元・占い師 ルビー

元・占い師 ルビー

2013年11月24日
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 人間は、観念的な傾向があって、目より先に脳が働いているからでしょうね。

 つまり、手品師が「さあ、こちらを見て下さい。」と言って、観客の目を誘導すると、お客さんたちは、手品師の言葉によって、仕掛けを見逃(のが)してしまうのでしょうね。

 手品に限らず、人間は観念的に物事を解釈し易いです。

 例えば、我々が、王侯貴族や映画女優などを想像する場合、どうしても、テレビに出ているそのかたの姿を、その人のイメージとして、脳に定着させているからでしょうね。

 我々一般の人たちは、舞台の主演女優に対して、舞台のままの姿しか思いつかないので、その女優が、化粧を落として、地味な服に着替えて、従業員出入り口から、ひっそりと出て来ようものなら、「ああ、お掃除の女性だろう。」と、見逃(のが)してしまうことが多いそうです。

 しかしながら、パパラッチと称される人たちは、ヨーロッパの王侯貴族の普段の姿や、ハリウッド女優が化粧をしないで休暇を取っている姿などをスクープして、大金を手に入れるので、いわゆる「目」が異なるのだろうな、と感心します。

 パパラッチが、美人女優の素顔を見て、「女優の〇〇さんだ。」と気がつくのは、それだけ観念に囚われない目を持っているからでしょうね。

 先ほど、目が騙されるのは、目より先に脳が騙されているからだと書きました。



「映画やテレビで見る美人女優は、いつも美しい化粧と洋服で、映画のスクリーンそのままの姿で、いつも行動しているはずだ。」という先入観や主観で周囲の景色を見てしまっているからでしたね。

 目に見える映像でさえ、我々の目は、相手について正確な実像を捉えていない訳です。

 では、人間は、相手の人間性については、正しく把握できているでしょうか。

 案外と、相手のことを良い人だと思うのも、悪い人だと思うのも、自分の錯覚や誤解が生んだものかもしれませんよね。

 「恋愛は美しい誤解である。」という言葉があります。

 相手のことを、良いように思うからでしょうね。

 恋愛にしろ、友情にしろ、近所付き合いにしろ、相手のことを良いほうに解釈できることは、自分にとって幸せです。

 しかし、もし、読者の皆さんの中に、「私には、付き合うのが苦手な同僚がいる。」とか、「ウマが合わない人が居て、困っている。」という悩みを抱えている人がいらっしゃる場合は、相手のことを良く思うことができないのは、私の錯覚かもしれないな、と考え直して下さい。

 好きになりにくい人の長所を探してみて下さい。少し、風景が良くなるはずです。


 <このブログの目的>  主に、高校生や20代前半の人たちに読んでほしいです。

             おとなの読者のかたたちには、釈迦に説法ですが、ご容赦下さい。






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最終更新日  2013年12月01日 11時56分01秒 コメント(40) | コメントを書く


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