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↑丸い。都内の主要ターミナルによくあるのはOIOI。池袋、新宿渋谷と並ぶ東京副都心の一つである大都会………というと聞こえが良いと思う。簡単にいってしまうと東京にあるさいたま副都心が池袋だ。俺世代だと韓流で有名な大久保近めでサンシャインだったりもあり微妙に女性ヲタクとかヲタカップル系とそこそこ不良が多い感じの街イメージだった。が、百合子の力で変貌した新宿や完全に保守的なオフィス街と化した渋谷に比べると、昨今の池袋は二副都心に比べて一般層向けな町になっている気もしなくはない。まぁおっさんだから殆ど行かないんだけどね。勿論池袋にだって俺はJRの発車メロディがビックカメラになったのを今回知ったくらい全く来てなかった。あぁ俺も無気力中年になってしまったんだなぁとしみじみ感じる。通学や通勤の経路に入ってるかどうかが個人個人の馴染みの有無を左右するかも知れない。そんな池袋には私鉄だと東武鉄道と西武池袋線が走っている。↑池袋にはかつてファミマの本社があった。また西武鉄道はファミマの親会社である伊藤忠との結びつきが強い(詳しくは自分で調べて)。そうした関係から駅ナカ売店はファミマ系統になっている。実質ファミマの本拠地から西武秩父までを今回は西武鉄道の特急ちちぶを使って向かうことに。所沢から乗る方が安くはなるがJRの定期の関係で池袋から乗っても極端な差がないのでフル区間で乗ることにした。乗車券特急券合わせても片道1700円と特急としては安い。堤一族の逸話に反して、西武は基本的にダイヤと電車運行には真摯な部分がある。何より池袋線は軒並みよくわからない場所走りまくってる西武路線の中では最も需要があるエリアだから、新宿線に比べると新車が多い。↑銀色ボディ。通称ラビュー。↑五周年らしい。なぜムーミンと思ったが、飯能の方にテーマパークがあるらしい。この001系も最たる例だ。なんちゃって新宿に停まる小江戸と異なり、池袋で主要路線と一応接続できるため直ぐに西武本社のある所沢まで直行するのが特急ちちぶ。最新鋭の車両の為、小江戸に比べると乗り心地は雲泥の差。↑諸事情からデフォルトでテーブルが二つ使用可能。コンセントも1座席に一つあり、フリーWi-Fiもある。窓枠がかなり大きく、景観を一望しやすい仕様にはなっている。最も所沢までは高架そこそこな23区外の沿線風景が続くため、真価を発揮するのは所沢を越えた辺りからだと思う。反面これまで新宿線池袋線共に特急を10000系で通していた頃と異なり、完全に秩父方面向けの特急として製造された感が強くなっている。↑進行方向が変わることを電子表示でも念入りに教えてくれる。飯能で進行方向が変わるスイッチバックみたいな特徴がある。西武秩父まで直通する電車は池袋線では特急を除くと一部に留まり、直通するちちぶでは飯能で座席の回転に関してアナウンスが出てくる。とはいっても座席回転するかしないかは任意。乗車率がまちまちの為、回転させないまま乗っていた人も多かった。小江戸より新型のため、座席の回転も非常に簡単。↑時系列めちゃくちゃだが、申し訳程度に前面景色を拝める。特急ちちぶもといラビュー最大の特徴はパノラマ展望が申し訳程度に出来る点だ。おそらく関東で最も手軽にパノラマ展望出来る車両だと思う。ただ座席割と窓枠の関係で一番前面が見えるのは先頭車右側二列シートの通路側のみ。飯能から進行方向が変わるため、西武秩父行きの場合で飯能までの前面展望なら1号車の右最前列通路側、飯能からの前面展望なら8号車右側最前列窓側を取る必要がある。↑中間車と一号車にのみ洗い場がある。8号車を取ると微妙に遠い。ぶっちゃけラビューのパノラマ展望はオマケに等しく、西武秩父行きで8号車右側を取ると入間基地や車両基地などの見所を軒並み見れなくなるので一長一短。通常の窓枠でも十分広く展望しやすいし、トイレや手洗い場の位置も号車によってかなり勝手が変わるので、中間車の窓側辺りに乗る方が良いかもしれない。↑西武秩父駅前にはスーパー銭湯と大型の土産物屋飲食フードコートがある。ハイキングや登山とかだと西武の方が便利。コスパと快適さが程良く、乗車時間も長くないためGWや三連休などは当日購入出来ないパターンが多い。事前にSmooz等のネット予約を使うのが無難だろう。
2024.04.12
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↑都心に近いSLの謳い文句通り、23区外民や埼玉県民なら最も行きやすい区間を走っているSLではある。何よりシーズン中ならほぼ土日確実に走ってるのが大きい。花見シーズン襲来!!花粉も絶好調、友達沢山親戚沢山な皆様は行楽で絶好調、年下のカップル共とか既婚者皆様も勿論絶好調、俺の様な常に泣いてる悲しき弱者男性には超絶絶望調な季節となってまいりましたよな???という訳で一人で花見もかねて近場を走っているSLに乗ることにした俺。じわっと桜の木の下でぼっちり桜眺める位なら、電車電車ァで花見しつつ颯爽と通り過ぎた方が花見出来る。その為にやってきたのは埼玉の秩父。↑西武秩父駅最寄りの秩父鉄道の御花畑駅。ここからも乗れるが少し歩いて次の駅へ向かった。↑秩父駅(と併設して地元の大型施設がある)。秩父は都内から行きやすい関係で観光紹介のTV撮影がしやすいらしい。風邪引かなかったら来月GW明けに遠方に行こうと思っているので、手軽に金あんまかけず乗り鉄出来そうな場所に行ってきた形だ(GWは運動以外では絶対外に出ないと決めたし)。↑デカい椎茸300円で売ってて買うか迷った(買わなかった)。↑秩父名物の味噌豚丼(駅前で食った)。元々は狩猟で狩った猪の味噌漬けが派生してブタになったらしい。こうボチボチ書いているとブログ更新の為に電車乗ってるのか俺は?みたいな気持ちになるのだが、乗ってきた記録を自分自身で振り返るときに楽しく感じれるのがブログだからと言うのが大きい。というか俺の様な弱者男性という生き物は、こうした場末のブログくらいしか自己顕示出来る場所がないから仕方ない。こんな痛いノリを30のおっさんが真顔でやってる事実にブログ読者皆様を戦慄させつつ(戦慄しないと駄目だぞ?)、今回は秩父鉄道を走っているC58に乗ってきた。電車(機関車)。↑製造80周年らしい。パレオエクスプレスとしての運用は今年で36年目となる。秩父なら行きに西武のラビューを使えば記事二つ書けるじゃんと言うのもあったが、実は3月辺りに専門ニュースでも話題になった様に、秩父鉄道のC58は4月の二週目から暫くの間JR東から借りた旧型客車での運用となる(毎週ではない)という事で急いで乗ることにした。↑譲渡車両である12系客車。今週の土日からこの客車に乗れる機会が暫く減る。デフォルト運用で使われている12系客車に乗れる機会が若干減る形だし、時期的に桜も見れそうという事もあって迷わず予約。ここ一週間ずっと悪かった天候がこの日に限っては奇跡的に晴れ。いや~良かったマジで。↑微々たる差ではあるんだけど、旧型客車より12系客車の方が座席が柔らかめ。土日でアクセスが良い観光列車だし乗車率はまぁまぁだったが、GWとかだとまず満席だからやっぱ乗り鉄は時期外れが一番だろう。↑コーラの方はじばさん商店(秩父駅併設の土産物センター)で買った。オリジナルアイスには種類が複数ある。スゴイカタイアイス難民には朗報かもしれない。落語家林家たい平の車内アナウンスと共に約2時間ほどかけて秩父から熊谷までを目指すのがSLパレオエクスプレス。車内販売が充実しており、決済手段もぐんまより豊富(ただ販売員の負担になりそうなのでなるべく現金の方が良さげ)。↑秩父鉄道は遮断機のない第四種踏切が非常に多い(確か一位か二位かくらいに数ある)。景観的には風情になるが、危険性が高い為度々議論にもなっている。天気が良かったので窓も開けて風を感じながら走行を楽しめた。因みに最後尾の車両に乗るとSL本体を撮影するのはめんどくさくなるが、カーブの際に先頭を走る機関車の様子を拝める。↑割と雨男なんだが、今回は本当に天気が良かった。荒川(確かそう)も穏やか。結構桜も良い感じ。タイミング良かったかも知れない。↑桜と菜の花のコントラスト。↑菜の花ロード。こうして無事に熊谷に到着。割と手を振ってくる人達なり撮り鉄じゃない一般的の人達の撮影で道中も賑わっていた。↑デキ200形。何気にこの電気機関車もレアな気がする。基本的に秩父鉄道は他社路線の接続乗り換えを意識したダイヤ構成になっていない(完全な独立ダイヤ)のため、行き帰りで乗る場合でもある程度早め(もしくは遅め)に到着を考えて移動を考えたほうが良いだろう。わかりやすく密に接続してるのは西武秩父(西武)と御花畑(ただし駅自体は別々)、寄居(八高線と東武)と熊谷(JR)だが、寄居は殆ど本数がないのでJRの場合は実質熊谷のみと考えるのが無難だ。↑急行で使われている6000系が停まっていた。そのうち乗ろう。他にも秩父鉄道は走行距離に対して運賃が高めに設定されている(路線的に仕方ないが)。熊谷から秩父や西武秩父最寄りの御花畑まで片道の乗車券は約45キロ区間で880円。池袋から西武秩父までの西武線の乗車券が800円(約76キロ区間)の為、その差がよく分かると思う。熊谷経由で往復する場合は秩父路遊々フリーきっぷ (デジタル仕様で1500円)を使うのが無難だ。
2024.04.08
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