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人一倍疲れやすい発達障害の親が、子育てでダウンしないための7つの“事前準備"自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如・多動症(ADHA)の特性を持ちながらも、2人の女の子を育てる中村郁さん。その特性ゆえか、人より疲れ方が大きいと感じているそうです。待ったなしの子育て中、「今日は疲れて動けない」と倒れてしまうことは避けたいものですね。そこで中村さんは、「疲れの事前対策」を意識して、日々の生活を送っているとのこと。中村さんの著書より、今日からできる7つの「疲れ対策」をご紹介します。※本稿は中村郁(著)『発達障害・グレーゾーンかもしれない親の子育て』(かんき出版)から一部抜粋・編集したものです。※発達障害の特性や子育てのあり方には個人差があります。本記事の内容がすべての方に当てはまるものではありませんが、ひとつのヒントとしてご覧ください。“疲れ”には事前対策をしよう私は発達障害の特性があって、普通の家事や育児でも脳の疲れ方が人より大きいと感じています。子育てはとても楽しくて幸せですが、同時に「疲れとの戦い」でもあります。知らず知らずのうちに頑張りすぎていると、突然動けなくなってしまう日が出てくるので、疲れに対する事前の対策が必要です。 ここでは、私は“実際に毎日やっている工夫”を紹介します。どれも私を救ってくれたものばかりです。【テレビの音がしんどいので「必要なときだけ」つける】 私は音にすごく疲れやすいタイプです。テレビがついているだけで、あっという間に疲れてしまうので、本当に見たいものがあるとき以外、テレビはつけていません。家事をしているときも、テレビの音が聞こえていると、ものすごく疲れてしまいますし、マルチタスクができないため、テレビの内容が気になり出したら家事が進まなくなるのです。もちろん子どもたちはテレビを見たがりますので、食後のゆっくりした時間などは、子どもが見たい番組を見せてあげるようにしていますが、それ以外はできる限り静けさを保つことを心がけています。【静かな「1人の時間」を必ず作る】 発達障害を持つ私たちは、音や光、人との会話など、あらゆる刺激を普通の人より強く受けるため、エネルギーを消耗しやすいです。 そのため、私は少しでもいいからスマホを見ない。誰とも話さない。ただ静かに座る。 このようにして、静けさの時間を必ず作るようにしています。独身時代から1人の時間がないと駄目なタイプで、当時付き合っていた夫が毎日家に遊びに来ることに対して、「お願いだから1人の時間をちょうだい‼」とブチギレたことがあるほどです(笑)。結婚して家族ができると、1人になれる時間はさらに少なくなりますが、ほんの10分でもいいので、ゆっくりと自分と向き合う静かな時間を持つようにしています。 【公園では「省エネ育児」をしている】 子どもたちにとってとても楽しい公園は、実は親がいちばん疲れる場所でもあります。 私は、子どもたちと公園に行くときには「省エネ」を心がけています。全力で追いかけっこはしないで比較的省エネできるかくれんぼや、だるまさんが転んだ、を提案したり、抱っこや高い高いの連発は避けたり。またベンチに座って子どもたちを見守る時間を作るようにしたりして、「体力を守る遊び方」をしています。それでも子どもは満足してくれます。母が1日にこなさなければならないタスクは多岐にわたります。力を抜けるところは、抜いていきましょう!【「何も予定を入れない日」を作る】 発達障害の親は、予定が重なると一気に疲れが爆発します。だから私は、意図的に「完全オフの日」を作るようにしています。家事も最低限。誰にも会わない。ひたすら体力をためる日。何もしない日を作ると、そのあとの子育てが本当に楽になります。【「休める日」を前もってスケジュールに入れておく】 私は、月に何日かは「休む日」として先にスケジュール帳に予定を入れています。 これはめちゃくちゃ大事なことです。 私たちみたいに疲れやすいタイプは、「予定が空いた日に休む」では遅すぎます。頑張りすぎていることに気づかないことも多く、突然体力の電源が落ちてしまうので、先回りして、休む予定を組み込まなければなりません。特に大きな仕事や子どもの行事などがある場合は、その前後に完全に休める日を組み込んでいます。前もって休みを確保しておくことで、体力の限界を回避することができます。心身を守るために、短い筋トレを続けている発達障害の親にとって、体力は「生活を支える土台」です。私はスクワット、腹筋、ヒップリフトなどの筋トレを、毎日少しずつ続けています。体力をつけるために始めた筋トレですが、凝り性なため、どんどん筋トレにハマって、ダンベルやトレーニングベンチなどまで、購入してしまいました。筋肉がついてくると、階段を上り下りするだけで息切れしていたのが噓のように、さっそうと昇り降りできるようになりました。また筋トレをしていると心が整い、メンタルが安定し、気力の落ち方もゆるやかになっています。トレーニングベンチやダンベルは、自分を守るための投資ですね。 発達障害を持つ私の友人も、奥さんが妊娠しているとわかった瞬間から、筋トレをしまくっていました。今、彼はとても素敵なお父さんになりました。自分を責めない発達障害を持つ親は、「みんな普通にやってるのに、私はなんでこんなに疲れるの?」と罪悪感を持ちがちです。 私自身も、すぐにソファに寝っ転がったり、横になりたくなってしまうので、自分は怠け者なのではないかと思ってしまうことがあります。でも、そんなとき、こう考えるようにしています。 「疲れやすいのは、『怠け者だから』ではなく脳の特性なのだ! しゃあない、しゃあない‼」なんとか工夫すればいいのです。人と比べるのではなく、自分のやりやすい形に整えていけば、育児も生活も、ちゃんと回っていくと確信しています。中村郁nobico[YAHOOジャパン]発達障害・グレーゾーンかもしれない親の子育て [ 中村 郁 ]これは育児していれば誰にでも当て嵌まることですね。まだに体力を消耗しないことですね。636万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント、感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.25
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通常級で刺激を受けて伸びるという幻想、障害児にとって「支援学校=自立できない」は誤解? “受け身”になるリスク 私には、25歳になる知的障害を伴う自閉症の息子がいます。2歳3カ月のときに、正式に診断を受けました。来春、小学校への入学を控えた障害のあるお子さんを持つ保護者の中には、わが子を通常級に通わせ、多くの刺激を受けて伸ばしたいと考える人がいます。確かに良い刺激もありますが、「自分だけできない」と感じたり、いじめを受けたりするなど、負の刺激につながることもあると思います。 また、周囲の子や介助員が「助けてあげなければ」と先回りして支援してしまい、結果的に本人が自分でやる機会を失ってしまうことがあります。そのため、受け身の姿勢が習慣になってしまうケースも見られます。 その点、特別支援学校では「自分でできることは自分でやらせる」という方針を大切にしている学校が多いと感じます。支援は手厚いですが、必要最小限にとどめ、自立に向けた支援計画が立てられている場合が多いという印象です。私は、状況によっては支援級よりも支援学校の方が、結果的に自立につながりやすい側面があると感じています。 例えば、重い障害のあるお子さんが通常級や支援級に在籍すると、周囲が「助けてあげたい」という気持ちから手を貸す場面が増えることがあります。人には“貢献欲”がありますし、「障害のある子に優しくすること」は先生や保護者から評価されることもあるため、周囲の支援が厚くなる傾向があります。 それ自体はほほ笑ましいことですが、結果として、本人があまり行動しなくても日常生活が回ってしまう状態になる場合もあります。これが「受け身の習慣」につながることもあります。特別支援学校で行われていた「手を出し過ぎない指導」 私は特別支援学校の教員免許を取得する過程で実習を経験しました。そこで印象的だったのが、「手を出し過ぎない指導」です。 例えば、衣服の着脱については、指導教官から「上のボタンは視認しにくく難易度が高い。まずは下のボタンを自分で留める練習から始め、残りは支援者が手伝う」と教わりました。徐々に支援の範囲を減らし、最終的にはすべて自分でできるように促すという考え方です。 排せつに関しても、「将来的に自分でできるようになることを目指した支援を行う」と指導されました。 例えば、女の子の月経時のナプキン交換についても、「まずはナプキンを自分で取りに行く」「正しい位置に装着する」といった動作を段階的に支援し、最終的に人の手を借りずにできるようにしていくという支援のあり方が重視されていると感じました。 一方で、支援級に障害の程度が重いお子さんが在籍した場合はどうでしょうか。 国語や算数などの教科学習に重きを置く時間が多くなる傾向があります。クラスには担任1人に対して児童が最大8人在籍しますが、食事、着替え、排せつなど、身辺自立が十分でない子がいる場合は介助員がサポートに入ります。 さらに、軽度の子や通常級の子が休み時間などに手伝ってくれることもあるようです。確かに、周囲が手助けしてくれる姿は心温まるものです。しかし、子ども本人が「誰かがやってくれるから」と受け身の姿勢になってしまう場合もあります。 例えば、体育の授業がある日、時間に遅れないように介助員が子どもの着替えをすべて済ませてしまうこともあると聞きます。3つボタンがあれば、そのすべてを留めてもらうことになります。結果として、子どもが練習する機会を持ちにくくなる場合もあります。 私は、これは“過保護”に近い状態になることもあるのではないかと感じました。本来なら自分でできるようになる可能性のあることも、状況によっては大人が手を出さざるを得ない構造になっていることがあるのです。 学校選びは保護者の意向によって決まります。その年度によって、障害の程度が重い子が多く在籍する支援級では、教科学習よりも、担任が身辺自立の支援に追われることもあるかもしれません。 支援学校は身辺自立が完全ではない子に対して、支援級は、一定程度の身辺自立が可能な子どもを対象に、教科学習を中心とした支援を行う場とされています。 子どもの状態に合わせた学校選びが何よりも大切だと、強く感じています。子育て本著者・講演家 立石美津子大人んサー[YAHOOニュース]今年も一年生が入学してきました。どうして通常学級に・・?と思える子が数人います。インクルーシブ教育の昨今、保護者の意向で通常学級に籍を置く子も増えています。またいわゆるグレーゾーンの児童でも、IQ次第では、支援学級へ行けない場合もあるんです。その子、一人一人に合った就学への個別相談が必要になってきているようです。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.24
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重度の知的障害者を10年間も「労働搾取」した60歳男に実刑判決 男の家族も病院関係者も“共犯”の衝撃「罪質が極めて重い」【韓国】重度の知的障害者を約10年にわたり“労働搾取”した疑いのある塩田経営者の60歳男に実刑が言い渡された。4月22日、法曹界によると、光州(クァンジュ)地裁・木浦(モクポ)支院・刑事3単独(チェ・ヒョンジュン部長判事)は、準詐欺および障害者福祉法違反などの容疑で拘束起訴された60歳の男に懲役3年を言い渡し、10年間の障害者関連施設への就業制限を命じた。男は2014年4月から2024年8月まで、自身が運営する全羅南道新安郡(チョルラナムド・シナングン)郡の塩田で、重度の知的障害を持つ60代の被害者を働かせ、人件費約9600万ウォン(日本円=約1034万円)を搾取した疑いで起訴された。男は被害者の通帳に不定期に入金し、「賃金は正常に支払っていた」と主張した。しかし、重度の知的障害がある被害者は、自分自身で預金の預け入れや引き出しができなかった。捜査当局は、男が法的責任を免れる目的で賃金を支払ったように装っただけで、実際には自身の弟であるA(58)に被害者の通帳を管理・使用させていたと断定した。男の弟であるAは、被害者に宿舎を貸したように見せかけ、保証金名目で4500万ウォン(約489万円)を騙し取り、株式投資などに使っていた。事件が明るみに出ると慌てて返金したが、男とともに起訴された。その後、被害者はある療養病院に移されたが、その病院の関係者であるB(63)も被害者の通帳を勝手に使用していたことが発覚し、ともに法廷に立った。不動産賃貸業を兼業していたBは、療養病院近くの部屋の保証金名目で9000万ウォン(約969万円)を騙し取った疑い、被害者の通帳から現金を引き出し、後で補填する手口で6回にわたり約2000万ウォン(約215万円)を横領した疑いを受けている。このほか、捜査をもみ消す名目で男から約1050万ウォン(約113万円)を受け取ったC(62)も裁判にかけられた。裁判所は、男に対するに懲役3年、10年間の障害者関連施設への就業制限のほか、Aに懲役10カ月、執行猶予2年、Bに懲役1年6カ月、執行猶予2年、Cに懲役6カ月、執行猶予2年をそれぞれ言い渡した。裁判部は「被告人らは犯行に対して脆弱で、自ら被害を認識したり訴えたりすることさえ困難な障害者の財産を騙し取ってきた」とし、「犯行期間の長さや反復性、利益の規模など、罪質は極めて重い」と判示した。(記事提供=時事ジャーナル)[dmenu ニュース]重度の知的障害者を10年間も「労働搾取」した60歳男に実刑判決 男の家族も病院関係者も“共犯”の衝撃「罪質が極めて重い」【韓国】被害者本人が申告したとは思えず、どうして明るみに出たんでしょうかね。それにしても10年も見過ごされて、余りにも長過ぎますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.23
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発達障害の子を育てるということ 番組に届いたある母親のお便り「毎日新聞ポッドキャスト―世の中の『いま』を記者が読み解く」。4月24日の配信テーマは「発達障害の子を育てるということ 番組に届いた母親のお便り」です。 ゲストは社会部大阪グループの芝村侑美記者、デジタル報道グループの黒田阿紗子記者です。 3月27日に配信した「なぜ母親は追い詰められたのか 障害児殺害事件を追って」に、発達障害のあるお子さん2人を育てる女性からお便りが届きました。障害児に対する世間の冷たさ、特性のある子を育てる難しさ、家族の無理解――。そこには切実な訴えがつづられていました(お便り全文は記事末尾に掲載)。このお便りを中心に、発達障害をもつ子どもたちとその親を取り巻く現状をお伝えします。番組のフルバージョンでは、黒田記者の連載「となりの発達障害」を中心にお届けします。発達障害は診断基準があいまいで、いわゆるグレーゾーンの人や、診断を受けていなくても、自分のいる環境へのなじめなさや生きにくさを抱えたまま、中学、高校、大学と進み、大人になるケースもあります。障害の有無で線引きせず、就労支援につなげる岐阜市や市内企業の取り組みを深掘りします。■リスナーからのお便り全文(許可を得て掲載します) 記事(連載「見えないSOS この子と生きる」)とポッドキャスト、大変考えさせられる内容でした。 外部支援や親の負担を軽減させる支援が必要と、専門家や支援者の声が書かれていましたが、当事者として、それが十分な解決策になるのか、複雑な気持ちになりました。私は発達障害(自閉症、ADHD)の子ども二人を持つ親です。 記事で、「娘を殺害するならば相談などできたはずだ」という裁判の判決は本当に冷たく、事情をわかっていないように感じました。10年余り障害児を育ててきて思うのは、特に自閉症や知的障害者に対する世間の冷たさです。数年前まで、子どもが電車などで少しぐずっただけで怒鳴られる、躾(しつけ)がなってないと数十分も見知らぬ人に説教されるなどはしょっちゅうでした。そうでなくても関わりたくないと冷たい目で見られ、明らかに困り果てていても助けてくれる人はほとんどいませんでした。 近隣の保育園、幼稚園は障害を理由にすべて断られ(公立保育園、幼稚園は統廃合でどんどん縮小されて、遠くにしかありませんでした)ベビーシッターなど民間のサービスも、障害があると断られます。一方、家族はと言えば、親や夫からは理解や協力が得られない上、全くいうことを聞かずかんしゃくを起こす、こだわりがあり難しい子どもの世話に、家の内外でも無力感を感じさせられ、人に相談しようという気力さえもぎ取られていくのを肌身で感じています。社会の冷たい態度、行政のあり方に加え、育児の難しさ――。どこを向いても、マイクロアグレッションを毎日受けているようです。そんな経験を毎日長年経た人間が、尊厳を持って、自分の困りごとを相談できるでしょうか? 皆に嫌われる障害児の世話は誰もやりたくないはずだ――自分がやれば良い、自分しかできない、と抱え込むようになる気持ちはとてもわかります。「行政に相談したら」とよく言われました。でも、ほとんど役に立ちませんでした。あちこちぐるぐる回ってやっとサービスに辿(たど)り着いても、障害、特に自閉症のような障害は個性の差がとてもあり、一元的な行政サービスはポイントがずれているか、私たちにはあまり使い勝手がよくありませんでした。「産んだ親としての責任でしょう」と言われ、「周りを暗くするな、障害児を持ってるお母さんは皆明るい、強い」と言われると、さらに口を閉ざすしかなくなるのです。 「行政に……」という人に対して、いつも「遠くにある役所を指差す前、私に行動しなさいと言ってくる前に、なんで、わずかでも自ら動いて助けてくれないのだろう、子どもへの声かけ、かんしゃくで地面に散らばった荷物をちょっとまとめる、数十秒でいいから子どもを見守る、などどれだけ助けになるか……」と思わざるを得ませんでした。一番問題なのは、行政にも、育児支援者にも、社会にも、障害児のケアは親、という親子セットの概念が強くあることだと思います。軽度障害や知的障害がない自閉症の場合は親の関わりが本当に多くなり、とても大変ですが、ほとんど可視化されていません。親のサポートと言いますが、それは親が世話するのが当然という通念の上に成り立ち、親(特に母親)を一個人、そして独立した人間としての人権を尊重しようという見方が薄いように感じてしまいます。 私も、子どもAの母、子どもBの母、として見られますが、難しい子ども二人もいる親、それ以前に、親になるまでは、希望も仕事もやりたいこともある人間だった、そうした私の全体像を捉えた上での支援制度にはなっていないと思います。私が一個人として生きる権利を持つと人権を尊重されていると感じたことはありません。 どういった仕組みや支援が必要なのかという具体的な案や方策は私も思いつきません。 が、その方策や思考のバックボーンに、親は一個人としての尊厳を持つ人間であるという哲学がないと、どの支援も中途半端になってしまうように思います。[毎日新聞]Podcastは、本文より試聴ができます。こういうサイトができたんですね。色々な議論が生まれそうですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.22
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強度行動障害を伴う重度知的障害者の「行き場がない」を解決。知的障害者の重度訪問介護利用者割合が1年で「1.94倍」に倍増ユースタイルケア重度訪問介護では、知的障害者の重度訪問介護サービス利用が1年で倍増。強度行動障害への「24時間見守りケア」が地域移行の切り札に。重度障害・難病ケアのユースタイルラボラトリー株式会社(本社:東京都中野区 代表:大畑健)は全国最大規模で重度訪問介護サービス、日中サービス支援型グループホームの運営をおこない、重度障害・難病者の日常生活をサポートしています。当社では、国が推進する地域移行が進まず社会課題となっている「強度行動障害」を伴う重度知的障害者の方に、以下の選択肢を提供しています。重度訪問介護での自宅生活(独居またはご家族との同居)日中サービス支援型グループホームグループホーム+重度訪問介護の併用この1年で、当社重度訪問介護サービス利用者に占める知的障害者の利用割合が1.94倍に倍増したことから、適切な環境調整があれば、強度行動障害があっても地域で自立して暮らせることを確認しました。■課題:強度行動障害を伴う重度知的障害者が直面する「受け皿不足」の壁現在、国は障害者の「地域移行」を強力に推進していますが、激しい自傷や他害を伴う「強度行動障害」がある場合、集団生活を基本とするグループホームでは対応が難しく、受け入れを拒否されるケースが後を絶ちません。その結果、多くの障害者が孤立し、居場所はおろかご家族共に心身の安定をなくしているという課題があります。■ 重度訪問介護は「身体障害者のための障害福祉サービス」という固定観念を打破重度訪問介護は、重い身体障害や難病の方が利用する障害福祉サービスとして知られていますが、2014年の法改正で「重度の知的障害(または精神障害)により、行動上著しい困難を有する(強度行動障害など)、常時介護を要する方」に対象が広がっています。1対1の常時見守りによる安定: 24時間のマンツーマンケアにより、本人のペースに合わせた生活が可能になります。環境刺激の低減: 集団生活(グループホーム)ではパニックを起こしやすい方でも、自宅や一人暮らしの環境で重度訪問介護を利用することで、行動障害の表出が劇的に減少する例が多く確認されています。グループホームでも併用: 障害者グループホームに入居しながら、個別に重度訪問介護で見守り介護をつけることで、グループホームでの共同生活が可能になる場合があります。■ 当社実績データ:知的障害者への支援が加速この1年間で、重度訪問介護を必要とする知的障害者の方々への情報提供を強化した結果、強度行動障害のある知的障害者のご家族やソーシャルワーカーからの高いニーズが伺えました。1. ユースタイルケア重度訪問介護サービス利用者属性の変化2025年1月: 全利用者のうち知的障害者の利用割合は 3.5%程度2026年1月: 同割合が 1.94倍に倍増。2. 直近の利用者数(2026年1月度実績)利用者数: 169名サービス提供事業所数: 41事業所(全53事業所のうち)33都道府県にて3. 年間増加数(12か月)利用者数: 82名 増サービス提供事業所数: 27事業所 増(全国33都道府県で展開中)4. 当社が運営する日中サービス支援型グループホーム「ユースタイルホーム」での併用事例利用者累計:11名 (現在6名)併用事例: ユースタイルホーム相模原淵野辺(神奈川)、相模原大野台(神奈川)、熊谷妻沼(埼玉)、安城(愛知)、名古屋守山(愛知)、新潟西(新潟)■ 事例紹介〇重度訪問介護での自宅生活~グループホーム退去から、一人暮らしでの安定へ~【R様(26歳・男性)の事例】以前の状態: 言葉でのコミュニケーションが難しく、グループホーム入居中に職員への他害が発生し、退去せざるを得ない状況でした。支援内容: 重度訪問介護による24時間のマンツーマン支援を開始。コミュニケーション手段を「シンボル」に統一し、徹底したスケジュールの視覚化(構造化)を行いました。結果: 重度訪問介護スタッフによる適切な促しが可能になり、ストレスが激減。現在は他害が収まり、一人暮らしでの穏やかな日常生活を継続できています。〇重度訪問介護での自宅生活~お母様がプロテクターをつけ怪我が絶えない生活から~【T様(28歳・男性)の事例】以前の状態: お母様の怪我が絶えず警察が介入することも少なくありませんでした。支援内容: 重度訪問介護士を2名つけてマンツーマン支援を開始。ご家族とは接触を避け、ご本人に刺激となる変化・きっかけが起こらないよう見守りをしました。結果: 波はあるものの、お母様にとって頼り先や自由に動ける時間ができたことはQOLを各段に向上させました。〇グループホームで重度訪問介護併用~ご家族から完全に独立した地域での生活へ~【Y様(18歳・男性)の事例】以前の状態: お母様や兄弟への他害が激しく主治医から同居をやめる方針が出されました。支援内容: ユースタイルホームに入居しながら、日中は重度訪問介護士を1名つけてマンツーマン支援を提供しています。グループホームスタッフや地域とのチーム連携をおこないます。結果: 安定した生活の中で強度行動障害はおさまり、施設のイベントに参加する場面も。詳しくは、PRTIMESSTORYで公開しています。■ 強度行動障害支援に関する正しい知識を広げる2022年10月の国内障害福祉サービスの利用実績から算出すると、国内に対象者は延べ約8万人いる※とされ、専門知識とスキルを備えた支援者の増強が急務となっています。※厚生労働省発表資料および2025年9月15日付業界紙「福祉新聞」ユースタイルラボラトリーでは、当社が運営する福祉資格スクール「ユースタイルカレッジ」が2024年12月より『強度行動障害支援者養成研修』を毎月開講し、現在全国約700名以上(基礎研修約560名、実践研修約300名受講済)が修了しています。なお、ユースタイルホームで支援に関わるスタッフは全員、本講座を受講しています。また、地域の相談支援専門員、ケアマネージャー、ソーシャルワーカーの皆さんから「強度行動障害」者への支援についての情報不足が課題として寄せられています。当社では、実践ケースの紹介をしながら、適切な関わりや自治体への申請について学ぶ勉強会等を積極的におこない、知見を広く地域に提供しています。[PRTIMES]実践から知見、勉強会と、信頼できる選択型支援の確立、何よりですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.21
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100人に1人の自閉スペクトラム症 原因は「胎児期の細胞分化の乱れ」脳発達の鍵「Notchシグナル」の異常を解明 新たな出生前医療の可能性を提示東海大学[伊勢原キャンパス](所在地:神奈川県伊勢原市下糟屋143、学長:木村 英樹〔きむら ひでき〕)医学部の飯島 崇利 准教授と理化学研究所(所在地:埼玉県和光市広沢2-1、理事長:五神 真〔ごのかみ まこと〕)脳神経科学研究センターの半野 陽子 研究員を中心とする研究グループは、神戸大学(所在地:兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1、学長:藤澤 正人〔ふじさわ まさと〕)大学院医学研究科の内匠 透 特命教授らとの共同研究により、複数の自閉スペクトラム症(ASD)モデルに共通する分子病態として、胎生期の脳における「Notch(ノッチ)シグナル伝達系」*1の過剰な活性化を発見し、この異常が特定の神経細胞(VIP陽性抑制性神経細胞*2)への分化を妨げ、社会性障害などの中核症状を引き起こすことを解明しました。さらに、胎生期のマウスにNotch活性阻害剤を投与することで、成長後のASD様行動が劇的に改善することを確認しました。本成果は、一生涯完治しないとされてきたASDの中核症状に対し、「胎生期・発達期を標的とした新たな治療戦略」という画期的な道筋を示すものです。この研究成果は、日本時間2026年3月30日(月)18:00(日本時間)公開の国際学術誌『Nature Communications』オンライン版に掲載されました。 論文情報タイトル"Targeting notch signaling to restore neural development and behavior in mouse models of ASD"DOI10.1038/s41467-026-70321-6著者 半野 陽子現所属:理化学研究所 脳神経科学研究センター 研究員研究実施時所属:東海大学医学部基礎医学系 研究員飯島 崇利東海大学医学部基礎医学系生体構造学領域 准教授内匠 透神戸大学大学院医学研究科内科系講座生物学的精神医学分野 特命教授掲載誌 Nature Communications[Kobe University]胎児期にいかにその症状を把握し治療へと繋がるかも今後の課題ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.20
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障害児に野球教室 元ヤクルトの度会博文さんが指導 障害のある小中学生を対象とした野球教室が3月26日、明治神宮外苑室内球技場(東京都新宿区)で開かれた。プロ野球東京ヤクルトスワローズのベースボールアカデミーコーチで元同球団選手の度会博文さん(54)らが1時間半にわたり指導した。 脳性まひのある中学1年生の結仁ゆひとさん(13、東京)は度会コーチの打撃指導を受けた後、「前よりもうまくできた。将来は政治家になり、年金問題に取り組みたい」とすがすがしい表情を見せた。 不動産大手、オープンハウスグループ(福岡良介社長)が主催した。「挑戦する人を応援する」というコンセプトで参加者を募ったところ、難病、知的障害のあるこどもら12人が参加した。 今年4月1日は障害者差別解消法の施行から10年。また、改正スポーツ基本法が2025年9月に施行され、障害の有無にかかわらずスポーツに親しむ機会を確保することが基本理念に掲げられた。 野球教室終了後、度会コーチは「私が入団した1993年当時と比べ、障害のあるこどもたちが野球に挑戦する機会が増えた。私は良いことだと思い、出たいからこういう場に積極的に出ている」と語った。[福祉新聞]度会コーチ(立つ人)のアドバイスを受ける結仁さん不動産大手のオープンハウス、頑張っていますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.19
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障害者就労A型、指定基準満たさず19% 未達の事業所が常態化〈厚労省〉 障害福祉サービスの就労継続支援A型について、2025年3月末時点で生産活動の収益が利用者の賃金総額を下回り、指定基準を満たしていない事業所が19・3%あることが厚生労働省の調査で分かった。前年の37・4%から改善したが、満たしていない事業所が常態化する傾向にあった。 A型事業所は生産活動の収支から利用者に賃金を支払うことが指定基準で定められている。厚労省が経営状況を把握した4006カ所のうち、指定基準を満たしていない事業所は774カ所(19・3%)。満たしていない場合に求められる敬遠改善計画書を提出している事業所は734カ所(94・8%)だった。 また、満たしていない774カ所のうち、前年も満たしていなかった事業所が497カ所(64・2%)あった。 厚労省は「常態化している事業所への対応が課題」と指摘。物価高の影響で生産活動は厳しい状況にあることも踏まえ、自治体に対して「工賃向上計画支援等事業」や「重点支援地方交付金」を活用するなどして、事業所への積極的な支援策を講じるよう求めている。 24年度障害報酬改定では、生産活動収支が利用者賃金の総額を上回ると手厚く、下回ると厳しく評価する見直しが行われた。福祉新聞[YAHOOジャパン]厚生労働省負の連鎖の常態化をなんとか食い止めないとですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.18
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裁判の精神鑑定で「発達障がい」が多すぎる理由…「少しでも刑を軽くしたい」弁護側が招いた"切実すぎる事情"殺人など凶悪な事件の刑事裁判で争点となる「被告の責任能力の有無」。そのため、精神鑑定は“法廷戦略”として、検察側、弁護側、それぞれが取り入れており、量刑を左右する重要な証拠となる。しかし、あまりにも杜撰な実態があることを専門家が明かす。少しでも刑を軽くしたい弁護側殺人事件の裁判などでたびたび争点となるのが、被告の「責任能力」だ。犯行当時、心神喪失状態、つまり責任能力がない状態だったと認定されれば、刑法39条により、無罪、または不起訴になる。そこまで至らなくても、精神的な疾患や事情が量刑に影響するケースは少なくない。その量刑の判断材料となるのが「精神鑑定」だ。警察庁の統計によれば、殺人の認知件数は年間900~1000件前後で推移している。だが、精神鑑定が行われている裁判は、「そのうちのごく一部にしかすぎない」という。これまで多くの刑事裁判で精神鑑定を担当してきた、精神科医で昭和医科大学特任教授の岩波明氏に聞いた。「精神鑑定は、実は“法廷戦略”なんです。検察側も弁護側も“勝つため”に精神鑑定を行うのです」(岩波氏、以下「」も)弁護側は情状酌量の材料とするために精神鑑定を申請する。「弁護側は少しでも刑を軽くしようと全力を尽くすため、何らかの病名がつく可能性が少しでもあれば、申請します。ただ、弁護側の希望だけで申請が通るのは稀なんです」(精神科医の岩波明氏、以下「」も)弁護側の精神鑑定は起訴後、裁判所に申請するところからスタートする。だが、許可されても実際の鑑定は事件後1年以上が経ってからということも珍しくない。「裁判所が正式な精神鑑定を認めない場合、弁護側の『精神鑑定』は拘置所での面会となります。これは一般の面会と同じような扱いになるため、短くて15分、長くても30分ほどしか時間をもらえません。この場合弁護側は、、精神鑑定に準じた『意見書』を証拠として提出します。正式な精神鑑定は費用や時間がかかることから、裁判所としては弁護側の申請による精神鑑定は避けたいところ。そのため、検察の鑑定がすでに行われている場合には、『1回目の鑑定でいいだろう』という結論になることもあります」わからなければ「発達障害」と診断そうした中、地裁が2回目の精神鑑定の実施を決めたケースもある。2023年に北海道・札幌のラブホテルで発生した殺人事件だ。被告は被害者の頭部を切断し、持ち帰るなどの猟奇性の高さが注目されている。殺人などの罪に問われている田村瑠奈被告(31歳)の責任能力を巡って、札幌地検が起訴前に半年間の鑑定留置を行っており、「刑事責任能力がある」と判断していた。だが、弁護側は「不適切な鑑定だ」と反論した。そこで札幌地裁は2025年9月、2度目の精神鑑定の実施を決めた。事件から2年以上が経過した状態での再鑑定。こうした状況の場合、鑑定結果が覆る可能性もあるのだろうか。「拘禁反応が現れて、当時のことをうまく話せなくなるケースもあります。そのため、犯行当時と現在では精神的な状態が変わることは十分にあり得ます」そもそも精神鑑定自体が、「極めて曖昧な領域だ」と岩波氏は指摘する。「精神鑑定をしている過程で、過去の診察結果が間違っていた、ということが判明することがあるんです。逆に、精神鑑定を行った鑑定医が診断を間違えることもあります」特に最近では「発達障がい」という診断結果が問題視されている。「発達障がいの症状をよく理解していない鑑定医は、なんでも“発達障害”としてしまうケースが起きているんです。しかし、多くは誤りで、実際の診断は発達障がいではありません。また『発達障がいがある』との鑑定結果が出ても、これだけでは減刑の対象にはなりません」ただ、こうした誤診や短絡的な見立て、そして「発達障がい」という診断名だけが独り歩きしてしまい、当事者への偏見を助長している側面もある。そもそも鑑定医はどのようにして選ばれるのか。「裁判所や検察には鑑定医のリストがあり、そこから依頼するようですが、明確な選定の基準はありません。ただ、選ばれる傾向にあるのは双方にとって『有利な意見を書いてくれる人』です。そうした医師が繰り返し選ばれることも多いですね。かつて、『大学教授なら大丈夫だろう』と、肩書重視で鑑定を依頼していた時代がありました。ただ、臨床経験の乏しい大学教授たちは、現実とはかけ離れた“トンデモ鑑定”を出すこともありました。そのため、今では、検察からの鑑定依頼においては、経験が豊富で検察側の意図に沿って鑑定をしてくる医師を選ぶ傾向が強いようです」弁護側は、「心神喪失」と書いてくれる医師を探すことも多いという。精神鑑定をやりたがらない精神科医「それはそれで、あり得ないような鑑定結果を出すことも珍しくありません。ただし、裁判官らは鑑定書を細かく見ています。質が低いと判断されれば、証拠として採用されません。弁護側の期待に沿ったとしても、そうした鑑定医が次から依頼されることはなくなります」つまり、精神鑑定は事件の真実を明らかにし、量刑を左右する重要な証拠である一方、裁判の勝敗を左右する“武器”にもなり得る。勝ち負けばかりが優先されれば、本来伝えられるべき実像がゆがめられてしまう危険もあるのだ。では、肝心の費用は誰が負担するのだろう。「検察や裁判所の正式な鑑定の場合は税金です。正式な鑑定でない場合、被告本人、または関係者が負担します。金銭的に厳しいため、国選弁護士に依頼している被告は、鑑定の必要性はあっても実現しないのが現状です」さらに、岩波氏は「精神科医は精神鑑定を積極的に引き受けないんですよ」とその実情を明かす。「時間的制約が大きいし、拘置所まで出向かなければならない。裁判所は面会の回数を重視しますが、それは『どれだけ熱心にやったか』という形式的な部分も大きい。非常に手間がかかります。本来は長期間の観察や、入院による鑑定が望ましいのですが、正式な鑑定でないと入院は認められません」精神鑑定は、殺人事件だけでなく、放火などの重大事件、あるいは万引きや窃盗を繰り返すケースでも、必要に応じて精神科医の意見が求められることがある。だが、時間がかかるうえ、報酬も見合わない。そのため、引き受ける医師自体が限られている。母親の首を切断した少年の精神鑑定そうした中で、何度も鑑定を担当してきた岩波氏には、2つの忘れられない事件があるという。「一つは神奈川県で起きた殺人事件です。当時看護師をしていた被告が、複数の入院患者を殺害した事件でした」神奈川県横浜市にある病院で起きた連続殺人事件で、2016年に発覚し、2018年に当時同病院で勤務していた看護師の女が3人の入院患者の点滴に消毒液を混入し、中毒死させたとし、逮捕・起訴された。看護師による犯行に、世間は震撼した。被告はうつ状態だったことなど複数の事情から、犯行時に心神耗弱だったことが認められ、死刑は回避され、無期懲役判決が下されている。「彼女は鑑定留置中に症状が悪化し、診断が明らかになりました。もう一人は、母親の首を切断した少年です。面会したときの印象は、非常におとなしい、ごく普通の少年でした。けれど犯行は衝動的なものではなく、計画的だった。首を切断したのは、母親に対する強い拒絶だったのでしょう」少年は当時17歳。就寝中の母親を殺害し、頭部を切断。鞄に入れた上で自ら出頭し、逮捕された。「猟奇殺人に興味を持っていた」とも報じられたが、鑑定の結果、「刑事責任能力に問題はない」とされた。その後、複数回の精神鑑定、裁判を経て、最終的には医療措置の経過を見ながら特別少年院に送致された。では、精神鑑定は判決を覆すほどの力を持つのか。「一概には言えません。裁判官によります。検察寄りの裁判官なら、何を言っても変わらないこともある。もっとも、裁判員も裁判官も精神医学の専門家ではありませんから、そこには限界があります。ただし、ほとんどの殺人事件から言えることは、誰でも殺人を犯す可能性がある、ということです。事件の一線を越える人と越えない人に、決定的な違いがあるわけではない。越えたか、越えていないか、その事実があるだけなんです。殺人を犯した人に共通点があるわけではないし、医学的な特徴もありません」被告はなぜ、事件を起こしたのは――。精神鑑定はそれを知る大事な手がかりとなることには変わりない。だからこそ、公正で、真実に迫った鑑定であることが期待される。[現代ビジネス編集部] あまりにも障害を理解されていない方が多過ぎるのでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.17
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発達障害の少年描く世界が絵本に 「まちがいだらけ」の真意は…?発達障害のある15歳の少年が描く絵が絵本になった。障がいがあってもなくても、いろんな人がいていいんだということを、カラフルで愛らしいイラストとともにつづっている。 描いたのは、札幌市に住む春日井紘斗さん。自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)などの特性を持つ。小さなころから絵を描くのが好きで、HIROTOという作家名で個展も開く。4月から特別支援学校に通う。 絵本のタイトルは「まちがいだらけ」。登場するのは、春日井さんのオリジナルキャラクターのにゃんこ。同じ色で同じ模様のにゃんこたちが、見た目の違うさまざまなにゃんこと出会い、違うことは「まちがい」ではなく「わくわく」するものだと気付いていく物語。 文と構成を手がけたのは、石狩市の絵本作家、庄司あいかさん(40)だ。重症心身障害があり、言語の理解が難しい長男にも楽しんでもらえる絵本をつくろうと絵本作家に。「インクルーシブ絵本作家」として、障がいがあってもなくても一緒に楽しめる絵本や障がいの理解につながる絵本の制作のほか、絵本の売り上げを使って、障がい者の絵本製作支援などの障がいへの理解を広める活動にも取り組む。庄司さんは「HIROTOくんのイラストは、カラフルで個性にあふれ、細部にまで丁寧な設定が息づいている。障がいや特性があってもなくても、どの子も自分だけの色を楽しみ、ほかの人が持つ自分とは違う色にも心をときめかせられるようにとの思いを込めた」と話す。 絵本(21センチ四方、36ページ)は、通販サイト「アマゾン」で1320円(電子書籍は1千円)で販売している。[朝日デジタル]様々なご縁で一冊の絵本が仕上がることは、すてきな展開ですね。635万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄(あいにく、楽天市場では扱っていないようです)にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.16
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生徒の7割が自転車通学 高等支援学校の生徒が交通ルール学ぶ 4月導入の青切符制度の説明も 山梨・桃花台学園自転車の危険な交通違反に反則金を科す青切符制度が今月から導入されました。山梨県笛吹市にある高等支援学校で自転車交通安全教室が行われました。この交通安全教室は生徒のおよそ7割が自転車通学をしている笛吹市の高等支援学校桃花台学園が毎年行っているものです。3年生の35人が参加し、音を遮断して自転車を運転するなどイヤホンを着用すると危険に気づくことが遅れることや車やトラックの死角を確認しました。また、講師のJAFの職員から4月から導入された青切符制度の違反行為の内容や罰則金なども説明されました。参加者は:「イヤホンを付けない、スマホを見ない、ながら運転をしないことを気をつける」桃花台学園では生徒の自転車事故を防ぐため年間10回ほど講習会を行っているということです。[dmenu ニュース]青切符制度が導入され、更にマナーを守り、無事故で学校生活を送って欲しいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.15
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現代書林新刊『小児科医が伝えたい発達障害の子どもをしなやかに、楽しく育てる考え方』4月17日発売!千葉県の病院院長が年代別の事例で子育てのポイントをわかやすく解説した本を出版!子どもがとるさまざまな行動に、保護者は疲れ、園や学校の先生も戸惑いや苛立ちを感じてしまう――。発達障害の子どもをめぐっては、子ども本人はもちろんのこと、周囲の大人たちの心もまた疲弊してしまうことが少なくありません。 小児科医として、発達障害の子どもとその家族、そして保育・教育の現場に寄り添ってきた著者は、こうした「関わる人すべてが疲れてしまう現実」と長年向き合ってきました。 いつになったら言葉が出るのか。薬を飲ませても大丈夫なのか。本当は怒りたくないのに、思わず怒鳴ってしまう。ささいなことでかんしゃくが起き、親子ともにクタクタになる。 発達障害の子どもを育てる家庭では、0歳から幼児期、学童期、思春期、そして社会に出るまでの長い成長の過程で、さまざまな悩みや課題に直面します。 こうした課題に対して、医療的知見に基づいた、安心して続けられる長期的な関わり方を本書では体系的に解説します。園や学校での支援、家庭での接し方、医療や行政との連携など、子どもを支える具体的な方法を紹介します。さらに、かんしゃく、チック、学習障害、不登校、将来の自立といった多様なテーマについても取り上げ、実践的な支援の道筋を示します。 発達障害への向き合い方に「絶対の正解」はありません。だからこそ、保護者だけではなく保育者・教師・医療者など、子どもに関わるすべての大人が共通の視点を持ち、無理なく長く支えていくことが大切です。 発達障害の子どもたちが自信をもって日々を過ごしていくために。本書は、そのための確かな指針となる実践的ガイドです。 ・仕様:四六判並製・頁数:218ページ・定価:1500円(税別)【著者プロフィール】岡田剛(おかだ・つよし)【職歴】医療法人聖峰会岡田病院小児科。1999年日本大学医学部卒業。2001年日本大学医学部付属病院小児科。2003年保健医療福祉施設あしかがの森足利病院小児科。2011年聖峰会岡田病院小児科。 【学会活動】日本小児科学会(専門医)日本小児心身医学会(認定医、理事、代議員)日本小児精神神経学会(認定医、代議員)こどものこころ専門医機構(専門医)日本医師会認定産業医他 【出版物】『看護師・看護学生のためのなぜ?どうして?〈7〉老年看護学/小児看護学〈2018‐2019〉(第7版)』(メディックメディア社/監修)『これだけは知っておきたい!よくみる小児疾患101 ベテランに学ぶ初期対応と処方の実際 (第2版)』(総合医学社/共著) 他 株式会社現代書林[value press]小児科医が伝えたい発達障害の子どもをしなやかに、楽しく育てる考え方 悩み・不安と焦らずに向き合い、一歩一歩、進んでいくために [ 岡田 剛 ]年代別の事例で子育てのポイントを分かりやすく解説の一冊、正しく子育ての参考になりそうですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.14
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ADHD薬、在庫は偏在 発達障害当事者協会が調査 発達障害当事者協会は15日までに、注意欠如多動症(ADHD)の治療薬「コンサータ」が国内で数量不足に陥っているのは、一部の薬局に在庫が偏在したことが一因だとする調査結果を発表した。成分には覚醒剤と似た作用があり、薬は薬局間の譲渡が規制されている。事前に指定した薬局でなければ購入時の負担軽減を受けられないケースがあり「患者の治療継続を不安定にしている」と指摘している。 薬不足は、患者数の増加に対して供給や流通の調整が追い付いていないことが原因とみられる。同協会は、供給不足を見込んだ一部の薬局が事前に在庫を大量に確保したことで偏在が進み、不足が深刻化した可能性があるとしている。KYODO[YAHOOニュース]薬局間での薬剤の偏在、コロナ禍からかなり起きていましたね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.13
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障害児の保育所受け入れ強化 こども家庭庁、専門職配置を支援こども家庭庁は、障害がある子どもの保育所への受け入れを2026年度から強化する。障害児の特性に合わせて対応できるよう作業療法士など専門職の配置を促すため、保育所が専門職を配置した場合の人件費などを補助する。障害の有無に関わらず子どもが同じ環境で育ち、多様性を尊重する「インクルーシブ保育」を推進したい考えだ。保育士が不足している状況などを踏まえ、専門職1人に限り保育士とみなして配置できるようにする。国は保育士の配置基準として、1人が担当できる子どもの人数を定めている。専門職1人を保育士とみなせるようになれば施設側は、保育の質を確保しながら配置基準を満たしやすくなる。身体障害や知的障害、発達障害のほか、人工呼吸器の装着などが日常的に必要な「医療的ケア児」のように、支援が必要な子どもの保育ニーズは高まっている。こども家庭庁によると、23年に障害児を受け入れた保育所は全国で約2万3千カ所。保育を受けた障害児は約10万6千人で、13年と比べて倍増している。共働き家庭の増加などが背景にある。[ 一般社団法人共同通信社]障害児受け入れ強化のイメージ保育の場が充実してくればもう一人、と子どもを臨む家庭も増えそうですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.12
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知的障害のある生徒が一般就労目指す「高等特別支援学校」 都城・延岡・日南に宮崎県内で初開校知的障害のある生徒が一般就労を目指す「高等特別支援学校」が宮崎県内で初めて開校しました。学校は都城市、延岡市、それに日南市に設けられています。県内初の「高等特別支援学校」は都城市、延岡市、それに、日南市にある支援学校の分校として開校し、それぞれ3つの県立高校の空き教室が利用されます。 10日は各校で開校式が行われ、このうち、都城市の「都城きりしま支援学校都城商業校」では、一期生となる11人が式に臨みました。 「高等特別支援学校」では、選抜試験を受けて入学した生徒たちが、農業や流通サービス、それに、福祉の専門教科を学びながら、卒業後の一般就労を目指すということです。(宮崎県教育委員会 吉村達也教育長) 「この学校が生徒たち一人ひとりの豊かな個性を尊重し、無限の可能性を伸ばす学びの場となることを心より願っております」 県は、来年度、県央地区でも高等特別支援学校を開校する予定です。宮崎放送(動画あり)[YAHOOジャパン]義務教育が終わった後も途絶えない支援が続くのは有難いですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.11
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障害児の保育に専門職の「みなし保育士」、作業療法士・言語聴覚士ら配置可能に…「細やかな対応」に期待保育所などで障害や発達上の課題を持つ子どもの受け入れが進んでいることから、こども家庭庁は4月から、作業療法士や言語聴覚士ら専門性の高い職種を「みなし保育士」として保育所などに配置可能にする取り組みを始めた。個人の特性に合った細やかな対応をできることが期待されるが、子どもと接する経験が浅い専門職もいるため、一般の保育士などとの連携が重要になりそうだ。運動機能発達「足元に気をつけてね」「体力がついてきたね」 3月上旬の朝。東京都内の公園で走ったり遊んだりする園児たちに目配りしながら、作業療法士の奥秋優太さん(36)が声をかけていた。作業療法士は日常動作や姿勢の改善などを図る国家資格の専門職。奥秋さんは「北千住どろんこ保育園」(足立区)に併設する児童発達支援事業所の施設長で、日頃から園児と接している。この日は4、5歳児計32人を連れ、保育士とともに園と公園を結ぶ約5キロを徒歩で往復。障害を持つ子も含め、みな疲れた顔も見せずに昼食へ向かった。障害がなくても、体幹の支えが弱く、背筋を伸ばすのが難しい子も多い。園では上履きも靴下もはかない「はだし保育」を実践しており、奥秋さんは園児たちに足指で地面をつかんで歩かせることで、土踏まずの形成や運動機能の発達を促している。「土手などの上り下りにもコツがある。重心のかけ方を伝えると多くの子ができるようになり、成功体験を積み上げられる」と奥秋さんは強調する。負担減 保育現場で障害のある子どもらの受け入れが進んでいることを受け、政府は2023年度、保育所に併設された児童発達支援事業所について、職員の交流や部屋の共有を認める制度を導入した。奥秋さんもこの制度を活用して園児らを支援してきた。さらに、こども家庭庁は保育所の配置基準を改正し、作業療法士や、けがなどのリハビリを支援する理学療法士、発語の遅れなどを訓練する言語聴覚士などの専門職を、保育士の資格がなくても「みなし保育士」として4月から配置できるようにした。運動や認知に課題のある子らに専門職が対応することで、より充実した保育サービスの提供や保育士の負担軽減などにつなげるのが狙いだ。北千住どろんこ保育園の運営法人の担当者も「発達障害のある子への接し方に悩む保育士は多い。保育士にとっても、発達上の課題などについて専門職とともに考えられるメリットは大きい」と話す。職種間の連携カギこうした専門職は必ずしも保育経験があるわけではなく、配置を進めた場合、限られた人員で保育をどう分担するかが課題となる。同庁によると、すでにみなし保育士として配置が進んだ看護師や保健師は、園児の健康管理や医療的ケア児の対応などが主で、担任に就くことは想定されていない。新たに加わった専門職も同様で、保育士を補助しながら特性のある子どもらと向き合うことが期待されている。保育園長を務めた経験もある日本言語聴覚士協会の赤壁省吾理事は、専門職は支援対象者と1対1で接することが多く、最初からクラス全体を見渡す力を備えているわけではないと指摘。「円滑な園の運営のためには、保育士らと指導計画を共有するなどの協力が欠かせない」と語る。 同庁は経験豊富な保育士が新たな専門職をサポートするよう全国の自治体に通知しており、担当者は「課題をクリアしながら各保育現場に広げていきたい」と話している。「包括的保育」推進で受け入れ急増 共働き世帯の増加や、障害の有無で区別しない「インクルーシブ(包括的)保育」の推進などに伴い、保育現場で障害などを抱える子どもたちの受け入れが広がっている。 こども家庭庁によると、保育所や認定こども園などに通う身体・知的障害児や発達障害児は2014年度に5万6096人だったのが、24年度に11万2040人に倍増。また、日常的な医療行為が必要な「医療的ケア児」も16年度の323人から、24年度には1535人と5倍近くに増えた。[読売新聞オンライン]介助が必要な子どもたちが増える中で、それなりの手厚い支援が期待できますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.10
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虚偽申請で障害者就労支援の給付金約3500万円を詐取、会社役員の男を逮捕 札幌市就労支援事業所の給付費およそ3,500万円を札幌市からだまし取ったとして、運営会社の代表の男が詐欺の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、札幌市中央区の会社役員で、就労継続支援事業所「ラポール」などを運営する会社の代表、曽根将路容疑者(58)です。 曽根容疑者は2022年2月から去年9月にかけて、事業所に配置が義務付けられている「サービス管理責任者」の資格をみたすものがいると偽ったうえ、実際には利用のない十数人分の支援を行ったと札幌市にうその申請をし、訓練等給付費およそ3,500万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は、別の事件の捜査から今回の容疑を特定しましたが、曽根容疑者の認否は明らかにしていません。 警察は余罪についても詳しく調べています。HTB北海道ニュース[YAHOOニュース](HTB北海道ニュース)不景気の煽りとは言え、何とも許しがたい事件が途絶えませんね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.09
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生協パルシステム神奈川が障害者の作品を展示 リースで収益を還元 生活協同組合パルシステム神奈川(藤田順子理事長、横浜市)は3月26日、障害者による絵画などを年単位で借りて展示する新規事業「パル・アート」を始めた。2026年度は本部を含め県内4拠点でそれぞれ地元の作業所などを通じて作品を借りて展示する。 リース代を支払うことで、作業所に通う障害者の工賃が上がったり、障害者の活躍の場が広がったりすることを促す。同社の収益を還元して地域を活性化する考えだ。 同日、横浜市内の本部で開いたお披露目会で、担当者は「3カ月ごとに作品を入れ替える予定で、一人でも多くの障害者が活躍できる場をつくりたい」と説明した。 同社本部に飾る作品を提供するのはNPO法人ぷかぷか(高崎明理事長、同市)。年間約4万円のリース代を得て、まずは5点を貸し出した。 3カ月後には別の作品を提供する。お披露目会では、同法人の生活介護事業所に通う三好綾さん(47、知的障害)らが自身の作品を紹介した。 リース代の原資は、障害者雇用促進法の法定雇用率を上回って障害者を雇う企業に支払われる「調整金」だ。同社は現在、13人の雇用義務があるところ21人を雇い、年間100万~150万円の調整金が入っている。 調整金はこれまで障害のある社員が働きやすくなるような備品の購入などに充ててきたが、今回、地元にいる雇用されていない障害者にも目を向けた。 安定して働くことが難しい人でもアートを通じて社会とつながりを持てるようにすることを重視した。福祉新聞[YAHOOジャパン]お披露目会で猫の絵を紹介した三好さん(右端)大手の生協がこういう事業に携わる、すてきな試みですね。634万アクセス達成しております。いつもご訪問に故面戸感謝です☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.08
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にこやか収集にこやか収集とは「にこやか収集」とは、親族や身近な人等によるごみ出しの協力が得られずかつ日常のごみ出しが困難な高齢者や障害のある世帯に対して、職員が玄関先まで出向き、ごみの収集を行うサービスです。※粗大ごみ、片づけごみは対象外です。(対象世帯、申請条件、方法はリンク先のホームページへ)[西宮市]何気ないゴミ出しも負担になる場合がありますね。自治体によってゴミ収集方法も異なるのでしょうが、できたら申請して家の前に排出できるようになるといいのでしょうね。☄(ちなみに我が家は縦割り住居三軒で、そうして貰っています)にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.07
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ノーベル賞の制御性T細胞、自閉症の子どもは少なく 米大学が解明米カリフォルニア大学の研究チームは、自閉症の子どもの体には免疫の働きを抑える「制御性T細胞」が少ないという研究成果を発表した。細胞を増やせば症状の改善につながる可能性も示した。制御性T細胞は坂口志文・大阪大学特任教授が発見し、2025年のノーベル生理学・医学賞の受賞テーマになった。研究成果を国際学術誌「ジャーナル・オブ・ニューロインフラメーション」に掲載した。研究チームは自閉症の36人と自閉症でない18人の子どもを対象に、制御性T細胞の数などを調べた。その結果、自閉症の子どもは細胞数が減っていた。自閉症は下痢や便秘など消化器系の機能障害を併発しやすいと知られている。消化器系の症状がある子どもは、炎症を抑えるたんぱく質を作る制御性T細胞が少ないことも分かった。自閉症の症状を再現したマウスに制御性T細胞を与える実験もした。すると雄のマウスは腸や脾臓(ひぞう)で細胞が増えて免疫のバランスが整い、症状にも改善がみられた。今回の知見を応用すれば、自閉症の治療法の開発につながる可能性がある。制御性T細胞は過剰な免疫反応を抑える細胞として坂口氏が発見した。この細胞が減るなどしてブレーキ機能が利かなくなると、免疫細胞が暴走して体の組織や臓器を攻撃し、1型糖尿病や関節リウマチといった自己免疫疾患の発症につながる。これらの病気を治すために制御性T細胞を医薬品として使おうとする動きが広がっている。[日本経済新聞]米カリフォルニア大は制御性T細胞と自閉症の関係を明らかにした=同大評議会提供坂口特任教授が開発された制御性T細胞、今後の有効利用に期待が膨らみますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.06
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自閉スペクトラム症、脳からの過剰な「合図」が一因 東海大学など東海大学などは自閉スペクトラム症(ASD)は胎児の時期に脳から特定の「合図」が過剰に出ることが一因で発症することを突き止めた。異常を抑える化合物を投与して症状が緩和するとマウスで確かめた。ASDの根本的な治療につながる可能性がある。ASDの人は人口100人あたり1〜3人ほどいるとされる。会話する相手の感情を読み取りにくく、対人関係の構築やコミュニケーションを取るのが難しかったり、特定の行動や物に執着したりする。発症すると根本的な治療はできないとされる。これまでは遺伝や妊婦の薬剤摂取、病原体への感染など様々な要因が絡み合って発症するとされてきた。研究チームはASDの原因を探るため、似た症状が出るマウスの胎児の脳を調べた。すると様々な細胞の運命や変化、増殖に関わる「ノッチシグナル」という合図が過剰に活性化していることがわかった。過剰な合図の影響で、高度な情報処理をする大脳皮質で不要な情報をはじく神経細胞が大幅に減ることも明らかになった。円滑な意思疎通には聞きたいことや見たいもの以外の情報を消すことが重要だ。だが、この神経細胞が減ると不要な情報を拾ってしまいがちになるという。薬剤で効果も確認した。過剰な合図を抑える化合物を妊娠中のマウスに1回注射すると、症状が改善した。ASDのモデルマウスは毛繕いを繰り返し、首元がはげる個体がいる。化合物を注射すると、はげた個体の割合が27%から7%に減った。今後は出生後のマウスに投与して効果を確認する方針だ。同大の飯島崇利准教授は「早期診断や根本治療につながる可能性が示された」と話す。成果は英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。[日本経済新聞]東海大などは自閉スペクトラム症の治療につながる成果を発表した=東海大提供少しでも自閉症の早期診断や根本治療に繋がる可能性が示されたのは快挙ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.05
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故キム・チャンミン監督の暴行死を把握していない発達障害の息子…「大声出して不安」故キム・チャンミン監督が20代の男らから集団暴行を受けて亡くなった中、発達障害がある息子はまだ父の死亡事実を把握していないという。1日に放送されたJTBC番組「事件班長」はキム・チャンミン監督の死亡事件を集中的に扱った。キム監督は昨年10月20日未明、京畿道九里市(クリシ)のある食堂で息子と食事中、隣のテーブルの客との間でトラブルが生じた。自閉傾向がある息子を連れていたキム監督はもみ合う過程で集団暴行を受け、脳出血で倒れ、結局、息を引き取った。 目撃者Aさんは「当時、加害者のグループは6人だった」とし「被害者はもみ合いではなく一方的に制圧された」と証言した。Aさんによると、加害者らは息子が見ている前でキム監督を「バックチョーク」で倒した後、暴行を続け、一部は暴行を受けるキム監督を見て笑っていたという。ソン・スホ弁護士は「遺族は謝罪の連絡を一度も受けていない。加害者が拘束されたとすれば対応や立場が違っていたはず」とし「こうした状況を防ぐためにも拘束の必要性を考慮するべきだった」と指摘した。また「現在、祖父母の保護を受けている息子はまだ父の死亡事実を把握できていない状態」と伝えた。キム監督の父は「孫はその日のショックのためか時々大声を出して不安を感じている。以前はよく笑う子だった」と話した。続いて「私たちは司法システムがこの事件をまともに処理してくれると信じたが、警察は現場で加害者の人的事項だけを把握して終えた」と怒りを表した。また「人が死んだのに判事は証拠隠滅の心配がないとして拘束しなかった。加害者が依然として普通に暮らしているという現実があまりにも苦痛だ」と訴えた。中央日報[YAHOOジャパン]キム・チャンミン監督(フェィスブックより)映画監督の故キム・チャンミンさん(40)が暴行を受ける様子(ニュース記事より)報道からは息子さんの年齢が分りかねるけどまた笑顔が戻ってくれるといいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.04
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【発達障害のリアル】ADHD当事者が、親を失望させたある行為年間100世帯以上の相談にのる発達障害専門のFPで、ADHD当事者でもある岩切健一郎氏が書いた『発達障害かもだけど、お金のこと ちゃんとしたい人の本』が発売中だ。本書には「ここまで寄り添ってくれるお金の本は初めて!」「お金に苦手感のある人は全員読んだ方がいい」など、発達障害の有無にかかわらず、多くの口コミが寄せられている。 服やブランド品に強い関心があるわけでもないし、ショッピングそのものにあまり興味がない。だから、自分はお金で大きく失敗しないはず。そう思っていました。 しかし、物欲がなくてもお金は減るんです。 友人との食事、サブスク、疲れたときのマッサージ。 どれももっともらしい出費だからこそ、かえって自分に甘くなっていました。 大学を出てから就職するまで、資格試験の受験生をしていた時期のことです。 ある日、親が管理してくれていた自分名義の口座のキャッシュカードを見つけました。親戚からもらったお年玉やアルバイト代などが入っていた口座です。 あるとき飲み代のために、この口座から軽い気持ちで引き出してしまい、そこから歯止めが利かなくなりました。 残高が大きく減ったことは、通帳記入をしていた親にすぐ見つかってしまいました。 親は強く責めることはしませんでした。でも落胆した気配ははっきり伝わってきました。 何も言わず、取り出しにくいよう通帳とカードを束ねて引き出しの奥にしまう姿が、かえって胸に刺さりました。 当時の私は、自分がなぜそんなことをしてしまうのか、うまく説明する言葉を持っていませんでした。 後年、自分が発達障害であることが分かり、使いたいという衝動が抑えられなかった理由が、少し分かったような気がしました。説教ではなく、仕組みが救う『発達障害かもだけど、お金のこと ちゃんとしたい人の本』には、「『貯められない』をラクにする仕組みの作り方」という項目があります。 お金の苦手さんは、貯金のために口座を分けたり、財形などの仕組みを作ったりしても、口座に手を付けてしまうことがあります。 自分で引き出せてしまう環境だと「引き出さないように我慢するぞ」といった具合に意思が生じることになります。 だから、引き出したいと思ってもすぐに引き出せない環境を作るのです。『発達障害かもだけど、お金のこと ちゃんとしたい人の本』(P.56) 貯金に手を付けた経験のある自分にとって、これは「救い」でした。 ここにあるのは、「引き出してしまった自分が悪い」という説教ではなく、「引き出してしまうなら、そうならない仕組みを作ろう」という発想です。 使わないためには、使えなくすればいい。 シンプルですが、それだけになかなか正面切って伝えてくれる機会も少ないものです。 本書は、そんな「実は、こうですよね?」という現実を見つめながら、責めるのではなく、仕組みで助けようとしてくれる本でした。具体的な仕組み作りについても紹介されていて、できない自分に劣等感を覚えることなく、気楽にお金のことを解決できるきっかけになるはずです。4月2日~8日は発達障害啓発週間。それに伴い、著述家で、ADHD当事者でもある小鳥遊(たかなし)さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)※現在、正式な診断名は「発達障害」から「神経発達症」へ変更になっていますが、この連載では広く知られている「発達障害」という表現を用います。[Livedoor News]発達障害かもだけど、お金のことちゃんとしたい人の本 [ 岩切健一郎 ]何かをきっかけに気付きが生まれれば理想的ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.03
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精神・発達障害者6割が「クローズ就労」 当事者団体アンケート精神・発達障害の当事者団体が当事者を対象に就労に関するアンケートをしたところ、6割超が自身の障害を開示せずに働く「クローズ就労」をした経験があると回答した。障害を開示しづらい理由として「解雇や雇い止めなど雇用に不利益があると感じる」と答える人が多く、団体の代表は「障害の有無にかかわらず、より良い働き方を会社側と一緒に相談しながら作っていける職場環境が求められる」と指摘している。解雇や嫌がらせの不安 アンケートは一般社団法人「精神障害当事者会ポルケ」(東京都大田区)が実施。2025年12月~今年1月にインターネットを通じて募集し、26都道府県の181人から回答を得た。30日にポルケのサイトで公開した。回答者は20~60代で、うつ病、双極性障害、統合失調症、発達障害などの障害がある。10年以上通院している人が43%で、クローズ就労経験者は64%だった。障害をオープンにしない、またはしづらい理由を選択肢を設けて複数選択可で質問したところ、55%が「解雇や契約更新されないなど、雇用に不利益があると感じるから」と回答。51%が「嫌がらせやいじめ・からかいの対象になるのではと不安だから」、45%が「職場での人間関係が悪くなりそうだから」と答えた。「周囲から能力が低い・頼りないと思われそうだから」「『障害者』というラベルで見られたくないから」も多かった。自由記述には「面接で事前に伝えると採用されにくい」「訴えても聞き入れてもらえなかった」「(障害者雇用は)賃金体系が低い職場が多い」という声が寄せられた。 厚生労働省によると、自身の障害を会社側に伝える必要はなく、会社側も障害などについて確認できるのは車の運転を伴う業務でてんかんの有無を確認するといった特別な職業上の必要性がある場合に限られる。アンケートでは就労で困難を感じたことがあるかについても質問し、81%が「ある」と回答した。職場に合理的配慮を求めた経験については58%が「ない」と回答しており、配慮を求めるハードルの高さがうかがえた。理由としては「同僚や上司の理解を得るのが難しい」「配慮を求めたことでコミュニケーションのトラブルや、その後の働き方で不利な扱いを受けないか不安」などの意見が多かった。山田代表理事は「障害者の働き方に限らず、障害のある人もない人もコミュニケーションが取りやすい健全な職場環境が必要だ」と話している。当事者の意思尊重を精神障害者の就労に詳しい国立精神・神経医療研究センターの山口創生・精神保健サービス評価研究室長は「一般雇用と比べ、障害者雇用は給料面や働ける職種の幅が狭い。そのため、自分の希望する仕事を選ぶために『クローズ』を望む人が多い」と話す。障害者雇用は増えているものの多くの企業では待遇が低く就職後にキャリアアップできる仕組みも少ないという。山口室長は「偏見や差別がある中、障害の開示の有無のみならず、メンタルヘルスの不調について言えない人もいる。言いたくない人は言わなくてもよいという形があるべきだ」と当事者の意思を尊重することの重要性を指摘。その上で「オープンでもクローズでも、もっと言えば障害のあるなしに関わらず合理的配慮は必要だ。例えば、子どもに何かあって急きょ早退することと、通院のために早退することは、理由は違えど行動は同じ。社員全体にどういう配慮が必要か聞いて、それぞれに配慮があることが理想だ」と提案する。[毎日新聞]考えてみれば昔はそれこそ、障害者雇用などはなかった訳で、オープンにしなくても自然に受け入れられる環境が整っているのが当たり前な社会であって欲しいものですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.02
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自閉症生かし母校で支援員に 特性と共にどう進むか、模索の春 自閉スペクトラム(ASD)のある埼玉県熊谷市の新井麻衣良さんは、当事者であることを生かしながら、母校の中学校で6年間、特別支援教育に携わった経験を持つ。この春は生徒から教わった新たな視点を胸に、将来に向けた模索の時間を過ごす。4月2日は世界自閉症啓発デー。 新井さんは「ガイドブックなしで外国に放り出された不安さ」と表現する。「同級生や先生が何を考え、どういうやりとりを期待しているかが見えにくい」。小学校では不登校を経験した。 中学時代は障害のある生徒をサポートする通級指導教室で過ごし、信頼できる先生に出会えた。先生は「麻衣良は障害のある人とない人のつなぎ役になれる」と語りかけてくれた。存在を肯定する言葉をかけられる人に、自分もなりたいと思った。大学卒業後の2018年、母校で自らが通級指導教室の支援員になった。 専門性を高めようと25年にいったん離職し、民間資格の「特別支援教育士」を取得。「つなぎ役」以外にも自分の可能性があるのかもしれない。特性と共に、どう進もうか。新井さんは焦らずに考えるつもりだ。KYODO[YAHOOニュース]通級支援教室の支援員として働いた母校の校舎を見る新井麻衣良さん役割が出来ると自ずと道は開けますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2026.04.01
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