
「星野道夫の仕事(第4巻)」
ワタリガラスの神話 星野道夫1999/04 朝日新聞社 単行本
★★★★☆
図書館に行く楽しみのひとつは、いままで気がつかなかった素晴らしい本に出会うことである。新刊コーナーやいつも行くコーナーは大体目を通すのだが、返却本コーナーも意外と気がつかなかった本を見つけるいいチャンスになることがある。
先日も何気なく、返却されてまだ一般書架に戻される前の本を見ていて、この本に出会った。この大版の写真集が7冊返却されてきたところだった。以前から見たいと思っていたのだけど、ことさら思い出してはいなかった。7冊の写真集を一気にめくってみて、その写真という技術の高さ、アラスカの動物たちのすばらしさ、大自然の尊さ、そして短いコメントに込められた淡々とした描写。圧倒された。
何はともあれ一冊だけ借りようと思って、この第4集を借りてきた。どこが気にいったかというと、大自然の中の動物達とともに、地球の上に生きる人間たちもしっかり描かれていたところ。アラスカの地に43歳の命を散らした星野道夫。超絶した神々しさのなかに溶け込んでしまったような魂を感じる。
「星野道夫公式サイト」
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