時々鬱々日記

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アントニオ9935

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2003.07.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
関西に住む皆さんはよくご存知であろう。
野球は阪神ファンじゃないと、しんどい、ということを。

子供のころ、神戸在住でなぜか王のファンだった僕は、
外で野球の話をすることは極力さけていた。
モメるだけだからである。

でも自分がなぜ、王のファンだったか、理由はわからなかった。
”まあ、やっぱホームランようけ打つからかな”
と自分では適当に考えていた。

30年以上たった本日、疑問が氷解した。

あんまり認識していなかった。

でも、考えたら、チチオヤが応援しているから、地元の少年は阪神ファンになるのだろう。
で、うちの場合は、そうでなかったから、自由に、まあ、子供なので一番メジャーな巨人・王選手が好きになったのだろう。
いまはそう思っている。

で、今はどうか。
もう正直野球はめんどくさい。
ここ名古屋でも、なんだか”中日だが、ヤキュウは”なんて感じである、やっぱり。

体育会系バリバリの弟とも、野球の話はしたことない。
プロレスですな。
二人で、高校卒業後、馬場を見て笑った(馬場さんゴメン)のも
懐かしい思い出だ。


でも、その経験から、”自分の本心から好きだったり、やりたかったりすること以外は、無理に外的プレッシャーからうそをついて、
好きな振りはしない”というガンコもののスタイルが身についてしまった気がする。
制服嫌いとか、ブランドのロゴのついたハメコミ式のベルトがイヤ、だとか。

いまは?
地元色のない大リーグはすこし興味あるかな。


すくなくとも、手につながった道具で競うのがやっとだ。
野球・バスケ・サッカー・ゴルフ、
泣けてくるほどだめ。
しかし、社会人になって、相撲やるわけにいかんですから。

やっぱり自分の苦手なスポーツは、見ないですな。
運動、ももっぱらジムとか、ウェイト関係。

そんな自分のルーツを垣間見た、チチエセ(4)、以下に掲載いたします。

>          君子「虎」変
>                       
> 
>  私は、阪神タイガースが大嫌いであった。昭和24年、小学校5年生の頃
> だったと思う。
>  大阪天王寺の小学校などでは、少しは阪急ブレーブスフアンはいたが、
> 殆どがタイガースフアンで巨人フアンなどいなかった。
>  川上哲治選手が好きで、大の巨人フアンだった私は「闇売り新聞、ヤミ
> ウリジャイアンツ」とからかったタイガースフアンの餓鬼連中には、いつも
> 悔しい思いをしていた。
>  その頃の阪神タイガースは、藤村、真田、若林と言ったいい選手もいたが
> 関西風のチームカラーで、なんとなく泥臭く、もう一つぱっとしなかった。
>  それが私のタイガース嫌いの理由であった。
>  当時の川上は赤バットでかっこよかった。
>  弾丸ライナーのホームランをよくうってくれた。ラジオから聞こえるアナウ
> ンサーの興奮した声は、野球少年の私の心を躍らせてくれたものだ。
>  今でも鮮明に覚えているシーンがある。
>  彼が逆転さよならホームランを打ったときだ。
>  昭和25年の夏の昼下がりのことだったと思う。
>  その時は、巨人と南海ホークスに対戦で、ラジオに齧り付き放送に熱狂
> していた。
>  しかし、運悪く親父にとっつかまり、家庭菜園の施肥の為に「肥たご」を
> 担がされてしまった。
>  音量を大きくし「肥たご」の先棒をいやいや担ぎながら聞いていると、
> 5対2で負けていた巨人が2死満塁で、中原投手が投げた最後の1球を
> 川上が何とさよなら満塁ホームランを打ったのだ。
>  こんなことがあるのかと、うわの空で放送に気を取られ、先棒を離しかけ
> たため危うく糞尿の洗礼を受けるところだった。
>  川上が「テキサスの哲」といわれ、衰え始め巨人熱も少し冷めてきた頃
> 長島茂雄が入団し、若々しい巨人が再び私を虜にした。
>  しかし、今度は昭和53年の江川ドラフト「空白の一日」問題で、私の巨人
> びいきにも、またまたかげりがでて来た。
>  強くなる為には、何でもありという考えに疑問を感じたからで、この事件で
> 私にとって巨人は並みの球団に成り下がった。
>  そして長島が引退し、原監督になってしまった紳士面した巨人へのこだ
> はりは全く消滅してしまった。
>  そんなとき、星野監督により換骨脱胎されたタイガースが、以前のような
> 泥臭いチームカラーを翻し、颯爽と私の前に出現したのである。
>  巨人と決別し、55年ぶりに宗旨をかえ、今年から君子「虎」変することにし
よう。
>  「悪いことはすぐ改める」というのが、君子豹変のもともとの意味と言うが
、
> 私の「虎」変がバブル経済のごとく、うたたかの夢に終わら無いことを願う
> が切である。
>        平成15年7月19日

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルーツ。

どこの日本の家庭も似たようなものかもしれないが、
親戚・肉親の葬式のとき、初めて家の宗教を知る、というケースは
実は多いのではないかと思う。

もうずいぶん前になるが、昭和天皇崩御と前後して、1900年生まれ、というわかりやすい年に生まれた父方の祖父が亡くなった。

で、葬式に行ったわけだが、なんだか、様子が違う。
神道の葬式だった。
祖父は水戸の出身だった。
うちの親戚は、なんだかほかの家でよくやっている、”ホウジ”とか”お盆”とか、あんまりないなあ、と子供ゴコロに思っていた。
いや、神道でもそういった類の行事はあるのかも知れないが、とにかくうちはなかった。

母方の祖父、という人は、大の宗教ギライで、無宗教、ということを声高に宣言していたから、ドイツで倒れて亡くなったときも、宗教はよくわからなかった。

で、なにかというと。

先般、”いいがげにしろ、荒俣宏”と、公共の財産である図書館の本の見開き部分に、タドタドしいボールペン字で怒りをたたきつけた記載を持つ、氏の著作”日本仰天起源”を読んでいたところ、そこの部分の疑問をも氷解させる記述にブチあたった。
(今日はよく長年のギモンが氷解する日だわい←詠嘆。)

なぜ、うちの家が神道だったのか。
それはうちのルーツが水戸だからなのであった。
日本史をきっちり学んだかたには、自明のことかもしれないが、
徳川光圀というひとは、仏教宗団と寺檀制度にメスをいれ、
仏寺統合、仏教の葬祭に代わる儒教の葬祭実施、神道精神確立を行った、というのである。

僕の宗教に関する理解など、非常にあやふやなもので、いろんな宗教があれば、当然葬式もそれぞれあるだろう、と思っていたが、
神道はもともと祓いや清め、といった生者にかかわる祭式は十分にあり、祖霊をうやまうことにも怠りはなかったが、死を穢れとして祓ったので、死者の処分に関心が向かず、葬式や葬祭に弱かった、ということである。

そうか、神道の葬式というのは、結構新しいんだ!!

一方、顕界を支配する天照大神を祭る伊勢神宮とならび、黄泉の国を支配する大国主を祭神とする出雲大社は、修行と禁欲をベースとする仏教が苦手とする婚礼を積極的に儀式として取り込んだ、というのも面白い。

婚礼と葬式、人生の節目の儀式について、なぜ婚礼は神式あるいはキリスト教式が多く、葬式は仏式になってしまうのか、そのごちゃごちゃの理由が少しわかってきた。

で、水戸光圀、および9代徳川斉昭(なりあき=烈公)により、徹底した仏教粛清政策が展開された水戸の出であるわがルーツが、なぜに神道だったのか、の理由もみえてきたのであった。





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Last updated  2003.07.20 16:58:01
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