泡雪の日記

泡雪の日記

2003年10月30日
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これは、二度目の入力です。一度目のはデ~タ失われました。

どうしても、書かずにはおれない事です。
今回は余計な脚色は省いて事実だけ冷静に書く努力をする。
最近、身に余るお褒めの言葉を頂きますが、そんなリッパな物では在りません。
 今から、30年前の事です。全ての事が時効だと思うので、ここに書き記します。
 リストカッタ~の人達に読んで欲しいのです。
高校1年の2学期にクラス全員に屋上に呼び出され、目立ち過ぎる生意気だと、攻め立てられたのがきっかけで、学校生活に重きを置かなくなりました。卒業間じかに、これは、一部の人の扇動で、他の人は傍観者で、私が、言い返す事を期待していたらしいのですが、全員に囲まれた私には、そんな事知る由も有りませんでした。
 学校には誰よりも遅く行き、誰よりも早く帰るようになり、2年のクラス変えの時、気の合う人達と切り離されました。

3年に上げて貰いました。
 3年の担任は是を、快く思っていませんでした。
 ある時呼び出され、『お前のような奴が居ると、まともにやっている人が、馬鹿らしくなるから、学校を辞めてくれ。』
と言われました。
 なんどか、丁重にお詫びしたのですが、ある時、穴をまくって、
(開き直って)
 『私は学校を休んで寝ているだけです。親に隠れて何をしているか解からない人が一杯居るじゃないですか。先生は個人に干渉しすぎます。』と自分を棚に上げた発言をしてしまった。
 担任は腹に据えかねて、
ホ~ムル~ムで、
『××から、僕が個人に干渉しすぎると言われた、そう思う人は僕に言ってくれ、それと、親に隠れて何してるのかわから無い人が居るらしい、其れについて、話し合うように。』
正直やられたと思った。

問題は、親に隠れて何をしているか解からない人を告発した形になった。
担任は自分の数学の授業を私に対する自己反省を求めるのにつぶした。一人一人に私に対する感想を言わせるのだ。
 学校帰りに喫茶店で煙草を吸ったり、夜遊びしてる人たちも知っている。私にとって、人のことはどうでも良かったので、其人達は私に対して無防備だった。
そんなわけで、何人かから、リンチを受けることにもなった。
私は誤解とはいえ、その人たちが殴る理由は有ると、一切の抵抗をしなかった。

 数学の授業は再開されず、自己反省させられる毎日が続いた。
何ヶ月か経って全員の意見が、私に退学を求めるようになった。
親も見かねて、退学届に判を押してしまった。
 担任は勝ち誇ったように、『こんな事になると思わなかったよ。
後一時間で皆を説得出来なかったら、お前退学しろ。』と言った。
 私は倫社に強かった。この科目に於いては学年一番だった。
授業で、パ~ソナルコミュニケ~ションとマスコミュニケ~ションについて、習った所だった。
一時間で説得するには、ショックを与えるしかない。
それと、問題を公にしよう。
そう思った私は、
部室で鋏と新しく買ったボンナイフを消毒した。
 教壇の前に立ち、風紀先生に直談判して、特別許されていた段カット髪を切り落とし、左手首をおもむろに振りかざしナイフを当てた。 
 手首を軽く手前に曲げ筋を切らないように気をつけた。
思うのとするのでは大きく違っていた。
多量の血が制服を汚し、正直誰か止めてくれ~と心で叫んだ。
冷静な状態で手を切るのはキチガイの沙汰だ。
全身の細胞が抵抗し、地獄の恐怖が全身を貫いた。
 何人かが我に帰って、私を抑えてくれた。
 保証人の副理事の先生が病院に運んでくれた。
 ドクタ~にどうしたのですかと尋ねられた。
 わたしは、(「缶で切りました。」)と明らかに切り口の違う瑕に対して答えた。私の中で終ったと思った。これで、学校に対しての脅迫が成立した。
迎えに来た母親は、『あんたは、キチガイか天才のどちらかだ。馬鹿でもいいから、まともな子が欲しかった。』と涙をながされた。
母親に泣かれるのは辛い。
 皆のショックが収まるまで、図書館通いになり、授業は正常に戻った。
 聞いたところ、暫く他の人が先生の指名で糾弾が有ったらしいが、もう誰かを断罪する者が無くなり、収束したらしい。
卒業を迎え担任は私に、『お前は小手先で勝ったけれど、世の中そんなに、甘くないからな。』と言われた。
 卒業後、遺恨を残したくなくて、私は先生に数学の教科書を買いに行った。
先生は嬉しそうに照れながら、『お前からそう言って来ると思わなかった。プレゼントするよ。』満足の笑みを浮かべていた。
私は知っていたのだ。
先生は私に無視された事に腹を立てていたことを。
人からみれば、小手先かもしれないが、
あの時全身の細胞が意志を持ったかのように逆らった感覚、
頭以外に人間には肉体以外の別の生命体が有るのを知った。
自分をそこまで追いやった自分自身に申し訳なかった。
地獄の恐怖を味わい、闇を覗いた私の贖罪の人生が始まった。
一人の担任と生徒の確執が、他の人たちに精神的な暴力を与える結果になり、何よりも、自分が一番傷ついた。
そこまでして、卒業する意味が有ったのか、私にはわからない。
只、他人に人生を左右されるのが我慢ならなかったのだ。
私は自分を疑うようになった。





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最終更新日  2003年10月30日 15時39分40秒
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