尼崎のおっちゃんBASSER(改め)尼崎のおっちゃんANGLER

2005.01.24
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カテゴリ: バス釣り
バスについては「管理の必要性」は認めるものの、今回のような形で31日に正式指定されても、どうしても協力する気にはなれません。
何か小池大臣の発言に対抗できるものはと考えた末、次のようなメールを小池大臣と環境省へ送信しました。
指定後のパブリックコメントは「形式」だということは、今までが物語っています。
31日までが勝負だと思います。
皆さんも各自の思いをメールで伝えてみてはいかがですか?
特に小池さんは兵庫6区から出ています。神戸にお住まいの方の意見は大切にしてもらえるかもしれませんので。

環境省のホームページ
mailto:MOE@env.go.jp

小池環境大臣のホームページ
mailto:koike@yuriko.or.jp
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1/23
『小池環境大臣 様


さて、今回は21日の自然環境局長への指示について一言申し上げたいと思います。

19日に決定した第4回オオクチバス小グループ会合での合意事項(特定外来生物への指定先送り)は、大臣の指示により、たった2日で覆ってしまいました。
21日午後の指定に関する魚類専門家会合(小グループ会合はこの中の1つの小委員会)で全体として「指定すべきだ」との意見で認識が一致してしまいました。
折角、長い時間を掛けて議論し、やっと指定賛成派、反対派ともに「オオクチバスの管理方法」について指定を前提に半年を掛けて検討して行こうと決めた矢先でした。

このような多くの人の考えを一人の大臣が覆してしまって良いのでしょうか?
このままでは、バス釣り愛好者からの「協力」は得られず、大きな「反発」になってしまうことは必死です。
至急、発言を白紙撤回することを要望します。』
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『小池環境大臣へ

私はバス釣りを愛する一人の釣り人です。


21日の小池環境大臣の発言は、オオクチバスを特定外来生物リストへ追加することにつながってしまいました。

これは、それまでの経緯を全く無視したやり方ではなかったのでしょうか?
何のための特定外来生物等専門家会合だったのでしょうか?
何のための特定外来生物等分類群専門家グループ会合だったのでしょうか?
何のための魚類グループ会合だったのでしょうか?


法律にある「主務大臣は学識経験者の意見を聴くこと」とは、聞き流すことも含むのでしょうか?
全く無視することがあっても良いのでしょうか?

また、「大臣の一言で行政が右往左往する」こんな民主国家があって良いのでしょうか?

私は小池大臣のやり方に憤りを感じます。いや、反発したいと思います。
きっと、私以外のバス釣りファンも同じような気持ちを持ったと思います。
大臣はこれで全国のバス釣りファン数100万人を敵に回すことになりました。

31日の正式決定までには、まだ時間があります。
早急に「指示」を白紙撤回して下さい。
そして、小グループ会合の結論が尊重されるように導いて下さい。
宜しく願います。』
*******************************************************
1/24
『環境省自然環境局長 小野寺浩 様

私はバス釣りを愛する一人の釣り人です。
また、バスの生息管理の必要性を日頃から感じている者の一人です。

21日の小池環境大臣の発言は、オオクチバスを特定外来生物リストへ追加することにつながってしまいました。

何故、大臣にそれまでの経緯をしっかり伝えることができなかったのでしょうか?
これは、それまでの経緯を全く無視したやり方ではないのでしょうか?
何のための特定外来生物等専門家会合だったのでしょうか?
何のための特定外来生物等分類群専門家グループ会合だったのでしょうか?
何のための魚類グループ会合だったのでしょうか?
何のためのオオクチバス小グループ会合だったのでしょうか?

法律にある「主務大臣は学識経験者の意見を聴くこと」とは、聞き流すことも含むのでしょうか?
全く無視することがあっても良いのでしょうか?
また、「大臣の一言で行政が右往左往する」こんな民主国家があって良いのでしょうか?

私は環境省のやり方に憤りを感じます。いや、反発したいと思います。
きっと、私以外のバス釣りファンも同じような気持ちを持ったと思います。
環境省はこれで全国のバス釣りファン数100万人を敵に回すことになりました。

31日の正式決定までには、まだ時間があります。
そして、小グループ会合の結論が尊重されるように軌道修正して下さい。
宜しく願います。』





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最終更新日  2005.01.24 23:01:32
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はじめまして  
haru さん
つりの愛好家の方、またつりのお仕事で生計を立てている方のいいぶんもあるでしょうが、長い目で見てはいかがでしょう。
生態系を壊すことがいづれご自身や業界の首を絞めることになります。大臣の一言で行政が右往左往することではありませんよ。
趣味や経済を優先してまで生態系を壊したいのでしょうか。あなた様の胸に問いただしてください。つり自身を禁止するわけではないのですから。
そのためにも生態系についてもう少し勉強されてはいかがでしょう。 (2005.01.26 11:00:44)

Re:はじめまして(01/24)  
ootani_k  さん
>haruさんへ
書き込みありがとうございます。
私は40年間色々な釣りを趣味としてきました。その中でバス釣りには他の釣りにはないゲーム性や世代を超えた交流があるためのめり込んでしまいました
ただし、バスはその食性から生きたものしか食べられません。そのために、ここ数年来「在来魚を食い荒らす害魚」と悪者のレッテルを貼られてしまいました。(卵まで食べるブルーギルの方がもっと悪者のように思いますが。)
でも、残念ながら在来魚が減ったのはバスだけのせいかは未だに実証されていません
また、バスに生態系を壊すほどの力があるのでしょうか?
しかし、バスが湖沼に生息する生き物を食べて生活していることは事実で、それには何か対策が必要だとは思っていました。
そんな折、昨年6月2日に「特定外来生物被害防止法」が公布され、中央環境審議会で「基本方針」がまとまりました。そして、特定外来生物等専門家会合が開かれ、社会的な関心も高く、経済的な影響も大きいオオクチバスについては、特別に小グループ会合(4回開催)を開催し、専門家によって多くの議論がなされました。その結果が19日の「半年をめどに指定に向けた検討を進める」とする報告案でした。
これで、皆で「生息管理」について具体策を考え、バス釣り関係者の合意、協力のもとに半年後に「特定外来生物」に指定されることになると思った矢先でした。
私は、それまでに専門家が時間を掛けて議論してきた結論を大臣の発言で覆えしてしまったことに対して腹が立っています。そんなことは、民主国家のやり方とは思えません。一刻も早く、大臣は発言を白紙撤回して小グループ会合の結論を尊重して欲しいものです。
バス釣りはリリースが原則です。いや、他の釣りも食べないものはリリースが原則です。だから、「指定=釣り禁止」なのです。それだけに、指定までに共存できる方法(ゾーニング等)を皆で考えたいと思います。 (2005.01.27 01:15:26)

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