あま野球日記@大学野球

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2020.09.06
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テーマ: 高校野球(3735)
カテゴリ: 高校野球
​  ​阪神・ 藤川球児 が引退を発表した。現在40歳、「体が悲鳴を上げている」がその理由。現役22年、通算243セーブの成績を残した。​

​​ 評論家の​ 広岡達朗 さんは 「よくやった、立派な引き際だった」 (幻冬舎プラス)と拍手を送った。その上で、リスクの高いトミー・ジョン手術への批判も忘れなかった。メジャー挑戦中に手術を受けた藤川はトミー・ジョン手術を受けたことで野球人生が暗転したと断言した。​​
 さらに、それは藤川にとどまらないとも。和田毅しかり、​ ​松坂大輔​ ​しかり、 ​​ 大谷翔平 ​しかりと指摘。人間に元来備わっている自然治癒力と医学によって、たっぷり時間をかけてリハビリすべきではないか。そして2~3年待って改善しないならば、スッパリと引退すべきだと持論を展開していた。

 藤川球児。ボクがこの投手を初めて見たのは彼が高校2年生の時、1997年夏の甲子園だった。8月10日の第1試合、1回戦の対旭川大高戦。兄の順一さんとバッテリーを組み、高知商を勝利に導いた。ただボクの記憶にあるのは、チームに献身的なプレーをするお兄さんの方で、弟・球児はあまり覚えていないけれど(苦笑)。





(写真)引退の記者会見をする藤川球児 ~TBSより~


​ 実は、この日、ボクが甲子園へ行った目的は藤川の高知商ではなく、その次に行われた第2試合の平安対県岐阜商戦。お目当ては平安のエース・ 川口知哉 だった。いやボクだけでなく、甲子園にいた多くの観客も同じだったと思う。それを裏付けるように、第2試合開始前、川口がグラウンドに姿を現すと、スタンドには「ウォー」と地響きのような大歓声が上がっていたっけ。当時の藤川と川口、人気は川口の方が断然あったと思う。この2人は2回戦で対戦し、スコア5-0で川口の平安に軍配が上がった。​

 ちなみに平安はその後も勝ち進み決勝にコマを進めたが、智辯和歌山にスコア3-6で逆転負けした。
​智弁には後に阪神で藤川とチームメイトになる 中谷仁 、近鉄に入団する高塚信幸や、慶應大を経てロッテに入団する喜多隆志らがいた。​

​ ほかにも、後にプロで活躍する選手が目白押し。石川雅規(秋田商)、平野恵一(桐蔭学園)、石原慶幸(県岐阜商)、東出輝裕(敦賀気比)、​ 和田毅 (浜田)、 ​​ 杉内俊哉 ​(鹿児島実)らがいた。​




(写真)現在は智辯和歌山の中谷仁監督。~『2020交流試合』NHKより~

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Last updated  2020.09.06 22:23:50コメント(0) | コメントを書く


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