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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
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Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.08.22
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カテゴリ: 教育・子育て
​ 東田さんが18歳の時に書いたブログ記事を加筆・修正した一冊で、
 2013年に刊行されたものを、2017年に文庫化したもの。
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』 から5年後、
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由2』 からは2年後の文章です。

 巻末の「文庫版あとがき」によると、
 東田さんは、2017年までに20冊もの本を出版しています。

 作家となるきっかけになったとのこと。

そして、次の思いつきが、
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』が誕生する契機となったのです。

  普通の人の言動は、不可解なこともありましたが、
  だからといって、
  僕が自分のことをおかしくないと思っていたわけではありません。
  おかしいことはわかっていましたが、みんなのようにはなれなかったのです。  
  そんな自分を理解してもらうために、
  僕は、自閉症という障害について、
  自閉症者からの説明ではなく、
  普通の人の視点から解説することを思いつきました。

  自閉症を、もっと身近に感じてもらいたかったからです。(p.187)

本著の中で、印象に残ったのが次の部分。
これは、全ての人に通じるものだと思います。

  成功体験というのは、課題ができることだけではありません。
  いちばん大事なのは、次もやってみようと思えることです。(p.53)


全ての人に通じるものだと思いました。

  障害を理解してくださっている人さえも、
  自分の思いを相手にわかってほしい時には、
  普通の人と同じような反応を、
  話せない自閉症者に求めてしまいます。
  怒っている時には反省している態度を強く求め、
  好きという気持ちには、やさしくしてくれる態度を期待します。
  しかし、それができないから、僕たちは困っているのです。(p.117)

このように、「自閉症」について述べられている本著は、
「人間」というものについて、とても深く考えさせられる一冊になっています。





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Last updated  2018.08.22 23:06:28コメント(0) | コメントを書く
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