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大河ドラマのコーナーで武田や山本勘助ではなく、上杉謙信本を買ってしまいました。というものぱらぱら見ていたら、結構、三郎景虎のコトが載っている・・・謙信は誰を後継者にしようと思っていたのか。北条からの養子、三郎景虎はたしかに「上杉」を名乗っているけれども、景勝は長尾姓のままだったのではないかという疑問が提示されています。また、三郎景虎にしても、北条幻庵の養子だった「三郎」とは別人ではないか、また北条時代において「三郎」を名乗っていたのかどうか疑問だとも書かれていました。というのも上杉氏の嫡流は代々、三郎、四郎、五郎を名乗っており、上杉三郎といえば上杉の嫡流であり、それゆえに、上杉家の役職である「関東管領」は三郎が継ぐのが当然。だからこそ、御館の乱で城を追われた三郎は「御館」に入り、上杉五郎憲政もこれを受け入れたのだと。また、御軍役帳の筆頭が「御中城様」(景勝)であり、三郎景虎の名が載っていないのは、彼は謙信とともに実城にいて後継者と目されていたから、家臣団リストには登場せず、景勝は家臣と位置づけられていたから「様」付きだがリスト入りしているという説だった。ここでも彼の「姓」が出てこないので、「長尾」姓で、あくまでも守護代の家である「長尾」家の養子であり、三郎景虎は守護(関東管領)である「上杉」家の養子だったのではとも書かれていました。上杉謙信の本ですけど、作者が歴史学者とか歴史小説かではなく、「歴史、ミステリ、保険評論家」と書いてあるとおり、あくまでもこの作者の主張というレベルで読んだ方がいいでしょうね。ちなみに、関東と関西・・・というか、京と板東というか、そういった歴史背景について鎌倉幕府の成立のころあたりから書いている視点が、直接上杉謙信とは関係ないのですが、越後という国、関東管領という役職を感じるには、おもしろい書き方だなと思いました。
2007.01.24
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「間の楔」の文庫版を1~5巻まで読んで、リキとガイの過去、ガーディアン時代の話が載っていると聞いたので買い込みました。読んだ順番がばらばらだったためと、話自体も時間が前後しているので、番外編というよりも、しっかりと本編という感じです。帯:リキとガイの出会いには…どれほど傷ついても、どんなに傷つけても、手放せない一途ながある… 人類の英知を極めた人工頭脳が支配する未来都市ータナグラ 束縛のない暮らしを求め夢破れた人間の街ーケレス 待望の『間の楔』番外編帯(後): 人類の英知を極めた人工頭脳が支配する未来都市ータナグラ 束縛のない暮らしを求め夢破れた人間の街ーケレス そこに生きる若者たちの、重すぎる自尊心深すぎる想いに、 魂が悲鳴を上げる時、引き返せない未来が口を開ける…。今回は1996年の発行ということで、古本をゲット(ネットで)帯付きのきれいな本でした。私は元々ハードカバーで出た「本編」を読んでいないので、あとがきで「本編の最後でプッツンしてしまったガイ君に対する、読者さまの罵声と憤激のブリザード」とあっても、ひょっとしてあんなコトかなあと想像するしかないのですが、この番外編では、リキの出生の秘密(?)と、リキを取り巻くいろいろな人々と事件、そしていつも側にいるガイという図が描かれています。それにしても、リキについてはちょっと驚きでした。【本日の言葉】p140リキはーいつものリキでいいんだよ。そのまんまのリキが、一番、好きなんだから。誰が、何を言っても、おれは、リキといられればそれでいいんだから…
2007.01.15
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いままで手を出さないできたクリスタル文庫の「間の楔」にとうとう手を付けてしまいました。しかもいきなり5巻から(^^;)なんてことない、5巻しか店頭に置いていなかったので、ぱらぱら見てみて、どうやら最初のプロローグでの説明もあり、まあかまわないかなあと思って購入した次第です。その後、売ってそうな本屋をまわり1・2巻と手に入れましたが、5巻からというのは結構切りのいいところだったのかなあと思っています。あいかわらずストーリーよりも舞台設定に興味を覚えました。辺境の惑星アモイ。そこは巨大コンピュータに支配され、市民はすべて耳に埋め込まれた生体チップでそのDNAパターンまで管理されている機械都市。そしてゼインと呼ばれる絶対身分制度でがんじがらめに縛られている。スラムと称されるエリア9ーケレス以外は。巨大コンピュータにより人間はその遺伝子情報まで支配され、コーディネートされる。それを嫌ったケレスの住民が独立運動を起こしたのは昔のこと。政府はあっさりと彼らの独立を認め、市民登録を抹消した。しかし、大した理念も指導者もなく起こしたケレス地区は自立することはできず、かといって抹消された市民登録を復活させてもらえず、スラムと化していった。ケレス地区では子供はガーディアンという施設で平等に育てられる。そして風土の影響か女子の出生率が異様にすくない。そのため、13歳になると男子は否応なしに、施設外にだされる。そこは男ばかりの社会となる・・・主人公のリキはケレスでその名をしられたグループのヘッドだった。ケレスを出ていった彼が帰ってきたところから1巻ははじまる。「帰ってっきた男」そしていなくなる前の出来事を描いた2巻「命動」最近吉原さんは学園ものが続いていますけど、これは以前にハードカバーで出されたものというだけあって(?)JUNEものです。道原かつみさんのイラストとともに、魅力的です。【本日の言葉】2巻「命動」p145 「大事なモノを握り締める手はふたつしかないんだ。だったら、どんなに惜しくてもみっつめは捨てるしかねーよ」p168大事なものをつかめる手はふたつしかない。ならば。(だったら、俺は。三つめを無理やり切り捨てるんじゃなくて、口に銜えて引き摺ってでも護りきってみせるさ)
2007.01.09
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角川ロビー文庫、「くされ縁の法則」もだんだんBL路線から離れていくような・・・というか、「子供の領分」シリーズのようにラブラブありだけどHなし路線に進みそうな雰囲気(のような気がする)超美形&傲岸不遜なオレ様・蓮城翼、天然ボケのバスケ部のエース市村龍平。ふたりが居並ぶ下僕志願を黙殺し御執心する『地味なパンピー』杉本哲史。帯のあおり文句は「哲史がそばにいれば、翼も龍平も暴走なんてしませんよ? 幼馴染み三人が繰り広げる、学園ラブ・バトル第4弾」とはいっても、このラブ・バトルって黙殺された下僕志願たちが、哲史を嫉妬?して暴走したことか???なんか、この展開って「子供の領分」の広海が、もっと弱かったら起こっていたであろうって展開の気がするんですけどね。今回は「激震のタービュランス」の他、新一年生を迎える入学式の日の、藤堂と鷹司の視点から見た3人組の短編「二人のラプソディ」です。p64『市村君は、杉本君を卑怯者呼ばわりにされたから怒っているじゃなくて。たぶん、自分たちの正義感を振りかざして、集団で杉本君を吊るし上げにして暴言を吐きまくったことが許せないんだよ』『それって…同じことじゃないの?』『違うよ』同じ作者の「子供の領分」もそうなのですが、このシリーズは一応BLに入っているけれども、ストーリー自体が結構重いので、単に軽く読み流すことができません。やはりここでも「親バカ」が出てくるのですが、単に主人公たちの立場で、馬鹿な連中とその親を切り捨てるだけではすまない問題を考えてしまいます。まあ、はっきりいってこれって、「いじめ」ですよね。でも、「彼ら」は、それが「正義」だと思いこんでいる。お互いの信じる「正義」が異なる場合、そしてそれを譲る気がない場合、争いになる。しかし、それはどっちが悪いのか?たとえは、それがもっともはっきり出るのは戦争。それぞれの正義を主張して戦った場合、どちらの「正義」が正しいのか、それは結局「勝てば官軍」勝利者の正義にすぎません。戦いに勝ったものが負けた者を正義の名の下で裁く・・・通常の民事上の争いの決着は裁判で付けることになります。双方が権利を主張し、相手の非を主張するとき公正な裁判官が決着を付けることになります。この時点ですでに当事者同士の話し合いという選択肢はすでに意味がなくなっています。学校でのこういったトラブルの場合、裁判官にあたるものは過去においては「先生」だったはずですが、今では先生にそういった役割を期待できなくなっている気がします。当事者の話し合い、クラスの全体会議・・・話し合いはすでに平行線といった場合、あとは公正な裁判官の出番だと思うのですが。という感じで、考え込んでしまいます。軽く読めるBL・・・とはとても思えません。
2007.01.06
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