「私は彼女に花をあげた」 この文は、「彼女に私は花をあげた」でも「花を私は彼女にあげた」でも(他にもまだ組み合わせ可能)問題なく通じる。だが英語では I gave her a flower. という文しかあり得ない。 I gave a flower to her.という文もあるが、これは文の構造がまた違っているのである(だから急にtoが出現している。ここでは説明は省くが)。
ただし、実際にしゃべる機会に、文の構成を意識しすぎて、つまり文を構築してからでないと口から発せない、よっていつまでも押し黙ってしまう、という現象はよろしくない。頭に浮かんだ単語をいきなり発しても構わない、ただしあとから修正していく。たとえば 「花をあげたんだよ、彼女に」と思ったとき 「flower」といきなり口に出していい。その代わりすぐに修正する。 「Flower....gave...いやえーと、I gave a flower...to her」 口に出してしまうことでガス抜きをしないと圧力が高まりすぎる。言いながら考える方が楽なはずである。だが、そのままでは文が成立しないことを知るべし。
3)英"借"文のトレーニング これも聞いたことがあるフレーズではないかと思うが、「英作文は英借文」。例文を覚えたら、その文の単語を置き換えることで新たな文を作っていく。 英語の語順のままに自然に発想することができるようになるためには、まず文の後半を応用することから始めるのがいいのではないかと思う。 I gave her a flowerという文を覚えたら、 I gave her a bag. I gave her a necklace. I gave her some money. などのように、最後のflowerという単語をどんどん他のものに置き換えて文を口に出していく。身の回りを見渡して、目に付くものをどんどん入れていこう。英語で何というか分からないけど気になるもの、はぜひ辞書で調べておこう(名詞なら単語レベルの対応もOKなのである)。
それを続けて納得がいったら、こんどはherの部分をhimなどに変えてみる。 次はgaveを、showedに変えてみたり、あるいは動詞の部分は時制を変えてみるともっといいだろう。I'm going to give ~にしたりI have givenにしたりする。 そして最後に、主語もIではなくSheやHe,そしてMy fatherとかA friend of mineとかに変えてみる。