全4件 (4件中 1-4件目)
1

こんばんは、ほうとうです。 13日(月・祝)、高知県土佐町と同県いの町、大川村との境にある、稲叢山(いなむらやま、標高1506m)と西門山(にしかどやま、標高1497m)に登って来ました。 高知県と言っても、石鎚山系のすぐ南にあり、この辺りの水系は、吉野川上流部であり、高知側から見て石鎚山系の前衛峰となります。 また、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人がここに立て籠もったという伝説があったと知り、徳島の剣山(日本百名山)とその麓の祖谷(いや)地方が有名なのに、まだあったのかとちょっと驚きでした。 稲村ダム脇から稲叢山 ダム管理事務所前に駐車し、トイレを借り、これから登る山を眺めます。雲が多めなのがちょっと気懸かりです。 事務所の横を進み、車止めゲートを通過して、ダム湖沿いに渓谷登山道入口まで歩きますが、路傍には多くリンドウが咲いていました。 渓谷登山道に入ると、細い沢沿いの道をゆるゆると登ります。 落葉の沢 沢の流れ 沢には大きい石があってその間を沢が流れていますが、苔も多く、和のテイストの風景です。 渡渉すると、稲叢山頂上に直接向かう道の分岐がありますが、平家伝説を見たいので、右の洞窟コースを選びます。 岩間の滝 斜瀑とすだれ滝 落差の大きくない色々な滝を見ながら登って行くと、大きな岩壁が近づいて来て、 大滝の前に出ます。 更に登って行くと、道の傍らに鎖の着いた岩があって、洞窟の表示があるので、岩を登ってみます。 伝説の洞窟 深さは余りありませんが、なかなか広く20人あまり入れそうです。伝説では、平家の落人がここに立て籠もり、追手と戦ったとのことです。 一旦登山道に戻り、洞窟下を進みますが、水の落ちる音がするので近づいて覗いてみます。 隠し滝(漆黒の滝) 大きな岩陰の隙間を細い滝が滑り落ちています。これなら平家の落人も水の確保には困らなかったことでしょう。 二段滝 更に進んで、細い尾根上の岩を巻きながら登ると、岩の上は平たく展望台になっています。 二枚岩からの眺め 登山開始時に見上げた大岩のすぐ奥くらいの場所でしょう。 ここから、登りは緩やかとなり、四差路に出ると左に折り返すように曲がり、稜線を進むと岩の山頂である稲叢山頂上です。 山頂は西側の展望が開けて、石鎚山系の眺望を期待していましたが、その山系稜線に雲が掛かってしまい、残念。 四差路に戻り、東北東の西門山へ行ってみます。 アップダウンを繰り返しながら進みます。 途中の 稜線鉄塔から石鎚山系で笹ヶ峰方面の稜線がわずかに望めました。 道は 深き森の中を進んだり、キレットの脇を通過したり、面白味がありますが、山頂は樹々に囲まれ眺望がないことが人気薄の原因かもしれません。 西門山からの帰りに、出来るだけ経路が重ならないように、稲村トンネル東口に降りてみることにしました。その下り坂では、 コケ斜面も見られ、また面白い風景でした。 そのまま車道を歩くと、ダラダラと長い下りになるので、緩い稜線上を行く、送電線の保線路コースに上がり、ショートカットしました。 コース上でたまに見かけました。 お先に紅葉 平家落人にまつわる山で、岩場や滝などの豊かな自然を感じられ良かったです。
2025.10.20
コメント(0)
こんばんは、ほうとうです。 16日、広島文化学園HBGホールで行われた、広響、マルタ・アルゲリッチ特別公演に行って来ました。被爆80周年ということで、2015年に同オケの平和音楽大使に就任した世界トップクラスを走り続けるピアノ奏者アルゲリッチ女史を迎えての特別演奏会です。 曲目は、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番ハ長調(独奏:角野隼斗)、プロコフィエフの古典交響曲ニ長調(ピアノ・デュオ版/編曲:寺嶋陸也)(アルゲリッチ&酒井茜)、朗読:クララ・シューマンの手紙より(朗読:アニー・デュトワ=アルゲリッチ)とベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調(アルゲリッチ)。指揮は同団音楽監督C.アルミンク。 巨匠アルゲリッチの登場とあってか、広響の力はメインに注がれた感じで、プロコフィエフの協奏曲は、瑕疵はないものの、盛り上がりに欠けました。古典交響曲では、アルゲリッチが低音の伴奏メイン側。しかし、酒井がその伴奏に乗って演奏しているのは明らかで、アルゲリッチが見事に音楽をコントロールしていました。 そして、メインのベートーヴェンの協奏曲。レパートリー豊富な御年84歳の巨匠は、ここ一番の演奏会では、十八番の中からしっかり準備して望んでいるようです。ですから、この演奏会でも年齢を感じさせない、潤いに満ちた流麗な運指で、大いに盛り上げ、広響もこれに応え、豊かな良い響きを奏でていました。この演奏に聴衆が熱狂しないはずはありません。 満席の聴衆のほとんどが、スタンディングオベーションという大盛り上がりの終演となりました。 これに関しては、広響の歴史的名演ではないでしょうか。録音が発売されるのが楽しみです。
2025.10.18
コメント(0)

こんばんは、ほうとうです。 11日(土)、島根県飯南町の琴引山(標高1013m)に登って来ました。 現在では琴引フォレストパークと言うスキー場がある山ですが・・・。 ゲレンデからの山容 そもそも、10月は全国にいる神々が、それぞれの地を離れることから「神無月」と言う別名があるのですが、その神々はどこへ行ったかというと、出雲に集まって会議を行うのです。 その時、神々はこの山に降り立ち、神戸(ごうど)川を下り、日本海に面した稲佐の浜に上陸し、そこから出雲の大社に集結したとされています。出雲には神々がいるので、当地で10月を「神在月(かみありづき)」と呼んでいるのです。 また、この山には出雲の国の大国主命(オオクニヌシノミコト)の琴(元々はスサノオの持ち物)が窟(いわや)にあったことが、この山名の由来となっています。 小滝 そんな古代ロマン・ミステリーが豊富な山で、山頂付近には大岩が点在し、パワースポットであったと想像されるこの山を歩こうと来た訳です。 「弦の清水」 琴にちなんで命名された小滝です。水の流れる様がマッチしています。 大神岩 結界の縄が張られています。この岩の穴が琴の隠されていた場所だとする説もあります。 山頂標柱 良く見ると山頂標柱の傍らには、飯南町のマスコット 「い~にゃん」(石像)と三瓶山が置かれています。 山頂からは北東すぐに支援豊かな 山頂から大万木(おおよろぎ)山や 山頂から南西の雲海が望めました。 山頂直下の大岩の間には 琴弾山神社(裏) 琴弾山神社(表)が祀られています。 出来るだけ多くこの山を楽しみたいので、琴弾山神社の下で敷波コースを下ります。 大ブナ そして琴の隠し場所の大本命 穴神琴弾岩(琴の岩屋)を巡って、大きく周回して山歩きを終えました。 ミステリーは何一つ解決できませんでしたが、楽しく歩けました。
2025.10.14
コメント(0)

こんばんは、ほうとうです。 ここしばらくの間に、街角で見かけた花の風景です。 朝顔 電停脇のヒガンバナ 早く秋らしい涼しさになって欲しいですね。
2025.10.03
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1

