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錦織健はただ綺麗な声で歌っているだけではなかった。「砂山の砂に・・・・」の「初恋」も3番の冒頭には、スタッカートを入れた独自の歌い方をしていた。また他の日本の曲も、ところどころに、綺麗な声をわざとだみ声調にした演歌のコブシのようなものが入っていて、それが、いやみではなく、盛り上がって感動的だった。蛇足で、演奏が終わり舞台を下がるとき、身体は前を向いて歩いていたが、顔は聴衆の方を見て横向きに歩いていたのがとても面白かった。エンターテイメント精神のなせる技か。
March 9, 2006
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錦織健は、イタリヤ カンツォーネ「君と旅立とう」を歌い上げた。本田美奈子が亡くなる前にこの歌を歌っていたので、亡くなって後、しばらくラジオやテレビでこの歌が流れていたという。健は彼女と一緒にこの歌を歌ったことが懐かしいという。今回のステージで、彼女に捧げたいと言って続けて、フェリッリの「こんな大きな愛」を歌った。
March 6, 2006
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再びコンサート余話。錦織健は、左耳だけ垂れ下がったイヤリングを付けていて動くたびにキラキラ光ってオシャレであった。蘇州夜曲を歌い終えてからトークが始まった。「トリノは、メダルがとれないですね~。」聴衆は大笑い。「男性のメダルは一つもないでしょう。」予言が当たってしまった。「最近は、お金儲けばかりもてはやされて、日本人の昔からの心が失われてしまいましたね。」、「私は日本人の心を取り戻すために、ホリエモンに荒城の月を歌わせたいですね。」会場大笑い。
March 5, 2006
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2月19日、長野県岡谷市カノラホールで錦織健リサイタルを聴いた。コンサート、テレビ、ラジオで引っ張りだこの単なるタレントのような気持ちで聴きに行ったところが大間違いだった。テノールはバリトンなどと違って一般的に声量がなく、小奇麗に歌い上げて終わりというパターンが多い中、1500席のホール全体に響き渡る、逞しくも澄んだ歌声には驚嘆した。小さな声を出すときは、少しもぶれない会場がシーンとなる透き通る声だった。前半は、椰子の実などの日本歌曲、後半はオペラのアリア。特に後半は、突然にギターを抱えて客席から登場し、ロッシーニなど3曲を客席を回りながら歌ったのには驚いた。その美声とエンターテイメントに、氷川きよしのステージではあるまいに、どこかの中年女性が、こっちへ回って来いと、しつこく手招きをしていた。中年女性のいやらしさは、大嫌いだ。
March 3, 2006
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