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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2023.03.05
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カテゴリ: 文芸
前巻 に比べると随分早いもの。
 帯ある 『TVアニメ 2023年放送決定!』 が関係しているのでしょうか?

   ***

 西都から戻った猫猫たちの、久々に都を舞台とするお話がスタート。
 羅漢の執務室で首吊り死体が発見されると、羅半は医局に変死体の検死を依頼します。
 劉医官、天祐と共にやって来た猫猫は、野次馬のが3人の女性が怪しいと気付きます。
 それは、武官・王芳に三股をかけられていた3人の官女が共謀しての犯行でした。


彼が西都に赴いていたこの1年の都の様子を伝えます。
さらに、母・桃美や、弟の馬良と馬閃、馬良の妻・雀に1年半ぶりに再会し、
馬閃と『卯の一族』の令嬢・里樹の今後について、どうしたものかと思案するのでした。

他方、姚が羅半に好意を寄せ、羅漢の屋敷に滞在し続けていることを心配する燕燕は、
羅漢の屋敷で働く三番から新居を紹介されますが、三番も羅半に好意を寄せていたのでした。
羅半をめぐり、冷たい火花を散らす姚と三番。
そんな羅漢の屋敷に、西都に置き去りにされた羅半兄が遂に帰ってきたのでした。

娼館『緑青館』の三姫の一人・女華は、母の形見である翡翠の玉牌を所有していました。
約1年ぶりに『緑青館』を訪れた猫猫が、羅漢の執務室の首吊り死体について話をすると、
女華は、それは玉牌を譲って欲しいと言ってきた自分の客だった男ではないかと言います。
猫猫は何かに気付いたようでしたが、それを口にはしませんでした。


さらに、「月は私の実の息子だからな」「本物の皇弟と私の息子を入れ替えた」とも。
それは、猫猫にとって、気付いていても直接知りたくなかったことでした。
そして、「宮に行く意味はわかっているか?」と尋ねられ、自らの覚悟を語るのでした。

その後、猫猫は壬氏が待つ部屋へ。
花街育ちの猫猫がしてきた諸々の準備を聞かされ、

猫猫は宿舎の部屋で、持ち帰った夕餉をぺろりと平らげ、酒をちびちび舐めるのでした。

   ***

巻末には、皇族と羅の一族の家系図が掲載されています。
壬氏と現帝の長男については、世間の認識のままが掲載されており、
今巻、阿多が語った内容は反映されていません。
まぁ、 読者は既に知っていたこと ですが、確かに色々とややこしい状況です。





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Last updated  2023.03.05 21:22:11 コメントを書く


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