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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.11.06
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 首都ローマの中で、ローマ人同士が戦闘を繰り広げ、
 ローマ人を守護してくれる神々の神殿が、ローマ人の手で炎上するという惨劇。
 このことは、辺境の異民族にも影響を与えずにはおかなかった。

 ゲルマン諸部族を率いるユリウス・キヴィリスの反乱は、
 やがて、ガリア帝国を創設し、ローマ帝国から独立する動きへと発展する。
 この時、ムキアヌスは間髪をおかず、九個軍団を投入して対処、
 ガリア系ユリウスたちも、ゲルマン系ユリウスたちに、同調しなかった。

そして、ローマ軍を率いたケリアリスは圧勝、敗者には寛容の姿勢を貫く。

一方、紀元66年夏に勃発したユダヤ戦役は、
ユダヤ人とローマ人の考え方、文明の違いを考えれば、避けがたいものであった。

  他民族に長く支配された歴史を持つ民族は、
  現代人の考え方ではしいたげられた民族ということになり、
  同情を寄せられるのが当然という感じになっている。
  だが、しいたげられた長い歴史をもつということは、
  それゆえの精神構造の変化をもたらさずにはおかないという、
  現実にも眼を向ける必要がある。
  具体的に言えば、自衛本能が発達せざるをえなかったゆえと思うが、
  思考の柔軟性が失われてかたくなになる。
  また、何に対してであろうと過敏に反応しやすい。

  ユダヤ教では、救世主待望がそれに当たった。(p.86)

紀元67年5月、ヴェスパシアヌス率いるローマ軍が、ユダヤ北部ガラリアへ進軍開始。
ガラリアを守っていたヨセフスは、やがて捕らえられたが、
戦役も、イェルサレム攻略を残すだけとなった段階で、皇帝ネロの死去により中断。
戦役が再開されたのは、ヴェスパシアヌスが皇帝に擁立されてからであった。


そして、息子の皇位継承者としての箔付けのために、ティトゥスに総指揮を任す。
5か月におよぶ激戦の末、イェルサレムは陥落。
これにより、ユダヤ人の反ローマ運動は、半世紀の間は鎮火した。

  ヴェスパシアヌスの皇帝としての第一声は、
  アウグストゥスとティベリウスとクラウディウスの政治を継承する、である。
  歴史家タキトゥスによって
  ティベリウスとクラウディウスは悪徳皇帝として一刀両断されるのだが、
  そうは思っていなかったローマ人が多かったことを示している。
  とはいえ、カリグラ、ネロ、そして次々と入れ代わった
  ガルバ、オトー、ヴィテリスの名はあげていない点にも注目して欲しい。
  これらの皇帝たちは、同時代人からも皇帝不適格者と思われていたのだ。(p.162)

ヴェスパシアヌスは、皇位継承者としての息子たちの地位を確実なものにしようと、
元老院の皇帝に対する不信任権を取り上げる「皇帝法」を制定する。
そして、既成の支配階級の外に生まれた身でありながら、平和の秩序の再現とその維持を実現し、
皇帝としての十年が過ぎた70歳でこの世を去ると、その皇位は滞りなく息子へと引き継がれた。





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Last updated  2011.11.20 16:27:08 コメントを書く
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