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2006年01月25日
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テーマ: ニュース(95821)
カテゴリ: 時事問題
我が家の近くに半兵衛坂という坂がある。なんの変哲もないバス通りの坂道なのだがわざわざ由来が書いてある。「このあたりに半兵衛という人がいたから半兵衛坂とよぶ」らしい。半兵衛さんといったって、いったいいつの時代のどんな人やら、それを書かないことには説明としては不十分きわまりない。でもたぶん時代は江戸時代、坂の名に残ったくらいなのだから大きな邸を構え人望も篤い豪農だったのかもしれない。とまあこんな想像を働かせることができるのが地名の効用である。

地名にはそれぞれ歴史があり、由来があり、だからこそ人々の想像をかきたてる。
昔そこに住んでいた人々と今の人とをむすびつけるよすが。それが地名というものなのかもしれない。

だから、鈴が森とかいったイメージの悪い地名を変えるのは仕方ないかもしれないが、浅薄な考えで歴史ある地名が変えられていくのはやはり残念である。別荘地としての地価が上がるからとばかりに沓掛とか信濃追分とかいう地名が消えて中軽井沢、北軽井沢といった軽井沢のつく地名がやたら増殖したり、都会風とばかりに全国に大手町や本町ができたりするのはつまらない。希望が丘とか青葉台とかといった不動産業者が作ったような地名は安手のちらしのようだが、昔からよびならわされてきた地名にはなんともいえない趣がある。

こうしてみると最近の市町村合併の結果でてきた新地名は、不動産業者の浅知恵のようなものばかりがめだつ。幸い実現はしなかったけど南セントレアなんてアフリカかどっかの新興国みたいだし、四国中央なんていうのは辺境コンプレックスまるだしである。湯梨市なんてのも観光と物産をともに売り込もうという下心があるみたいだし、アップルとかアルプスといった横文字をカタカナにした地名も違和感がある。
今度の合併ブームは明治初期、昭和20年代につぐ三度目のものだそうである。過去の合併で新市名を決めたときにはどうやったのであろうか。安曇野市というのは最近の新市名の中では非常にまともなのだが、これは新しい地名ではなく、逆に古くからある安曇(神話にもでてくる)という地名を活かしたからであろう。その安曇野市の中核となった豊科町は明治の大合併のとき、四つの村が統合してできたのだが、それぞれの最初の一字をとって「とよしな」とし、それに豊かな信濃にも通じる豊科という字をあてたそうである。





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最終更新日  2006年01月25日 23時32分24秒
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