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【環境放射線量 Environmental Radiation Level】
"Environmental Radiation Level"を「環境放射線量」と訳しているようですが、この"environment"の意味はどのようなものなのでしょうか。一般には、特定の何か、あるいは場所の周囲を意味していています。パソコンで「環境」という言葉を使うことがありますが、あれはCPUの周囲にどのようなものが並んでいるかということを意味しています。つまり、「環境」の中にCPUは含まれていないということになります。しかし、あくまでもCPUが中心にあって、CPUの働きを助けるためのものが周囲に並べられているということになります。
しかし、"Environmental Radiation Level"の"environmenntal"では、そうした中心になるものはどうも人間ではなさそうです。そこで生活している人々の周囲にどれくらいの放射線量があるかを計測するのであれば、その生活をしている場所で測定しなければ意味がありません。しかし、福島県以外の多くの所では、地上高20m以上のところで測定しています。しかも、昨年の原発事故よりも前に造られたモニタリングポストは、上空から落ちてくる放射性物質の量を量るための装置で、地上にある放射性物質から出る放射線の影響を受けにくくするために、高いところに設置されています。
最近は、文部科学省によって多くの場所で環境放射線量が測定され、そのデータは10分ごとに更新されていますが、気になるので、会津のデータを時々見ています。あるいは、中通りや浜通りのデータをじっくり見ることもありますが、2012年6月18日15時30分現在の環境放射線量が36.487μSv/hの所があります。この数値は尋常なものではありません。これを1年に換算すると319.62612mSv/yearになります。
この地区で除染作業を1日8時間すると、それだけで291.896μSv=0.291896mSvの放射線を被曝することになります。誰が除染しに入るのでしょうか。それともアウシュビッツのようにコンクリートの塀や鉄条網で囲むのでしょうか。それでも、何にも知らない鳥たちは、木の実や種を啄んできます。政府は、西日本にもそうした場所が出来ることを願っているのでしょうか。「全電源喪失が起こっても、メルトダウンしない」ということの具体的な説明は国民に開示されるのでしょうか。「国益」という言葉には、「国民の安全」は入っていないように思えます。
※写真は、去年の東日本大震災のあとで東京分室の様子を
見に来た帰りに、松長団地付近から会津若松市街地方向
を撮りました。桜が満開でした。
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