2024.01.31
XML
ここまでEF210の整備をしてきたのですが、 

この際コンテナ貨車のほうも一緒に軽く見ておこうと  

マイクロエース製 品番A3251 コキ106+U47A日本通運エコライナー31 2両セットから  




上:コキ106-216、下:コキ106-210  

古い製品だけあって、側面に現在実車では廃止されたJRFマークや突放禁止標記が健在。 

そしてこの製品、面白い構成になっていて  




誘導員用デッキ(右)を基準にして216号(上)が非デッキ側、210号(下)がデッキ側の  

連結器がマイクロエースが開発したマイクロカプラーになっているんですよね(黄色矢印) 

そしてその対面はアーノルドカプラーという(赤色矢印) 

なので編成の最後部の車両にするなら、このマイクロカプラー側を使うと   

ゴツいアーノルドカプラーより見栄えが向上しますw 

とはいえそうするとアーノルドカプラー同士を連結することになるので  

反対側がアーノルドカプラー車と連結できなくなってしまう...  




と、ならないように交換パーツがちゃんと付属しているのが当時のマイクロエースらしい(笑)  

右の灰色のアーノルドカプラーパーツに1箇所交換すれば問題解決。 

ついでに最後部に付ける赤色反射円板もおまけで付属していますw あと、首を振る

黒色のアーノルドカプラーパーツも付属していたのですが、これは何用なのだろう?(謎) 

 まぁいっか。  

で、このマイクロカプラー(自動連結器タイプ)は、機関車のTNカプラー(密着自動連結器タイプ) 

と連結出来るのかがやはり気になるところで、試したところ   




なんか微妙~(苦笑) 他の方のブログを見ると「連結出来るがすぐ外れる」 

なんて書いてあったので、エイヤッと力業で連結できそうな気はするのですが... 




ここは ​ 草鹿龍之介参謀長 ​ に従うことに。 無理して壊してしまうのも嫌だしね(笑)  

あと、積載されている日通のU47A形38000番台コンテナについても  




4個の番号はそれぞれきちんと変えてあり、4、11、37、43が附番されています。 

というかこれ、Nゲージですよ。マジで印刷超細かい!! ほんとよく出来てるわ~  

中華工場製なのに(爆) いや、どうしてこれから鉄道コレクションのステッカーみたいな

グダグダ印刷にその後堕ちぶれて逝くんだか? ってハナシですが、それは一旦置いといてw


この中の4と11は後年標記方法が変わったのでもう過去の姿となります。




実物は場所が移動して横書きになりました(2~21番) 

で、次。 




トミックス製 品番92263 EF210コンテナ列車セットからのコキ110-1。 

実は上のコキ106に15フィートコンテナ用緊締装置を追加装備したのがコキ110です。 

なので実車はよーーく観察すると 




梁の下の小さなハンドル、赤矢印のが15フィートコンテナを緊締するものです。

(左にある同じ形状のハンドルで20フィートコンテナを緊締中) 

トミックスもこれの為にわざわざ新たに金型を起こすことはせずで、 

模型はコキ106の塗装変更品なんですけれどね(失笑)  

まぁそれでもこの黄色がとにかく目立つのでよしとしましょう




コキ110-2。1号と同じ外見で、模型としてのコンテナ固定用の爪もコキ106と同じ。 

当然このようにコンテナ積み下ろしも可能ですw 




積載されている24A形15フィートコンテナ。  

1号には1~4番が、2号には5~8番が積載。 




特殊なサイズなので片隅を切り欠いて貨車側の爪に干渉しないようにしてあったり 

爪に固定する溝の位置も、貨車側の爪に合うよう工夫されています。

因みにこの15フィートというサイズ、どんな立ち位置かというと  




その立ち位置じゃないぞと(笑)  

12フィートコンテナ(ダンボー)はそれこそ日本全国のコンテナ貨物列車で見かける 

最もポピュラーなサイズ、20フィートコンテナ(ダンボー)はそんな12フィート

コンテナのひとまわり大きなサイズとして開発されたのですが、その中間サイズ

ということで試験的に開発されたものが15フィートコンテナ、という立ち位置です。 

試験的に、なので実物もたった10個しか製造されなかったのですが...

因みに日通コンテナは31フィートというサイズでJR貨物コンテナの規格では 

一番長いサイズとなっています(ISOコンテナ規格でもっと長いサイズはありますが)

ってこれじゃサイズ感よーわからん! というツッ込みが入りそうなので...  




って、そっちに振るんカーイ!!!(爆)  

いい加減真面目にやれ! って天の声が聞こえてきそうなのでこのへんにしてwww  

昨日も触れた、最初に開発したトミックスが特許を取得しなかったおかげ? で 




このように模型メーカー違えど混載が可能です

鉄道むすめ春日部しあコンテナ(トミーテック製) コンテナダンボー(タカラトミーアーツ製) 


ところで24Aコンテナはコキ110以外に積載できないんじゃないの? 問題ですが

やはり試験的にたった5両しか製造されなかったコキ110でとりまわすには 

あまりに不便だったらしく、コンテナは後年、他のコキ100系列にも搭載されている、

20フィートコンテナ用の緊締装置で貨車に積載できるようにするアダプターを開発   
   



このピンク色のM12B形という “下駄” を履かせることで、コキ106をはじめとする

コキ110以外の車両にも積載可能に。つまり模型は “下駄を履いている体” ということで(笑) 

ただ、そもそも10個しか無いし、コキ110では1両4個積載できるのに対して 

3個しか積載できないので効率が悪いと用途廃止に。晩年は自分も仕事中に 


見かけたのですが、アダプターとともに横浜羽沢駅でサビサビの放ったらかしになり 

いつの間にか解体されてしまったようで消滅してしまいました(失笑)  

因みにコキ110のほうは今でも他のコキ100系列に混ざって活躍中らしいです。 

(少なくともコキ110-1は昨年5月5日に東京貨物ターミナル駅にて展示されました) 

なんてダラダラと書いていたら時間が




113系の工作は昨日耐水ペーパーで修正出来ない箇所、

ここを面相筆で一箇所ずつタッチアップしたところまで進めて 




サンダーバード2号の改造は昨日の修正箇所に続き、インテークまわりに 

ガイドのマスキングシートを貼って  




黄色5号でタッチアップして出勤です。 

で、今日で何ともう1月がオワリって、速いなぁ(苦笑) 

そして今晩は雨予報の最低気温9℃って本当に??? 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.01.31 17:30:53
コメント(3) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: