CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2015/12/18
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テーマ: 中国&台湾(3292)
カテゴリ: 15年11月中国出張




河南は東北寄りなので使う単語が南とは違う。

そして蘇北は河南省、山東省、山西省、安徽省あたりから

多く働きに来ていて、言語的には東北に属するようだ。

蘇南とは使う単語がいろいろ違っている。



多く耳にするのが「行(いいよ)」だろうか。

南なら「好的(ハオダ)」だが、

蘇北は「行(シン!)」と勢いよく答える。

最初はキツく聞こえたが、その内に

サバサバしている、という感じに思えてきた。


「ロ舎(シャー)」も多い。

「什麼(シェンマ=何)」の意味だ。

「ロ舎事?(何の用)」「ロ舎意思?(どういう意味)」など広く使う。



しかも訛っていて、シャーではなく「サー」で

「誰?」は「ロ舎人?(サーニン?)」となる。





「咋(ザー)」もある。

「怎麼(ゼンマ=なんで、どうして」の意味だ。

「NI咋裝著大衣啊(お前なんでコート着てるんだ)」



母親の事は「娘(ニャン」とかもね。



単語が違う上に、かなり早口で巻き舌が蘇南より少し強く、

そして勢いよく流れるように話すので、私にはヒヤリングがきつい。



一方で語学的には結構面白いのだ。

昔々、教科書で勉強したきり(しかも20年以上前!)の単語が、

ポロンと突然に出てくると、記憶クイズのようで楽しい。

また中国語スピーカーとしては、まだ慣れていない

北の言い回しや言葉のリズムを真似して使ってみたいミーハーさもある。



工場の事務員と一緒に出掛ける時。

事務員は事務所の鍵を閉めていた。

しかし鍵が抜けない。

「あれ?」と2~3回グルグル回していたが、やがて動きを止めて


「拉倒(ラーダオ)!」


とため息をつき、鍵穴に鍵を挿したまま 「明日するわ」と歩き出した。



拉倒(ラーダオ)



聞いたことは、ある。

でも意味が分からなかった。

調べてみると「やめる」とあった。

多分、学校で習った事があると思う。

でも蘇南では聞いた事がないような気がする。




今度、使ってみようと思った。




つづく。






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最終更新日  2015/12/18 03:58:35 PM
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