本の虫の読書ノート

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2024.02.13
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カテゴリ: 小説
山口恵以子さんの「愛は味噌汁」食堂のおばちゃんシリーズ3を読みました。




姑の一子(いちこ)と嫁の二三(ふみ)が営む佃「はじめ食堂」は、
昼は定食屋、夜は居酒屋の美味しくて財布にも優しいお店です。

常連客で賑わって笑いの堪えないホッとする一子と二三のお店は、
もめごともあるけれど、人の善意っていいな~と思えます。

アルバイトで働きだした万里(ばんり)の中学時代の同級生に
性同一障害で苦しんだ過去を持つダンサーがいました。

男として生まれながら女の心を持つていて、見た目も全く女性、
メイという名でニューハーフのお店で働いています。

彼は、お金を貯めて将来「味噌汁のお店」を開きたいと打ち明け、
「はじめ食堂」に他の仲間と一緒に通うようになります。

初めは違和感を抱いた常連客もだんだん打ち解けてきて、
彼らを常連客として歓迎してくれるようになりました。

題名の「愛の味噌汁」は、メイの祖母が作ってくれた味噌汁の味を再現して、
孫を思う「愛」が込められていた、メイはそんなお店を目指しています。

万里は、どんな仕事をしても続かなず親の脛をかじっていた人間でした。
その万里が「はじめ食堂」で料理に目覚め、成長していくのも楽しみです。





我が家の朝ご飯。



食べたもので身体が出来ている、と山口恵以子さんは作品の中で言っています。
私もそうだと思っていますが、時々忘れて体に良くないもの食べてしまいます。
山口恵以子さんの作品を読んでいると、そのたびにハッとさせられます。

納豆は骨粗鬆症の予防になるそうですが、毎日食べないと効果はないとか。
毎日は、飽きてくるのでやはり週に2~3度になってしまいます。













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Last updated  2024.02.13 07:16:20
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