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副題は「商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのからくり」。 著者は、SMG税理士事務所・代表税理士の菅原佑由一さん。 とても売れていますが、カスタマーレビューの中には微妙なものも。 私もタイトルに強く惹かれ、今回読んでみることにしました。 ***まず、タイトルに関する記述は、「1-1 タピオカ屋はなぜ流行ったのか?」で早々に登場します。その中に「タピオカ屋はどこへいったのか?」という節があり、次のように書かれています。 消えたタピオカ屋がどこに行ったかというと、 ある店は唐揚げ店になり、ある店はマリトッツォの店に変わり、 ある店は焼き芋の店になりました。 イニシャルコストを徹底的に抑えることで短期で利益を回収し、 ブームが去ったらすぐに見切りを付けて撤退する。 この変わり身の早さを活かして、消えたタピオカ屋は次のブームに乗り換え、 新たな収益を生み出しているのです。(p.21)この部分は「イニシャルコスト(開業にかかるコスト)」が、キーワードだと思いますが、そこに関してはあっさりと記述されているだけで、深掘りされることはありませんでした。これは、本書が40ものテーマをわずか191頁の中で扱っていることに起因しているのでしょう。数多くの図やグラフ等の資料が掲載されていますが、それらへの言及もほぼありません。また、「4-8 容姿端麗とは言えないアイドルがなぜ売れるのか?」というテーマについては、「熱心なファンが収益を生む」「応援する喜びを実感」の2節に分け記述していますが、「容姿端麗とは言えない」という部分に関する直接的な回答は見当たりません。まぁ、この部分を深掘りすると、このご時世、色々と問題が発生しそうではありますが。かつて『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』を読んだ時のような、ワクワク感や満足感は、あまり感じることが無いまま、読了してしまいました。
2024.08.13
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私にとって、大変興味深いテーマを扱った一冊。 なので、スイスイ読み進めることが出来ると思いきや、 読んでいても、書かれていることがスッと頭の中に入って来てくれない…… 最後まで、頁を捲る速度が思うように上がってくれませんでした。 「何故だろう?」と、ずっと考えながら読んでいましたが、 「おわりに」に至って、その理由と思われることに気付きました。 今回もまた「親ガチャ」という流行語に便乗して早く出版したいということで、 山路さんにお手伝いいただきました。 山路さんご自身が、前著の時以来このテーマにすごく興味を持ってくださり、 編集者の渡邉勇樹氏と共に、遺伝と能力と教育を巡るさまざまな質問を 次から次へとぶつけてきてくださいました。 それに応えようと、 行動遺伝子学の最近の論文や自分自身の研究で示された科学的根拠だけでなく、 まだにわか勉強中の脳科学の知見、さらには個人の経験や日頃の思いなどを総動員して、 楽しくディスカッションさせていただいたものを、 質疑応答の形でまとめていただいたのが本書です。(p.248)著者とされる人に口頭で話をしてもらい、それを文章にまとめ出版することは、決して珍しいことではないでしょう。が、上手くやらないと何だか要領を得なかったり、読みづらいものが出来上がってしまうことも。テープ起こしをした経験のある方なら、分かっていただけるのではないでしょうか?
2024.08.12
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今巻は、3年前の”東の海”「ゴア王国」コルボ山からスタート。 そこには、16歳のルフィを見つめるドラゴン、傍らにくま。 その頃、ソルベ王国には、父の手紙を待ち続けるボニー、傍らに王太后。 海軍科学班第8研究所には、手紙を書き続けるくま、傍らにベガパンク。 9歳の誕生日から半年、ボニーはソルベを脱走、父とニカを捜すため海賊団に。 魚人海賊団アーロン一味を撃破したルフィーたちは、偉大なる航路・スリラーパークや、 シャボンディ諸島でのエース公開処刑の際、くまの圧倒的な力を目の当たりにすることに。 そして、ルフィにニカの姿を重ねるくまは、未来への希望を託し、自我を喪失したのだった。父の過去を全て見たボニーは、サターン聖に襲い掛かかるも捕えられてしまう。そこにくまが現れボニーを救出、サターン聖に一撃を見舞うが直後に完全停止。サターン聖がバスターコール発動命令を下す中、ボニーの呼びかけでバシフィスタは海軍を攻撃。そしてルフィが、サターン聖、黄猿と対峙する中、サンジはベガパンクと共に脱出を図る。その瀕死のベガパンクが、念波を用い10分後に世界に向けてメッセージを発することに。しかし、ルフィの前にはマーズ聖、ウォーキュリー聖、ナス寿郎聖、ピーター聖が現れる。五老星の攻撃にバシフィスタは次々と機能停止、が、対峙するゾロとルッチに新たな動き。そして、ルフィのもとには、赤鬼のブロギー、青鬼のドリー率いる巨兵海賊団が駆け付けてきた。 ***バーソロミュー・くまの、これまでの一連の行動の背景を明らかにしつつ、娘・ボニーへの溢れんばかりの愛情を描いたお話は、とても見ごたえがありました。そして、ブロギーとドリー、懐かしい!!サンジとゾロも、それぞれにとってもカッコイイ場面がありました。さて、気になったのは、黒ひげ海賊団のカタリーナ・デボンとヴァン・オーガーに、カリブーが、古代兵器「ポセイドン」と「プルトン」の情報を示しながら、自らを黒ひげの子分にしてくれと売り込んだシーン。今後の新たな展開を生みそうです。
2024.08.05
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