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NHK「日本の、これから」就職難を観て思ったこと。学生側、企業側、その他就職を支援する側などから様々な意見が交換されたのには、刺激を受けた。就職活動を経験し、仕事をし続けている側からすると、厳しい意見はもちろん、今の色々な状況や環境を変えて行くべきとの声も出ており、その時代時代で固有の課題あるのであって、ステレオタイプに「就職活動」を捉えることには問題があることを感じた。学生側に「職業観」や企業が求める「能力」を持て、と言うのに無理があるのではないか。そうした意見もあったようだが、となると大学のあるべき姿自体から問われることにもなり、学生だけの問題ではないように思える。そんなに急激に学生の能力が落ちたのか。落ちた面も確かにあるだろう。能力だけではなく、企業環境や学生の就職に対する意識などにも変化があるせいではないか、とも感じた。現状の会社員、社会人の姿を見ると、就職する意味を考え直したくなるのも無理もない。友人と会う時間もなく、子育てもできず、さして贅沢できる収入もない、となると、幻滅するのはわかる。企業も経営環境の変化に、これまでとは違った対応が求められ、新卒の採用を控える、といったこともその一環だろう。そうした内容を観るにつけ、学生、企業、どちらに問題あるといった状況ではなさそうである。いろいろな対策を国側でも施策として実施されているようだが、「対処療法」的な感は否めない。企業側も採用したい人材がなかなかいない、と言うのであれば、「新卒一括採用」と言ったやり方やこれまでと同じような採用基準などでは、こうした問題は解決できず、考え方を変えて行かなくてはならないはず。大学や高校も同じで、これまでとは違った考え方で取り組まなければ、現状は打破できないところにまで来ている、のではないかと痛感した。資格やスキルの習得だけでなく、職業観を持て、と言うのなら、そうした経験のできる仕組みが必要かもしれない。学生や学校側も日頃から社会と接する機会を増やす仕組みや行動をすべきだろう。学生や学校、企業の問題だけでなく、社会すべてにおいて、問題をなっていることを再認識した。
December 25, 2010
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