乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2025.12.14
XML
カテゴリ: 文芸
佐藤愛子さんのエッセイ を読んだので、
 今回は向田邦子さんのエッセイを初めて読んでみることにしました。
 本書タイトルの「父の詫び状」を始め、24のエッセイが集められた1冊ですが、
 そのいずれもが、他の方の書かれたエッセイとは、一味も二味も違うものでした。

 そこから漂ってくるのは、正真正銘昭和の空気。
 令和に生きる人たちにとっては、随分質感の違ったもので、
 「それは違うんじゃないの」と感じたり、思ったりすることも多々あるでしょうが、
 当時は、誰もがその空気感のなかで、日々普通に生きていたのです。



  それらすべてに共通する特徴が、まったくないというわけではない。
  第一にその「文章」である。どれも文章が極めて視覚的なのだ。(中略)
  その結果、読み手は話の流れに沿って、登場してくる人や物や風景を、
  いとも簡単に映像化することができる。
  特徴の第二は、その「結構」である。結構がドラマチックなのだ。
  なによりそれは、挿話と挿話のつなぎ方の大胆な飛躍に明らかである。(中略)
  読み手がそれに一種の快さと受け取られるのは、最後に到って、
  ばらまかれた挿話が一挙に統合されるからなのだ。(p.289)

これは、ノンフィクション作家・沢木耕太郎さんによる巻末「解説」の一部ですが、
私が本書を読みながら強く感じていた事柄をズバリ代弁してくれるものでした。
向田さんは、テレビドラマのシーンの作り方や場面転換の仕方を工夫・応用して用いたり、


そして、沢木さんがこの「解説」を書いていた、まさにそのタイミングで、
向田さんが乗った飛行機が、台湾上空で爆発事故を起こしたのでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.12.14 17:03:40 コメントを書く
[文芸] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: