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邪道シリーズ8巻目。魔族との共生の道を探るために、魔界へむかった柢王を追う桂花、また、アシュレイも西の王子カルミアを取り戻すために魔界へと。比翼連理の中です。あと下巻かな。あとがきによると、9巻目からは新書では発表されていない物語に突入するそうです。今回文庫化にあたって、だいぶ加筆などされています。以前、藤村紫名義でビーボーイノベルスで発行されたときは、「比翼連理」は上下2巻でした。もっとも最初の「無限抱擁」もノベルズでは1巻ですが、文庫版では上下2巻。次の「濮上の音」は両方1巻ですが、次はこの「比翼連理」つまり、ノベルス版では第1部が4巻で、次の第2部「蒼弓王国」に続いていました。今回は本編のストーリーが暗いのですが、短編「魔族の血」「苺と砂糖」、コミックス4ページのいちゃいちゃストーリーが楽しい。
2007.06.13
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グイン・サーガ本編114巻。グインたちは、相変わらずタイスに足止め状態です。今回は、いままで影の薄かったフロリーに焦点が・・・というか、フロリー受難の巻です。ところで、今回はタイス伯爵の娘、アン・シア・リンが登場しますが・・・・ユラニアの3公女ほどではありませんが、だいぶ見た目も性格もよくなさそう。このグイン・サーガに出てくる女性陣、なんか普通の人があまり出てこないような・・・クムのタリク大公もアン・シア・リンも、自分を実際よりもずっと魅力的と信じているようなのがなんか喜劇です。次は7月発行の外伝21巻です。【本日の言葉】p268 なんでもありませんよ。結局ぼくは災いを転じて福となる、ってことを信じてさえいればなんだって可能なんだな、と思ってるだけです。
2007.06.12
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ビーンズ文庫、篁破幻草子シリーズ5作目以前雑誌のThe BeansVOL.4に掲載された作品と書き下し短編2編の3編で完結巻だそうです。平安初期、嵯峨天皇の時代、小野篁が主人公のシリーズ。やはり主人公、イイ性格です・・・・「めぐる時、夢幻の如く」(書き下ろし) 朱焔編の完結編です。・「橘少将、鬼の「腕」と闘うの事」・「終わりなき、それは」 「少年陰陽師 動画の書」に入っていた短編「鬼夜来」の篁バージョンです。p98「心に鬼を飼っているのは、ひとならばみな同じだよ。誰もが鬼になれる。その鬼を目覚めさせるか、眠らせたままでおくのか。大切なのはそこであって、飼っていることではないな」
2007.06.10
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高殿円さんの遠征王シリーズ(角川ビーンズ文庫)「ジャック・ザ・ルビー 遠征王と双刀の騎士」「エルゼリオ 遠征王と薔薇の騎士」「ドラゴンの角 遠征王と片翼の女王」「尾のない蠍 遠征王と流浪の公子」「運命よ、その血杯を仰げ 遠征王と隻腕の銀騎士」短編集「遠征王と秘密の花園」外伝「黎明に向かって翔べ」 小学館ルルル文庫の新刊「プリンセス・ハーツ」の主人公たちは、その後の時代である「遠征王」シリーズと深くかかわってきています。遠征王シリーズに、この2人のことがちらちら出ていたという覚えもあって、シリーズ読み返しに挑戦しました。プリンセス・ハーツの主人公たちの孫にあたる世代の話です。主人公は、パルメリアの男装の女王アイオリア1世。後世に「遠征王」として名高く、この時代にパルメリアの領土が広くなった・・・というのですが、実は温泉好きで、宮殿を抜け出して温泉めぐりをしているうちに遠征したことになっていた・・・とかいうお気楽極楽の面。それとば別に、国王と王妃の唯一の子であったにもかかわらず実母にうとまれ、幼少時に厄介払い同然に他国に嫁にやられ、しかも、人質同然の娘が殺されるという前提でその国を滅ぼしたという悲惨な過去の持ち主でもあります。そして、その実母にうとまれた理由、その遠因が、(プリンセス・ハーツの主人公)アジェンセン王ルシードによるパルメリア征服にありました・・・まじめなシビアな背景と、アイオリアのお気楽女好き(!)の性格とのアンバランスが楽しい作品です。なにしろ後宮(花園)に第8夫人まで、抱えています。だいたい女王陛下の愛妾というのも(笑)ほとんど女学校のノリですね。ちなみに、高殿円本人による同人本も多数出ています。ということで、「とらのあな」通販で購入しました。「Takadono others III」2作掲載されていますが、そのうち1編「黄昏の中の姫君」が遠征王外伝です。ビーンズ文庫で掲載したよりも後の時代、アイオリアの最愛の従妹、グランヴィーア朝の初代女王であるゲルトルート1世の息子、アリオストからみたゲルトルートの短編です。今となっては販売終了ですが、政略結婚で嫁いだ10歳のアイオリアと14歳のミルザの話「夢見ヶ原」アイオリアの花園の話など「されど愛しき日々」などいろいろ出ています。作者公式サイト http://takadono.parfe.jp/「遠征王と秘密の花園」よりp164「方法は、いつでもふたつある!」
2007.06.10
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コバルト文庫「天を支える者」の番外編です。中編2作です。今回は、本篇がいったん一つの事件?が終わったということで、ストーリーの進行上とは直接影響しない話です。ナルレイシアが故郷から出てくることになった原因となった男爵家のバカ息子とばったり出くわしたことから始まります。「罠は、蜜の味」都会に来れば単なる田舎の下級貴族の息子にすぎないが、田舎ではご領主さまのあととり息子、容姿にも自信があったにもかかわらず、自分になびかない田舎娘(ナルレイシア)を強引にモノにしようとしたが逃げられて、自分を誘惑したあばずれ娘だと「ないことないこと」の噂をばらまき、故郷にいられないようにした張本人。おまけに今度はナルレイシアの友人の従妹まで毒牙にかけ、ひどいしうちをした・・・ということで、ナルレイシアとマルルーネが、バカ息子を罠にかけてやろうと画策します・・・それにしても・・・・・馬鹿息子です。もう、やんなっちゃうぐらい。それでも、悪知恵の働く友人がついているのでなんとかなっていたようですけど、悪知恵といったらもっと上手はいるようです。「それは初夏の蒼穹の下」罠にはめる快楽?を味わった後の話です。短編ですが、・・・にやっと楽しいそれにしても、本編はなかなか進みませんね。そもそも、本編よりも外伝のほうが冊数が多いということもあるし、作者も忘れていないようだから、ま、いいか。
2007.06.07
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