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夏に向け、一つ上を目指せ!
第87回選抜高校野球で、県岐阜商・高橋純平投手は、評判通りの投球を見せました。12球団すべてのスカウトが注目する中、1回戦ではタイガース中村GMも観戦し、改めてその素材に惚れこんだようです。
しかしながら、いろいろな人の目から見ると課題も残っているということもわかりました。2回戦と準々決勝が連投になったこともありましたが、浦和学院戦では中盤からストレートが伸びず、カーブは曲がりきらずに高めに浮き始めました。明らかにスタミナ切れです。前評判が高くて注目されているという精神的な重圧も 相当だったのかもしれませんね。
また、ある評論家は、投球の際に踏み出す歩幅がせまく、やや棒立ちのため、ボールに体重が乗ってこないと指摘しています。確かにこのあたりは、非公式サイトが知っている投手では、DeNAの久保康友投手にかぶって見えます。脱力投球が流行みたいになっていますが、基礎体力があってこそ。あくまで土台となる下半身を一回り鍛えて、「重いストレート」を身に付けてほしいと念願します。
バント処理のフィールディングも並レベルとの声があります。これは、ある程度球種やコースで、バントする方向を限定させるなど、これからテクニックを磨いていく必要があるでしょう。
いずれにしても、まだ発展途上の17歳。でも、高校生では飛び抜けた素材であることはプロのスカウトも折り紙を付けました。これから夏まで約3か月でどう変わるか、伸びしろがたくさんあるだけに楽しみです。
本人も「夏は全国制覇!」と公言しています。それに向けて何が足らないかもこの選抜でたくさん学んだと思います。きっと、暑い夏に再び雄姿を見せてくれることを信じて、ひとまずご苦労さんと言いたいです。
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