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会えないと分かっていても痛ム、心、許シテクレマセンカ?寂しいと叫びながら頬を伝った涙は、嘘の色どうしても伝えたかったコトバ、もう 届かなくて「好きだよ」とだた一言それさえも言えなくてねえ、聴こえてる?お願い、届いて私の声 あの空にもう一度だけ、伝えたい想いがあるから私、笑ってるよ君は笑ってるかな?君がくれたお揃いのストラップちゃんと君も持って行ったかな?ずっとずっと、特別な存在でした何よりあなたが、大好きでしただから、有難う天国(あっち)でも、元気でね
September 30, 2009
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「ここが私の家、お姫様には狭いかもしれないけど」少女がそう言って私を案内して下さったのは、立派な屋敷で御座いました。最近は人々の住まう場所には来なくなっていたので、造りにとても驚かされました。「さ、入って」扉を開けて私を迎えてくれた少女は、立派な木でできた階段を昇ってゆきます。私も慌ててそれを追いかけました。そこは一つの部屋。植物が置かれ、カーテンが揺れ、可愛らしい布の人形が置かれた静かで可愛らしい部屋でした。「ここが私の部屋なんだけど……」少女が言いかけた時、近くの棚がゴトリと揺れました。「!?」「あははっ、そんなにびっくりしなくても」思わず目を見開いた私に、少女が笑ってその棚を開きました。「クローゼットに住んでるなんて、面白い“座敷童”でしょ?」少女がクローゼットと呼んだ棚を開くと、そこにはちょこんと座った赤い着物姿の童。「座敷童?」「知らないの? 家にとり付き、家を守ってくれる。だけど、いなくなるとその家の主は苦痛や死に苛まれるという、妖怪」思わず目をぱちぱちとさせている私に、少女がそう言った時でした。「ちがうっ! わたし、おうちまもる。かみさま。ようかいと、ちがう」クローゼットの中から飛び出した童が、頬をふくらませて怒ったようにそう言う。「ああ、そうだったね。ごめんごめん」あははっと笑った少女が、童の頭を撫でる。「御二方は、ずっと共に?」「うーん、ある日クローゼット開けたらこの子がいた! みたいな?」私の質問に、少女はそう返す。「そういえば、自己紹介がまだだったね」不意に思い出したように、少女がそう言って私を真っ直ぐに見つめました。「私は皐月。月森皐月(つきもり さつき)」そう名乗った少女は、気高く美しい雰囲気を纏ってただ私を見つめたのでした。
September 27, 2009
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ブリキの兵隊メッキの車空飛ぶ円盤ミサイル飛行機あの頃の僕等は無敵だった強かったんだ何でもできただからきっと、輝いてたんだふわふわドレス甘いケーキにお料理道具お姫様の冠あの時の私達は素敵だった何よりも可愛かった誰よりも一番を知っていた自分はいつでもプリンセスだっただけど、けれど押さえ付けられ、虐げられた今はもう、翼も無くてただ虚ろに従う人形おべんきょ、塾に、ピアノに、水泳おけいこ、おけいこ、追われて追われる助けて、空に叫ぶまだあの時の夢を夢見て私のドレスはどこなの?舞踏会が、パーティーが、始まってしまうわ僕の飛行機はどこ?敵が来るんだ、やっつけなくちゃ、味方の軍を守るんだ夢に夢見た子供達ねえ一緒に遊ぼうよ絵本の声は、もう届かない時間に追われ、追われた子供時が経てばいつしか言うんだ子供の頃は楽しかった自由だったと口を揃えて空っぽの鳥篭幸せの青い鳥はどこ?もう見つからないのねえもう一度絵本を胸に扉を開こう夢に夢見たあの時のよに……~後書き~初めて、後書きというものを書きました(○A○;)今回は一万お祝いという事なのですがあまり纏まっていないような私の沢山の作品達を見てくださっている皆様方、有難う御座います。偶々でも見てくださった方に、読んで下さった方に少しでも共感してもらえたら、批判してもらえたら、幸いです。傷付きながら歩いている皆様のココロが、少しでも軽くなるよう詠を書いていこうと思いますので、これからも宜しくお願い致します。。後、一万打を踏んでくださった方は、仲良しのめ-ぷりんο 様でした。お祝いなので、一応。この作品はめーぷりんに送ることにします。。
September 26, 2009
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Humpty Dumpty sat on a wall.Humpty Dumpty had a great fall.All the king's horses and all the king's mencouldn't put Humpty together again.(ハンプティ・ダンプティが 塀の上ハンプティ・ダンプティが おっこちた王様の馬みんなと 王様の家来みんなでもハンプティを元に 戻せなかった...)割れた玉子は戻らない塀から落ちた、不器用者歩兵も騎兵も助けられない消えてしまった教会塔次第に口ごもるのは、狂った女呼吸を吸わず、自分を待っている真実を結んだ第二の扉と 導く第二の扉が鎖をどんなに巻こうとも決して閉じる事は無い――真実をどうして私たちは聞かない 私たちが言わないからさ――文章一部、鏡の国のアリスより抜粋。
September 24, 2009
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禁断の果実その赤い色で誘う全てを手に入れる事のできる神の実ある日白蛇が唆した美しい女に囁くと「美味しそうに見えないかい?」嗚呼私を差してそう言ったやめてやめて誓ったでしょう?私を口に入れてはいけない悪魔の惑わしを聴いてはだめよけれど無情にも伸びた白い手それが私に触れた時にはもう彼女の手は穢れに染まりかけていた此方を見て笑う白蛇悪魔が化けた、小さな生き物嗚呼、申し訳御座いません私に唆す力はあっても彼女を止める力は無かったのですけれど変わりにこの楽園を追い出される二人に地に落ちても私はそこに行きましょうどうか迷える子らを救う力を・・・
September 21, 2009
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風が揺らいで木枯らし巻き上げた旋風に心躍らせいつもの裏通りを通るカラカラと音が鳴るカサカサと葉が揺れるヴァイオリン手に小鳥の囀りをコーラスにいつものように音を紡いだ高い空に響く旋律(メロディ)少しして来たのは 虫の賛美歌(コラール)そうこの子守唄(ララバイ)をあなたに届けるよ響いたのは音繋がれば夢想曲(トロイメライ)さあ、お嬢さんどうぞ御一緒に?
September 21, 2009
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自分が生まれた事を何より喜び幸福と言ってくれたすぐ傍にあった温もり今も忘れてないよ他者と違うと薄々と感じていたけれど、貴女の哀しそうな顔は見たくなくてただ黙って、何も考えない演技(フリ)そんな時必ず抱きしめてくれた母に自分は何か返せただろうか?自分の鼓動が 重なるこんな自分を許してください涙流す事も出来ずただただ確かめるようにもう動かない貴女を抱きしめた優しさと温もりに抱かれ眠りにつくああ、自分を“光”だと言ってくれた母に自分にとって母は孤高の存在“海”のように優しい癒しでした。
September 20, 2009
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ah.記憶の糸を辿らなくても思い出せる貴方の顔私は幸せだとどうしたら貴方に伝わるでしょう悲しげな顔も嬉しそうな顔も少し怒った顔も全部、知っていますよ表情の少ない貴方ですがこんな“母”でも分かっています貴方が何よりも愛おしいから大丈夫 貴方ならどんな困難にも打ち勝てるでしょう優しくて静かだけれど本当は凛として真っ直ぐな心知っている全てが敵になっても私が傍にいることを忘れないで下さいそしていつか“幸せ”の意味を見つけなさい
September 19, 2009
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大切なものが増えるにつれて守りたいものが増えていった手から滑り落ちるようにガラス玉、落ちて割れた大事なものを抱え込んで動けなくなって壊してしまった必要とされたくて誰かに依存してそしていつか自分に溺れていった苦しい思いするくらいならはじめから一人の方がいいと叫んで一人になろうとした頃には独りに耐えられなくなっていたどうしようもなく怖くてどうしようもなく悲しくてでもとても幸せでとても楽しかった今度は守るよと誓いながらまた再び起こった絶望涙の海に溺れながら必死にもがき続けてた違ったんだ違ったんだよ守るだけじゃなかったんだいつの間にか守られてたその事に気付けなかったありがとうありがとうねもう一度伝えるよいつか見たあの景色を君と見れたらいいな
September 17, 2009
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様々な事があり、沢山の思いがあるこの記憶も言葉にしてしまえば呆気なく、何とも簡単に聞こえてしまうやも知れません。けれども私にとってはかけがえの無いとても大切な出会いでした。あの少女と出会ったのは、私が死んだ身でありながらも魂だけで現世にに在り続け、丁度千年目の張るが訪れた日の事で御座いました。私は何故此処に居るのか、そればかりを考えていた頃の事です。その日も私は散り行く桜の花びらを見つめて、ただただ物思いに耽っておりました。すると、「……キレーだね。桜」愛らしい少女の、鈴を転がすやうな声が聞こえました。けれど私は、それが自分に向かって発されたものだとは思いも致しませんでした。私が他者に話しかけられる事等、ここ最近はめっきり減っておりました故、私は返事などの以前に、自分に向かって話されたものなどと考えませんでした。今あの頃に戻れるのであれば、きっと真っ先に返事を致した事で御座いましょう。「あなた、平安時代とかの人? 着物、すごく似合ってるけど」もう一度話しかけられたその言葉で、私はようやく自分に向かって声をかけられているという事に気付きました。そちらに顔を向けてみれば、薄い着物(今は洋服と申しましたか、)に身を包んだ可愛らしい少女が立っていたのでした。「貴女は、私が見えるので御座いますか?」驚いていた私が最初に発した言葉は、あまりにも稚拙でありきたりなものでした。「見えなかったら、話しかけないでしょ」そう言って少女は、小鳥のやうな愛らしい声でカラカラと笑いました。「あなた、ここ最近ずっとここにいるよね」不意に少女が、そんな事を言いました。私が毎日此処で桜を眺めていたり、物思いに耽っていた所をこの少女は見ていたのでしょう。今思い出しても恥かしさで顔が熱くなります。そうして戸惑っている私に、少女はとても簡単に「行く所がないなら、私の家に来る?」と仰りました。私はあまりの事に身動きも取れないまま、考えもせずただただ頷いておりました。こうして私は、この少女の屋敷に厄介になる事になったので御座います...
September 16, 2009
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独白致しますと、私は父に殺されるのでは無いかと常に心の底で考えておりました。いえ、その様に素行の悪い酷い父では無かった様に思います。思います、と申しますのは何分何百年も昔の事に在りますから、私の記憶も段々と薄れていっているので御座います。それに加えて、私はそれ程父と共に居た訳では御座いません故、記憶に残っていないのも仕方の無い事なのです。先の説明にも出てきましたが、何百年も昔の事に御座います。父の記憶も、そして私が生きていた事さえも……。今思えば、私があの少女と出会ったのは偶然では無いように思えてなりません。女人にしては強く、男としては繊細で優しく、私から見ればとても不思議な少女でした。
September 13, 2009
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ふわりふわふわ広がるスカートひらりひらひら揺れるレースぽわりぽわぽわ弾むこころ†私は歩く 夜のお散歩♪私は走る 広がる青空私は泣いた 月灯りの下(もと)私は笑った 日差しの中で私は黒 十字架片手に私は桃色 うさぎさん腕に私は祈った私は願った私はどこに私はここにふたりがであって手を繋いだふたりは全く違うコだっただけどふたりは仲良しだったキャンディ片手に笑った少女黒羽根を片手に微笑った少女ふたりは全く違ったけれどふたりは全くおなじだったよ
September 12, 2009
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古いアルコールランプに火をつけたほの暗い灯りが燈(とも)るその揺れる炎を見つめて呟いた「――Ciao(サヨナラ)」いつか飛べると思っていた私は翼があると信じていた今はもう見えない“幻”あの時の私は確かに鳥だったねえ聞こえる?口ずさんだ旋律(メロディ)ももう届くこともなくてだからね、火が消える前にこの声で歌うよまた私、飛べるように「――――」
September 10, 2009
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綺麗なだけのものなんて別に欲しいわけじゃないいつか見た風景記憶(アルバム)に刻んで私はここでただ一人こない誰かを待っているねえ・・・小さく呟いたこれが望んだもの?誰の姿も見えなくて誰の声も聞こえないねえ・・・声が響いた誰でもいいから答えてよ瞳は灰色で私は、嘘の色唇は真っ白で心は、夜の色存在、それさえも嘘みたいに真っ白で見えないこの瞳色を私に教えて空はどんな色雲は綺麗な色?鳥は大地は草は花は何色鮮やかな世界はきっととても素敵でこの瞳に映る幻を描いて私の色を知るのはきっとずっとダメだけれどアナタの色を知るには短い言葉で足りる正しい世界なんて絶対に見つからないでしょう私の見たこの世界鮮やかに彩られ声を届けるようにあなたに似合う花咲かせるきっと笑えた弱い心も言葉も嘘の裏返しの様抱きしめらて気付いた涙の温かさを...滲む世界彩って歩きだすよと誓うきっと忘れないでね約束は、虹の色
September 8, 2009
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一人きりで痛みを堪えて 夜の闇に怯えて声を殺して涙零した信じることもできずに 一人で迷い歩いて疲れて哀しくて 何もできかなった笑顔でいたいとそう思ってる心とは裏腹に痛みだけが募って・・・唯ずっと 揺らいでいくセカイを見つめていた。一人ぼっちで 光見つめるくらいなら消えてしまいたいと 本気でそう願った闇の中から 出ることも叶わずに仲間の笑顔さえ霞んでいってしまう大丈夫と言い聞かせ 自分をいくら騙してみても止まらないこの私の 頬を伝う雫耳をすませば聴こえるはずの みんなの声ももう遠くなっていくばかりで・・・。置いて行かないで、一人にしないで蘇る無残な記憶を捨て置いて 羽ばたくことできずに 瞼の裏に浮かんで消えるあの日の記憶に脅えては朝を待つ顔を上げてこっちを向いて きっとみんなの笑顔があるから手を取り合って進んでいこう ひとりじゃないから・・・辛い夜も 痛む記憶も 忘れかけた微笑み取り戻せるから無限に広がる 迷路の中に惑ったとしてもほらみんながいればきっと 抜け出せるよその頬を痛みを持った雫が伝うなら 精一杯抱きしめるから傷だらけの体で 独りきりで 戦わないで 傍にいるから孤独も絶望も 心が壊れそうな思いも何もかもを飲み込んで 笑ったりしないで作った微笑みなんてイラナイから 幸せになって、そして笑って閉じてる瞳を 開いてみれば目の前にはほら みんなの笑顔ひとりじゃないと そう言えるからあの暖かい日を取り戻そう みんなで・・・。今までの分の 幸せを取り戻そう・・・。
September 7, 2009
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*注意*この小説はグロテスク表現、流血表現が多々あります。苦手なアリスは御戻り下さいませ。“ずる”と、異様な感触がむき出しの腕を襲った。今までに無い、奇妙なもの「……っ!?」慌ててそこに手をやれば、腕にかかった水がぬるりと滑る。けれど、その手に触れたのはその予想していた感触だけでなくぬめる皮膜を肌からこそぎ落としたような、もっと不明で異様な手ごたえのある感触だった。そう、ぴったりと肌についたビニールを剥がしたような感覚。そして、その場に触れた左手に、薄膜のような剥がれたそれの感触が、ぺったりと張り付いて絡みつく。そっと手を離して自分の右腕を見た。離した左手に絡みつく、ビニールのような、ソレ。じっと見つめる。脳が理解する事を全否定した。水がかかっただけのはずの右腕が、まるでトマトをべろりと剥がしたかのように皮が剥がれて溶けて、真っ赤な肉を晒していた。唖然としている沙ゞの目の前で、剥き出しになっている腕の肉から、まるで時が動き出したようにじわり、と血が滲んだ。「――――ひっ……!!」息を呑んだ。目が、見開かれる。何が起こったのか、何故こうなったのか、理解する間も無く凄まじい激痛が、右腕を襲った。焼け付くような灼熱の痛みに、意識が飛びかける。けれどそれもできないぐらいの、再び襲ってきた激痛によって意識が戻された。そんな間にも、右腕の肉からはぼたぼたと真っ赤な血が溢れ出して滴り落ちて床を染めてゆく。腕から手首へと、指へと伝い落ちる鮮血の雫。ぽたっ、血で汚れた自身の爪が、指先から剥がれて落ちた。軽い音をたてて落ちた爪が転がる。「あ、く……ぐ……っ」沙ゞが思い切り歯を食い縛って痛みに耐えようとするが、固く閉じられた唇からは血が滲み、苦悶の声が漏れた。傷口を押さえていた左手ももはや真っ赤に染まり、赤に塗り潰された両手が震える。血は止まる事を知らないかのように溢れ出し、真っ白だった床はあっという間“赤”へと変わった。右腕はもはや、機能などしていなく痛みの中で血と混ざり合い溶け合って、腕としての輪郭が崩れ、ただ血の色をした肉の塊と化していた。血と肉が混じり合って泡立ち、真っ赤な細かい泡の塊が重力でずるずると手首へと伝う。瞬間、そこに焼け付くような痛みが再び広がった。血が流れた場所が、塩酸でも伝ったかのように、肉が焼け、溶けておぞましい光景に驚く暇も無く、沙ゞに激痛が襲い掛かる。やがてその血がだらだらと伝った右腕は、腕から指先へとかけて崩れ落ちて――――ズル……と、溶け落ちた血の塊から覗いたのは自身の指では無く、白い、肉を失った骨が露出する。「……っ……!」声が、出ない。体は全く動かない。そんな中、膝から力が抜けて沙ゞはガクンとその場に崩れ落ちた。最早真っ赤な池と化した自分の血溜まりへと、膝が、股が、浸かる。ぱしゃんと弾けた赤い雫の中。じわじわと染まっていく足の皮が、ズルリと溶けた。灼熱の、燃え上がるような熱い痛みが、全身を襲う。喉の奥から、鉄の味が競り上がってきて「ぐ……ごぼっ……」吐き出した真っ赤な液体の中に、奇妙なカタマリ。ぶよぶよとしたそれは、本来腹の中で常に機能しているものの一部のはず。そのまま沙ゞは濡れた音を立てて、内臓の全てを吐き出すのでは無いかというような、異様なまでの血液を吐き出した。沙ゞの喉が空気の通るような高い音をたてて、そのままその体が支えを失ったようにドサリと崩れて血の池へと倒れこんだ。もうピクリとも動かない沙ゞの身体が、真っ赤に染まって、ずるりと溶け出してそして……*「主、此処にいらっしゃったのですか?」蜻羅がそう言いながら、ドアを開けた。その瞬間、むっとした鉄の臭いが鼻をつく。たちこめる血臭。一瞬立ち尽くした後に、蜻羅が慌てて見たその視線の先にはただただ、真っ赤な血の池だけが広がっていた。
September 6, 2009
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揺れる、灯火此の道を照らす案内人は、ほら……其処にそっちの路は、危ないですよこっちの路は、坂道で暗闇の中、ヒカリを灯すほら足元に気をつけて路を灯す 私の仕事進むか否か、アナタが決めるどこに進むか此処で止まるか全てはその手に委ねられ此方か其方か選択できてもお願いですから、裏道には入らないで日が昇り、闇が来て俯いても座り込んでも此の路を歩いてアナタなら進めますよ
September 5, 2009
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*グロテスク表現があります*流血表現、その他グロテスクな表現が多々あります。苦手なアリスは御戻り下さいませ。。ドロ……と溢れ出す、生ぬるいもの一瞬息が引き攣って、灼熱するお腹の筋肉に力が入った瞬間、引き裂かれたお腹の傷口がありありと分かるほどの、凄まじく重い激痛が全身を貫いた。「ぁくっ……!!」思わず上げた悲鳴は、時歌の喉の奥で引っ釣れて止まり口からは息としゃくり上げたような声が漏れる。熱のある異物感に、引きずられた腸が大きく位置を変える不快な感覚が加わって引き千切られた腹部の肉が物凄い激痛を発す。ばしゃあ!という音と共にぶちまけられた赤黒い液体太股や膝にかかる、生暖かい感触。引き裂かれるような鈍痛と、傷口が引き絞られるような締め上げられるような苦痛が時歌を襲い、あっという間に喉の奥から鉄臭い塊が込み上げてきて、そのまま大量の血の味が、溢れ出した。声も出ない苦痛の中で、微かに痙攣する時歌の体。全身の血が抜き取られていくようなそんな感覚に襲われ、さぁっと頭から血の気が引く。時歌の意思とは関係無しに、全身がガタガタと震えた。絶えず全身を襲う苦痛で、目の前が黒い。頭から完全に血の気が引いて、周りの感覚が遠くなってゆく。気が遠くなって、体が冷たくなって―――これが、自分の『死』だ哀しくて、苦しくて、でもこれであの人の元へ行ける。きっと彼は、怒るだろうけど優しく、頭を撫でてくれる……時歌は怒られるのと、頭を撫でられるのを想像してそしてそのどちらにも幸せを感じて「……えへへ」時歌はその目元に涙を浮かべて、微かに口元を歪めて力なく、笑った。
September 4, 2009
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知ってるよ僕よりもあの人が大事なことだけど我が侭も言えないからただ黙っていたねえお願いだからこっち向いてほしいの話しかけられればね、笑顔で答えるから知ってるよ僕の事だって大事に思ってくれてるのだけどね、弱虫だから時々怖くなるの……楽しそうなあなたの会話全部大事な『友達』の話しねえ僕といて楽しい?とても寂しくなるよ大好きだと抱きしめられても突然その腕が消えそうでとても悲しくて泣き出したい だけど何も言えない我が侭は言わないからねだからお願い気付いて一人ぼっちは嫌だよどうしてこんなに苦しいの?笑ったはずなのに零れた熱い涙隠して大丈夫と言い聞かせるお願いだから傍にいてもっとずっと一緒にいたいのだからお願い僕を見て……
September 3, 2009
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*グロテスク表現があります*流血表現等、グロテスクですので、苦手なアリスはどうぞ御戻り下さいませ。ゴリッっとした感触と共に、私の歯は途中で止まった存外、人間の肉は硬いらしい。そう考えて顔を顰める。それでも此処で止めるわけにはいかない私はぐっと顎に力を入れた嫌な感触、柔らかいゴムのようなものの先に硬いものがぶつかる。首にある、筋であろうものが噛み切れない男がのたうちまわって、私を壁へと叩きつける頭が割れて血が流れ出す。けれど私はさらに噛む力を増して離さない男が、絶叫するブチブチと、何かが潰れるような嫌な音が聞こえて暴れまわる絶叫する叫ぶ泣き喚くぶつっと私の口の中で何かが切れた男が何事かワケの分からない事を呟いて今まで私を殴りつけていた手が、だらんと下に落ちたそれと共に、まるで糸の切れたマリオネット人形のように男がその場に崩れ落ちて倒れた肩で息をしながらそれを見下ろすそして、しゃがみ込むと、倒れて動かなくなった男の指に喰いついたガリッという音と、ブチブチッという奇怪音まだ体温のある指が千切れて口の中に鉄の味が広がるこれも、もう慣れたものゆっくりと咀嚼して、飲み込むそれがすめばまた、次の指小さいものから排除して、次に腕。全てが胃の中に納まる頃には日はとっくに明け私の口は男と自分の血にまみれていた顎の骨が、硬すぎる異物に砕けそれでも直食べ続ければ血はだらだらと流れもはやどちらの血か分からないくらいに混ざり合いそして……
September 3, 2009
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私が此処に居ることを誰でもいいから伝えたかったなんて、きっと 自己満足空が青かったから飛べるような気がしてた太陽が眩しかったからきっと届く気がしてたんだ朝が来て夜が来るそんな当たり前が不思議でねえ何故?と問いかけた答えは多分そう君の中に真っ白な羽広げて飛び立った君の背中見送った私もね いつかは君のように飛んでみせるよだからねえ ほら風に抱かれて眠りにつくよ きっと僕のセカイ包まれて消えて残ったもの全部抱きしめてもあのヒカリには届かないけれど伝えた言葉嘘じゃないと思うよ私だけの光全てがほら fantasy story...
September 1, 2009
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