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【環境放射線量 Environmental Radiation Level】
これは今年の1月にここでご紹介したことがあります。1月17日に所長と二本松市の霞ヶ城を歩き回ってきました。この写真は、本丸の高いところから南の方を撮った写真です。中心に写っている大きな建造物が郡山駅前のビルだと判るのに少し時間がかかりました。
霞ヶ城の本丸がある位置が高いのと、郡山と二本松の間にある山が低山帯であることをつくづくと感じさせられた、しばらくしてからのことです。そして、去年のあの日、飯舘村から伊達市を流れた空気が、福島市・二本松市・郡山市・須賀川市・白河市を流れたのがよく判りました。阿武隈川流域を遡行したことになります。ですから、阿武隈川流域の市町村でも、環境放射線量がかなり高いところがあります。それも、幼稚園や保育所で、年間1mSv/yearを超える数値の所がいくつもあります。放射性物質は「風の吹くまま、気の向くまま」に飛散したことがはっきり判ります。
何でも「O-157」の危険があるので、牛のレバ刺しが禁止になったそうですが、放射線被曝による健康被害はO-157よりも小さいようで、福島県では中通りも見捨てられているようです。大飯原発を再稼働する前に、しなければならないことが山積みされているのですが、「国益」の為には電力確保が不可欠のようで、原発の危険性を回避できていないまま、再稼働されるようです。
福島県の中通りや会津には津波は来ません。中通りや会津を津波が襲ったら、東京の都心だけでなく、西の方の関東ローム層上の住宅地も壊滅するだろうと思います。スカイツリーが、海に浮かんでいる釣り浮きに見えるかもしれません。しかし、放射性物質は確実に飛んできています。東京分室は標高40mくらいの所にありますから、津波は怖くありませんが、この周辺には所々で環境放射線量の数値が高くなっています。若いお母さんが、小さなお子さんを乳母車に乗せて、幼稚園に通っているお兄ちゃんをお迎えに行く姿を見ていると、本当に怖くなります。