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2026.07.27
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テーマ: 鉄道雑談(1651)
カテゴリ: 鐵路
三越日本橋本店で、「よみがえるにっぽんの鉄道展」を觀る。



御年九十歳にして現役の鐵道冩眞家・広田尚敬氏が日本全國を歩いて撮影した古き良き時代(ころ)の鐵道風景と、NHKが撮影した鐵道のもっとも魅力を放ってゐた時代の映像、そして101年前に創刊された時刻表の復刻版より、令和現在(いま)では全く叶はなくなった鐵道旅の風情を偲ぶ。


(※會場内一部を除き撮影可)

その僅かなよすがは驛辯にて、冷めても美味しさを損なはぬやうに經木を用ゐることで余計な水分を吸収させること、移動による振動で具材が偏らないやうキッキリ詰めて隙間をつくらないこと、車内で隣席の客が匂ひを氣にすることのないやう魚には白身魚を用ゐ、青魚の場合はよく煮て臭ひを消し、食材には充分に火を通すことや酢を混ぜるなど衞生に徹底してゐるなど──たしかに驛辯で食中毒など聞いたことがない──、鐵道旅行の安全を食からも支へてゐることを解説パネルから識るうちに、その驛辯が食べたくなり、あとで東京驛で崎陽軒のシウマイ辯當を買って行く。



卵焼き、かまぼこ、焼き魚は驛辯の“三種の神器”云々、作る側のさうした心遣ひを思ふと、心から「いただきます」と「ごちそうさまでした」の言葉が出て、一品一品それぞれに込められた深い味付けに、一流シェフのフルコースとやらを窓際で食べるだけの“觀光列車”などやはり要らないと思へてくる。


三越新館の一階Mステージでは、同時開催として學生愛好者たちによる鐵道模型のジオラマが展示され、



そのなかで畔に佇む地藏の一体の頭が欠けてゐる様を再現した作品が、その藝の細かさで金賞ものと感心した。





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最終更新日  2026.07.27 23:23:57


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