地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2008.01.22
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<9>より続く
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「ニューエイジについてのキリスト教的考察」 <10>

ィンドホーンの庭から風水に至るまでのさまざまな現象は、自然や宇宙(コスモス)と波長を合わせることの重要性を多様なしかたで表わしています。ニューエイジにおいて善悪の区別はありません。人間の行為は、覚醒の結果か、無知の結果です。ですから、人は罪に定められることもなければ、ゆるしを必要とすることもありません。悪の存在への信仰から生まれるのは、否定的な気持ちと恐れだけです。否定的な気持ちを解決されるのは愛です。しかし、この愛は、行いに移すべき愛ではありません。それは心のもち方の問題です。愛はエネルギーであり、高波長の波動です。幸福と成功を得るための秘訣は、波長を合わせること、存在の偉大な連鎖の中に自分の場を見いだすことです。ニューエイジの教師やセラピストは、宇宙のあらゆる要素の間の照応を見いだすための鍵を与えるといます。それは、人々が自分の生活の波長を調節し、他人や周りにあるすべてのものと絶対的な調和を得ることができるためです。もっとも、基準となる理論は人によって異なります。 p34

 どこのだれからの引用かわからないが、ここまで立て板に水で「理論」を述べられると、ホントかな、とまずは眉唾になるのが私の常だ。ましてや、これこそ、バチカンの「ニューエイジに対するキリスト教的考察」でしかない。相手は、こう言っている、あるいは言っているに違いない、ということだ。フィンドフォーンにしても風水にしても、名前を挙げて指摘されている以上、このシステムに近いのかもしれないが、簡単にそうだ、とは認めないだろう。ましてやマスターピースとなる部分でもないだろう。最後に「もっとも、基準となる理論は人によって異な」る、と逃げを打ってはいるが。

ともとフィンドホーンと風水に自らは「ニューエイジ」だという認識はあるのだろうか。 ケン・ウィルバーなどは、自らが「ニューエイジ」と同一視化されることは嫌っている 。すくなくとも、風水は、一人のだれかによって管理されている動きではないし、もっともっと古くからその歴史がある。「ニューエイジ」でくくることは無理だろう。ここでバチカンが言及できたとしても、ニューエイジ的「風水」理解、という程度のことだろう。

 フィンドホーンについて、当ブログにはまだ準備ができていない。今後機会があったら理解を深めよう。ネット上にはいろいろな情報もあり、エコビレッジについてのリストがY氏の書き込みにあった。
・イギリス・フィンドホーン
・オーストラリア・クリスタル・ウォーターズ
・デンマーク・コペンハーゲン・トーラップ
・ニューヨーク・イサカ・エコビレッジ
・イタリア・ダマヌール
・インド・オーロビル
・スリランカ・サルボダヤ
 当然のことだが、これらすべてが、必ずしもニューエイジということでは、ないだろう。 GEN グローバル・エコビレッジ・ネットワークというものもあるようだ。

て、上のバチカンの文章だが、どこがどうとは言わないが、なんとも戯画化されていて、いるようで、まったく居心地がわるい。これを「ニューエイジ」の共通項だ、と指摘するつもりなら、これじゃぁ我こそニューエイジと自称する動きはほとんどないのではないだろうか。体が小さくて、目が細くてつりあがっていて、眼がねをかけて、首からカメラをかけているのが、日本人だ、なんていう漫画が昔横行したけど、それと似たような皮肉に満ちた悪意さえ感じる。

 すくなくとも、当ブログが探求しようという道ではなさそうだし、いままでこの表現にぴったり、というものも見た事がない。「善悪の区別はありません」と断言しているけど、善悪はたしかに相対的なものではあるだろうが、すべてにおいて善悪の区別がない、なんて断言できる動きなどないだろう。「この愛は、行いに移すべき愛ではありません」というような評価を加えているが、これは、きちんとその出展を明記して語られなければ、私はこれは、たんなるバチカンの理解不足か誤解なのではないか、と思う。あるいは、言葉の定義の仕方が違うのかな。

るニューエイジのセラピストは、死は避けられないものではないとまでいいます。人間のもっている潜在能力(ヒューマン・ポテンシャル)を発展させると、わたしたちは自らの内なる神性に触れるようになります。それは、疎外され、抑圧されていた自己の部分です。このことを何よりも明らかにするのが、変性意識状態(Altered States of Consciousness[ASCs])です。この変性意識状態は、薬物や、とくに「トランスパーソナル心理学」において用いられるさまざまな精神拡張技術によって引き起こされます。シャーマンはしばしば変性意識状態の専門家と考えられています。シャーマンは、心霊や神霊のトランスパーソナルな領域と人間界を媒介することができるからです。 p35

 さぁ、でてきたぞ。 トランスパーソナル については、それぞれにトランスパーソナルを自称する人々がいるのだから、ここは本人達が自ら反論したらいいだろう。本文がそうなのか、翻訳がそうなのか、わざと意図的にそうしているのか、とにかく、対象と主体の言葉が交錯していて、読みにくい。あるいは、両者において、それほど違いは多くないのかもしれない。

リスティックな健康増進のための方法には実にさまざまなものがあります。あるものは宗教伝統であれ、エソテリックな伝統であれ、古代の文化伝統に由来します。またあるものは、1960年代から1970年代にかけてエサレンで発達した心理学理論と関係しています。 p35

 フィンドホーンからエサレンとくれば、日本においては、これらの本の翻訳者であり紹介者と目されている 山川夫妻 の一連の書物を、いわゆる「ニューエイジ」の日本的現れと見ればいいのだろうか。実は個人的にだが、私はこのご夫妻の本は意図的にほとんど読んでいない。それこそ波動が合わないのかな。好き嫌いがある、ということで、とにかく今は苦手な本の部類に属している。

ピリチュアリズム、神智学、人智学、ニューエイジは皆、生まれ変わりを宇宙の進化への参加と考えます。このキリスト教を越えた終末観は、神の裁きに関する教えが答えることのできなかったさまざまな問題に答えるものとされ、地獄の概念を不要にします。魂が身体から離れると、個人はそれまでの人生全体を振り返ることができます。そして魂が新しい身体と合一すると、これからの人生への予見が与えられます。人は夢や瞑想法を通じて自分の前世を知ることができます。 p36

 この部分もいわゆるニューエイジを紹介しているということになるのであろうが、微妙に文章の主語や書き手の立場がぼかされていて、分りにくいことはなはだしい。文章を書くなら、もうすこし分りやすく、理解しやすいように書くべきだと思う。もともとが 「おもに司牧活動に従事する人々に提供」 p8されたものだから、バチカンの言説と、バチカン意外の言説については、瞬時に分離できて、その文章の落としどころやネタの面白さが内輪では大うけ、ということなのかもしれない。しかし、 「本書の分析と示唆は、霊的探求を行う教会外の人にとっても多いに役立ちうるものではないかと考え」 p167る限り、いずれはもうすこし分りやすいバージョンを発行すべきなのではないだろうか。

生や過去生や前世についての考え方は、一様ではない。私はバチカン的言説をまったく意味のないことだとも思わないし、また転生を主張する人々にも耳を傾けて生きたいと思う。しかし、もともと最初から、そのような思潮を一笑に付してしまうような動きにだけは違和感を感じる。あらゆる可能性は残されているのだ。

 もし当ブログが、理想とする方向性の中に、 「転生輪廻を自らの体験として理解する精神的なカウンセラー」 というモデルがあるとするなら、すくなくとも、バチカンはこの点にどういう態度をとっているのか、しっかり知っておきたい。ただ、ここに書かれている「ニューエイジ」的な過去生体験の技術などについては、どうやらバチカンは否定的な態度をとっているらしいことは、「キリスト教を越えた終末観」という言葉から推測できる。

<11>につづく






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Last updated  2008.01.23 09:33:12
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