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2026年09月20日
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カテゴリ: 雑感



「資本主義を支持する30歳未満はわずか9%…アメリカで嫌われた「社会主義」を若者が受け入れ始めた切実な理由」と題する記事で、格差が広がり、経済階層によって平均寿命にも大きな差のある社会で、「社会主義」の支持が広がっているという。
資本主義を支持する30歳未満はわずか9%…アメリカで嫌われた「社会主義」を若者が受け入れ始めた切実な理由 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
ここでいう「社会主義」は、あの生産手段を国有化して平等社会を目指そうというあの社会主義ではないので、富の再分配や労働者の権利を伸長させようという考え方とした方がよいのかもしれない。こうした主張をする政治家は米国の民主党の中でも急進派とされて、大統領選からは排除されてきたのだが、労働者とあまり関係ないジェンダーだのLGBTだのポリコレだのを主張する小利口なインテリセレブの候補者では、トランプみたいな候補者には永遠に勝てないようにみえる。トランプの悪口を言えば何か言った気になるマスコミ人士は多いのだが、トランプの支持は低下しても、民主党の支持は伸びていないという。
もう一つ、「「マイノリティ支配」の正体」という本が出ているという。移民などのマイノリティが社会を動かしているというイメージが作られ、人々の怒りの矛先が経済格差や富の集中からマイノリティに向かうということを説いているようだ。経済的弱者による外国人排斥の動きなどを念頭に置いた本なのかもしれないが、これも根本的な問題は「経済格差や富の集中」を正面から問題視する勢力がないことではないか。本来はそうした主張をするはずの「左」の多くがリベラルとなって、せっせとマイノリティの問題ばかりを主張する。特に、外国人の単純労働力の導入については、国内で競合する職種についている階層の利益と対立するので、リベラルが外国人との共生を叫べば叫ぶほど、本来の支持者である労働者は離れていく。マイノリティの権利などどうでもよいというわけはない。国内における技能実習生の虐待などはもちろん大問題だし、国内の外国人を差別しろというつもりもない。ただ主張の重点がずれているのではないか。





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最終更新日  2026年09月20日 09時50分39秒
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古き良きアメリカは死んだ  
鳩ポッポ9098 さん
>ここでいう「社会主義」は、あの生産手段を国有化して平等社会を目指そうというあの社会主義ではないので、富の再分配や労働者の権利を伸長させようという考え方とした方がよいのかもしれない。こうした主張をする政治家は米国の民主党の中でも急進派とされて、大統領選からは排除されてきたのだが、労働者とあまり関係ないジェンダーだのLGBTだのポリコレだのを主張する小利口なインテリセレブの候補者では、トランプみたいな候補者には永遠に勝てないようにみえる。

でも、アメリカでそういう若者の支持を集めているのは、急進左派、明日食うものに困るような奴等ではなく、テイラー・スウィフトに影響されるような奴等なんですよ。社会主義の壮大な人類史的大実験の失敗を知らない世代、冷戦を知らない世代がが社会主義に憧れている。多民族主義やLGBTを前面に押し出している勢力が民主党内で大きく伸長して、旧来の比較的常識的なビジネスエリートを圧迫しているのが現実だ。まるで、半世紀以上前、西側の豊かな生活の恩恵を受けながら、東側に理想を見て学生運動していたノータリンどもと大差ないように見える。

まあ、これからあの国は、極右と極左の争いになっていくだろうね。古き良きアメリカ的な価値観は失われ、狂信的な者達が互いにその時時で力を得て対立が激化していくだろう。まあ、それはやむを得ない事なのかもしれない。 (2026年09月21日 17時46分51秒)

Re:古き良きアメリカは死んだ(09/20)  
七詩  さん
鳩ポッポ9098さんへ
どうもありがとうございます。
>テイラー・スウィフトに影響されるような奴等なんですよ。社会主義の壮大な人類史的大実験の失敗を知らない世代、冷戦を知らない世代がが社会主義に憧れている。
テイラー・スウィフトはいわゆるリベラルで、彼女とて一党独裁、生産手段の国有化、宗教弾圧など、過去の社会主義がよいと思っているわけではないでしょう。本当に変革が起きるとしたらリベラルと言うよりも、経済的に下層となっている労働者の票がどう動くかでしょう。現実には大勢いる白人男性の貧困層にとってジェンダーだのポリコレだの環境だのはまったくどうでもよい。理論としての社会主義に共感するわけではないけれども、絶望的な格差社会はなんとかしてほしいと思っている。今のところそうした層の票は移民排斥やアメリカファーストを唱えるトランプに票を投じたようですけど、富裕税など本格的に格差を問題視する候補がでたら変わるかもしれない。
なお、日本の学生運動ですが、リアルタイムで見聞きした世代としては、あの時代、日本は貧困、公害など様々な問題を抱えていて、ソ連や東欧の方が日本よりも生活水準が高いと思われていた。歌声喫茶ではロシア民謡が大人気で中には革命後のソ連歌曲もあってコルホーズや工場での労働者の生活を明るく歌ったものもあった。社会主義国はいいな…と思っていた人も多かったのですよ。まあ、そういう時代だったのです。 (2026年09月23日 15時22分51秒)

それが今起こっていることである  
鳩ポッポ9098 さん
>テイラー・スウィフトはいわゆるリベラルで、彼女とて一党独裁、生産手段の国有化、宗教弾圧など、過去の社会主義がよいと思っているわけではないでしょう。

ええ、その通りですよ。かつてジョン・レノンがそうであった様に、彼等オピニオンリーダー自信は、社会主義共産主義の負の側面に対して完全に無知であるか、あるいは見ないようにしているかだけですし、それを褒めそやしている人は輪をかけてそうですよ。だからこそ危険なのであり、まさに、そういう人々が、ガチ物の共産主義者どもに利用されてきたのが過去の歴史であり、今、支那共産党の認知戦に晒されている現実でしょ。

>本当に変革が起きるとしたらリベラルと言うよりも、経済的に下層となっている労働者の票がどう動くかでしょう。

ですから、リベラルの思想というのは理論的に、国境や民族による差別を是としない思想であって、社会主義や共産主義も究極の目的とする所はそうでしょ。そして、アメリカの若者が支持しているのは、まさにそれなわけですよ。ほとんどの若者は食うに困っているわけではない、そうではなくてトランプみたいな野蛮なやり方がウザい、それに対してテイラー・スウィフトの推しがなんかセンス良くてカッコいい、てなもんでしょうよ。

>現実には大勢いる白人男性の貧困層にとってジェンダーだのポリコレだの環境だのはまったくどうでもよい。理論としての社会主義に共感するわけではないけれども、絶望的な格差社会はなんとかしてほしいと思っている。

いや、格差社会がどうのなんて思っている人は、そもそもトランプを支持しない。自分の生活が良くなることと、社会全体の格差がどうのは、話が違います。

貴方は白人男性に限った物言いをするが、白人男性を味方につけたって、それを上回る離反が出たんじゃ意味ないわけですよ。

>今のところそうした層の票は移民排斥やアメリカファーストを唱えるトランプに票を投じたようですけど、富裕税など本格的に格差を問題視する候補がでたら変わるかもしれない。

変わりません。そういう候補は、同時に絶対に国籍による差別を否認しないと、確実に支持を失うからです。アメリカの若者が支持しているのは、まさにこういうリベラルであって、格差を是正せよといいながら、同じ口で外国人との格差を等閑視する様な者を支持するわけがない。

>なお、日本の学生運動ですが、リアルタイムで見聞きした世代としては、あの時代、日本は貧困、公害など様々な問題を抱えていて、ソ連や東欧の方が日本よりも生活水準が高いと思われていた。歌声喫茶ではロシア民謡が大人気で中には革命後のソ連歌曲もあってコルホーズや工場での労働者の生活を明るく歌ったものもあった。社会主義国はいいな…と思っていた人も多かったのですよ。まあ、そういう時代だったのです。

ええ、だから今のアメリカの若者もそれと全くそれと同じだったんですよ。なんだか差別がない、価値観を認め合う社会がいいよね、トランプみたいに狭量な自分達の利益を守ろうとする考え方は良くない、みんなで分かち合うのがいいよねってなもんでしょ。

当時、東側の惨状を伝える情報が全くなかったわけではない、だけど、そういったものを当時の若い世代は敢えて等閑視し、理想化していたわけですよ。現実があったとしても、思想は正しいんだと信じていたわけですよ。今のアメリカの若者の態度と全く同じでしょう。 (2026年09月24日 16時20分57秒)

Re:それが今起こっていることである(09/20)  
七詩  さん
鳩ポッポ9098さんへ
昭和40年代くらいまでの状況と言うのは今と全く違っているように思います。
当時は高校生くらいですと、たいてい「共産党宣言」くらいは読んでいましたし、感動した本でもこれが上位に入っていました。そしてソ連をはじめとする社会主義国のイメージもよく、実際に世界全体をみても社会主義の国が増加していましたし、日本もいずれは社会主義になると思っている人もいました。その先鋭化した部分が日本赤軍などでしょう。
そんな時代と冷戦体制崩壊後ではまるで違う。中国は一応は共産党と言っていますが、政治的な一党独裁というだけで。私企業もありますし、資本家もいる。むしろ共産主義というよりも、開発独裁に近いもののように思います。
テイラースウィフトを支持するアメリカの若者だって、別に共産主義の理論なんか知らないし、読んだこともないでしょう。食うに困らないにしても、少数の富者にはなれそうもないという認識はあるのかもしれません。
労働者は祖国を持たない…と言う言葉は共産党宣言に会ったかもしれませんが、マルクスの視野には今の途上国は入っていなかった。途上国からの単純労働者の流入は、もともと競合する仕事をしていた労働者の待遇を低下させたり失業を招いたりする。対立はグローバル資本主義対労働者であって、リベラル対排他的民族主義ではないでしょう。ドイツには外国人移民の流入に反対する左翼政党もあるといいますし、もう左翼だとか右翼だとかいう分類は意味がないかもしれません。差別と言うのなら、辛い仕事を外国人がやればよいという方がよほど差別的なように思います。 (2026年09月24日 22時18分50秒)

知的態度は全く同じです。  
鳩ポッポ9098 さん
>当時は高校生くらいですと、たいてい「共産党宣言」くらいは読んでいましたし、感動した本でもこれが上位に入っていました。

ええ、大半の学生は、流行性感冒の様にそうしていただけで、心底アレを理解し信奉していた学生なんてほんの一握りです。

>そしてソ連をはじめとする社会主義国のイメージもよく、実際に世界全体をみても社会主義の国が増加していましたし、日本もいずれは社会主義になると思っている人もいました。その先鋭化した部分が日本赤軍などでしょう。

そんな事は分かっています。だからこそ、流行に乗って本質をみない態度は、新左翼の莫迦どもと何も変わりゃしない。

>そんな時代と冷戦体制崩壊後ではまるで違う。中国は一応は共産党と言っていますが、政治的な一党独裁というだけで。私企業もありますし、資本家もいる。むしろ共産主義というよりも、開発独裁に近いもののように思います。
テイラースウィフトを支持するアメリカの若者だって、別に共産主義の理論なんか知らないし、読んだこともないでしょう。

社会情勢が違うのなんて莫迦でも分かってんですよ、ボクが言っているのは、こういう若者の知的態度が、半世紀以上前に学生運動に興じていた連中と大差ないっつってんですよ。

かつての新左翼の学生は、東側の惨状や社会主義そのものの構造的欠陥を考察する機会があったにも関わらず、それをしなかった、そして、大半は普通に何事もなかったかの様に就職して社会に溶け込んでいった、つまり奴らの思想はその程度の物だったということ。西側の豊かさの恩恵に浴しながら、目の前に見える西側の不条理への反発から東側を持ち上げ、事実を考察しようともしなかった。

そして今の若者は、社会主義というものが、かつて人類史的に悲惨な結果を伴った社会実験であることを見ようともせず、目の前に見える排外主義者達の不条理に反発する心理から、対立概念としての社会主義に理想を求める。資本主義の恩恵に浴しながら、資本主義が理想を狂わせているとし、リベラルに幻想を抱く。しかし、自己犠牲によってそれを成し遂げようとする者は極めて少ない。

そして、これらに共通するのは、その時代のアイコンとなる人物が存在し、そしてまたそれを利用しようとする勢力が暗躍しているという厳然たる事実ですよ。

>食うに困らないにしても、少数の富者にはなれそうもないという認識はあるのかもしれません。

いや、そもそも論として、労働者が政治的主張をするのは、「食うに困るから」「自分達の立場が悪くなるから」というネガティブな感情を根拠とするならば、「少数の富者になれない」ことは政治的立場の根拠として薄弱でしょって。それは、傍観者と言うんです。そして、アメリカの若者の多くは、その立場であり、だからこそリベラルの左派を支持しているんでしょうと。

>労働者は祖国を持たない…と言う言葉は共産党宣言に会ったかもしれませんが、マルクスの視野には今の途上国は入っていなかった。途上国からの単純労働者の流入は、もともと競合する仕事をしていた労働者の待遇を低下させたり失業を招いたりする。

いや、マルクスはそれを人間の本質として理解しなかっただけで、別に視野に入っていなかったわけではない。社会主義というものは、そういう人間の本質を機械的に排除していく事で、結果的に大衆は幸福になれる、という思想なのですから。

それが現実の問題として浮上してきた時に、対立軸となったのが全世界社会主義と一国社会主義の古典的対立でしょ。

>対立はグローバル資本主義対労働者であって、リベラル対排他的民族主義ではないでしょう。

いいや、違いますね。反グローバル主義は、なにも労働者の専売特許ではない。それは、グローバル主義が資本家や異人の労働者の専売特許でないのと同じだ。だから、貴方はお花畑左翼と大差ないというのです。何でもかんでも雇用の問題にすり替えるのは、間違いです。貴方が考えるほど、この問題は単純化されないんだっつの。

>差別と言うのなら、辛い仕事を外国人がやればよいという方がよほど差別的なように思います。

ええ、だから昔の新左翼の連中と同じく、リベラルを支持する連中が莫迦だなって思うわけですよ。結局彼等は資本主義を憎みながら、資本主義構造の中へ彼等を組み込もうとする、その結果発生する不協和音に無頓着なわけでしょ。本質をみていないという点では、新左翼の阿呆どももリベラルのバカタレも、思想的態度は全く同じです。 (2026年09月25日 08時54分59秒)

Re:知的態度は全く同じです。(09/20)  
七詩  さん
鳩ポッポ9098さんへ
昭和40年代半ばくらいまでは今とは見ている景色が違っていた。
中国は貧しい低開発国でしたが、ソ連は日本よりも生活水準が高く、医療も無料、男女差別や人種差別もなく、人々が競争相手ではなく同志として暮らしている素晴らしい国に見えていた。一方で米国は泥沼のベトナム戦争で住民を虐殺し、黒人には公民権がなかった。日本でも公害や食品に含まれる有害物質が社会問題になっていましたし、高度経済成長から取り残された人々の貧困も深刻だった。
社会主義がうまくいっていないということが知られるようになったのはもう少し後のことです。その頃には日本も豊かになっていって、「社会主義に対する憧れ」のようなものはなくなっていきました。
(2026年09月25日 09時43分23秒)

誰も社会情勢が同じだなんて言っていない  
鳩ポッポ9098 さん
>昭和40年代半ばくらいまでは今とは見ている景色が違っていた。

繰り返しになりますが、ボクは社会情勢が違う事を問題にしているのではありません。

>社会主義がうまくいっていないということが知られるようになったのはもう少し後のことです。その頃には日本も豊かになっていって、「社会主義に対する憧れ」のようなものはなくなっていきました。

戦後期から高度成長期の終わりまでの推移を考えると、体制的な欠陥は戦前から指摘されていた話であるし、1960年代当時なら福田恆存や江藤淳といった保守言論人がその制度的欠陥を強く指摘しておりました。

さらに経済的な面で言えば、スターリン批判の記憶も新しい60年安保闘争の世代ならばいざ知らず、全学連世代つまり60年代半ば以降には既に東西で経済格差が開いていて、日本も67年に世界第二位の経済大国になっているのですから、スプートニクショックも過去のものとなっていたことは、当時の一次史料を見れば明白です。にも関わらず、今の「リベラル」に通ずる者どもは、当時「進歩的文化人」として経済的な敗北が顕著になった後も、70年代後半まで「平和勢力」として東側を礼賛し続けたわけでしょ。

そして、そういう奴らは共産主義の制度的誤謬・全体主義・平和勢力でもなんでもない事が明白になった80年代以降、人権だ平和だ女性だマイノリティだと、共産主義社会主義の本質を隠して社民主義という形で一定の勢力を形成した、それこそが日本でいうおたかさんブームみたいなのになったわけで、今のリベラルにつながるわけですよ。

つまり、ビートルズを聞きながら学生運動に興じていた全共闘世代の新左翼の連中は、今の社会主義に妙な幻想を抱き、リベラルを支持しているアメリカの若者と、現実が見えていないという意味では大差がない。あさま山荘や山岳ベースのような目に見える事件が起こらないと分からんようならね。 (2026年09月25日 12時28分12秒)

Re:誰も社会情勢が同じだなんて言っていない(09/20)  
七詩  さん
鳩ポッポ9098さんへ

保守派言論人はいましたがその何倍も進歩的文化人がいてずっと売れていました。いいだもも、羽仁五郎などなど。それにまた斯界の権威の〇〇〇〇も進歩的文化人でハンガリー動乱の時、百姓国家には社会主義のよさがわからないという、今にして思えば差別的なことをいっていたくらいです。だいたい北朝鮮も建設途上の立派な国で、帰還していった人もいた時代でしたから。
もちろん、特に昭和40年代以降はソ連の物不足や行列も映像で紹介されましたし、わかっている人は社会主義の内実も見えていたのでしょう。
公立中学で社会の教師が「…だからソ連はよいのです」が口癖だったのですが、なに言ってるんだと笑っていた級友を今では尊敬します。 (2026年09月25日 15時02分38秒)

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