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2017/05/27

国家とハイエナ/黒木亮

テーマ：読書(8636)

カテゴリ：経済小説

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□ ブレディ・プランは、債務国に期間10年～30年という超長期で金利の低い債券を新たに何種類か発行させ、それを商業銀行などかが持つ債権と交換し、実質的に3割から5割の債務を削減するものだった。

□ ジェイコブスが、債権を安く買い、訴訟を起こして大きな利益を上げようとする強欲な投資家であると裁判官に対して印象付けられば、それで十分だ。

□ 利益の追求は道徳にかない、自由市場は効率かつ道徳的である。

□ ジェイコブスのやっていることは イリーガル（非合法）ではないが、インモラル（不道徳）だ。

□ 苦しいのは向こうのほうだ。一見、まったく先が見えない交渉だが、いずれ山が動く時はくる

□ 不完全だがやむを得ない選択

□ 法の支配は、国家にとって重荷ではなく財産である。ソブリン債務の再編は、双方が誠意をもって話し合うことで、短期間のうちに実現できる。

☆彡黒木亮さんの本

リストラ屋／黒木亮

排出権商人/黒木亮

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 トリプルA/黒木亮 

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