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スムーズに仕事の内容が覚えられない自分に嫌気がさしていた。
全く興味の無い売り場に配置され、商品群を覚えるのが頭に入ってこない。
自分でも愕然とした。こんな特性があることに。
苦手な先輩がいた。人見知り性格で苦手と認識すると相手を避けるようになり、その先輩からも嫌われてしまった。
仲良しの同期達がその先輩と和やかにおしゃべりしているのを見て自分のこの特性を呪った。
だからといって転職は頭に無かった。退職、再就職の煩わしさを天秤にかけ、この職場で頑張って行こうと心に決めた。
人から好かれること、仕事を精一杯覚えることを努力しているのに、私の頭は私の理想とする性格と反対の行動をする。
仕事を当たり前にスムーズにこなし、周りの人達との関係も良好にリスペクトもされて、と普通の当たり前の大人になってると信じて疑わなかったのにそれが手の届かない理想でしかなかったこと。
現在の仕事をリタイヤして誰にも気を使わずに家にいられることに幸せを感じる。
自分の特性を必死に隠して仕事をしていた当時、
勿論周りの人は気付いていたはず。
人と接することや仕事に関する本を読んで自分改造に努力していたこと。
周りの人に気を使いすぎて疲弊していたこと。
もう自分は充分努力した。もう解放してあげようと思うようになった。
周りに迷惑をかけないで自分ファーストでいくんだと思うようになった。
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