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スピッツが吠えまくっている。政府閣議に「普天間」を盛り込むなら、署名をしません。そうだ。鳩山さんは、米国合意と閣議の書面の表記を変えるとか、「閣議」から「首相談話」にするとか、卑屈な案を出しているらしいが、「罷免」はしない、とのこと。びっくり。自民党政権で、こんなことが起こったら、即「内閣総辞職」なんてことになっていただろう。少なくとも、福島さんが沖縄訪問をした時点で「更迭」確実。逆に言えば、新政権民主党は、閣僚の中に異論がある者がいても受け入れることのできる「許容量の大きな政府」という言い方もできるが、それは極論。国政の方向は、「内閣」によって決まるもの。閣僚の一人が突出しておかしな意見を言うのは、政治の混乱を示すもの以外の何ものでもないはず。「おかしな」というと、語弊があるかもしれない。信念を持っておっしゃっている福島大臣には申し訳ないけれど、その意見が「国益」になるかならないかは明白。「沖縄」だけに媚びるような論理では、国内外の納得は得られないし、対案がない限り、またそれが、国際社会に示されていない限り、思いつきの意見とか、パフォーマンスとかと言っていい。スピッツの吠え方と行動はエスカレートするばかり。おかしい。鳩山さんが「罷免」しないことを見越して言っているとしか思えない。それは多分、小沢さんの指示。参院選で、苦戦を強いられる民主党の救世主になるのが社民党だから。共産党と違って、社民党は多くの選挙区で候補を立てないけれど(共産党は党員が豊富だけれど、社民党は立てる人がいない)、その選挙区では「民主党支援」を打ち出すか、もしくは、社民党の支持母体である労働組合が、民主党の指示に回るという構図があるのだ。こんな、窮地を知っての無謀な行動……福島さんはもちろん、社民党も断罪されてしかるべき。が、政権も、与党の民主党も反応しない。こんな体たらく。ヨーロッパの経済危機、世界不況、円高、ドル&ユーロ安……「経済大国・ニッポン」と言われた我が国は、耐えにたえながら、まだ悪い状況が待っているという状況なのに、国政がこれ。スピッツは鳩に勝つからなぁ。こんな国政にしたのは、民主党に投票したあなた!と言いたいけれど、それを言っても始まらないので、何とかしてもらわないといけないし、それができるのは、選挙のときの「投票」しかないと思うので、いまから7月の参院選のことを考えないと。「国政なんて、他人事」と思っているアナタ、明日、徴兵制が始まったらどうします?北朝鮮情勢が緊迫しているし、極東アジア、中でも中国の軍事力を考えると、そんな仕組みが明日できあがってもおかしくない状況。「連立解消」が打ち出せない鳩山内閣は、これからことごとく「否」「非」「抗」ということはそっちにおいといて、「友愛」、「話し合い」、「和解」を求めていくのだろうか。世の中そんなに甘くはない」と総理に直接言えるのは、だれなだろうか。(言ったところで、聞く耳持たぬ宇宙人だからなぁ)ま、早く社民党が政権から去ることを祈るばかりだ。社民党が与党である意味、いや、それそのものの存在意義って……疑問を持ってしまうのは、私だけだろうか……。
2010.05.27
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月曜日のこと。先週ブログを通じてご連絡をいただいていた方から店に電話が。その方は神奈川にお住まいで、京都の親族の法事に参加するついでに大阪に回ってうちにお立ち寄りいただけるとのこと。「ついで」というには、結構足を延ばしていただかなければならず、恐縮の極みですが、そのときにいい状態の佐賀牛を用意しておかないと、と意気込んでいました。ところが、月曜日は(給料日前というのに)なぜかスペシャルのオーダーが多くて、その日用意した分が残り少なくなっていました。13時を回って、私が2ヵ月に1回くらいの確率で参加している「ワイン好きの飲み会」のメンバーがワインを抱えてやってきてくれました。この人は、スペシャルのファンで、そのときもスペシャルをオーダー。「おいしい、おいしい」と言いながらスペシャルカレーを召し上がり、ワインをゴクゴク。スペインのテンプラニーリョ種のワインで、とても美味しくて私も少々いただくことに。そこへ、電話です。スペシャルのルーとお肉を確認したら、お肉が……が、1人前は取れます。でも、それでスッカラカン。道に迷われながら、キャリーバッグをコロコロさせて、ご到着。先客がワイングラスを傾けているのをご覧になって。「あら、ワイン」「ご馳走しますよ」「そんな厚かましい。お支払いします」「これ、私の持ち込みですから、お代は要りません」そんな会話の後、ワインとスペシャルをお出ししたら、幸い、その方のお口に合ったようで、「おいしい」を連発してくださいました。そして、その方のお子さまのこと、ご親戚のこと、いろんな話をお聞きし、時間を忘れて女三人で過ごしました。まさに、『姦しい』という状態で。ご縁というのは、不思議なもの。そして、大変力のあるものだと思いました。このブログをご覧になって、来店されたのです。神奈川から。その方は『佐賀牛』のファンだそうで、うちのメニューに『スペシャル』がなかったら、決してこのブログが目にとまることはなかったでしょうし、私が去年からカレー屋をやっていなければ、決して出会うことはなかった方です。人生の不思議に感謝しつつ、明日もカレーを売ります。。【宣伝】ほかにはないカレーが味わってみたい、と思う怖いもの見たさでご来店くださっても結構です。本当に、斬新なカレーを召し上がっていただけます。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.26
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大変な二日間でした。鬼の霍乱です。昨日、店の都合で、朝ご飯も昼ご飯も食べられず、空腹過ぎる状態だったのに、お客さまが手みやげとして持ってきてくれたワインを少しいただいたのがいけなかった。16時くらいにお客さまが帰った後、夜には外出する予定があったため、処理を急ぐ本業の仕事を片付けていると、急に背中が重くなり、視界が狭くなってきたので、慌てて横になりました。低血糖でした。加えて、自家中毒の症状も出てきました。1時間くらい横になっていましたが、全く回復せず、夜の予定をキャンセルし、何か口に入れないと、と、いただきものの豚まんを食べたら、何とか落ち着いてきたので、仕事再開。机の前に座ったら、どうしても我慢ができないことがあります。それは、You Tubeでは満足できずに購入したDVDを見ること。気がついたら、夜中の2時になっていました。一体何度見たのやら。今朝。異様にしんどい。低血糖は改善しているはずなので、自家中毒が再発?いえ、熱発でした。久しぶりに熱が……。朝、店に出て、掃除とルーへの火入れをしたら、立っているのもつらくて…。朝の営業は休みました。昼はさすがに休むわけにはいかないので、何とかお客さまのいらっしゃる間は厨房に立っていましたが、インターバルには客席に座らないわけにはいかない感じで。しかも、きょうは大掛かりな仕込みが必要でした。営業後に一旦事務所に戻って本業の原稿制作をしてから店に戻り、20時近くまでまた厨房に立ちっぱなし。食欲もなく、何も食べずにいたのですが、また低血糖になるといけないので、簡単な食事をして、机の前に。次にすることは……DVD。また3時間近く見てしまいました。しんどいことを忘れるのです。いいのです。パバロッティの声と顔が。こういう天才は、世に二人といない。この人の声は、それだけで人に感動を与えることができます。残念ながら過去の映像しかありませんが、存分に味わいたいと思います。いま、デスクトップモニターはパバロッティの顔で埋め尽くされています。You Tubeの画像もたくさんブックマークをして、タグで残しています。どっぷりパバロッティ。そんな私の周辺では、不思議な現象が起こっています。センサー照明が勝手についたのは、前回書きましたが、まだあります。You Tubeで画像を再生しているときに雑音が入り(男性の声のような…)、元データの問題かと画像を戻しても、どこにも雑音がなかったり、デスクトップの横に置いてあるノートパソコンが、省エネ設定により画面が暗くなっているとき、DVDのパバロッティがクライマックスを歌い上げたと同時に明るくなったり……。パバロッティの気配なら、これほどうれしいことはありませんが、もっとちゃんと姿を現してほしいなと。あ、59歳のパバロッティに限りますけれど。明日、体調が戻っていたらいいなと思いつつ、きょうは早く寝ます。でも、あと何回かはDVDを見ますけど。【宣伝】店では、パバロッティの「Ti Adoro」を流しています。DVDを音楽データのCDにして、店に持ち込む算段も。いい歌とおいしいカレーで、ほっこりランチ、いかがですか?紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.25
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道路交通法のこと。速度違反や信号無視、不審な行動をしたということで、パトカーに制止を指示された車が逃走するという事件が相次いでいる。時には飲酒運転、時には覚せい剤所持、時には盗難車、時には無免許、時には……逃走する車(ドライバー)には、必ずといっていいほど「悪」が隠されている。パトカー(警察官)にとっては、不審な車両が「逃げた」時点で、「事件性」への「疑い」が「確信」へと変わる。追跡するしかない。たびたび取り逃がしているなどという現実があるなら、「逃げ得」を許してしまうことになる。何としてもドライバーの身柄を確保しようと追いかける。追いかけられたら、素直に停車することだ。いずれ捕まる。警察はそう甘くはない。たとえ盗難車だとしても、ナンバープレートを付け替えていたとしても、必ず捕まる。悪い奴は、痕跡を残すのだ。あちこちにぶつかりながら逃走すれば、部品が落下してそこから足がつくし、事故を起こしながら駐車場にとめていれば、それをすかさずチェックする「車当たり」で逃走車を割り出していく。なのに、逃げる。逃げるドライバーは、逃げた時点で犯罪者になる。なにに、どうして逃げる。心理的な側面で考えても、逃げる方が分が悪い。焦ったり、興奮したりすると、運転に悪影響を与える。挙げ句、信号無視で何の罪もない車と衝突事故を起こしたり、沿道の民家に突っ込んだり、歩行者を跳ね飛ばしたり、自損事故を起こしたり。ニュースに登場する案件は、とにかくひどい状況になっている。これは、放置してはいけない。巻き添えになって人生を台無しにする人をつくることは、二重、三重の犯罪になる。そろそろ、「厳罰化」を検討してはどうだろう。というか、遅過ぎる感があるが。飲酒運転で事故を起こし、逃げたドライバーが、酒が抜けてから出頭しても、飲酒の証拠がないから、そこのところは罪に問えないというのが現実。「逃げたら厳罰」というのを基本にすればいい。飲酒してなくても、覚せい剤を所持してなくても、銃や刀を隠し持っていなくても、盗難車じゃなくても、逃げたら厳罰、だ。が、ここで誤謬が存在するのも確か。パトカーに追いかけられて逃げるようなドライバーは「遵法意識」が欠落していることが明らか。「厳罰」というのも「法律」。法律を守るつもりのない人間に「厳罰を課す」と言ったところで、意識も、注意も、怖がりもしないはず。厄介なことだ。法治国家の一員たるためには、「ルールを守る」という最低限の教育が必要なことは言うまでもなく。が、その当たり前が崩壊しかかっているのが、日本の現状なのか。遵法意識のない輩のせいで、真面目な人間がひどい目に遭うということだけは、何としても避けたい。どうにかならないものか。国会議員のお歴々!
2010.05.22
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宮崎が大変なことになっています。ご存じのとおり、口蹄疫の感染拡大です。すでに牛は12万頭が殺処分となり(死体を埋める場所がなくて、まだ生きたままの牛がたくさんいますが)、豚にも感染が広がったことで、終焉の見えない状況が続いています。最初に感染牛が見つかった川南町から半径20キロ以内の牛や豚は、口蹄疫の症状が出ていなくても、感染していなくても、殺処分とするという方針を政府が発表しました。さらに、約20万頭の牛が処分対象になるようです。水牛に症状が現れた3月の時点で獣医が風邪と安易に診断せず、感染を見逃さなければ、あるいは、牛に症状が現れた4月9日に感染を疑っていれば、こんなことにはなっていないだろうと思うと、かえすがえすも残念です。去年2月、香港で大騒動になった口蹄疫は、まだ収束していません。今年に入って、中国と韓国でも口蹄疫の感染が確認されました。それらの地域と九州の位置関係を見ても、もっと早い段階で危機感を持った対応策を講じる必要があったのは火を見るより明か。農水省は何をしていたのか。しかし、もう遅い。鳩山政権の非力さがまたしても露呈されたという感じは否めません。どうも日本では、あらゆる歯車が狂ってしまっているようです。私には、「口蹄疫」を他人事、対岸の火事とは考えられません。なぜなら、うちでは「佐賀牛」を扱っているから。きょう、本店に行く用があり、ママと話をしたら、「佐賀は大丈夫でしょう」とおっしゃってました。当事者なのに。佐賀に直接感染が広がるという可能性は低いかもしれませんが、ゼロではない。感染した場合の対処を考えておかなければ、商売が立ち行かないという状況になります。が、それよりも明確で、現実的で、必然的に襲ってくる危機があります。佐賀牛は、宮崎の子牛を買ってきて育て、佐賀牛ブランドとして出荷するという生産構造があるのです。いま、宮崎からの子牛の出荷は全面的にストップされています。子牛を買えない状況にあるということは、出荷できる牛の頭数を均一化できないときがくることを意味しています。ましてや、今後出荷が再開されないとしたら、出荷できる子牛が絶滅してしまったとしたら、今後2~3年後、宮崎牛の子牛を買って育てる佐賀牛、近江牛、松坂牛などのブランド牛は、存在できなくなるのです。そうした未来が見える限り、今後出荷する食肉は貴重な存在になり、価格が高騰するかもしれないし、何らかの出荷制限をするかもしれません。そんなことになったら……。スペシャルカレーの価格が高騰するかも。そうなれば、売れなくなるから、置かなくなる。スペシャルカレーのファンになってくださっている常連のお客さんの足が遠のく……。想像したくない!宮崎牛のエース級の種牛6頭が感染を免れて、再び活躍してくれることを望むばかりです。「風が吹けば~」じゃないですが、「口蹄疫」が自分の人生というか、生活に影響するとは思ってもみませんでした。厄介なことです。【宣伝】「風が吹けばカレー屋が儲かる」とか「雨が降ればカレー屋が儲かる」とか「雷が鳴ればカレー屋が儲かる」などということわざを無理からでもつくりたいと真剣に考える日々です。紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。こんな外観です。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.20
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このブログを見て、うちのカレーを食べに来てくださるという方がいらしたので、(ようやくですが)周辺MAPをアップします。わかりにくい場所ですし、駅からの道も複雑ですので、ネットの地図検索で調べてプリントアウトした紙を持ちながら、道行く人に道案内をしてもらったという方があとを断ちません。誠に申し訳なく思いながら、MAPを保存しているパソコンとネットをするパソコンが別ということもあって、なかなかデータを移せずにいました。ご迷惑をおかけした方々、謹んでお詫び申し上げます。MAP最寄り駅:JR東西線「大阪天満宮」駅、地下鉄谷町線・京阪本線「天満橋」駅※国道1号線以南の東西の道はこのとおりですが、南北の道は一部省略しています。よろしくお願いいたします。【宣伝】ここのところの雨は、梅雨のはしりだとか。間もなくジメジメ、ムシムシの季節。そうなる前にカッと辛いカレーを召し上がって、気分をスッキリさせてください。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.20
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G.W.中からはまってるのです。友人のちょっとした質問に答えようとYou Tubeで動画を検索していたら、20世紀を代表するテノール歌手・パバロッティの画像を見てしまったのです。もちろん、以前から彼の存在は知ってました。トリノオリンピックで「Nessun Dorma」を歌ったことも記憶にあります。でも、こんなにかっこいいパバロッティは見たことがなかったのです。動画はこちらで、あれこれ動画を探しました。30歳代のころのオペラのシーンから、トリノオリンピックまで何百枚という動画を見て、このパバロッティが一番いいと思います。「この」というのは、上の動画ですが、1994年、彼が59歳のときのこと。「世界三大テノール(The three tenors)」と言われた三人(パバロッティ、ドミンゴ、カレーラス)がコンサートを開いたときの画像です。パバロッティは、姿も声もすごく変わりました。40代から50歳前半までは安定した姿と歌声。体の割には軽やかなテノールで、澄んで癖のない歌声は実に気持ちいい。でも、50代半ばからの歌声の方が私は好きです。低い成分が増えて高い成分が抜け、重さが加わって声に包容力と大らかさ、男らしさがあらわれてくるのです。顔も、59歳になると、58歳までにはなかった美しさが加わって、彼の人生で最も美しいときじゃなかったかと思います。60歳を超えると、顔が怖くなり、声量が落ち、テクニックと経験で違った味わいのある歌を歌いますが、若々しさが急に失われていきます。68歳で歌劇を引退しますが、そのころにはもう声量が十分ではなく。トリノのときは口パクだったそうですが(大会前から体調が万全ではなく、当日声が出ないことを危惧して録音しておいたそうです)、そう思わせない口の動きの精密さはさすがパバロッティと思わせてくれます。59歳の彼がオリンピックで歌ったとしたら、違ったものになったと思いますが、亡くなる1年前、老いたパバロッティが舞台の中央で朗々と歌い上げる様は彼がそれにふさわしい人だという確信のようなものを持たせてくれます。70歳だから、の威厳と、神と見まがうような空気感(ザビエルの頭に似ているからかもしれませんが)によって、えも言われぬ感動を与えてくれるのです。天才テノール歌手の最後の舞台にふさわしいステージだったと思います。私は、59歳のパバロッティが好きです。渾身の力を振り絞り、鬼気迫る表情で歌い上げた後の両手を無造作に上げて、巨体をフルに生かした挨拶、決してスマートとはいえない投げキッスをする仕草、屈託のない笑顔は、私の心をぐっとつかんでしまいました。16年前の話。なぜそのときに気づかなかったのか……。残念で残念で仕方がありません。ということを、電話で友人に話していたら……、センサー照明がつきました。玄関についている、温感センサーの照明。だれかの来訪があったようです。パバロッティだったらいいのに。日本のこんな名もないファンのところに来るわけない。いちいちそんなファンを訪問していたら、忙しくて仕方ないでしょう。でも、会いたいなぁ。。。……早く書き上げて、You Tube見よ!
2010.05.17
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こういうテーマ、余り好きじゃないんですが、これが民主党の現状を物語っているようで、気持ちが暗くなるので、ちょいと…。事と次第は次のとおり。転倒三宅雪子議員に批判殺到 車イス・松葉杖「わざとらしい」ツイッターでも釈明 国会採決時に転倒してけがをした民主党の三宅雪子衆院議員(45)が、車イス、松葉杖姿で登院したことに批判が出ている。「歩けます」と言っているのに、被害者を強調するパフォーマンスではないかというのだ。三宅議員側は、「足が痛く、議場まで距離があるので」などと説明している。 元経産相の自民党・甘利明衆院議員(60)が前にいた民主党議員をどかそうと両手で押しのけたときだ。民主議員の隣にいた三宅雪子議員は、倒れる側に体を半回転するようにして、うつぶせに崩れ落ちていった…。■「足が痛く、議場まで距離があるので」 これは、ユーチューブなどにも投稿された転倒シーンの動画だ。 三宅議員は、国家公務員法改正案を可決した2010年5月12日の衆院内閣委員会で転倒して右ひざをけがした。委員会のメンバーではなかったものの、応援で駆り出されていたときに「転倒事件」が起きた。 そして、翌13日には、国会に車イス姿で現れ、本会議での改正案採決では松葉杖を使って歩く姿がテレビで放映された。また、途中でつまずいて倒れたり、同僚議員に支えられて投票したりしたほか、カメラの前でも痛そうな様子で右足をみせるなどした。【5月14日 J-CASTニュース】「強行採決」から目をそらさせるためなのか、自民党の甘利議員個人を攻撃したかったのかどうかはわからないけれど、どう見てもおかしい。芝居がヘタ過ぎるということでしょうね。タイミングが合っていないし、動きにも矛盾がある。あんなので3週間のけがをするというのは、反射神経も運動神経も鈍いとしか思えないわけです。でも、その後も堂々と車いすに乗ってインタビューに答えたり、松葉杖で登院したり、議場でひっくり返ったりする映像は、何とも哀しい。この人にこんなことをするように指示した人はどなた?役者として適任じゃないでしょう。で、この人って、小沢ガールズ?こういう人に、年間1億1500万円支払っているのですよ、国民は。何だかなーですよ。当然、2ちゃんねるなどでは、批判と非難が轟々と。議員の事務所にも講義の電話やメールが。こんな結末、簡単に予想できたでしょうに。ご本人は不本意かもしれません。もっと、党に貢献できると思っていたのに、自分の芝居のヘタさが招いた反響は、センセイの心を傷つけたかもしれない。でも、当然でしょう。政治家って、やっぱり空気が読めない人種なのでしょうね。これが与党だから始末が悪い。強行採決を阻止しようとして、野党がこういう小芝居をしたのなら、国民の支持もある程度得られたでしょうが。最悪です。甘利さんに懲罰動議を発動するというのですから、民主党の迷走ぶりが痛い感じです。自ら傷口に塩を塗っているというのか…。こんなに景気が悪いのに。こんなに借金を抱えている国なのに。こんなに気持ちを暗くする閉塞感が満ち満ちているのに。情けなや、です。【宣伝】民主党の議員さんはうちのカレーを召し上がれ。体の中の毒素が全部出てしまいますよ。お通じのない女性にも大好評ですから。紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.16
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きのう、13時過ぎにいらした初めてのお客さま。「佐賀牛、まだありますか?」躊躇なくそうおっしゃったので、どなたかにうちのことをお聞きになって来店されたのだと思いました。店に置いてある雑誌をご覧になりながらカレーを召し上がっていたので、話しかけるのを遠慮していたのですが、カレーが残りわずかになり、雑誌を閉じられたので、「お勤めの会社、このお近くですか?」と聞いてみました。「いえ、近くに納品に…」「そうですか」「この近くって、店がないので……」そう。うちの店がある通りは、飲食店がほとんどないのです。特に、その方が納品にいらした場所から北側には、うちだけ。南に行けば多少あるのですが、気軽に入れるような店はないような…。で、うちを選んでくださったということで、事前情報はなかったよう。製薬会社の方だそうですが、私に、その会社の所在地の土地勘があったので、会話がつながり、店のことや、仕事のこと、経済のことなどを話し込みました。するとおもむろにお客さまが「手相を見ましょうか?」私の人生が面白そうだと思われたのか、どうだかわかりませんが…。「滅多に人にこんなこと言わないんですが…」と、恐縮されるので、私は「どちらの手がいいんですか?」「両方見ましょう」左手は生まれ持った宿命、右手は過去と今後のことが出ているということで、両手を出しました。「35歳まで、ものすごく忙しかったでしょう?」「スタミナを使ってしまっているので、蓄える努力が必要」「慎重なタイプですが、夢を見る部分もあります」「長くつき合わないといけない病気になる可能性があります」「結婚は……しないようですね」概ねそんなことを言われました。「持病」以外、いまのところすべて当たっています。持病はこれからでしょうか。それとも、急性膵炎が慢性化しているとか…。何にしても、余りいいことは言われませんでした。もちろん、プロの占い師ではないみたいですので、そんなに気にはしていないのですが、もう少しいいことを言われた方が気分はよかっただろうことは、想像できます。占いというのは、余り信じないタイプなので、そのことに一喜一憂しても現実の生活は何も変わらないと思っています。「35歳までものすごく忙しかった」というような、具体的な話は、白黒はっきりしますが(大抵、働く女性はそのくらいの年齢まで忙しいものですが)、「夢を見る」も「持病」も「スタミナ」も「結婚」も、どうとも解釈できるもの。でも、体力を蓄えて持病を持つのを回避し、夢は実現するよう努力して、結婚も諦めないようにすれば、手相が変わるかもしれません。見ず知らずのお客さまに手相を見てもらえるなんて、カレー屋をやっていたおかげ。ありがたいことだと思って、今後の生活に生かしましょう。5月も半ばだというのに、まだ「寒い」という言葉を使いたいような気温の低い日が続いています。カレーのルーにとってはうれしい環境なのですが……。「夏はカレー」というCMのキャップフレーズが本当かどうかは別として、あったかくなった方が気分が晴れて、外食にでも出ようという気になるもの。そろそろ、あったかくなれ!【宣伝】自家製タマネギ茶が大好評!血液にいいタマネギたっぷりのカレーとタマネギ茶で、体の中からヘルシーに!紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.14
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最近、気になって仕方がないことがある。テレビCM。制作費を抑えるためか、タレントを使わずに経営者などのトップが堂々と出演するCMが実に多い。「堂々と」という言葉を使ったのは、見るに耐えない画ヅラのものが少なくないからだ。広告効果はさて置き、出演する本人に羞恥心や遠慮というものがないのだろうか、と疑いたくなる。というわけで、独断と偏見で、私が即刻別の絵柄に差し替えてほしいと思うテレビCMをランキングしてみる。※大阪ローカルのCMも含まれます。悪しからず。第5位「太平建設工業」うちの近くにあるので、大きな声では言えないけれど、若社長と社員が出てきて、ヘタな小芝居をする。シナリオが悪いというか…。CM効果は絶大、とのことなので、これ以上は言及しないことに。。第4位「高須クリニック」以前は父親が登場していたが、いまは息子の代に。郷ひろみをイメージキャラクターにするなど、この種のCMとしてはお金をかけている。美容整形外科の実力ということか。「YES TAKASU CLINIC」という台詞を聞くと背筋が寒くなる。第3位「天下一品」ベッキーを使ってから、社長が登場し出したと思う。口調が田舎モン丸だしで、そこらへんのおっさんという感じ。人柄がよさそうなのがせめてもの救い。が、温泉施設をつくったりするほど資産があるのだから、わざわざ自らCMに出なくても…。第2位「アパホテル」最近は放映していないが、女性社長が登場して「私が社長です」というセリフ。何のために出てくるの? と思わず突っ込みを入れたくなる。耐震偽装で謝罪会見をした社長が黒い涙を流した汚い顔を覚えている人は多いはず。マンション事業も展開している同社の実力、社長の経営手腕は認めざるを得ないが、見たくないものは見たくない。第1位「リーブ21」テレビCMには、最初からずっと社長が出続けているように思う。そろそろ勘弁してほしい。滑舌の悪さ、発音の悪さ、無気力な表情、台詞の空虚さは、シリーズを重ねても変わらず。そもそも、医者ができなかった「発毛」を、一企業ができるというのが不可思議。コンテストもうさん臭い(飽くまでも私見です)。訴訟問題も抱えているというけれど、そんな企業のCMを流し続けてもTV局に災禍が降りかからないのか、勝手に心配している。逆の話も書いておこう。いいと思うCM。「551 蓬?」このCMにも会社の重役さんが登場しているけれど、無駄な台詞を言わないことと、好々爺のキャラクターがいい。いまではなるみちゃんと一緒の姿が定着している。「くらこん」大阪の小倉屋昆布食品のCM。「びっくらこんのくらこん」でおなじみ。「塩こん部長」が登場するが、最初は部長じゃなかったらしい。いまは無事部長に昇格したと聞いた(違うかも)。こういう登場の仕方は、企画力のおかげだが、本人の物怖じしない性格も功を奏した。「イナバ」物置のイナバ。「100人乗っても大丈夫」で有名。お父さんの代から同じつくり。上に乗っているのは本当に100人で、販売店の皆さん。前から販売成績のいい順番に座っている。画ヅラはいいとは言えないが、実証CMでもあるし、長年かけてやってきた甲斐あって、いまではすっかり定着している。「物置」といえば、「イナバ」である。いいも悪いも勝手な意見。これを見て、気分を悪くされた方があったら、すみません。【宣伝】気に食わないCMを見て気分が悪くなったら、おいしいカレーを食べにきてください。どんなことがあっても、私はCMに登場しません(できません)のでご安心を。紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.10
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何気なしにテレビをつけていたら、変な番組をやっていた。19:30~ NHK総合 日本の、これから草食系で何が悪い 若者と語るニッポンの未来▽“草食系”で何が悪い出世・ブランド・恋愛に興味なし…急増中!無欲な若者▽この国の将来は大丈夫なのか?▽草食系“つぶやき”新兵器で激論に参入!「若者」(と司会者が言っていた)と、おじさん、おばさん「社会人」の討論番組という設定だけど、全く討論になっていなくて、互いの「主張」をぶつけ合うだけの……。そもそも、一つのテーマに対する概念がすれ違っているのだから、討論になるわけがない。「若者はなぜ、先輩とつき合わない(酒を飲むとか)」「若者はなぜ、出世したいと思わない」「若者はなぜ、欲しいモノがない」「若者はなぜ、国外に出ようとしない」など、中年が言いそうなことをテーマにしているのだけれど、そもそも「若者」には、「付き合い」「出世」「物欲」「グローバル」などというものの意味がわかっていない。わかろうとする必要がなかったようだ。「本人的」には。とにかく、「自分の好きなことをする時間を阻害されたくない」「つき合ってためにならない人といたくない」「ナンバーワンよりオンリーワンを目指したい」「お金やモノが欲しいとは思わない」「東京に行かなくても、東京と同じ情報が得られるので、故郷から出たくない」などという、うそのような(NHKが用意したとしか思えないような)意見を「若者」たちが口々に言う。それに唯一鋭い意見を言っていたのが室井佑月さん。「そんなんじゃ、子孫が残せないでしょう」この言葉は、「草食系男子」(性欲がない)という存在への非難。出世したい、モノが欲しいというのは、自分をカッコよく見せたい、女にもてたいという気持ちの根底をなすもの、という意見だ。ごもっとも。途中から、「若者」たちが言い出したのが、「認めてもらいたい」という言葉。「会社では認められていない」が、「認められなくていい」と言う。しかし、「会社で認めてもらえなくても、必要とされなくても、ネットの世界では、自分は認めてもらえるし、存在しているという実感が持てる」ということらしい。それから、「受け入れてもらいたい」「手を差しのべてほしい」「引き立ててほしい」という言葉も飛び出した。「仕事をやろうとして、わからないことを質問しても、そんなこと知らないの? 知ってて当然でしょうと言われ、やる気をなくす」「会社に入った当初は何もできないのに、手を差しのべて導いてくれない」というようなことを言っていた。ほほう。分析するに、これは、私が現代の若者病と位置づけている「負けたくない病」だろう。人に負けることを極端にいやがる。わからないことを認めたくない、できないことを認めたくないのに、そのことを指摘されていやになる。この病気の特効薬は「挫折」なのだけれど、それは断固としていやがる。プライドが高く、自分に対して密かに全能観を持っていて、自分の非力さが事件を招くと、「こんなはずじゃない」と自分の殻に閉じこもる。心配することはない。この病気には、万人が必ず罹ってしまう。これまでなら、大抵中学時代に緩解(治癒ではなく。一応症状が治まる状態。再発もあり得る)もしくは、治癒(達観した状態。この人種は二度と再発しない)するものだった。スポーツ、学習、恋愛、遊び…何らかの場面で人にケチョンケチョンに負け、挫折を知り、自分の力量を理解し、全能観を少し捨てる。学校や家で、「負ける」「叱られる」「否定される」経験をせずに大人になってしまったために、「負けたくない病」は緩解すらせずに進行してしまう。大丈夫。緩解への努力をすれば、以後の人生は良好になる。もちろん、中学時代より苦しむだろうけれど。この番組、「草食系」という言葉を使っているけれど、私が考えるに、「偏食系」でしかないと思う。顎の力が必要だったり、根気よく咀嚼したりという行為が必要な草ではなく、スナック菓子のような、柔らかくて食べやすいものばかり食べているから、満腹感も余りなく、スナック菓子ならいつもコンビニで手に入るので、空腹感を感じることなくダラダラと食べ続け、好きなスナック類は幾らでもあるし、それ以外のものを食べるのもおっくうだから「あれが食べたい」という欲もなくなり、そればかり食べている。でも、不満も感じないし、それが悪いこととも思わない。後悔するのは、偏食によって体を壊したとき。人生に置き換えれば、何をしようと思っても、年齢的、体力的、能力的に「無理」だという現実を突きつけられたとき。早く気づいて、軌道修正してもらいたい。「若者」が言っていた。「若者が夢を見れなくしたのは、いまの中年でしょう?」そのとおりかもしれない。いまの社会不安は、中高年の政治家やマスコミを初めとした大人がつくり上げてしまった。中年の一人として、若者の軌道修正の手伝いをしたいと思う。けれど、接点がない。軌道修正をしたいと思った若者は、中年に接することが必要だと思ってほしい。人は、他人がいなければ生きていけないし、人との出会いが人生を変えるもの。ブログやつぶやきの中にそうした要素が全くないとは言えないが、同じような人々の集まりなら、難しいかもしれない。「挫折」……いやなことだけど、とびっきりキツいのをやってみると、本当に人生が変わるのだ。これはかなりつらいので、若いときに限るけど。【宣伝】舌と脳にガツンと来るカレーでモヤモヤを吹き飛ばしませんか?食べた後の爽快感は、言葉にし難い!紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.06
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世間では、「大型連休」と言われた今年のG.W.、全日晴天という24年ぶりの天候に恵まれた状況のまま終わりました。店は、29日を含め、5/1Jまで通常どおり営業。定休日の2日と、3日の二日間のお休みをいただきましたが、昨日ときょうは営業しました。「多分、お客さまはいらっしゃらないだろう」と思いつつ、仕込みがあるので、ついでに開けていたという状態。でも、いらっしゃいました、お客さまが。両日とも。昨日は、4月初めから東京赴任となった土曜日の常連さんと、その後輩の北浜ボーイが来店され、旅の土産話などをうかがいました。東京にしばらく行ってらして、ロケ焼けしたという、ニンジンのピクルスが大好きなグラフィックデザイナーの方やご近所さんで賑わいました。きょうは、北浜ボーイが再びご来店。カレーを召し上がると同時に、ご依頼があったオリーブオイルを引き取りにいらっしゃいました。北浜ボーイにオリーブオイルのボトルをお見せしたいたら、お店にいらしたお客さま全員が「欲しい」とおっしゃっのには、驚いたのですが、余分に買った分があったので、お分けすることに。通常の手段で手に入れようと思ったら、安くても3000円以上するものですが、取材先のイタリア料理店に無理を言って、業者価格で分けてもらいましたので、2000円を切る価格だったことも手伝って、大人気でした。まだ、ご予約いただいた分があるので、店の分1本を残して完売です。えらいことです。また仕入れねば。きょうのびっくりはもう一つ。このブログにリンクを張っていただいているProtea Mamaさんがご来店!きょうは、ほかのお客さまが全員お帰りになってから、1時間ほどお話ができました。次男くんのこれまでやこれからのこと、現在のことを一つ一つお聞きしていると、「すごいお母さんだな」と改めて思いました。決断力、判断力、忍耐力、行動力、想像力……いろんな力が体の中、頭の中に満ち満ちているという感じ。その原動力は何だろうと思ったら……やっぱり「子ども」なのでしょう。子どもの人生に責任を持つということ、親がやるべきことをやるということ、子の未来は子がつくっていくという姿勢で育てること。何もかもが、Mamaさんの哲学になり、力になり、生きるよすがにすらなっているのではないかと思いました。母は強い。お昼ご飯は、いつもなら店でカレーを食すのですが、きょうは余りにもいいお天気だったので、川べりの公園でお弁当を食べました。気持ちよかったー。店を休んで、家でゴロゴロしたり、テレビを見たりしながら無為に過ごしていたら、この二日間のお客さまとの会話がなかったのだと思うと、やっぱり営業してよかったと思います。明日から通常営業です。また一週間頑張りましょう!【宣伝】ワインが大好評です。ゆっくりお昼を楽しみたい方、ワイン片手に四方山話でもいかがですか?紀楽 朝昼亭大阪市北区天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15※水曜はお昼のみの営業です。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!ワイン(赤/スペイン、チリ、イタリア、フランスなど 400円)
2010.05.05
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女優・沢尻エリカさんと、夫の高城剛さんの離婚報道が世間を騒がせています。離婚自体は驚きではないのですが、その経緯の異様さに世間の関心が集まっているようです。妻がHPだかブログだかで「離婚の決意を固めました」と言い、それを見つけたテレビ局がワイドショーで報道し、夫はそれを見て事実を知った。自分には、「別れたい」というメールが来ただけ。話し合いもしていない。そんな経緯です。離婚理由は、夫の収入の問題だとする新聞があったりするけれど、高城さんは、国内の固定収入が1500万円あり、海外での収入も合わせると数千万円あるし、妻の口座に数百万振り込んだところ。経済面での問題はないとの主張。一方妻の方はというと、以前から夫のことを「キモイ」と言っていたとか、3月に芸能界復帰してから、元気がなくなったという証言があります。よくわからない話です。真実はどうでもいい。私が興味があるのは、夫の職業が「ハイパーメディアクリエイター」という点。何だかわけのわからない肩書きですが、どうもメディアを操る人のよう。そんな、プロ中のプロが、「自分の離婚をメディアから知った」というような、不格好な話を世間に公表するのでしょうか。しかも、堂々と顔出しして、ペラペラとしゃべるなんて。それって、メディアを「利用」して「商売」にしている人にとっては、余りにも無策と取られる行為だと思うのです。そして、そんな状況に置かれている人を、ハイパーメディアクリエイターとして受け入れるのでしょうか(高い料金を払って)。どうも腑に落ちない。高城さんは何を企んでいるのでしょう。沢尻さんの復帰を盛り上げるため?沢尻さんの直近の仕事をPRしやすくするため?2年前の結婚時からこのことは仕組まれていて、予定どおりの行動?(お笑い芸人のJと女優のFの結婚・離婚と似ているような…)実質別れないけれど、騒動を起こすことで注目を集めたかった?それはなぜ?もしかしたら、高城さんの俳優デビューとか、新しい仕事のPRとか。何かを企んでいるようにしか思えない。かわいそうな夫を演じることで得るメリット……。次の妻の公募?テレビ界デビューへ? バラエティ出演への布石?男性専門離婚アドバイザーへの転身?そういう事業をスタートさせるとか。興味津々。ま、本当だったら、これほど情けない男はいない、という話であるだけで…。事の顛末を見守りたいものです。
2010.05.02
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今週木曜日から、G.W.に入りました。夜のお店はどうだかわかりませんが、お昼しかやっていない(朝は論外)店にとって、大型連休や行楽シーズンというのは、売上が期待できない期間です。旅行やショッピングなどで使うお金を確保するために、しばらくの間外食を控える人が増えるのだと思います。今週は全くダメでした。平日より、「昭和の日」の方が賑やかでした。お休みの日にしかご来店いただけない方や、ご近所さんがお越しになり、ゆっくり食事をして行かれました。13時を過ぎたころ、「北浜ボーイ」と私が勝手に呼んでいる若き金融マンが、憔悴し切った表情で店に入ってこられ、開口一番、「きょうは封印を解きます。スペシャルを下さい!」。「封印」というのは、いつも一緒にご来店になっていた会社の先輩が東京勤務(ご自宅は店の近くに置いたままで、半年間の予定で赴任される形)になって、「今度先輩と来られるまでスペシャルは封印します」と決められたというもの。お出ししたスペシャルカレー(3週間ぶり)を口に運ばれてパクリ、目を閉じて噛み締めた後「おいし~。しあわせ~」とおっしゃいました。「ワインを下さい」珍しく、ワインも召し上がって、2時間ほど。「これ以上いたら帰りたくなくなるから、帰ります」と言って、帰られました。きょうは、くだんの先輩がご来店。いつものようにスペシャルを召し上がり、「カレー、おいしくいただきました。2時間立って戻ってきたかいがありました」。新幹線が満席だったようです。多分、店が開いている時間に戻ってこなければならないと、無理をされたのだと思います。申し訳ないと同時に大変うれしいことです。うちのカレーをそういうふうに味わってくださる方がいらっしゃるというのは。きょうはもう一つ、事件がありました。このブログにリンクを張ってくださっているsuperiocityさんが「アイヌネギ」という珍しいものをお持ちくださいました。事前にメール連絡があり、「アイヌネギ、持って飲みにいきます」とおっしゃっていたのですが、その言葉どおり、お越しになるやいなや「ビール」でした。一緒にアイヌネギを試食し、ちょっとした酒肴をお出ししつつビール5本、最後に和牛カレーを召し上がって、およそ5時間のご滞在の後、帰途につかれました。こういうお客さまをお迎えすると、「昼より夜だな」と思います。お昼の限られた時間で対応するのは難しい。夜なら……と思うのです。「朝昼亭」を「昼夜亭」もしくは「夜朝亭」(オールナイト)にするよう努力しないといけないと思っています。ご近所さんから、常連さんから、友達から、古い知り合いから、「ボクの晩ご飯、つくってよ」と言われています。「ボクの健康は、君の料理にかかってるんだから」という、切実な方もいらっしゃいます。ふむ……。願っていれば、チャンスが巡ってくるはず。まず、第一ステップは踏み出したのだから、次のステップへ、できるだけ早く移行できるようにせねば。頑張ります。【宣伝】心をほぐす味わいと、心を温める心地よい辛さ、心を喜ばす旨味があるカレーがここにあります。特製和牛カレー 800円トッピングのモッツァレラチーズ(100円)が大好評!佐賀牛がゴロゴロ入ったスペシャルカレー(1200円)もどうぞ!
2010.05.01
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