちょうどいい◎できるだけ情報を得た際に即時発信できるようにすることが大切◎発信すべきかどうか迷った情報は捨てる◎「デキル人」になるよりも「隙のある人」。「切れる人」よりも「ちょっと抜けた人」。「格好良い人」よりも「愛嬌のある人」を目指す◎貰う前に、相手にあげるものを用意する◎人がやりたくないような仕事をしている方こそ、実は貴重な情報やノウハウを持っている◎私達が「できない」と思う以上に、世界は「できること」に満ち溢れている◎結局のところ、「できない」ことの最大の理由は、ただ「やっていないから」だけ◎多くの人を助ける人は、それだけ多くの人から助けられる人でもある今日の宣言私は、今まで以上に周囲の人に与えます!そうすることで、自分の力が及ばない点については支援をして下さるような人の数を少しずつ増やしていき、大きな相乗効果を発揮します!
2008年07月07日
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この本からの気づき◎成功しないための一番重要な要素はな、『人の言うことを聞かない』や◎偉大な仕事する人間はな、マジに世の中良くしたいて純粋に思て生きてんねんで◎せやからその分、でっかいお金、流れ込んでくんねん。お金だけやない。人から愛されたり、幸せで満たされたり、もういっぱいええもんが流れてくんねん◎人にはどんな欲があって、何を望んでいるか、そのことが見抜ける奴、世の中の人たちが何を求めているかが分かる奴は事業始めても上手くいく。上司の欲が分かっている奴はそれだけ早く出世する◎とにかく誰かに会ったら「この人が欲しがっているものは何か?」っちゅうことを考えながら接してみい◎出逢う人すべてをお客さんだと考える◎自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかん◎発明っちゅうのは、世界に存在する隠れた法則を発見する行為そのものや◎自然の法則を発見するために、新しい実験をしたり、実験のやり方を変えていく。それはつまり、自分を変えていくということ◎確かに人を感動させるもん作れたら一流や。でも超一流の芸術家は、めちゃめちゃ営業力あんねん。世渡り上手やねん◎成功したいんやったら絶対誰かの助け貰わんと無理やねん◎早う成長して、早う技術覚えて、もっと多くの人をもっと喜ばせたいいう思い、それが何より大事なんや◎自分の「これや!」て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合とちゃうで◎仕事間違えたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで◎「宗教なき科学は不具であり、科学なき宗教は盲目である」アインシュタイン◎人を喜ばせることが何より楽しいと思えるように自分自身を変化させていく。また、自分が好きなこと、楽しいと思えることで人を喜ばせるようにする。それが、成功したり有名になったりお金持ちになるための、回り道に思えるけれど一番の近道◎本当にやりたいことに出会ったときには、「あぁ、これこれ!」って全身で分かる◎実際にやってみて、全身で感じる。それ以外の方法で「やりたいこと」なんて見つからへん。絶対見つからへんで◎せやから、「やりたいことが見つからない」って言っている奴の99%は、『何もやっとれへん奴』なんや◎収入、世間体、不安、同じやで。人を縛っている鎖なんてみんなおなじなんや◎今まで無理やったらこれからも無理や。変えるなら、それは『今』や。『今』何か一歩踏み出さんと。自分、それやらんまんま死んでくで◎人はプライドが傷つけられることが嫌でブランドを選ぶ◎みんなが、自分の夢を聞くのが楽しいと思えるのが理想的やねん◎ぎょうさんの人間が聞きたい夢言うんはな、世の中がそれを実現するのを望んでいるいうことやろ。そしたら、その夢、叶えるのめっちゃ簡単やがな。なんせ、その夢はみんなが応援してくれる夢なんやから◎人がやりたいこと、人が持っている夢、人がどうなったら幸せと感じるか、そのことを考え続けていれば、成功なんてすぐそこや◎どれだけ人を幸せにできるか、そのことにどれだけ喜びを見いだせるか。それこそが、たったひとつの成功の秘訣なのだ◎人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり、苦しんだり、もう死んでまおうかなて思うくらいのでっかい不幸や。そういうとき、やっと人はそれまでのやり方を変えんねん◎何か、自分の想像を超えるような『事件』が人を劇的に変えるねん◎自分には何か才能がある、自分にしかできない仕事がある。そのことに関しては諦めたらあかん。見つかるまで、それは探し続けなあかん。自分自身に対しては諦めたらあかん今日の宣言私は多くの人が聞きたがり、それが実現することを望むような夢を公然と語るようにします!また、人の夢を叶えるためのサポートをとことん行い、そのこと自体に喜びを感じるようにします!
2008年06月23日
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この本からの気づき◎ビジネスも、トレーニングも、成果を出すための方法論は全く同じ◎鍛えられた肉体は、もはやビジネススキルの一つ◎「俺は金を持っているぞ」と言っても、「懸垂一つ出来ないのか」と言われればそれまで◎「生命」や「身体」に関するものはすべてプロセスを省略することができない◎あえてイヤな奴とも言葉を交わすのは、日常生活におけるトレーニングみたいなもの◎体を鍛えるトレーニングを続けることで、そのような気持ちの切り替えやリセットも上手になってくる◎アイディアに煮詰まった時こそトレーニングなのである◎毎日、定期的に決まったことをするだけでメンタルタフネスと心の安定が得られる◎結局トレーニングが続かないのは、自分は何のためにトレーニングするのかという目的を失い、具体的にどんなことを目指すのかという目標を維持できなくなるからだ◎カロリーと栄養分のバランスが取れた食事、筋肉を維持する筋トレ、そして過剰な体内カロリーを消費しやすい身体にしてくれる有酸素運動。結局減量の方法としては、この組み合わせが最も合理的で確実なのだ◎人間には、スローラーナーとファストラーナーがいて、トレーニングはどちらかと言うと、スローラーナー系の方が効果が出やすいかもしれない◎トレーニングでは、何よりもコツコツ続けることが大事だからだ◎トレーニングをしている人は、一日8時間くらい寝るのが理想。しっかり寝ないと筋肉は付かない◎仕事がハードであまり睡眠時間が取れそうにないのであれば、トレーニングはソフトにやること◎日本人の場合、夜の11時~12時と2時~3時に成長ホルモンが最も多く分泌されるといわれている◎食事とは内蔵の筋トレに他ならない。だから、食事の後の休息は筋トレ後の睡眠と同じ効果がある◎理想的には、毎食後に少しだけうたた寝できれば良いのだが、それが無理なら、たった5分だけ目を閉じてじっとしているだけでも内蔵の強化には有効◎トレーニング継続のための仕組みは「イベント性」「サポート環境」「報酬」から構成されている◎「かっこいい自分」というセルフイメージを持つことは、トレーニングを長く続けていくための、実は重要な秘訣だ◎そして、セルフイメージをキープするために大きな力を発揮するのが、ウェアだ◎ウェアのおしゃれを楽しめる人の方が、トレーニングの効果は確実に上がっている◎ジムでのかっこいい立ち居振る舞いとは、基本的に礼儀正しい所作に尽きる◎成功者は、「自分はこう言う人間である」ということを、暗黙のうちに伝えるのがとてもうまい◎成功者にとっては、自分のトレーニングも、いくつも同時進行しているプロジェクトの一つなのである◎人生において起きる出来事は、全て対処可能な経験である。対処できないことは、あなたの人生には存在しない◎精神も筋肉も、辛く苦しい様々な刺激を受け、それに適応すべく超回復し強化されて行く◎精神力、そして人間性を高めることと、筋肉を鍛えることは全くの同列である今日の宣言私は体を鍛えることがいかに人生において大きな意味を持つのかが改めて深く理解できたので、今まで以上に体を鍛えることに時間を投入することを誓います!
2008年06月13日
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この本からの気づき◎行動とは、まず頭の中で何かをすることである◎魔法は、私の肉体を動かす前に、まず知性を動かす◎知性の中で、形を持たないアイディアとして現われ、次に言葉を伴って表現され、最後に実現する◎世界に通用する方法で取り組む決意をすることが重要なのである◎ワールドクラスの企業を作るためには、個人としてワールドクラスの成長を遂げるというコミットメントが必要なのだ◎起業家精神とは、まず第一に創造する力である◎しかし、創造とはあなたにできる行為ではない◎創造とは、あなたを通して行われる行為である◎ビジネスのために働くのはなく、あなたのために働いてくれるビジネスを作ることが、ワールドクラスの企業を作るうえでの必要条件となる◎ビジネスを敢えてゼロから再スタートする。真の起業家になるためのカギはここにある◎起業家精神とは技術である◎奇跡を目にするのは9回裏のことかもしれない。しかし、打席に立つたびに、守備につくたびに、練習を重ねるたびに、奇跡は起きているのである◎すべての経営者は、起業家、マネージャー、職人の3つの人格を持っている◎職人が他の人格を押しのけて「主導権」を握ったとき、経営者は自らのビジネスの奴隷として人生を過ごすことになる◎ビジネスを変えるためには、まず自分が変わるべきである◎起業家は、働くのではなく創造しなければならない◎真の起業家は真剣であり、格闘に関心を持つ。そして「あらゆる」手を使って最後の瞬間まで戦い抜く◎情熱について語り始めれば、必ずと言って良いほど「目的」という概念にたどりつく◎ビジョンとは、感情を通して私たちに語りかけるものであり、目的とは、ビジョンを論理的に整理したもの◎そして、それまで明確に表現できていなかったビジョンが、目的として明確に表現された時に、それを現実のものとするために後押ししてくれるのが情熱なんだ◎実は、どんなときにも君の中の情熱が失われることは決してないのだ◎何をやっていても、情熱がすっかり消えて無くなってしまったとしか思えないときにも、どんな障害があったとしても、情熱は君の内面に生きている◎情熱はコントロールすることが可能で、いつでも呼び覚ますことができる◎コントロールを保つためには、目の前の出来事を直視することが必要なんだ◎本当にやるべきことなどそれほど多くもなく、かつ、それをする時間も十分にあるのだ◎リーダーとしての最初の責任は、自分がリーダーであるという事実に居心地の良さを感じるようになることなんだ◎ビジョンと日常業務を結び付ける橋渡し役、それが事業計画◎マーケティングにおいては「現実」などというものは存在しない。「認識された」現実が存在するだけである◎長期的には、倫理的であることが実利的でもあるのだ◎最初からきちんと向き合っていれば、恐らく今起きているわずらわしいことのほとんどは避けることができただろう◎ビジネスにおいてキャッシュが隠れている場所は、資産と日常業務である◎失望を感じることが多ければ、これからも失望を感じることになるだろう。一方で、感動することが多いのであれば、これからも感動し続けるであろう◎私たちの人生はこうして形づけられていく◎このことは、ビジネスについても当てはまる◎高性能な組織は変化をごく自然に楽しむ。なぜなら、その性能の高さを楽しむことのできる数少ない機会だから◎変化に対する正しい対処法とは、リスクを取ることの他にないのである◎リスクを許容できる組織とは、リスクを正しく計測できるツールを持つ組織である◎「自分が不可能だと思うことこそを、やらなければならない。」エレノア・ルーズベルト今日の宣言私は情熱の保ち方、コントロールの仕方がわかったので、それを早速実践してみます!そして、自分にとってはマイナスにしか思えない変化をも自然に楽しみ、感動します!
2008年06月12日
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この本からの気づき◎今、日本には4つの階級が出来ている。収入が上の方から並べて、「エクイティ(株式)階級」「ボーナス階級」、そして「サラリー階級」と「フリーター階級」だ◎サラリーマンも、フリーターも、しばしば、「人と同じ努力をしているのに、なぜ報われないのか」という不満を持ちがちなのだが、「人と同じこと」をやっていると、経済的に不利になって当たり前だ◎「同じ」で「取り換え可能」で「供給が多い」ものの値段は安い◎失敗した場合のめどがきちんとついているのであれば、成功するまで何度でもチャレンジすればいい◎不本意な会社であっても、正社員で就職した方が、フリーターを選択するよりも得な場合が圧倒的に多い◎人間は、自分が持っている何らかの資源と時間を使って、幸福感を製造しようとしている工場のようなものだ◎実際はともかく、上司が一番バカに見えて、会社が最も「かったるく」見える年代が、30代前半なのだ◎社内の先輩・同僚・後輩と飲みに行く機会が、飲みに行く機会全体の3分の1を切るようだと社内と疎遠でありすぎるし、逆に3分の2を超えているようだと、中に偏り過ぎていて世間が狭い◎興味のあるテーマは、専門雑誌(多くは英文)に載る論文までフォローしておこう。商売上、「差」を直接的に作ることができるのは、このレベルの知識だ◎転職とは「自分会社」にとっての主要な取引先の変更なのだ◎適職は情報と論理で決まるようなものではなく、出逢うものだ今日の宣言私は資金の許す限り、専門雑誌などの「発信源」にも極力目を通すようにします!その費用と手間こそが「違いを生み出す違い」となり、自分の報酬の源泉になることを肝に銘じます!
2008年06月11日
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この本からの気づき◎自分を変えるために必要なことは、「評価」を変えること◎イヤなことがあったら引き算で考える◎人生の中でイヤなことの総量は決まっていて、そのイヤなことが実際に自分の身に起きた時は、人生のイヤな出来事の総量が減ったと考える◎「自分なんてちっぽけだ」は、なんだか悲観的に聞こえるかもしれませんが、実は、効果は全くその逆なのです◎自分なんて、ちっぽけだ。ならば、自分の緊張とか不安も、本当は大したことであるはずがない◎そう考えてみると、なんだか落ち着きませんか?これ、達観ということなのです◎人は、本当の自信喪失が出来て、初めて「自分とは?」を真剣に考える◎今、もしもあなたが何かに悩んでいるのであれば、あなたは「すでに悩んでいる」「悩めている」ということだけですごいのです!◎世間には、あなたのように「悩むことができない」人がいます◎悩むことすらできずに、自分の欠点を直視することすらできずに、何でも他人のせいにして、自分の弱さを見て見ぬふりをしているたくさんの空威張り人間よりも、あなたは、うーんと、うーんと心が強いから悩めているのです!今日の宣言私は、なにかイヤに感じることがあったときには「これでイヤなことの総量が減った!」と考えるようにします!この考え方を色んな人に伝えるようにします!
2008年06月10日
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この本からの気づき◎欲しいものは手に入る◎自分を憐れんだり、孤独だと感じたり、あるいはいつも自分のことばかり考えているようなら、あなたはまだパートナーを見つける段階に達していません。もう少し準備が必要です◎恋のかけ引きが許されるのは、高校生か、せいぜい大学生まででしょう。二十代も半ばを超えて、真の伴侶を見つけようとしている人がすることではありません◎パートナーを見つけたいなら自分を信じることです。そうすれば、やはり自分を大切にしているパートナーに出逢えます。自分を大切にしている人なら、あなたのことも大切にしてくれます◎自分を信じるとは、目標を定め、それに到達する能力があると信じることです◎ゴールを定めてそれに向かって進むことで、あなたの自信は一層明確なものになります◎親密さを意味する英語「INTIMACY」を辞書で引くと、「内奥、あるいは本質でつながること、本質的な自己、ものごとの根本」とあります◎親密さ―すなわち本質的な部分で触れあう関係。私たちが求めるのも、こういった関係です◎幸せな結婚とは、二人の健全な「わたし」が手を取り合って「わたしたち」になっていくこと◎批判、ことにパートナーへの批判は、あなた自身が自分の不完全さを認めないところから生まれます今日の宣言私は、妻に対して何か不平を言いたくなったときには、必ず「自分の方が不完全」であることを思い出します!不平や文句を言う前に、自分の不完全さを自覚するようにします!
2008年06月10日
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この本からの気づき◎ひとつのことを完璧にやり遂げるのは、50のことを中途半端にやるよりも難しい◎とりあえずパッケージへの投資を優先させるべき◎この「パッケージ」とは、一言で言ってあなたの外見のこと◎男性は、実は女性の長い爪には好感よりも脅威を感じる◎ぽっちゃりした体形の女性が抱えている共通の問題点は、太っていることを言い訳にしてしまうこと◎大多数の男性が語る女らしさとは、ロングヘア、フレアースカート、柔らかい生地の服、デコルテ(胸元)を強調した服、小ぶりで控え目のアクセサリー、きちんと手入れをした指や爪など◎結婚したければ「女らしいオーラ」を出さなければならないと言っているのではありません。私は「女らしいオーラ」は役に立つと言っているだけです。実際、大いに役立つのです◎売り上げを伸ばしたかったら、買い手の望むものを売らなくてはいけない。これはマーケティングの常識◎パーソナルブランドとして、自分の3つの特徴をピックアップする◎パーソナルブランドは、いわば新しい名前。お披露目しなければなりません◎広告活動で期待できること(男性を振り向かせる)と、広告活動では期待できないこと(互いの人間性を理解する)を、はっきり理解しておくことが肝心◎パーソナルブランドは、覚えやすく、口づてで正確に伝わっていくものでなければなりません◎“会話のきっかけとなる物”を常に持ち歩いてください。男性に好奇心を起こさせて彼を引き寄せる、人目を引く小道具とでも言えるでしょうか◎接近するきっかけ、あなたの声をかける言い訳を彼に与えてあげるのです◎身につけるもの(つまり会話のきっかけとなるもの)は、パーソナルブランドにふさわしいものにしましょう◎本が会話のきっかけとなることはかなり多いのです◎私のクライアントに「独身男性のための、お手軽クッキング」という1日講座を開講した女性がいます今日の宣言私はマーケティング理論を使って結婚するという「やり方」を知ったので、それ同様に、普通はマーケティング理論が適用されていないようなものにも同じようなアプローチが出来ないかを探ってみます!
2008年05月22日
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この本からの気づき◎男性自身、このことには無意識ですが、自分を応援してくれる女性のことを、かわいげがあると感じるのです◎そして、そういう女性にこそ、プロポーズしたくなるのです◎「いい男」は、男性を応援する気のない美人や才媛よりも、自分を応援団になってくれる女性を求めるのです◎女性に自分の夢やロマンを応援してもらえると男性は元気100倍、勇気100倍になる生きものなのです◎男性は女性を「自然の代表」と感じているのです◎女性が男性を「受容・共感・支持」してあげるということは、男性の夢やロマンを応援してあげることで、つまり、男性にとって最高に重要なことなのです◎相手の男性に真の優しさがないのに、優しさがあると勘違いしていると、恋愛は長く続きません◎その勘違いとは、自分の理不尽なわがままを許してくれる人のことを「優しい人」と定義していることです◎たくさん悦ぶ女性は若い◎男性にとって女性の歓声、そして「初めて」という言葉は、盛大な応援に聞こえます◎今すぐにでもやめなければならないことは、言い訳や屁理屈を言うことです◎結婚とは金と顔の交換である。女性は自分の顔を棚に上げて金を求め、男性は自分の金を棚に上げて顔を求めている◎自己受容できないと、この世の果てまで行っても自分の居場所はない◎夫婦喧嘩の大半は、自分の親に対する怒りを自分の配偶者に出してしまうことが原因でした◎楽しく生きている人は、いつも楽しい自分を人に投影している◎本当に素敵な男性と出逢い、幸せな結婚を願うなら、まずはあなた自身があなたをもっと好きになることから始めなければなりません◎女として男から愛された時、男として女から愛された時に、人は「自分は女(男)でよかったなあ」と心底から感じるのです◎自分を肯定してくれる女性は、男性の目には実際の10倍は奇麗に映ります◎応援する力こそ、幸せな結婚に直結する、最大の結婚力です◎男性にとって、一番分かりやすい応援の形は女性の笑顔と手料理です◎いい男は、相手の女性が肯定的な表情をしているか、あるいは怒りに満ちた否定的な表情をしているかをしっかり見ます◎美人だとか、ブスだとかいった顔の造作よりも、そちらの方が大事なのです今日の宣言私は女性にとって「応援する力」がいかに大切かがよくわかったので、「応援する力」を掘り下げ、分析し、分かりやすい形で女性に伝えられるような方法を考えます!
2008年05月21日
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この本からの気づき◎征服の喜びには、支配されている側の悲鳴とか、感謝の声、賞賛の声が必要です◎支配の醍醐味というのは、同じレベルの生物同士で、高いコミュニケーションが可能でないとあり得ません◎「皆殺し」というと、残虐非道な極悪人たちに聞こえますが、その正反対です◎意外にも、正義感がなければ人は「皆殺し」など考えません◎皆殺しにするなんて、手間が掛かって面倒なだけで、征服者に利益など全くないからです◎皆殺しにするよりも、奴隷としてこき使うほうが、どう考えてもお得な戦略です◎『○○がいると、社会全体、世界全体が迷惑するのだ!だから、自分には何の得もないが、社会のため、世界のために○○を皆殺しにするのだ!』と考えているから、「皆殺し」になるのです◎その是非は別にして、そう考える人の心の中には『世界の迷惑を掃除してあげねば!』という正義感にあふれているわけです◎独裁者に過労はつきもの◎過労死するほど働かざるを得ないからこそ、独裁者になってしまうとも言えます◎働き者タイプの独裁者にとって支配とは、ニワトリの世話、幼稚園児の世話みたいなもの◎愚かな人類を正しい方向に導くために、愚かな部下たちに命令を与え続けなくてはならなくて、夜も眠れない◎それが「独裁者」の真の姿なのかもしれませんね◎あなたの理念に賛同してくれる人は、お金を払わなくても働いてくれるどころか、自分のお金を遣ってでも働いてくれます◎犯罪は大規模・長期間になればなるほど利の薄いビジネス◎悪の組織の「悪」というのは、あくまで外の世界から見たときだけ◎組織内では、普通の企業以上にマジメでないと、世界征服などという壮大な目標は遂げられない◎権力者というのは、国民の生活を低く抑えると儲かるかというと、そうではない◎国民の生活を上げなければ、自分すら贅沢を出来ない◎自分だけが豊かに、贅沢に、というのは無理。それは歴史が証明している◎グローバルスタンダードというのは、かつてローマ人が「文明化」といったのと同じ意味◎アメリカは「ローマ帝国の後継者」であることを信じて疑っていないが、もしそれが真実なら、民族や宗教を問わず、ひたすら自由主義と民主主義に忠実であることだけが「アメリカ人」の条件であると言いきって欲しいものです◎ところが、現在、アメリカは初の女性大統領候補とか、初の黒人大統領候補が出現したことでごちゃごちゃ揉めています◎現在の状況を見る限り、彼らが「パックス・アメリカーナ」などというのは500年早い◎「世界征服」には、その労力に見合ったうまみがないのです◎身分の格差を「階級」といい、経済の格差は「階層」といいます◎現在の日本には、「階層」はあっても「階級」は存在しません◎階級文化というのは、それぞれの階級に根差した文化で、ほかの階級には理解されない文化です◎日本は階層社会になりつつあるけれど、階級社会にはなれません◎ヨーロッパの大衆文化というのは、全て「大量生産して安物化された貴族文化」です◎貴族が自分の家で贅沢に聞いていたのが室内管弦楽。それがオーケストラゼーションされた瞬間に、貧乏人のための大量生産品になります◎オーケストラを「音楽の贅沢品」と思うのは間違いです◎面白いものや楽しいもの、贅沢品というのは自由競争の中から最も「いいもの」が出てくる◎お金持ちや王様「だけ」に提供されるものは、箱や由来こそ立派かもしれませんが、品質は「そこそこ」の中級品なのです◎日本で超金持ちと超貧乏人の差は何かというと、家にあるテレビの差だけです◎六本木ヒルズに住んでいる勝ち組も、ボロアパートで立ち退きを迫られる負け組も、しょせん同じテレビ番組を見て笑っているのです◎「すべてに値段が付く経済社会」「すべての情報が流れだす情報社会」には支配者が必要とされず、単なる気分的な「ブーム」「流れ」「祭り」だけが支配します◎今の世界はもう既に、自由経済とネット社会、情報社会によって革命が終了してしまった世界です◎ネット社会というのは、何が正しいのかわからない。正しいことを考えるという習性を無くしてしまう◎「考えるのではなくて、ググれば良いや」「考えるのではなくて、ネットでみんなが何を言っているのか、だいたい見れば良いや」とつい思ってしまう◎新時代の「悪の組織」は、恐らくボランティア形式で、ネットではなくて人と人が直接交流することがメインとなるでしょう◎「悪」とは、「その時代の価値・秩序基準を破壊するもの」です。そして「悪」は時代によって変わります◎その流れで考えるならば、現代の「悪」とは「大衆社会」「情報社会」に反対するものになる◎強者を肯定し、弱者を軽蔑する理論。それが自由主義経済の根本的欠陥です◎個人から、信念や価値観や考える力を奪い、社会風潮やネット内での流行=「祭り」のみで生きることを当たり前と思わせる文化。それが「情報の自由化」の暗黒面です◎「いいものを、より安く」ではなくて、「人を出し抜いて得をするのはやめよう」◎「トレンドに敏感に」「自分のしたいことを探そう」ではなくて、「お年寄りを大切に」「ちゃんと学校で勉強しよう」◎これが新時代の、「悪」による世界征服の合言葉なのです今日の宣言私は、現状否定ともいうべき問題意識と強烈なビジョンを持つことができるのが「悪」ということを理解しました。その意味において、私はもっと「悪」になることを誓います!
2008年05月19日
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この本からの気づき◎私たちは今、「科学の死」に立ち会っている◎その時代のパラダイム(社会通念)は、「その時代は何が豊富で、何が貴重な資源であるか」を見れば明らかになる◎それまで豊富だったものが、急に不足したり、貴重だったものが急激に豊富になったりといった変化がある時、それに対応して価値観が変化し、その価値観の変化によって社会は変化する◎奴隷制は、奴隷一人の働きで増える収穫が、奴隷一人が食べる量よりずっと上回る、という条件が整わなければ成り立たない制度◎中世に人たちにとって、勤勉とは泥棒と同義の犯罪でした◎「働くべき時に働かない」よりも、「働くべき時でない時に働く」方が、ずっと重い罪だったのです◎情報化社会の本質とは、「世界の小さな事件の客観情報まで入ってくるのではなく、大きな事件の解釈や感想が無限に溢れだす社会」なのです◎高度情報化社会とは、情報の数が増えるのではなく、一つの情報に対する解釈が無限に流通する社会でである◎人々のニーズをつかみ、もっとも効率よくそれを生産して販売することによって、多くの富を得られるのが、自由競争社会◎それに対して、人々の不安や不満をつかみ、もっとも効率よくそれを解消する方法を提案することによって、多くの賞賛と尊敬を得られるのが、自由洗脳競争社会◎ここで得られる利益は経済利潤ではなくて、洗脳利潤、つまりイメージである◎これからの消費行動は、どんどんサポーター的要素が強くなっていく◎つまり、モノを買う、お金を払うという行為が、自分の欲しいものを手に入れるためや、自分の望むサービスを受けるためではなく、自分が賛同する企業やグループ・個人を応援するためになされることが多くなる◎塾やお稽古ごとで分断されている生活では、気に入った友達とずっと同じ時間を過ごすこと自体不可能。その結果、毎日に近所で日が暮れるまで好きな子と遊んでいられたころとは人間関係や精神構造が違ってしまうのは当然◎情報があふれている状況というのは、価値観が溢れている状況だともいえる◎そうなると、人生の大きなポイントは、「どんな」価値観を「どれくらいずつ」生活の中に取り入れるか、「どんな」グループに「どの程度の深さ」で所属するか、になる◎こんなに価値観が溢れている現在では、「自我の確立」なんかをしようとしたら大変なことになる◎三つ子の魂百まで、でオジサンたちは「自分の考えを持たなくちゃ」という強固な思い込みが捨てられない◎だからオジサンたちは、価値観が多様化してきている現代になじめず眉をひそめている◎そして、会社に行こうが遊びに行こうが犬の散歩に行こうが、お構いなしに自分の意見を述べて浮いてしまう◎自分の気持ちのはっきりしている人は生き生きと暮らせる◎いかにして、合法的に欲しいものを手に入れるかと同様、いかにして社会の中で平和にわがままを通すかが勝負ともいえる◎そのためには、自分のわがままを通す代わりに他人のわがままも認める、という考え方が必要◎自分の意見、自分の価値観を全部ゼロから自分で作り出すことは、情報があふれたこの洗脳社会では不可能◎モノがあふれた近代で、衣食住すべてに関して自分でまかなうことが不可能なのと同じこと今日の宣言私は複数の価値観を持ち、それらの整合性を保ちつつ、同時並行的にいくつもの活動をします!信用と、その先にあるイメージを大切にし、自然にハイセンス、ハイクオリティ、ハイタッチ、エレガントな印象が周囲に漏れ出てしまうような人格形成に努めます!
2008年05月15日
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この本からの気づき◎マルクス主義モデルの第一の欠陥は、用語の不完全な定義、とりわけ「労働者階級(ワーキング・クラス)」という用語にある◎第二の欠陥は、マルクス主義モデルは、ある段階から次の段階への移行をあまりにも固定的かつ機械的に解釈していることだ◎マルクス主義モデルがもつ第三の欠陥は、その経済決定論的な考え方である◎現在の私たちは、精神的な成熟度から言えば、まだ青春期のレベルにしかない◎私たちは、歴史上の新たな時代の「精神の命令」に従って、経済的資産を誰もが等分に受け取る保証が得られるような精神性の高い経済システムを創造することだろう◎イランは、宗教改革の総合的な舞台となる「宗教ベルト」地域の核心となる国である◎性と性別に関係するすべてのものは両性的になるだろう◎協調が再び重視され、競争重視の傾向は弱まり、陰と陽が仲良く共存することになる◎東と西、言い換えれば、世界の陰の側と陽の側との統合プロセスも順調に進み、今後はその動きがさらに強まるだろう◎来るべき両性時代には、専門家がすべてを取り仕切ることはなくなるだろう◎成長段階と知性が低ければ低いほど、その人物は男性あるいは女性の典型的な特徴を見せる◎最も発達した人格が示すのは、男性原理と女性原理の双方の均衡と統合で、これは精神が両性的であるということだ◎経済格差ではなく、性差別こそ歴史の主たる決定要因だ◎科学技術は、「商人の時代」でもそうだったが、それ以上に「労働者の時代」の主要なテーマになっているのだ◎「脱工業社会」へと移行すると、カネよりも労働、つまり技術的、専門的、経営的知識や技能の方が重要となった◎世界の先進工業地域は、現在、「労働者の時代」の頂点段階に入っている◎最高の成功を収める企業は、高い協調性を発揮し、十分に組織化され、高い意識を持つチームとして働く企業である◎革命は後退してから前進する◎宗教革命は、人間が経験する最後の革命になる◎精神性を重視する人々やグループが、社会、文化、政治、経済、科学の分野、さらには軍事分野でも権力構造に入っていく◎経済、科学、先端技術、政治の政策も、全て精神的価値を求めるものになり、現在のような事務官僚的、技術官僚的な姿勢や精神性を欠いた特定の利益の要求は後退する◎他のどの地域でもなく、とりわけ北アメリカで反ユダヤ主義運動が高まる可能性がある◎私たちは膨大な動物たちの命が失われていることに無感覚になっている◎不健康で、しばしば不必要な食べ物を生産し、浪費し、あるいは医学的には無益な実験をし、瑣末な消費物質を製造するために、その血を流しているのである◎今後、人々がやりたいと望み、あるいは必要とする仕事は、その内容が何であれ、遊びや楽しみになるようなものとなるだろう◎創造的で面白く、そして精神的なもの、ということだ◎将来的には、「労働は善」という労働観は奴隷に近いものだったという捉え方が増えてくる◎仕事もするが、それは「内なる声」に沿ったもので、生き残るためのものではなくなる◎仕事を神と考える「労働者の時代」にどっぷりつかっている日本、中国の一部、韓国などの儒教圏では、一週間に4時間しか働かず、人生を楽しみ、自己開発に励み、しかも仕事を「遊び」として楽しむことなど、ことごとく『罪』なのだ◎宗教市場の領域には、助言やカウンセリングのほか、宗教あるいは精神的な視点から、日常生活の実用的な知識や人生の意味、個人生活に関する知恵を伝えることも含まれる今日の宣言私は今後の世界で何が起きるか把握できたので、そのトレンドをつかみ、常に先を読んで行動します!時代を追いかけるのではなく、時代に「網をかける」つもりで日々を送ります!
2008年05月09日
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この本からの気づき◎問題を分解するのにマッキンゼー人が最も利用する一般的なツールは「ロジックツリー」である◎フレームワーク主導のアプローチというのは、結局のところ「これをどう整理できるか」について考えることに尽きる◎一つずつ分析して行って最後に答えを出すより、仮説を証明あるいは反証して行く方がはるかに効率的である◎仮説を立てる時には殊更大々的にリサーチなどしないで、問題について既に知っている限られた事実に基づいて結論を引き出す◎2~3時間かけて新聞記事や年次報告書に目を通せば十分だし、業界経験の豊富な人なら、いくつか思いつくことを書きとめる程度で良い◎そのあとでチームメイトと1~2時間ほど、問題の答えとして考えられることについて徹底的に議論すれば申し分ない◎次の段階は、仮説を証明あるいは反証するのに、どの分析が必要で、どういう質問をすればよいか決めること◎仮説が正しいものであるためには、仮定していることも正しくなければならない。仮定のうち、一つでも間違っていれば仮説は正しくない◎ロジックツリーが要素を階層ごとにグループ分けしただけなのに対し、イシューツリーは、仮説を証明あるいは反証するのに取り組まなければならない一連の質問や問題点を示している◎伊シューツリーは、言ってみれば構造と仮説の橋渡し役だ◎最初の会議で問題を解決する。つまり仮説を用いて問題を解決する◎成功している経営者には極めて的確な直感を発達させている人が少なくない。彼らは、素早く正しい決断に至ることが出来、そのおかげで経営者として成功している◎直観とデータは互いに補い合うものである◎直観とデータのバランスを考える時のカギは、量より質だ◎封筒の裏を使ってできるほど簡単な分析が実に役に立つ◎大体の場合、たとえば新しい製品アイディアが500万ドルに値するものなのか、5000万ドルなのか、5億ドルなのか、その程度のことが分かりさえすればよいのである◎5000万ドルと言ってしまって、実際には7500万ドルだったらどうしようと迷ったりする。そんなことは、どっちでもいいことなんだ◎医療の分野なら話は別だが、我々は利益の話をしている。そのためにはとにかく実行することであって、細かな違いなど気にしないことだ◎まず実行して一儲けして、それから徐々に良くしていけばいい◎先に紙に書いた者が勝つということだ。つまり、紙に書けないということは、頭の中で明確になっていないか、大したアイディアではないかのどちらかだ◎データと情報は、ともに知識ではない◎データは事実であり、既に発生したことの観測結果であり、つまりは数字である◎情報は、データを集めたものや、それらが統合されたものから生まれる意味のことである◎知識は付加価値プロセスにおいて、「情報」と「経験」と「状況」が混然一体となったものである◎データの解釈において重要なのは次の三つ◎「だから何なのだ」と考える◎的外れでないことを確かめる◎分析には限界があることを忘れない◎真のチームは、互いに手加減なしのフィードバックを絶え間なく続けるものだ◎フィードバックはバランスが大事◎ストレスとは「心」では嫌だと思っているのに、「口」では『はい。喜んで』と答えている時の感情だ◎「思慮のない人生など、生きるに値しない」ソクラテス今日の宣言私は常にロジックツリー、イシューツリーを念頭に置いて問題解決に臨むようにします!仮説については大ざっぱさを敢えて良しとし、とにかく一枚のペーパーに落とし込むことを心がけます!
2008年04月11日
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この本からの気づき◎問題解決は「事実」から出発する◎事実は直観の欠如を埋めてくれる◎事実は信頼性の溝に橋をかけてくれる◎真実は最後には必ず露見するものだ。事実を怖がってはならない◎仮説というのは、これから証明あるいは反証されるべき案に過ぎないことを忘れてはならない◎たいていのビジネス問題は、互いに違っているより、似ている部分の方が多い◎信じよ、そして立証せよ◎猛烈に働くのではなくて、賢く働く◎一日の終わりに30分だけ、一人座って、こう自問する。「今日学んだ最も大事なことは何だろう?」それを1~2枚のチャートにまとめる◎何時もすべてを一人でするのは不可能だ◎一度それをしてしまうと、周囲に非現実的な期待を生む◎その期待に一度でも応えられないと、信用を取り戻すのは至難の業である◎「見当もつかない」を認めてはいけない。自分へのチャレンジとみなすこと◎プレゼンテーションの本番は「形式的なパフォーマンス」に過ぎない。これが優れたプレゼンテーション◎ビジネスを冒険と考えるか、難行苦行と考えるか◎何よりもまず、分析能力。問題を、構成要素に分解できるか今日の宣言私は常に物事を要素に分解し、それをチャート化する癖をつけます!また、ビジネスを冒険ととらえ、難問は冒険を面白くするために与えられるプレゼントと考えます!
2008年04月09日
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この本からの気づき◎フェルミ推定は問題解決の縮図◎「地頭力」には少なからず「ひらめき」を伴う右脳的思考あるいは「アート」ともいえる直観力が必要とされる◎仮説思考力とは「結論から」考える力、フレームワーク思考直力とは「全体から」考える力、抽象化思考力とは「単純に」考える力◎つかみどころのない物理量を短時間で概算することをフェルミ推定と呼ぶ◎少しずつ問題を冷静に「解きほぐしていく」ことが出来れば、常識的な知識の範囲内で一桁の誤差の精度にまでは三分もあれば算出が可能◎仮説思考とは、今ある情報だけで可能性の高い結論(仮説)を想定し、常にそれを最終目的地として強く意識して、情報の精度を上げながら検証を繰り返して仮説を修正しつつ最終結論に至る思考パターンのこと◎ポイントは、どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢◎前提条件を設定して、とにかく先に進む力◎時間を絶対死守して結論にたどりつく力◎曖昧模糊とした対象物に対して「情報が少ないなりに結果を算出する」と強く意識することが重要◎情報が少ないから算出は難しいと考えた瞬間にゲームオーバー◎無目的にデータを集めた場合、最終的にそのデータが無駄になる可能性は高い◎「結論から」「全体から」考えている人は、必ず初めに目次を作るという行動パターンを持っている◎仮説思考とは逆算すること◎「夢を持て」「目標から逆算して今やるべきことを考えよ」というのは、「自分のキャリアプランを仮説思考で考えてみよ」ということである◎仮説思考の人の口癖「落とし所」「嘘でも良いから」◎前提条件を決めるとは「課題」を定義すること◎実は、課題を解決するために一番難易度が高いのがこの「課題」を定義すること◎仮説思考には落とし穴がある。「思い込み」のリスクを排除するために、仮説思考は当初の仮説を常に更新していくという姿勢とセットでなければならない◎プロとはその道の絶対座標を持つ人のこと。頭の中にマップがあって、全ての要素をマップできるのがプロ◎抽象化とは「一を聞いて十を知る」こと◎抽象化とは枝葉を切り捨てること◎物事の本質を理解すれば、それは一言で、長くてもせいぜい30秒で説明できるのである◎新の地頭型多能人に求められるのは500ページの調査報告書の内容を、相手のレベルに合わせた30秒の説明が出来ること◎90分の内容をいかに30秒で説明するかという訓練を積み重ねると、本質に迫る力が着実に着く◎往々にしてイノベーションというものは「似ても似つかないものに共通性を見つける」という発想から生まれる◎ニュートンは「リンゴ」とかけて「月」と解いた◎その心は「地球と引き合っている」◎論理は守り、直観は攻め◎同じ仮説を立てるなら、みんながアッと驚くような仮説を立てた方が良い◎仮説を立てるにあたっては、学者的手堅さよりも、むしろ芸術家的奔放さの方がずっと大事◎「発明は、最終的な結果が論理的な構造と結びついていても、論理的な思考の結果ではない」アインシュタイン◎学校はグライダー人間を作るには適しているが、飛行機人間を作る努力はほんの少ししかしていない◎「頭の固さ」とは何か?それは「疑う心」に対する知識・情報への依存度の割合のこと◎「流れ星に三回願い事をすると叶う」にはれっきとした根拠がある◎いつ現れるか分からない、非常に短時間という状況で三回願うためには、その願いが片時も忘れずに、かつ単純に凝縮した状態で強く心に刻みつけられていなければならない◎一つのことを四六時中強く意識していれば叶わないはずがない今日の宣言私は、今後どんな無理難題に直面した時でも、とにかく先に進み、結論に到達することを誓います!「結論から」「全体から」「単純に」考えることを完全にマスターします!
2008年04月03日
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この本からの気づき◎発見力も発想力も基本は同じ◎他の人には見えていないものを見る力、より正確に言うと「見える力」◎「仮説」をたてると、ものがよりはっきり見えるようになる◎「思い込み」があると、ものは見えなくなる◎自分には、もう充分見えている気になっている人には、もうそれ以上は見えない◎ちょっと見ただけでパッと全体像をつかんでしまう人がいますが、実はそういう人が一番危険◎本質的なものを見逃していながら、そのことに気付かずに、分かったような気になって誤った判断をし、誤った行動を起こしてしまう可能性がある◎何であれ、見れば見るほど、見たいもの、見ようと思うものが増えてくる◎深いところまでみれば見るほど、その先にまだ、見えていないことがたくさんあることがわかってくる◎ものを見る力を磨くには、まず、自分には見えていないものがある、分かっていないことがあるという意識がとても大事◎正しい仮説を自分で立てられるようになるということが、ものが本当に見えるようになるということ◎まず分解して見るポイントを絞る。関心を持つべきターゲットを絞ると、ものは見えやすくなる◎日本全体の加重平均した地価はまだ下がっている◎日本経済の実態はGDPが示すほどほくなく、不動産全体も本格的な上昇はない◎本質に迫る疑問を持つこと。それが最初◎すべて「なぜ?」と、理由を問うところから始まっている◎ある一点を見ることによって、その全体像が分かるような仮説を立てられると、ものの見え方はずいぶん違ってくる◎消えてしまったもの、無くなったものに注目する◎消えてしまったものに注目していくと、別の角度からものが見えるようになる◎そもそも、この前提は正しいのだろうかと考える癖がつくと、ものの見え方はかなり変わってくる◎いったん立てた仮設を常に検証し続けることも大切◎検証するというのは観察すること◎飲食業というのは、高級店は別として、大衆的なところなら、原価は36%くらいが限界◎深くものを考える癖をきちんとつけておけば、ものは自然と見えてくる◎友情、つながりを確認したいという欲求を満たすことのできるものが売れる◎人以上にものが見えるということは、人以上に関心の幅が広く、また奥行きが深いということ◎有効求人倍率が1以上と言っても、実は正社員のそれは0.5しかない。派遣社員とパートのそれは1.3以上ある◎同じ情報を前にしても、普通の人には何も見えていない。だからプロがプロたりえるのだ◎問題発見能力というのは、発想力、企画力、創造力と深い関連を持つ◎問題解決を突き詰めていけば、自ずと問題発見力は強まる◎問題を解決しようとすればするほど、違うところの問題点が見つかってくる◎関心の源を突き詰めていくと、やはりそこにあるのは責任感である◎あることについて真剣にやっているとき、人に「ふつう」はない。「好き」か「嫌い」かしかなくて「ふつう」はない◎適切な仮説を立てるには、その根幹となる正しい思想が必要◎思想があれば、物事の原理原則が見えてくる◎ものが見える10のヒント◎先に要点を絞る◎ヒントを先に得ておく◎分解する◎情報を減らす◎気付いたことは、必ずすぐにメモする◎比較する◎一部を取り換える◎視点を変える◎複数で話す◎素直になる◎すべてのことには「理由」がある今日の宣言私は常に「見る」意識を強く持ってものごとを見ます!なにかひっかかりがあったときには必ず「なぜ?」を繰り返し考え、そこからフレームワークを引き出すようにします!
2008年04月02日
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この本からの気づき◎周辺視野―いわゆる「眼の隅」から入ってくる情報の方が、潜在意識に強烈な印象を与えることができる◎どうしたらNOを封じることができるか?簡単だ。「NO」と答えられない言葉の使い方をすれば良い◎Aすることは、もう決まっているという前提に立つ◎その前提の上で、Aの具体的な仕方について、いくつかの選択肢を提示する◎絶対に当たる予言というのはあり得ない。しかし、絶対に外れない予言というのはある◎カバンを下げていない側が、その人の「心の入り口」である可能性が高い◎メールの返事を書く時は、相手のメールのスタイルをそのまままねして書けばいい◎心の動きは、本人が意識する前に身体に現れる◎ラポールが築けて、リラックスすればするほど、大きくはっきりと観念運動が出やすくなる◎外した時にごまかすための魔法の言葉「~って、普通の人だったら言うよね。でもね・・・」◎ど忘れしてしまう状況というものがある◎外してしまった時でも、このど忘れの状況を意図的に引き延ばすことで、外したことを二度と思いだせなくさせてしまう方法がある◎忘れるスピードは最初が速く、時間がたつにつれて徐々に緩やかになっていく◎人は、最初の20分間に42%も忘れてしまう◎20分以内に復習することによって、効率的に記憶を定着させることができる◎これは、裏を返せば20分間は「外した」ことを思い出させなければ、「外した」事実を消し去ってしまうことができるということである◎要するに、忘れさせるためには、まずは一定期間思い出させないことが必要◎なぜ占い師は信用されるのか?◎その答えは「興味を持って、聞いてくれるから」◎何かを当てて欲しいのではない◎一人の人間として自分を尊重し、向き合ってくれる誰かを私たちは常に求めているのだ今日の宣言私は何事かを記憶したいときには必ず20分以内に復習をすることを誓います!
2008年03月31日
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この本からの気づき◎コールドリーディングとは、「全く事前の準備なしで初対面の人を占うこと」「人の心をその場で読むこと」◎セラピストもカウンセラーも、結局はコールドリーダーと同じことをやっている◎リーディングに参加させてしまえば、そのリーディングを否定しようとする姿勢が消え、リーディングに協力しようという心理が働きます◎意識に強くアピールした記憶だけが残り、その他のどうでもいいことは、それを見たり聞いたりしたという事実すらも忘れてしまう原理があり、これをセレクティブメモリーと言います◎ということは、リーディングにおいて、たとえ80%のミスをしても「驚愕の20%」がありさえすれば良いことになる◎コールドリーダーは、その20%をいかに演出するかにエネルギーを注ぐ◎相反する二つの側面から、その人を評価すれば必ずヒットする◎人は表に出さない自分の苦しみや矛盾を理解してくれる誰かが表れてくれるのを求めている◎「~ではありませんよね?」という否定疑問分は、はったりをかますときには非常に効果の高い仕掛け◎相談者を巻き込めればこちらのもの◎その為には「この人の言葉は私のためだけに発せられた言葉だ」と思わせるのがコツ私は、ここに書かれているテクニックを使用するときには、細心の注意を持って行います!「相談者を元気づけるためには、まずは自分を信じて貰ことが不可欠だから」ということを強く自覚し、その目的においてのみ、コールドリーディングを駆使することを誓います!
2008年03月25日
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この本からの気づき◎女性で一千万円以上稼ぐ、いわゆるミリオネーザは、働く女性のうちの、なんと、わずか1.2%◎男性の年収一千万円は、女性の場合、年収六百万円のイメージ◎この六百万円というのは、女性がハンデなく社会参加するための象徴的な金額◎「年をとるほど素敵になる」ということが、ひそかに、そして一番大事◎女性は自立した方が良いと言いつつも、実際には自立してほしくないというのが社会の本音、だったりします◎過去をどのようなものとして捉えるかこそが、未来を決定する◎記憶が潜在意識を動かし、私たちの考えや毎日の行動を決定する◎記憶は脳ではなく、身体全体で行われている◎普段私たちが発する一つ一つの言葉や考え方が、少しずつ私たちの身体に蓄積されていき、それが私たちの記憶となって潜在意識を動かし、現実の考え方や行動に影響を与えている◎自分ばかりが損をしていると思っていると、本当に自分ばかりが損をしてしまう◎だから、「世の中がスムーズに進むためには、ある程度は公正さが犠牲になってしまうこともあるのだ」という割り切りも必要◎「この人を大事にしたいな」という第一印象を持ってもらうためには、やはり、容姿が一定水準以上であるというのは、とても得◎女性である限り、髪型と服装にある程度の気を遣って、スタイルを整えれば、ちょっとやそっとではブスに見えません◎大事なのはお金を使うことではなくて、自分が奇麗になるのを信じること◎笑顔の人に対して「この人ブスだな~」と思う人はまずいない◎常に笑顔でいるだけで、本当に年収があがっていきます◎成功体験というのはその時に成功した理由が自分が考えている所とは全然違うところにあり、同じ方法を取っても成功するとは限らない◎それに対し、失敗体験の場合は、より再現性があり、同じことを繰り返さないように、より慎重に気を配ることができるようになる◎自分が成長できる職場を、会社の名前にとらわれずに選ぶということが、意外に重要◎英語が出来ると、年収が今の1.5倍くらいになる◎英語を職場で使う女性の方が、使わない女性の方が約40%年収が高い◎成長していない男性の場合は、やたらと過去の昔話、特に自慢話が多くなる◎良い仕事と、良い男と、良い自分。実は、この三つはセットでないとうまく動かない今日の宣言私は成功体験よりも失敗体験を多くするようにします!そのためには、もっともっと、今の自分にはハードルが高いと思えるようなチャレンジングな仕事に挑戦するようにします!
2008年03月24日
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この本からの気づき◎アメリカにおける詐欺による4000億ドルの損失のうちの約三分の一は、従業員が雇用主から盗む横領である◎今の世界で、これが本物だと断言できるものは何もない◎横領は経済犯罪の第一位◎例えば銀行は、武装強盗に奪われる5倍もの金額を横領で失っている◎当局に報告される横領事件は約一割しかない◎多くの会社は、悪い評判を恐れて、自分の従業員に食い物にされたことを認めたがらない◎単に問題の社員をクビにするだけで、事件を公にせず、損失を呑みこんでしまう◎今日の問題は、大企業がコントロールを失いつつあるということだ◎他の会社と合併すればするほど管理が行き届かなくなる◎「少しの間、この一万ドルを拝借しても誰にもばれはしない。金が出来たら絶対戻すのだから何の問題もない。」だが、その金が返されることはない◎そして、一万が二万になり、二万が五万、五万が十万と、雪だるま式で金額が大きくなる◎欲と飢えが人格を変えてしまう◎管理職による横領は平社員よりも16倍多い。男性による横領は女性の4倍になる。60歳以上は25歳以下の28倍。大卒従業員の与えた損失は、高卒従業員の5倍だった◎横領の責任は経営者にある◎従業員を信用するのは良いことだ。管理するのはもっと良いことだ。しかし、一番良いのは従業員を雇う前によく調べることなのだ◎大がかりな横領はたいてい毎日の操作が必要になるので、主犯たる人物は休暇を取ることに抵抗する◎電話は長い間、詐欺師の最も便利な武器になっている◎知らない人には絶対に電話で情報を与えてはいけない。嘘みたいな話、突拍子もない話はやはり嘘なのだ◎警察や市役所からの電話なら、緊急事態の時こそ名前を聞き、いったん電話を切って、こちらから折り返すこと。それだけでかなりの電話詐欺が防止できる◎極めて平凡な作業をして、高い賃金が貰える仕事を紹介する広告や手紙は、常に避けて通ること◎制服を信用してはいけない。そんなものは、どんな制服でも誰でも手に入れられる◎誰かのゴミは誰かの宝◎財布を盗んだ張本人が、時間稼ぎのために「財布を拾った」と連絡してくることが良くあるのだ。つまり、こうしておけば、あなたがクレジットカード会社に連絡し、カードを無効にすることはないからだ◎カード詐欺の一番の防衛策は、利用明細に必ず目を通すこと◎新しい万能薬だの、画期的な新製品だのとテレビで宣伝していたら、それがフェイクであることを示す決まり文句は「お店では買えません」だ◎同様に「投資のチャンスです。とっておきの話、普通の人は知らない情報なので証券会社では扱っていません。」と言われたら、それは犯罪者用語で「詐欺師からしか買えません」という意味だ今日の宣言私は詐欺の原型をかなり知ることが出来たので、自分の防衛は勿論、近しい人にも気を付けるべき点を教えてあげるようにします!また、詐欺の本質を理解することで「人の意思決定」の仕組みを常に考えるようにします!
2008年03月18日
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この本からの気づき◎インチキ超能力とインチキ神霊治療師は詐欺師の中でも最もありふれたタイプだ◎信じたがるものは騙されやすい◎カモを騙すのは自分を仲間だと信用させてから◎誰しも自分を認めてくれる言葉には騙されやすい。故に詐欺師はイエスマンである◎詐欺師が使う小道具として血のり袋がある◎裏社会の影をちらつかせれば、たいていのカモは慌てて逃げ出し、二度と現れることはない◎カモに「命があるだけ儲けもの」と思わせれば詐欺師の勝ち◎何かにすがりたがっている人は詐欺師の仕事の半分を自ら受け持っているようなもの◎ロマンチック詐欺の犠牲者は、銀行口座をからっぽにされるだけではなく、失恋した上に信頼を完全に裏切られる◎そのため、騙されたことをかたくなに認めようとしない◎占い師や易学社は歴史上最古の職業の一つであり、数千年に渡ってビッグビジネスだった◎人が占いを信じる度合いを見る限り、科学の進歩は、人間にほとんど何の進歩も影響も与えていないようだ◎占い詐欺のポイントは、カモの方から詐欺師に近寄ってくることだ◎詐欺の手間が省ける以外に、大衆の中でも最も騙されやすい種類の人間が自ら進んで詐欺に掛かりに来るという特徴がある◎カモがやってきたという事実だけでも、詐欺師の仕事の半分は終わったと言える◎うまく行っている占い師は店や事務所を構え、受付がいる◎カモはそこで他の客と出会うことになるだろうが、その実態はサクラだ◎サクラは雑談をしながらカモの情報を引き出す役目を担っている◎カモが事前に予約していれば、占い師と仲間はインターネットや電話帳や公文書の開示を利用して身元調査をする◎カモに関する情報は何であれ重要だ◎カモは「相談室」に案内され、薄暗い照明と室内装飾で演出効果を高める◎暗い照明や大袈裟な衣装や小道具は、サクラや共謀者からの情報をキャッチする無線機などの仕掛けを隠すための武器だ◎「相談」は、カモが部屋に入って占い師と雑談を始めるところからスタートする◎外見、身振り、会話の細かい点すべてが、今後のために注意して記録、保管される◎「コールド・リーディング」のテクニックを駆使し、詐欺師はカモから情報を引き出しながら、さも自分で言い当てたようなふりをする◎詐欺師が予想をする際は、一般化して話す◎特定の予想をしなければならない時は、当たる確率の高いことを言う◎熟練した詐欺師は、この「相談」を通じて、将来予定しているさらに大がかりな詐欺に適したカモを引き入れる◎ある霊媒師はカモに「近いうちに絶好の投資のチャンスに恵まれるだろう。見知らぬひげの男と出会ったら、そのサインと思え」と伝えた◎そして、カモはひげの男と偶然出会い、霊媒師の言ったように魅力的な提案を受けた◎カモは「霊媒師の言っていたとおりだ。あの霊媒師はほんとに霊視が出来るんだ!ならばこの話は絶好のチャンスってことだ!」と、その投資話に乗っかった◎ひげの男と霊媒師は、もちろんグルだった◎こんな話には引っかからないと思うだろうか?ところが、このひげの男は、この手口でおよそ60年に渡って数百万ドルを稼いだのだ今日の宣言私は詐欺のやりくちを理解したので、その兆候を読み取った時は、何とか裏をかけないかを考えます!相手がカモに思うように仕向け、チャンスをうかがいます!
2008年03月17日
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この本からの気づき◎正直者を騙すことはできない◎信用詐欺はどれも、規模の大小にかかわらず同じような原理に基づいている◎ビッグ・コン(大がかりな信用詐欺)における段階は次のとおりである◎1.裕福なカモの住居を突き止め、身元調査を行う(<カモを見つける>)◎2.カモを信用させる(<仕事を始める>)◎3.カモを<インサイドマン>に会わせる(<カモを捕まえる>)◎4.インサイドマンがカモに、不正に大金を儲ける方法があると話す(<話を持ちかける>)◎5.試しにやらせて、カモに儲けさせる(<エサを与える>)◎6.カモに投資額を決めさせる(<ブレークダウンの段階に入る>)◎7.金策のため、カモを家に戻す(<センド>の段階に入る)◎8.ビッグ・ストア(本物そっくりの証券会社などのセット)で賭けをさせて、カモの金を巻き上げる(<タッチを騙し取る>)◎9.できるだけ早くカモをお払い箱にする(<ブローオフ>の段階に入る)◎10.カモが告訴しないように、グルの警官がなだめる(<フィクス>の段階に入る)◎詐欺の手口は常に変化し続けている。原理は昔から変わらないが、見た目は常に違っている◎大がかりな詐欺とは、自分の役を知り尽くした俳優たちが念入りにリハーサルを行って望む劇であり、そのことを知らないのはカモだけである◎騙されるかどうかは、頭の良し悪しの問題ではないのだ◎<カモ>になるかどうかは頭の良し悪しではなくて、正直かどうかにかかっている◎ほとんどのカモは上流社会と呼ばれる世界に身を置いている。アメリカではそれは、金を儲けたか、金目当てで結婚したか、財産を相続したことを意味する◎このため、自然と優越感を持つような地位についており、自分のような優秀な人間、立派な人間がつまらない詐欺などに引っ掛かるわけがないという幻想を持っている◎詐欺師は、そういう人間を狙ってカモにする◎カモが旅先で捕まることが多いのは、見知らぬ人とも気軽に知り合うことに違和感がない環境だからだ◎カモの第一条件は金である◎しかし、詐欺師が言うところの「盗人の血」が流れていることも欠かせない条件だ◎言いかえれば、物をただで欲しがったり、不正な取引をすることが平気な人間でなければならない◎こういう人間こそがカモであり、詐欺師にとっての見込み客である◎一度騙せた相手は何度でもイケる◎一流の詐欺師は皆、最高級ホテルに泊まり、ファーストクラスで旅をする今日の宣言私は詐欺の仕組みを心にとめて、日々行動するようにします!また、これを絶対に悪用しないことを誓います!
2008年03月14日
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