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このブログをリンクしてくださっているちづ子さんがこのタイトルでさまざまな男性像を分析し、結論を出していらっしゃいます。経験豊富で、交友関係の広いちづ子さんならではの視点は実に奥深いものがありますが、私はそんな高尚な路線では書けませんので、もっと下世話な話でご勘弁願いながら、おかしな女の戯れ言と笑ってくださるのを期待しております。「口元」「いい女の条件」でもあるけれど、口元は、その人の性格、生き方、考え方を映し、表情全体の要となる重要な部位だと思っています。私は以前から、目は知性を、鼻は品格を、口元は教養をあらわすという持論を持っています。「賢そう」と感じるのは、目から差す光のキレ、美しさ、瞳の力強さからではないでしょうか。小鼻が引き締まっていて、こちっとした鼻は品がいい。逆に、小鼻が広がっていて、あぐらをかいたような鼻は品がない。口元がきれいな人は、教養があって、思慮深い人と感じさせる力がある。いつもしゅっと閉じられていて、口角がきゅっと上がり(自然に)、きれいな輪郭、ほどよい厚み、きれいな色、顔全体の中でバランスのよい大きさを持つ唇と、引き締まった顎、鼻から口角にかけてのラインに深いしわなどなく、鼻の下が1,5cm前後で、溝が深すぎず、浅すぎず、ホクロのない口元が理想です。ホクロは、一つや二つはあってもいいのですが、場所が問題。場合によっては、おしゃべりな感じがしたり、ちょっと意地悪な印象になったりするものです。食事のときは、くちゃくちゃ、ぺちゃぺちゃ鳴らすことなく、口を閉じて静かに、しかし男らしい豪快さを感じさせる食べ方。話すときは、滑舌よく明瞭な発音の声が滑り出すように発せられ、早口じゃなく、カミカミにならず、スマートに話し、できれば低音の響きが美しい声がいいなぁ。歯、歯茎、鼻毛、ひげ、すべてきちんと手入れがしてあって、品があってお行儀のいいのがベスト。……大した条件ではないように思いますが、こういうところに目をつぶると、ろくなことがありません。相手が好きな間は全く気にならないのに、ちょっと嫌いになったら、口元を見るたびにムカムカする、というようなことになります。逆に、理想の口元を持つ男性だったら、ちょっと嫌いになっても、口元を見たらやっぱり好きな気持ちが復活するということもあり得るので、妥協はしたくない!という自分は……フ、フフン、、目をつぶりましょう。 惨 敗
2010.08.28
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「助けてください」「めし、食わせて」「帰ってきてほしい」そんな要求を受けやすい人間だと思う。自分からは、そういう願い事をすることは極端に少ない。もちろん、物理的に依頼しないといけないことはたくさんある。会社を持っていると、労務士、税理士、弁護士、司法書士といった経営に関係する人々には、100%依頼するだけの関係だし、デザイナーやイラストレーターといった協力者に仕事を依頼することもある。が、それは、両者に確定した立場があるし、対価というものが存在するゆえ、バランスの取れた関係でいられる。しかし、プライベートな話になると、全くバランスの取れた関係ではない。依頼されるばかり。こちらはそれにこたえるばかり。若いときに兄が言った。「世の中には、頼る人間と頼られる人間がいる。お前は頼られる人間。一生、いろんな人に頼られて生きるのだ」と。「頼る人間」と「頼られる人間」、その違いは、その差は何だろうか。「宿命」と断じるのは、余りにも理不尽だと思う。それなら、生涯、その状況は変えられないではないか。「体質」?なら、変えることができる。しかし、この年になってしまうと、強制的に、ようやくのことで変えることができたとして、その体質を周囲に周知せしめるのは難しい。いつも頼ってきていた人間に、急に冷たい態度を取るのは……。そう思考すること自体、頼られる体質の根幹を形成しているものなのかもしれない。が、私には、根本的な部分に欠陥がある。頼る人の気持ちがわからない。ゆえに、どう対処したらいいかわからない。なぜなら、自分が頼らない人間なので、頼る人間の心理はどうしても理解できないし、頼ったことがないから、どうされたらうれしいかがさっぱりわからないのだ。頼る人に言いたい。私に頼るのはやめなさい!どうせ、期待するほどの答えも、行動も得られないのだから。期待はずれで、かえって傷つくのがオチ。と、こちらは思っている。が、最近、それとは齟齬のある「頼る人間」の心理を垣間見た。頼る人間の中には、私が出す答えや行動が欲しいわけではないという人種がいる。私が何かをしてくれるという、アクションそのものが欲しいのだ。私のアクションによって、「自分はこの人に愛されている」という思い込みを満足させられるようだ(相手は女性)。要は、自分の存在価値を私の中に探っているということ。多分その人は、私だけではなく、たくさんの人に頼っては反応を確認し、自分の存在価値を確かめているのではないかと思う。しかし、毎夜のように「来てほしい」という連絡があるというのは……。少なくとも他の人より頼りやすいか、私の中に自分の存在価値を認めるのが最も安心できるということではないかと思う。面倒臭い……。私も、人に頼られることで、自分の存在価値を確かめるような体質だったらよかったのに。それは……ないありえ(あり得ない)。どうしたものか……。寝苦しい夜はつづく……。
2010.08.25
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暑い!毎日本当に暑い。夜も朝も暑いのがつらい。「35℃超えたら、カレー食べる気しないでぇ」とは、近くのデザイン事務所の社長の言葉。汗が出るからなぁ。炎天下を歩いて店に行き、ようやく冷房で涼めると思ったのも束の間、汗が噴き出すようなスパイシーなカレーで汗みずく、なんて、余りうれしくないですものね。それでも、来てくださるお客さまがいるというのはうれしい。客足が鈍っているのは間違いないですが。そんな中、久々にネーミングの仕事が舞い込みました(本業)。既存食品のパッケージリニューアルに伴うネーミング作業。「予算がないから、2案でいいよ」と言われたものの、意図があって4案つくりました。この手の仕事は、3~10案提出するのが一般的。その裏では10倍近い案をつくっているものです。中之島(正確には福島)にあるタワーマンションのネーミングでは、都合50案以上提出しました。この物件の場合、こちらで取捨選択せず、できたものはすべて提出するというスタイルを取りました。代理店が取捨選択するという作業をしてくれたからです。ほかにも、接着剤(化学製品)、家電製品、文房具、開発プロジェクト、商業施設、家庭用洗剤、企業、組織、イベント、キャンペーン、番組タイトルなどなど、これまでにたくさんのネーミングをしました。出来上がったものを見ると、一般人には「苦労」なんて想像できないと思います。その名称がしっくりいく(商品コンセプトとのマッチングや語感、音感など)ものであればあるほど、“ポッと出”という印象を持つものですが、実は、裏ではそれはそれは、大変な努力をするのです。辞書を何冊も読破するほど、言葉と対峙します。プロしか持たないその筋の資料本を積み上げて、1ページずつ丹念に目を通します。日本人が大好きな「ゴロ合わせ」系の名称を考えるときは、ことわざ辞典や故事成語辞典、金言集、四字熟語などからありとあらゆる耳なじみのいい言葉を引っ張り出してきて、片っ端からメモを取ります。ターゲットがはっきりしてれば、その層(世代)が読む雑誌を購入して、その世代がよく使う言葉をチェックしたり、テレビ番組をウォッチングしたりします。こういう作業には、大変な時間を要します。その間、膨大な言葉に接し、埋没し、四苦八苦しながら言葉と対峙し、それらの中からキラリと光るものを目ざとく見つける目と感性が必要です。もちろん、経験の中から得たネーミングの定石や、思考方法を駆使するという職人的作業も重要。今回は、そこまではできませんでした。土曜の昼の打ち合わせ→月曜納品という短納期だったこともありました。商品が既存のものであったので、商品性にかかわることには制限があったといこともありました。やはり、商品開発段階からかかわりたいなぁと思いました。でも、半分は言い訳。物理的な問題は致し方なしとして、私の脳がフル回転しませんでした。久々だったからなぁ。こういう仕事をして、ときどき脳のリハビリをしておかないと、クリエイティブな作業をする脳の部位が鈍ってしまうと痛感。明日はまた本業の取材の仕事があります。頑張りましょう!【宣伝】カレーがほどよく熟成しています。汗をかくのがいや、などとおっしゃらないで、爽やかな汗をかいて、午後を涼しく過ごしてください。うちのカレーを食べると、気分もお腹もスッキリすると評判です。血液をキレイにするタマネギ茶もついてます!注:明日は、お昼のみの営業です。紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。ニンジンのピクルス(食べ放題)も大好評!特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.08.24
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人生ウン十年。運命的な事柄(恋人との出会い、大きな事故、人との別れ、死別、結婚相手との出会い、病気、友人との出来事、旅先での出会い、書物との出会い などなどなど)は、幾度となくやってきた。まさにその刹那、「運命」と感じるような衝撃的な出来事もあれば、ただ普通にやり過ごしたのに、後で考えると、「あれは運命的なものだった」と思えるようなことがあったり、相手のアクションがあって初めて、「あ、そうだったのか」と気づくことがあったり。「結婚」ということも、たまに意識することがあったりした。こちらが意識したのは、二人。相手から言われて考えたのは、10人ほど。いずれも、とてもあっけない言われようだった。こちらが意識した二人からも、言われたには言われたが、余りにもあっけないシチュエーションだったために、「即答」するには至らなかった。時間を置いて考えた末、何かを言おうとしたときには既にタイミングがずれていて、まともな答えを返すことができなかった。若気の至り。そう。結婚を意識したとき、私はまだ若かった。だから、それでも仕方ないと自分を慰め、次は失敗すまいと自戒できた。しかし、今夜。そうした厄介な雑事から解放されてから10年以上経るに至り、うっかりしていた。突然、会食した相手から「結婚」という言葉が飛び出した。おぉ! テンションを上げなければ……。えぇ? 何のために?うぅ! 未来の幸せのために!はぁ? その人との結婚によって?ぶー! 久々のチャンスゆえ、考えてもいいだろ!プッ! 悪あがき?フン! うるさい! うるさい!と、わずかな葛藤があったが、相手の求めに対する答えを二通り決めて、どういうストーリーで答えを出すかをシミュレーションした。残念ながら、どちらのストーリーに対しても、自分が何を求め、正解がどれであるかはわからなかった。が、「こうしよう」という方向を決めねばならない。相手のあることだし。おし……決めた。……あれ、これではいけない。あ、早く決めねば……。おかしいなぁ、即断即決の私のライフスタイルにあり得ないような、優柔不断な状態。……人生を決める事柄は、いつもあっけなく訪れるもの。あっけないことに対応できる心と肉体の瞬発力を備えている人(女性)は、幸せをつかめるのだと思う。できれば、そうした能力を身につけたかった。能力以前に、姿勢の問題だって?それも言えるように思う。「結婚」は真剣に考えていたけれど、そのときに対象になる人を必死になって見つけようとは思っていなかった。「そのうちに、運命的な出会いがある」「焦らなくても、運命の人に必ず見つかる」「恋愛は、結婚は、出会い頭」などと平気で言っていた。そうした「鈍感期」の間(自分を過信していたか、あり得ない妄想を抱いていたか、または、結婚によるデメリットから目を背けるために、巧妙な言い訳を探していたか……)、もしかしたら、すぐそばにいた「結婚相手候補」に気づかずに、その人に去られてしまったのかも…。何にしても、人生はあっけない。今回も、何かが結実することはないだろう。あーあ、「鈍感」は損。パヴァさんの歌う、難しい歌を聴き込んで、心のひだを声に、言葉に、表情にする努力をしよう。敏感になることはできなくても、鈍感より少しましな「明敏」な女性になりたいと思う。せっかくの、運命を変えるような「告白」「申告」「要請」「要求」をも、総括して「無意味」だと思わないために。さて、このことをどう処理するか……(今夜はゆっくり休みたい(が、この暑さでは到底無理))。厄介なことをまた、抱え込んでしまった。。。
2010.08.19
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本業は、印刷物、ビデオ(DVD)、CM(電波)、展示会、などなどの企画制作というクリエイティブなものなので、「打ち合わせ」となると、できるだけ言葉を駆使してこちらの考えと先方の希望をすり合わせるという作業が必要。こちらの細かな思いや形にならぬものを説明したり、先方が見えていないことを指摘したり、説得しようとしたりするとき、思いが強い余り、ときには互いに激昂したり、相手との小さなズレを修正するために「あら探し」と取られかねないような、言葉の細部に言及したりする。それでも、「いいもの」をつくるために必要不可欠な作業であり、このステップを飛ばしてしまうと、出来上がったものが中途半端なものになったり、互いの概念のズレが拡大して具現化してしまって、どうにも修正がきかないという結果を招く。一からのやり直し作業に価格は反映されない。ディレクター(制作もするが)の使命としては、やり直しは極力避けねばならない。ゆえに、時間をかけて言葉を尽くし、互いの共通語、共通概念、共通認識を探り、探し当て、共有するように努める。こちらは、そんなことばかりしてきたいわば職人。相手は、知識も実績もないくせに口だけうるさいおやじだったり、きのう宣伝部に配置されたばかりという素人だったり、企業に入ってから(宣伝部に配属されてから)代理店主催の変なセミナーに通って、空虚な理論だけ身につけているやりにくい「自称プロ」だったり、自分の「好み」「経験」からしか物事が考えられない、視野の狭い女性だったり、実にいろいろ。長年にわたってそういう作業を繰り返してきたので、悲しいかな私は言葉が多い。職業病と言えるかもしれないが、相手を説得するまで言葉を尽くす癖がついている。これがいけない。カレー屋などという、大衆飲食店を始めてしまったのが運の尽き。お客さんが発する言葉に、それほど深い意味はない。カレーが食べたいだけで、それ以外の事柄には、興味があるわけがないのだ。が、こちらは深読みして突っ込む。知識をひけらかしているわけでも、相手にギャフンと言わせようとも全く思っていない。しかし、間違ったことは修正したいし、あやふやな情報は補足したい。できれば、自分の意見を交えて説明したい。これがいけない。うるさいカレー屋になってしまっている。というわけで、最近、正面からお客さんの言葉を受けとめないように努めている。お客さんの意見には、「そうですね」「そうなんですか」と、100%受容するように心がけている。とはいえ、「心がけている」などという努力程度はたかが知れている。いつの間にかうるさい奴になってしまっているのは確か。反省の日々。先日、この私が、本当に言葉をのもうと思ったことがあった。私にしては実に珍しい現象だし、こういう無理ができる相手に巡り会うのは、これまでの人生で10回あるかないか、というほどの希有な経験。そうした人々の傾向は、1.相手(私)への配慮がみじんもない2.会話の次元(概念)が違う3.思い込みに支配されている4.聞く耳を持たない5.互いの関係を築こう(保とう)とは思っていないということだろうか。すべての要素を備えている、文化財のような御仁もいるにはいるが、どれか一つの要素が強烈で、こちらが萎えてしまうというケースの方が多いかもしれない。そのときは、すべての要素を備えてしまっている感じがした。会話が「無駄」と思われたということ。こういう人に出会うと、大変な虚無感に包まれる。人間のコミュニケーションの基本は言葉。その言葉が共有できない、となると、ほかに何があるのだろう。まして、初対面に近いような人だったら、言葉の交流を復活させるための共通項を探すのも難しい。で、一切の言葉をのもうと思った。のに、一言、意味のある言葉を言ってしまった。これがいけない。これをやめなければ、私には幸せはやってこない。虚無感を感じたら、心に蓋をすればいいのに。異様に疲れていた、非常に暑かった、大変荷物が重かったなどの状況から、体力、気力の限界だったということはあったのだが……。自分の発した一言で、疲れは増し、虚無感は拡大し、嫌悪感は増幅した。言葉が多い……これはいけない。誕生日から1週間が過ぎた。ちと遅いかもしれないが、いまから、言葉を少なくする努力をする誓いを。。幸せのために……。 激 誓
2010.08.15
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きょう(現在1時。既にきのう)は誕生日でした。誕生日にさほどの感慨を持っているわけではないのですが、今年は、これまでになくさまざまな方々から祝っていただきました。うちのカレーをおいしいと言ってくださる天使のようなレディはアフタヌーンティーのおいしいクッキーをプレゼントしてくださり、最近足しげく通うようになってくださったデザイン事務所の社長さまは存在感のある夏の花をお持ちくださり(「そ、そこで、怪しい男の人がこの店をのぞいてたんで、声をかけたら、これを渡してくださいって、言うから、預かってきました」なんて小芝居をしつつ、土曜日にご訪問くださいました)、高校時代の後輩は、以前、私がパヴァさん関連の書籍が欲しいと言っていたのを覚えていてくれて、その高価な本をプレゼントしてくれ、多数のメールやブログへのメッセージを頂戴し、年を取るのはいやだけれど、年に一度こんなふうに声をかけてもらうのはうれしいなぁと実感しました。が、が、が、です。基本的に「記念日」「誕生日」「周年」の類には頓着ない私ですが、きょう(正確にはきのう)ぐらいは、パヴァさんの歌声を聴きながら一人でゆっくり、まったり過ごそうと、そして、これから1年のことに思いを馳せようと思っていたのに、その計画は、朝7時にもろくも粉砕されました。「……先輩、助けてください……」メールが入りました。高校時代の後輩(女子校だったので、当然女性)からです。実は、きのう(正確にはおととい)も彼女の家に行ったのです。職場の上司が大変問題のある人物で、どうしてもその人と顔を合わせるのがいやだというのです。いわゆる出社拒否状態。私が彼女のそばに行っても、何のアドバイスもできないのですが(仕事をするなら当然というべき葛藤や逡巡などが存在するだけで、私としては、「助けて」というほどの問題ではないし、アドバイスすべき言葉も見つかりません)、来てほしいと言うのです。昨夜(一昨夜)は、話を聞くだけでいいか、と出かけました。土曜日の夜は唯一遊べる日。日曜日はお休みで、寝坊してもいいので、ちょっとくらい飲み過ぎてもいいか、という気持ちになるのですが、軽い約束をキャンセルして、出かけたわけです。話を聞き終わってから、重要なことだけ言って帰ってきました。それでも、帰宅したのは深夜1時。ありゃりゃ、日が変わってしまいました。誕生日に突入です。夕方すべき仕事を処理し、少しお酒を飲んで眠り、朝6時前に目が覚めました。いつも5:30分に起きているので、休日もそんな時間に目覚めてしまいます。とりあえずメールチェックやら何やらをして再度眠るつもりでいました。そこへメール。「やっぱり仕事を休んでしまいました。そちらへ行ってもいいですか?」「私がそっちに行くわ」で、朝から仕込みを済ませ、そのまま後輩宅へ。「神社に行きたい」というので、先日行ったばかりの天理にある神社へ行くことに。聞こえるのは蝉の声だけという、辺境の地のような場所。お参りして帰途へ。そこにいたのは多分15分くらい。途中、天理の名所ともいうべきお菓子処へ立ち寄り、おいしいほうじ茶をいただきつつ、甘味を味わいました。、どうしても夕食を食べて行ってほしい、息子が帰ってくるまでいてほしいというので、息子さんの帰りを待ち、帰ってきた息子さんに食事をつくってたりしたら(何で私が食事をつくらねばならぬのか…)、結局、午前様に。……私の誕生日は、こんな1日でいいのか!こういう調子でこれからも呼び出しがありそうな……。何だか、先行きが思いやられる8月8日でした。。。【宣伝】疲れがピークに達していますが、カレーはきょうもおいしく出来上がりました。暑気払いのカレー、体にいいこと間違いなしです。紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。ニンジンのピクルス(食べ放題)も大好評!特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.08.08
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きょうは、ちょっと特別な日でした。いろんな意味で。口コミでいらしたお客さまばかりだったというのが一つ。しばらく定休日にしていた水曜日なのに(そのことを知っているお客さまはいまだにご来店いただけません)、たくさんお客さまがいらしてくださったというのが一つ。お客さまの多くが、カレーのことはもとより、私のことを評価するかのようなお言葉をくださったというのが一つ。そして、十分だと思っていたお肉が、早い時間にすっかりなくなってしまったというのが一つ。ご飯がなくなることはあっても、お肉がなくなったのは、過去に一度だけ。それも、「土曜日」という特殊な曜日(お客さまの傾向が読めないし、客数の増減も激しい日です)だったので、私としては、致し方なしと納得できたのですが、きょうは臍を噛む思いでした。要は、読みが甘かったということで、こんなことをしていては、到底お客さまを増やすことなんてできません。反省! です。さて、「私の評価」についてですが……。ある方は、「この人は元女優だから、力仕事をさせたらアカン」とおっしゃり(デタラメ。片付けの際にカウンターから外に出るという作業をさせないために、お連れ様に片付けを促してくださっただけ。ただ、そう言った人は、私が本業で活躍していたときのことをご存じで、いまの私の姿を受け入れがたいと思っているよう)、またある方は、「この人がつくるカレーは普通じゃないよ。びっくりするよ。この人、普通じゃないでしょ。すごい人なんだから」とおっしゃり(本業を知っている人。私の仕事が普通じゃないことを熟知していて、カレーも本業のごとく、普通じゃないと決めつけているのです)、さらにある方は、「このへんでご飯を食べるなら、あのカレー屋しかない。ついでに、店主を見ておいで、って言われました」とおっしゃり(経歴不詳の不気味な私に興味を持ってくださっているお客さまの紹介でいらしたようで)、とどめにある方は、「このカレー(辛い)をいいって言う人、いるの?で、この音楽(パヴァロッティ)かけて? その写真(パヴァさんの顔の画像を指さして)の人? ……マイノリティだね」とおっしゃり……。その言葉を聞いて、自分は「マイノリティ」だと確信しました。カレーの味も、BGMの趣味も、心酔しているアーティストも、営業スタイルも、店そのものも。。。つまり、得手勝手なのです。受け手の印象や、思いや、好みや、意見はそっちに置いておいて、自分のやりたいことをやりたいふうに、やりたいだけやっているということだと思います。マイノリティか……。生き方としては、マジョリティでもマイノリティでも好きなようにすればいいと思うけれど、商売としては、マジョリティの方がいいように思います。多数派に支持される方が、お客さまは集まるわけですから。……でも、マジョリティを目指すのは無理かもしれないと、いま、思っています。なぜなら、マイノリティの人間に、「マジョリティ」の意味がわかるわけはないのです。だって、私にとっては、マイノリティがマジョリティなのですから。……商売に向かない、ということでしょうか……。。。【宣伝】まさしくマイノリティなカレーですが、「どこにもない」という筋金入りのマイノリティですから、マジョリティがわかる人がマジョリティに飽き足らなくなったら、このカレーをどうぞ。そういう人が多くなれば、いつかマジョリティなカレーになるのでしょう。。。ニンジンのピクルス(食べ放題)も大好評!特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.08.04
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世の中、理解できないことが多い。すべてのことを理解しなければ生きていけないというわけではないので、自分に関係ないことには、極力目を向けないようにしているのだが、どうしても気になって仕方がないこともある。何かの拍子にふと考えてしまい、それが頭にこびりついて思考回路を塞ぎ、他の事柄に注意を向けることも、そこから逃れることもできなくなって、悪魔に取り憑かれた哀れな亡者と化してしまうことがままある。(大袈裟な)中でも、こんな「解せぬこと」は、捨て置けぬ。1.外タバコ最近、会社内、ビル内、施設内での禁煙が推進され、勢い、喫煙者は外でタバコを吸うことになる。コンピニ前、タバコ店前の灰皿にたむろして、あるいは、非常階段を喫煙場として、あるいは、家のベランダでホタルのように、はたまた、歩行中のありとあらゆる場所で煙と灰をまき散らしながら喫煙ライフを満喫しているのである。以前よりも、受動喫煙の機会が増えているのではないかと思えるほど、タバコの臭いに悩まさる日々だ。事務所の窓が開けられない、店のドアを開放できない、コンビの前を通れない、道が歩けない。禁煙という注意書きをしているにもかかわらず、店内で堂々とタバコを吸うお客さんもいる。一部の道路を禁煙区域にしたりしているようだが、何かの解決につながっているようには思えない。タバコ政策は停滞しているといわざるを得ない。最終目的は何なのか!全く解せぬ。2.しつけの悪い男性(尚子さんよりリクエスト)混雑した電車の座席で、大股開きで座っている男性(尚子さんいわく、「短い足して、格好の悪い! 何のつもりなん!? 他人にどう思われてるか、気にならんのかいね!」)、食べ方の汚い男性(食べ物を乱雑に残す、お茶碗にごはんつぶがいっぱい、パスタやスープをすする、肘をついて食べる、くちゃくちゃ音を鳴らす、口を開けて食べる、爪楊枝を汚く使う、テーブルを汚す……)、行動が怪しい男性(トイレが異様に長い、いかなるドアもきちんと閉めない、片付けられない、路上にゴミを捨てる、公序良俗に反する行為を平気で行う、人とうまく話せない、付き合いができない、スケベ過ぎる……)、身なりがおかしい男性(髪型も顔も服装も散らかっている、服が汚れている、風呂嫌い、表情がだらしない、常に口が開いている、靴が汚い……)など、このほかにも、親の「躾」の不十分さが招いたおかしさに支配されている男性が存在する(若い人には意外に少ない。40代後半~60歳くらいに多い)。迷惑千万なのに、是正される兆しは一向にない。全く解せぬ。3.しつけの悪い女性電車内での態度が悪い女性(化粧をする、足を広げて居眠りをする、大きな声でおしゃべりする、満員電車に大きな荷物を持ち込む、飲食をする、香水の匂いがキツい、水着のようなきわどい格好、荷物で座席を占領する……)、言葉遣いが汚い女性、食べ方が汚い女性、生活態度が怪しい女性(料理ができない、片付けられない、家事が苦手、服装がだらしない、服装がぶっとび過ぎ、男性に緩い、お金に緩い……)など、このほかにも、親の「躾」の不十分さが招いたおかしさに支配されている女性が存在する(若い女性を中心に、50歳代くらいまで、のべつまくなしにいる)。母となり、子を躾ける立場にある女性がこれでは、日本の先行きは暗い。が、これを善処する方策はだれも提唱しない。全く解せぬ。4.テレビ番組「番組がつまらない」と言われて久しいのに、どんどんつまらなくなる一方。大金かけて地デジ化している最中なのに、完全移行した後のビジョンが全く見えない。それより、来年7月まで持つのだろうかという不安さえ。同じ番組が週2回放送されるという、禁じ手に近いような荒技を使わざるを得ない実情が、善処される見通しはない。全く解せぬ。5.役所と役人と議員と外郭団体とその職員多い! とにかく多い! 税金を食いつぶす元凶であるにもかかわらず、増えこそすれ、減らされることはほとんどない。それもそのはず。役所や役人の削減には立法が必要で、これをつくるのが議員(議会)や役所なのだから、自らの不利益になることはするはずがない。当選後、たった1日しか働かなかったのに(実際には働いていない)、月給を満額もらってしまう国会議員(給与法)のあり方を是正する法律はいまだつくられていない。民主党のマニフェストには、明言されているにもかかわらず、だ。全く解せぬ。6.本音と建前相撲界の野球賭博はもとより、政治の世界、経済界、教育界、家庭に至るまで、日本には暗黙の了解のうちに存在していた陰の世界がある。そのことは、国民もよく知っているはずだ。が、一旦事が表沙汰になると、ヒステリックなまでに執拗に報道し、急激で明解な解決策を要求する風潮が日本を支配している。なぜそうなるのか。いまの世の中、本音と建前を使い分けることがいいことだとは思わない。がしかし、本音と建前を使い分けてやってきた長い歴史が日本にはある。中でも、その歴史の中に旧態依然のまま存在してきた角界に対して、早急な答えを要求するのは無茶なことではないだろうか。マスコミが求める「正義」とは、何なんだろう。スポンサーの不祥事や事件には報道局ですら及び腰になるくせに、攻撃できるところは徹底的に痛めつける。国民はそれに同調する。問題は、だれが賭博をやったかではなく、賭博のできる土壌を放置した責任はどこにあるのか、のはずだ。その土壌が暴力団の存在を許容する一端になったという意味において。その改善策を示さないまま、混乱に乗じて事をうやむやにしてしまいそうな空気、全く解せぬ。……またまた長くなってしまった。お叱りの言葉があちこちから聞こえてきそう。解せぬことは多々あれど、本日のところはこれにて。 陳 謝
2010.08.01
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