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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.05.17
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 結構知っているほうだと思っていたのに、
 実は、全然そうではなかったということを、
 この本を読むことで知りました。

 私は、専らPCを使ってインターネットを利用していますが、
 学生を中心とする若者たちの多くは、携帯電話からインターネットに接続しており、
 今や、インターネット利用者は、PCからよりケータイからの方が多くなっています。
 そのあたりまでの状況は、既に私も知っていました。

ところが、本著によると、同じようにインターネットに繋がると言いながらも、

それらは、お互い独立して存在、そして、双方間の行き来が、ほとんどないらしい。
故に、PCから「携帯サイト文化」を知ることは難しく、逆もまた同様とのこと。

この間、TVで「画嬢」とかいうものについて扱った番組を見たのですが、
私は、「そんな言葉、今まで聞いたことも、見たこともないなぁ……。」とか、
「こんなものが、中高生の間では、流行っているのか……」と思ったのですが、
結構ネットに親しんでいる私ですら、そんなことになった理由が、ハッキリ分かりました。

   ***

本著では、このような現在の状況が生まれるまでの過程を、
日本のインターネット発展の様子を追いながら、丁寧に説明してくれているので、
とても理解しやすく、「携帯サイト文化」の一端にも触れることが出来ました。
「ケータイ小説」を実際に読んだことはないけれど、どんなものか、雰囲気はつかめたかな。


「PC世代」と「ケータイ世代」の間に生じている対立を、いかに解消していくかということ。
これまで、バーチャルなネット上での格差・対立でしかなかったものが、
今後は、リアルな現実世界に、どんどん持ち込まれていくであろうという事実。

現実社会で予想される、この「世代間の軋轢」は、避けて通ることは出来ないでしょう。
「PC世代」「ケータイ世代」の、それぞれの発想や考え方を、お互いに理解し合う必要があります。

二つの世代間にある「感覚のズレ」に、折り合いを付けていかねばなりません。





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Last updated  2008.05.17 18:00:41 コメントを書く
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