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地球へ…の限定版DVDを5,6,7巻と買ってあるんですが、全然放置。(苦笑)フィギュアだ、ドラマだと見なきゃならないものが多くて、後回しになってます。ていうか、カバーイラストとかにブルーの出現頻度が高すぎだよー。満腹すぎる。^ ^;;以前にも日記に書いた通り、ジョミーの存在価値薄々なアニメ版には、あまり好感が抱けません。DVD買ってるのは、プレゼント目当て(と意地のせい)です。ドラマCDだけでも聞いておこうかなぁ。
2008/01/31
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「墓場鬼太郎」がアニメ化されて、今また熱い鬼太郎です。ニコニコ動画に、↓まんがビデオが。http://www.nicovideo.jp/watch/sm2231000原作のマンガと実写を交えて作られたアニメです。こ、これは迫力がある・・・。親父怖いよ、目玉になる前の・・・。でも最後まで見てしまった。
2008/01/30
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なんというか、もう・・・放置しすぎだったweb拍手のお礼小説を、先ほど更新致しました。すみません、すみません。(平謝り)お礼の画面を全く更新してないのに、結構コンスタントに拍手いただいてたので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。(^ ^;;辛抱強くボタンを押して下さった方々、本当に有り難うございます。web拍手のボタンは、小説の目次ページなどに設置してあります。現在、「年の瀬の祭り~第二夜(3)~」を掲載中。過去の連載分は、日記に移してあります。第一話■第二話■だんだん、お笑い路線に走ってきてる気も・・・あと一回分で、完結予定です。
2008/01/29
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間章.移り香イタリアから遠くアルプスを隔てたフライハルトには、戦場の剣戟の音も届かない。人々は当面、侵略の恐怖から解放されて、それぞれの生を営んでいる。女王の周囲では秘(ひそ)やかに、だが粛々と婚礼への準備が進められていた。まだ公表されていない事ゆえ、それを知る人は少ないが。「まぁ・・・いい仕上がりじゃないの。」婚約者ルーカスから贈られたサファイアの首飾りで胸元を飾ったレティシアは、艶やかなシルクの布地に手のひらを滑らせて言った。彼女の瞳の色を一層ひきたてる、抜けるような蒼。ローブをまとうように布を体に巻き付けたレティシアが、鏡の前でくるりと回る。「さすがにフランス製には及ばなくても、これだけ作れるなら我が国も大したものだわ。それに幾つも試作品を見たけれど、この染料との相性がいいんですって。独特の風合いでしょう?ねぇ、レオ。今年はこれが流行(はや)るわよ。」「じゃぁ早めに買い占めて、女の子達にドレスをプレゼントします。」挙式後の祝宴に着る布選びを終えて、レティシアは侍女に首飾りを外させる。徒然の会話相手をしていたレオンハルトは、所狭しと並べられた布やレースをいじり回して、下女達から取り上げられた。「今日の昼食は執務室で済ませてしまうのだけど、あなたも一緒にどう?」「あ・・・・えぇ。それは。」曖昧な返事をしたレオは、淡い緑色の瞳を彼女に向けて言う。「レティシア様・・・その前に少し、時間をもらえますか?」かすかに表情を固くしたレティシアが、女達に命じて隣の支度部屋へ控えさせた。二人きりになった室内は、真昼に不似合いなほど静まりかえる。「どうなさったんです。やっぱり、マスターと何か・・・・」「・・・そんな風に、人の心を覗こうとするものじゃないわ。」「だって俺を誘うなんて、余程のことでしょう。」グストーに仕えるレオと親しく接することを、フォルクマール達は歓迎していない。なのに彼女はこうしてレオを呼び寄せ、食事まで共にしようと言うのだ。「私だって時には楽しく過ごしたいの。あなたのように、気兼ねのいらない人と。」「本当に、それだけ?」「レオ・・・っ。」立ちはだかるようにしていたレオンハルトが、背をかがめレティシアをのぞき込む。柔らかな眼差しにさらされると心が弱くなってしまいそうで、彼女が顔をそむけようとするのを、レオの指が制止する。彼は十分すぎるほど、レティシアの心中を察していた。これが彼女でなかったら・・・レオは揺れるレティシアの碧眼を見つめながら思った。他の女性だったら、軽く口づけを交わして慰めてあげるだろう。この完璧に美しい弧で作られた唇の形をなぞるように愛撫して、ひとときの歓びを分かち合うだろう。不安も悲しみも、置き忘れるほどに。「レオ・・・」彼女の声に呼び寄せられて、レオンハルトはレティシアを抱きしめた。「大丈夫・・・俺はあなたの味方ですからね、レティ・・・。」彼の胸に、レティシアの額が押し当てられる。これまで知らなかったほど強く彼女の香りが感じられて、思わず腕に力が入った。心の命じるまま、鼻先で彼女の金髪を掻き分けるようにして、レオンハルトは細い首筋に唇を落とす。腕の中でびくりと震える体をきつく抱いて、レオの唇はなおも彼女の熱を探る。抑制が崩れそうになって、彼は己に言い聞かせた。(やめておけよ・・・彼女は俺のためにこの香りを選んだわけじゃない。)不自然にならぬように、それでも未練がましく見えないように、レオは彼女の体を優しく解き放した。「レティシア様・・・食事はまたの機会に。」「・・・えぇ、そうね・・・そうしましょう。」笑顔を作って立ち去るレオンハルトを見送ると、彼女は長椅子に座り込んだ。安堵すると同時に、何か切ない感覚が胸の奥に残っていた。彼の好意を受け入れれば、自分はもっと楽になれるかも知れない。いつの頃からか、レティシアは素直にグストーを求めることが出来なくなっていた。女王と国政を預かる宰相としての信頼を築き、以前より彼を近く感じるようになるほど、彼が望んでもいない関係を結ぶことに罪悪感が伴った。皮肉なことに、彼らの間に肉体の結びつきに頼らぬ絆が生じた時、グストーは愛人役を演じる必要もなくなり、彼女はグストーを失ったのだ。レティシアが求めるなら、彼も応えるだろう。彼女が望まぬから、ふれ合わない・・・だがレティシアは、自分からこの恋愛遊戯を降りたいと切り出すことも出来ないのだった。(今と過去を比べるなら、今の方がずっといい・・・グストーは私を認め始めているのだもの。でも・・・できる事なら、彼の側で生きたい・・・女王としてだけでなく、彼を慕う一人の女として・・・。)今夜は言葉だけでも交わしたい・・・レティシアは彼に会う口実を思い巡らせていた。 * * * *「マスター。」執務机に向かうグストーの視界を遮って、レオンハルトが立ちはだかる。小一時間も待たされた上、一向に仕事の手を休めない主人に痺れを切らして彼は詰め寄った。集中を乱されて明らかに不愉快そうなグストーは、書き上げた紙束に署名をほどこすとレオを一顧だにせず、書棚に向かおうと立ち上がる。「話があると言ってるでしょう。」グストーが手を伸ばした棚との間に、レオンハルトは体を強引に割り込ませた。「これが何の香りか、分かりませんか。」グストーの顔前に差し出された袖口から、ほのかに女物の香水が薫る。「・・・ミモザにオレンジ、ジャコウ草か。」「そうじゃなくて・・・」「レティシアが、何だというんだ。」グストーの声に混ざる苛立ちが、仕事を中断された事に対するものか、部下がレティシアの移り香を漂わせているせいなのか、レオには判断がつかなかった。唇を真一文字に引き結んだレオは、グストーに突きつけるように言う。「陛下には支えが必要です。あなた以外の、誰かの支えが。」「だから、レティシアを抱いたのか。」「えぇ。」グストーの目が冷たく笑う。嘘だと見抜かれているらしい。「正確には、抱きしめただけです。」「わざとらしくカマなど掛けるな。」レオンハルトの体を手の甲でのけると、グストーは目当ての資料を棚から取りだす。その淡々とした様子が、レオには憎らしかった。「言っておくが、俺はレティシアに他の男と寝るなと命じた事はない。レティシアが望んでいるなら、お前が相手をしてやればいい。」「・・・何だって、そんな風に突き放すんです。レティシア様は、あんなにもマスターを想っているのに。少しくらい優しさを返そうと思えないんですか。」「なぜ。」「・・・愛情には愛情で報いるのが、人間らしいって事だからです。」グストーは興を失ったように椅子に腰掛け、ペンをインク壺に浸した。「マスター!」ペンを握る手が止まり、グストーは軸先からしたたる黒い液体を見つめる。「・・・・お前の熱弁に報いて、答えてやろう。お前はレティシアが俺を愛しているというが、それは違う。レティシアが俺だけを信じ、俺を追うように仕組んだのは俺だ。俺を慕うように、俺が仕向けた。レティシアの感情は、愛ではない。単なる”反応”だ。」ペン先に溜まり球体となった滴が、壺に落下して黒い波紋を作る。「俺とレティシアは、こうして離れている方が、偽(いつわ)りが少ない。」「・・・・・」グストーの目の端で、レオンハルトが拳を固く握りしめている。また殴りかかる気だろうか。以前のように。だが、次に発せられたレオの声は、怒りに満ちたものではなかった。「・・・あなたは、哀れな人だ・・・。」静かに、レオは己の真情を言葉に乗せた。彼は己の中に巡る思いを噛みしめて、言った。「愛されていながら、それに気づけない貴方は、哀れだ。」彼はそれ以上グストーを責めもせず、大きな背をかがめて部屋を後にした。<本編につづく>
2008/01/28
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24とのCMコラボでも有名なドラマ。^ ^無実の罪で死刑宣告を受けた兄を助けるため、わざと銀行強盗を働いた設計技師マイケル・スコフィールド。狙い通り同じ刑務所に収容された彼は、兄を連れて脱獄する計画を実行する。IQ200、天才的頭脳を持ったマイケルが、厳重な警備をくぐり抜け脱出に挑む!マイケルの緻密で意表を突くような脱獄計画と、次から次へと振りかかかる予定外のトラブルを回避していく展開が、クセになります。^-^周囲の囚人達も、根はいい子な強盗犯や、マフィアのボス、冷血で濃ゆすぎるキャラな殺人犯、猫大好きおじいちゃん等々・・・バリエーション豊か。色々と上手くいきすぎ、タイミングよすぎ、というご都合主義な部分もありますが、一度見始めると止まらない作品。ちなみに、ニコニコでprison breakを和訳して検索すると、いいことがありますー。オススメ度は★4つ。
2008/01/27
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最近また、自分の中で海外ドラマがブームです。年明けにCSで一挙放送された『スーパーナチュラル』シーズン1。題名通り、超常現象(心霊とか、念力とか)がテーマのドラマ。アメリカの都市伝説チックな内容盛りだくさんです。幼い頃、母親を悪魔(!)に焼き殺されたサム。サムの兄で、傲慢で女たらしだけど人一倍家族思いのディーン。「ハンター」となって悪霊を狩る父親を追って、二人は様々な超常現象から人々を救っていく・・・という。見所は見事なCGで作られた怪奇現象の数々、ではなく、ふざけてイチャコラする兄弟愛ですかねー。(何)ディーンかっこいいよ、ディーン。一話完結タイプなので、気軽に見られます。オススメ度、★3つ。
2008/01/26
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フィギュアスケートは実力だけで勝つのではなく、ミスのない選手が勝つんだというフレーズをよく耳にしますが、今回はそうとも言えなかったようです。男子シングル、高橋大輔は僅差での2位。><;ジャンプに幾つもミスのあったランビエールが優勝。フリーの技術点では、高橋の方がリードしてるんですよね。が、プログラムコンポーネンツでは1.7点も負けてる。内容で見ると、スケーティングスキルは同点、大きく差が開いたのはコリオグラフィー(振り付け)とインタープリテーション(解釈)。解釈は0.45も点差が。(汗)見ていて改めて感じるのは、プログラムには「格」があるんだなってことでした。高橋選手のヒップホップに真似できない独自性がある反面、やっぱりロミジュリの方は振り付けも解釈も凡庸な感じが否めないんですよね。そもそも、ロミジュリの音楽で今以上の振り付けって、ちょっと考えられないじゃないですか。初めから頭打ちっていうか。限界があるというか。だから、ランビエールが(比較的)安定してポエタを踊ってしまったら、他の選手は負ける。ポエタは音楽、振り付け、ランビ自身が磨いてきた表現力と3拍子そろってるから。もちろん、(女子の方はアジア勢強いんで)男子はチャンスがあればヨーロッパ選手に花を持たせたい気持ちがジャッジの中に多少はあったでしょうし、高橋が冒頭の4回転を3回転にしてしまい、後から4回転を入れたこともマイナス要因だったとは思います。高橋君はショートのヒッピホップで十分他の選手を圧倒してるんですが、残念ながらショートで付けられる差はフリーほど大きくない。世界選手権では、ランビエールはどこまで復調できるんでしょう。彼のジャンプが2年前のレベルに戻ってきたら、彼に勝てる人はいない、気がします。少なくとも今年は。^ ^;
2008/01/25
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DVD R.シュトラウス 楽劇「サロメ」全曲 コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団演出:リュック・ボンディ 出演:キャサリン・マルフィターノ(サロメ)2月に新国立劇場で公演される「サロメ」を観に行くため、予習としてこのDVDを見ました。1997年、コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウスでの上演。「サロメ」というと、銀の盆にのせた生首を捧げ持つ少女・・・という程度の予備知識しかなく、このDVDと元ネタになる新約聖書の記述を読んで、ようやく理解できました。時代は、イエス・キリストが世に出て各地で教えを説いている頃。聖書のマタイ伝やルカ伝に出てくる話は、こうです。ガリラヤの副王ヘロデは自分の兄弟の妻、ヘロデヤを娶ったため預言者ヨカナーンに非難され、彼を投獄する。ヘロデの誕生祝いの席でヘロデヤの娘サロメは、見事な踊りを披露した。そこでヘロデはサロメに、何でも望みのものを与えようと約束する。母親にそそのかされたサロメはヨカナーンの首を所望し、ヘロデはヨカナーンの声望を恐れてためらったが、結局彼の首をはねてサロメに与えた。サロメは首を母親に渡した。・・・以上、おわり。シンプルな話ですね。^ ^;;ヨカナーンを邪魔に思った母親が、娘を利用して彼を殺害させたという。この「ヨカナーン」とは、あの洗礼者ヨハネ(バプテスマのヨハネ)で、イエスに洗礼を与えた人物です。獄中でも人づてにイエスとやり取りしたり、彼の死体を弟子がイエスのもとへ運んだり、関わりは深い様子。そういう偉大な預言者を、地上の権力者がサクッと殺してしまうという話なわけですが・・・それがオペラになると、「何故あんな話に?!」というくらい激変。オペラ「サロメ」の元になる小説を書いたオスカー・ワイルドは、こんなシンプルな説話から、よくもあんな淫靡な世界(笑)を思いついたなと感心します。(史実を空想で埋めて膨らませて独自の世界観を作るのは、確かに作家の醍醐味なのかも知れませんが。)ワイルド版の物語は次のようなものです。兄弟から奪った妻ヘロデヤに飽きてきたヘロデ(笑)は、なにかとサロメに色目を使っている。うんざり気味のサロメは、ある夜、井戸の底から聞こえてくる男の声に心惹かれた。その声こそキリストの到来を告げるヨカナーン。彼女は自分に想いを寄せている護衛隊長ナラボートを利用して、井戸の底に幽閉されていたヨカナーンを外に出してしまう。ヨカナーンの姿にすっかり魅了されたサロメは彼の拒絶にも構わず、しきりに彼に触れようとする。サロメの姿に絶望したナラボートは自刃するが、そんなこと眼中にない彼女はヨカナーンに言い寄り続ける。呪いの言葉を吐いて、自ら井戸の底に姿を消すヨカナーン。やがて祝宴が始まり、ヘロデはサロメに踊りを所望する。サロメの母ヘロデヤはヘロデの下心を見抜き、サロメを止めようとするが、サロメは「どんな褒美も与える」と約束されて「七つのヴェールの踊り」(七枚のヴェールを次々と取り去って踊る、オペラ版のハイライト)を披露する。踊りを終えてサロメが望んだのは、預言者ヨカナーンの首。さすがのヘロデも何か他の物をと言い出すが、サロメは執拗に愛するヨカナーンの首を求める。ついにヘロデはヨカナーンの首を彼女に与えるが、銀の盆に載せられた首をうっとりと眺めて「ついに貴方に口づけできる」と呟くサロメの狂態に、ヘロデは彼女の処刑を命じるのだった。・・・完。うーん、実に見事に各人物の思惑が交差する人間劇に生まれ変わってますね。^ ^;;夫から娘を遠ざけようとするヘロデヤの気持ちも、褒美をダシに楽しんでやろうというヘロデの下心も、サロメの前では何の意味もなしません。サロメのヨカナーンに対する想いは、純粋で盲目的。「あなたの肌が好きよ」と言って拒絶されると、「あなたの肌なんて汚くておぞましいわ!・・・でも、あなたの髪は素敵。」なんていうやり取りは、程度や表現の差はあれ思春期の少女にみられがちな感覚をよく表現している気がします。拒まれると攻撃したり、どうでもいいのよっという振りをしつつ、でも気になるという。^ ^;偉大な預言者が、操縦不能な少女の恋に殺されるとは壮大な皮肉。(このオペラが作られた頃は、あまりに不道徳という理由で上演禁止かかったそうです。)サロメ役のマルフィターノは当時もうベテランの域ですが、仕草や身のこなしで可憐な少女を見事に演じています。劇中、「なんて痩せた体」と言われるヨカナーンがプクプクなのはご愛敬として(オペラ歌手だから仕方ないのか)、ヘロデ役のケネス・リーゲルも愚かで好色な権力者を好演。小説の方も合わせて読みたくなりました。(あぁ、可哀想なナラボート・・・死んでも皆に完全スルーされてる彼が、私は気になります。)
2008/01/24
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昨日の夜、締め切りから解放されました~v(≧▽≦)ノ終わったー。で、家にある漫画を整理してたら、シリーズ物の中の一冊だけどこかに消えていて・・・こうなると気になる。なんとしても、その一冊を探さねば!という気持ちに駆られて部屋の大掃除になりました。すっきりした。まぁ、結局探してた本は、すぐ近くで発見されたんですが。。。今日は、ゆめるちゃんの写真を撮ったり、のんびりと。以下、ちらっとドール写真ありますので、ご注意を。★朧ノ城更新アンティークドール風に、ゆめるちゃん。↓クリックで飛びます。
2008/01/23
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前回の日記から続きます。^ ^;同じくヤグディン様がオリンピックのエキシビジョンに使用していたのが、この音楽ですね。ロナン・ハーディマン『アンセム』から8曲目の「ancient lands」。太古の大地、という意味の曲名どおり、プリミティブな神秘性と荒々しさが同居した、スケールの大きい楽曲です。ここでもヤグディン・スタッフの編集の妙といいますか。演技の冒頭に流れる鼓動のような音は、原曲だと中間部にあるんですよね。それを敢えて初めに移動させることで、胎動のような予感的なイメージを作り出し、演技のストーリー性を高めています。うぅむ。鼓動といえば、この音楽を聴くと喜多郎の『古事記』を思い出しちゃうのは私だけでしょうか。あのアルバムは好きなんですよねー。ロナン・ハーディマンはアイリッシュダンスのエンターテイメント「Lord of the Dance」の音楽担当として大変有名であり、ブライアン・ジュベールも「Lord of~」から曲を使っていましたよね。^-^ご興味のある方はここから試聴できますよー。↓Ronan HardimanRonan Hardiman『Michael Flatley’s Lord Of The Dance』
2008/01/22
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昨年の年末頃、映画のサントラにはまってました。フィギュアスケートの放送を見てると、演技に使われてる音楽から結構新しい曲を発掘できたりするんですよね。^ ^で、各選手は2分半とか4分半とか、演技の長さに合わせて曲を編集するわけですが、素晴らしい編集というのは、オリジナルを越える場合もあると感じます。通常レベルだと(特に原曲を知ってる場合)「あ、ここで飛ばした」「この繋ぎがよくない」等、あちこち気になってしまいますが、成功した編集というのは違和感を感じさせることがありません。成功の代表例といえば、やっぱりこれ↓【CD】「仮面の男」オリジナル・サウンドトラック/サントラヤグディンがオリンピックのフリーで使用したのは、1曲目のSurroundedと、2曲目のHeart of King(合計すると7分以上)だと思いますが、それを4分半に過不足なく収めています。むしろ原曲の方が間延びして聞こえるくらい、メインになる旋律をコンパクトに凝縮することに成功してますね。ヤグディンのプログラムって、音楽がよく練られてるなーと惚れ惚れしちゃいます。と、ここまでは前振りで(笑)、もう一枚ヤグディンが使った曲について書きたいのですが、それは次の日記で。(←露骨な穴埋め工作)
2008/01/21
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改めてロボコップ1&2を見直してみた。あぁ・・・思い出した。結構トラウマになるシーンあるんですよね。1で、敵が溶けちゃう液体に突っ込むトコとかー。><;ウェラーさんは生身だと細っ!そのまんまサイボーグできる感じ。というか、モンキー・パンチが描く外国人みたい。白黒写真だと。(謎)しかし、ロボコップ自身以外にも結構見所ありますね。全体的に、ユーモアが黒すぎる。劇中に流れるニュース番組とか。^ ^;「衛星ミサイルが誤射して、元大統領2名が亡くなりました。アハッw」こんな感じ。CGなしの雰囲気が逆に新鮮で、展開もサクサク進んで面白い。画面作りも工夫されてますし、今でも十分楽しめる映画ですね。
2008/01/20
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今年の「初買い」が、このCDでした。↓「人間万葉歌 阿久悠作詞集」CD5枚組 108曲 8400円昨年他界された阿久悠氏。これは2005年に活動40周年を記念して作成された選集です。うん、我ながら渋い買い物だ。でも紅白聴きながら、「やっぱり一度まとめて聴きたい!」と思って購入しました。阿久悠というと、私はうっすらピンク・レディーを覚えてて、あとは懐メロの常連というイメージなんですが、一度聴いたら忘れられない曲が沢山あるんですよね。「また逢う日まで」、「熱き心に」、「あの鐘を鳴らすのはあなた」、「思秋期」、「勝手にしやがれ」などなど・・・昭和の名曲大全と呼んでも違和感ないくらい、演歌から歌謡曲まで幅広く。(うちの母なんかはGSとかジュリー♪とか言う世代なので、よく沢田研二のかっこよさについて横から語られるのですが。)もちろん今の感覚で聴くと「ずいぶん大仰な。時代だね。」と感じる面は多々あります。ただ、やはり一つ一つのフレーズの中に、こちらの感覚をハッと揺り起こすような、触れてくるものを感じるんですよね。ほんと、素晴らしい。最近まで私、こういった名曲は作曲が良いんだと思ってたんです。だいたい、自分が音楽聴く時は音の気持ちよさだけ重視して、詩はあまり意識しないので。でも、ふと「あの鐘を鳴らすのは~」とか、全く別の凡庸な詩が付いていたら、面白さもスケールもない、つまらん曲になるんじゃないかと気づきました。^ ^;(実際、「また逢う日まで」の歌詞違いバージョン「ひとりの悲しみ」はフツウな感じです。これも阿久悠の作詞だけど。)楽曲を作るとき、詩が先にあるケース、曲が先にできてるケース、様々だそうですが、阿久悠の詩は曲に人を引き込むような世界観を与えられるんでしょうね。また、そういう力を持った詩には、作曲家を刺激してふさわしいメロディーを引き出す力があるのかも知れません。阿久悠関連のCDですと、もっと収録曲の多いものも発売されてます。その分お値段も数万と高く。^ ^;;没後に出た「阿久悠を歌った100人」シリーズ(20曲×5枚)は、単品で好きな盤だけ買えるけれど歌手一人につき一曲なので、ちと聴き足りない部分も出てきそう。お値段と内容の面で、「人間万葉歌」はバランスよくおススメです。全曲解説とロングインタビューの収録された歌詞集も良い。蛇足:インタビューの中で「現実逃避する時、男性歌手は高音で歌う」って話があったんですが、どうなんでしょうね。興味深い話ではあります。^ ^
2008/01/19
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最近、更新頻度が低いと自分でも思うのですが、小説以外の日記を全然書いてないせいですね。^ ^;;こそーりと、別館・朧ノ城の方は更新してたりします。やはりブログ二つ管理ってのは時間的にも気持ち的にも同時進行しにくくて、どっちかで語ってる時は、もう片方で沈黙。って風になっちゃいます。いけませんなー。そんな引きこもりがちの私も楽天の方の所へは、よく携帯からお邪魔してます。不審なiモードの足跡は、私かも知れません。結構、目を皿のようにして(?)拝読しております。でも今こうしてブログ書いてるのは、あれです。忙しい時ほど、書きたくなる・・・現実逃避?!いやな仕事の締め切り前になると、更新したくなる。もっとヒマな時期あったでしょうに。(笑)ちょい、話題転換。「朧ノ城」には新メンバーが加わりました。1/15 Souldoll OSU1/18 ふわもこショコラ 等々。新人は大きい兄さんです。あと、将来的にLutsの猫も来そう。^-^ただ・・・そろそろ入れ替えを考える時期かなと。私の中ではメンバーの核がゆめる、ルゥ君、その先にじゅーる・・・という風に決まっていて、その他ゲスト的な役割のドール達もいて。数を増やし過ぎることは自戒してるので、幾らか整理していこうと考えてます。(=_=;あと幅広げすぎだろう、27~63cmって。衣装やウィッグの互換性なさすぎだよ、と自己ツッコミ。うん・・・ゆめる(ユーミル)は特別なんです。キャストドールはビスクと違って寿命あるものだけど、ゆめるが壊れたりしたらドール趣味やめるかも、とか半分本気で考えるくらい大切。ただ気に入って手に入れたドールを全部囲い込むキャパは、私にはないな、としみじみ思う冬なのでした。
2008/01/18
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番外編「シャルロット」話は遡る。ユベールがシャルロットとの再会を果たしてから、一週間が過ぎた頃。その日の行程を終え、めいめいが野営の準備を整えている最中に、アドルフのテントへ勢いよく乗り込んできた女がいた。唇を引き結び肩をいからせた女、シャルロットは口を開いたかと思うと、すさまじい剣幕でまくし立てる。「あの不作法な連中の親玉は、あなた?!」「何の話です。」「あなたが命令したんでしょ?!私に根掘り葉掘り質問して、荷物は引っかき回されるし、まるで泥棒扱いじゃない。」夕飯前の空腹時に、女のわめき声など聞きたくもない。アドルフの舌打ちが怒りの火に油をそそいだのか、シャルロットはアドルフの胸元に歩み寄り、ぐいと顔を上げて睨み付けた。「・・・俺の任務はローレンツ大尉の補佐だ。身の安全を確保することも含まれる。あんたが大尉に近づくから、必要な調査をしたまでだ。」「いいこと、私はユベール様が5歳の時からお側に仕えてきたのよ。あなた達の誰より、忠誠を誓ってる。お分かり?」鼻っ柱の強いフランス女だ。アドルフは苦虫を噛みつぶしたように顔をしかめた。「だが、7年間離れていた。どうも不穏な話を小耳に挟んでなぁ。お前さんがフランス軍の誰かと随分深い仲で、子までいるんだとか。」シャルロットの顔色が、瞬時にして変わった。「バイエルン軍の女に漏らしたのは失言だったな。ここで隠し通そうとしても、そうはいかねぇよ。」「・・・調べたの・・・。そんな、ことまで。」「男と子供のことを隠して、大尉に取り入るような女は信用できんからな。狙いは何だ。」アドルフに平手打ちしようと振り上げたシャルロットの手が、押さえ込まれる。こみ上げる悔しさが、彼女の声を震わせる。「あんたは、フライハルトで二番目の下衆(げす)野郎だわ。」「一番でなくて残念だ。だが、お前が敵方の間者でないと、どうして保証できる。」彼女の瞳は雄弁に抗議の意志を示しているのに、口をつぐんだまま語ろうとはしない。「なら、ローレンツ大尉に報告するしかないな。」「それはやめて。」しばらくの沈黙の後で、アドルフが発する有無を言わさぬ威圧感にあきらめをつけて、シャルロットは口を開いた。「そうよ・・・ユベール様に言えないのは、娘の父親がニコラっていう悪党だからよ。」深々と溜息をつくと、シャルロットは己の手を一瞥した。「カイム様の形見を取り戻すために、私はニコラに近づきたかった・・・。もう過去のことよ。娘も今では、故郷に小石で作った墓石があるだけ。」「子の父親に、何の感情もないと?」「望んでそうなったワケじゃないもの。分かるでしょ・・・こんな事、ユベール様には言えない。本当は、すぐフランスへ帰るつもりだった。でも・・・あの御方は私に救いを求めた。無邪気で、温かい関係が必要なのよ。これ以上悲しませるような真実は、いらない。」目を閉じたシャルロットの頬に、ふと微笑みが浮かんだ。刹那、彼女の心はユベールとの無垢だった歳月の追憶に遊んでいるのかも知れなかった。翌日の昼、たき火の横で串ざしの魚を頭から齧りつくアドルフの隣に、シャルロットが座り込んだ。「・・・あのこと、黙っていてくれたのね。」アドルフは無言で咀嚼している。「悪かったわ。罵ったりして。」「お前さんへの警戒を解いたわけじゃない。監視の目があることを忘れるな。」「これ、お礼。」食料庫から取ってきたのか、シャルロットは前掛けに隠してあった魚を取りだして焼き始める。人の話を聞かん女だと、アドルフは口元を歪ませた。「魚一匹、安い秘密なもんだ。」「あなたがユベール様のために勤め上げてくれたら、もっと差し上げるわ。」ふん、とアドルフが鼻を鳴らした時、シャルロットは目ざとくユベールの姿を見つけて立ち上がった。「あ、そうそう。フライハルトで一番の下衆野郎っていうのは、ユベール様を追い払おうとしたローレンツの頑固じじいよ。もちろん。」「そうかよ。」聞かれてもいない事を神妙な面持ちで説明すると、シャルロットは慕わしい主(あるじ)のもとへ急ぐ。あぶった魚から油のよい香りがして、アドルフはそれを裏返し、火にかざした。<本編につづく>
2008/01/17
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【ロシア大会】男子シングル:小塚君に惚れたよ!(笑)なんだよ、かわいいよー。今回は崩れることなく、万全とはいかなくても良い演技ができましたね。世界選手権上位の選手達と戦って5位入賞は立派な成績。ただフリーなんかでもPCSの評価がね・・・スケーティングスキルは6.65だけどそれ以外は5点台がほとんどで。これから伸びろ、伸びろ。(笑)エキシビジョンで、はにかみながらお客さんの上に座るパフォーマンスとかも微笑ましく。ウィアーは中国大会に引き続き、ミスのない演技で安心しました。あぁー、と思うのはランビ。トリプルアクセルが相変わらず入りませんね。^ ^;やっぱり昨年のブランクは大きいのか・・・ずっと不安定。そろそろ最高の出来のポエタを見せないと、どうしても見慣れてしまってからでは感動がすり減っていくよ。闘魂を見せてくれ、ランビエール!(ぇ)
2008/01/16
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『中世への旅騎士と城』新装復刊ハインリヒ・プレティヒャ著 平尾浩三訳 白水社旧西ドイツで、高校生向けのテキストとして書かれた一冊。(1977年初版)ヨーロッパの騎士の生活を中心に、中世の住居、食物、娯楽、服飾、文学から戦争の有様まで。当時の詩や手紙なども引用しながら、平易に解説されています。この本の特徴は、文章から情景がいきいきと浮かんでくること。説明調にならず、読者の想像力をかきたてながら中世の文化を伝えてくれます。著者は歴史学で博士号を取った後、長年高校で教鞭をとっていたようで、学術的な内容をうまく調理して魅力的に出す方法に長けているのだなという印象。同時に、翻訳の素晴らしさもあると思います。私事ですが、このブログでweb拍手のお礼小説に中世ネタを盛り込んだのも、本書に刺激されたためです。以前に日記でご紹介した『中世ヨーロッパの城の生活』がイギリス中心の構成だったのに対し、本書はドイツの文化が多く取り上げられているのも、私の興味関心からは嬉しい点でした。
2008/01/15
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お正月にヒストリーチャンネルで一挙放送していた、「歴史解読レポート」シリーズを見ました。テーマはキリストの復活やコーラン、フリーメーソンとかダ・ヴィンチコード関連など宗教関係について議論するというのが多いんですけど、私が使える!と感じたのは「トランプの謎」と「フランケンシュタインの謎」の回です。使える、というのは小説のネタにです。^ ^;「トランプ」:発生の過程、意外な使われ方、絵札や記号の意味「フランケン」:”人造人間”のイメージを生み出した、18~19世紀の科学実験についてこういうの見てると、こんなシーンが作れるな、とか情景が色々と浮かんできて楽しいのです。小説の主軸にはならなくても、味付けに使える小ネタはあちこちに転がってるのですよね。この番組は検証が十分とは言えませんが、刺激にはなると思います。ネタだけもらって、後は自力で調べていくという方向で。そのうち、天黒でも上記のような小道具がエピソードの中に入るかも知れません。
2008/01/14
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イギリスのミステリードラマ『バーナビー警部』の無料配信がYahoo!動画で見れます。2/15現在、第1話~4話まで視聴可能。毎週水曜に更新です。^-^イギリスの片田舎で起こる殺人事件を、バーナビー警部と部下のトロイ君がひらめきと勘と粘りで解決する、まったり系サスペンス?!随所がまったりなので、あまり深刻にならずに見れる、心臓に優しいドラマです。いや、殺害方法とかは結構残虐なのもあるんですが・・・見始めると、後をひくんですよ。これが。前回の配信で全28話見切ったんですが、毎週の更新が楽しみでした。難点は、1話100分程度の物語に登場人物が一杯出てくるので、名前がこんがらがってくる事でしょうか。マープルとかホームズがお好きな方にはオススメです。
2008/01/13
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ヴェネチアでの束の間の休息も最後の晩となり、フライハルトの竜騎兵たちはめいめい出立準備を始めていた。ティアナはこのところ、オーストリア軍の目を避けて部屋にこもることが多くなっていた。終始浮かぬ顔のロイは、支度をする手もゆるみがちだ。そしてシャルロットは、同行が許されない不満をこぼしつつユベールの荷を詰めている。「私がいなくて、誰がお召し物を真っ白に洗い上げるんです?大体、目を離したら若様は何日もシャツを替えないに決まってますよ。」「僕はパーティーに行くわけじゃないんだよ。」書き物の手をとめて振り返ったユベールは、シャルロットが部屋をせわしなく動き回る様子を目で追った。彼女と過ごす時間は心地よい懐かしさに満ちている。いつまでも、まどろんでいたいような・・・袖口を少しまくり上げた彼女の腕が白く見えて、ユベールは立ち上がると暖炉の炎に石炭を足した。「シャルロット。マントヴァから戻ったら必ず君を迎えに来るから、そうしたら・・・」彼女は半分聞いていないのか、ユベールの手から火かき棒を取り上げようとする。「フライハルトで一緒に暮らそう。」「・・・え・・・?」「フランスにいる君の家族を呼び寄せてもいい。僕がすべて面倒を見るよ。だから・・・君には僕に仕えてほしい。これから先も、ずっと。」「ユベール様・・・」とまどいの浮かんだシャルロットの瞳に、ユベールは問いかける。「無理なことを言ってしまったかな。」「あぁ・・・いいえ、あまりに勿体ないお話しで・・・驚いてしまって。」喜びと躊躇の入り混じった声で彼女は答える。「・・・確かに、故国を離れるには決意が必要だろう。僕が戻ってくるまでに、返事を用意してくれればいい。でも、もし君がフランスへ帰ると言い出しても・・・」素直に君を手放すなんて出来ないかもと、ユベールは冗談めかして笑った。やがて真顔に戻った彼は、シャルロットを椅子に座らせた。「出立の前に、一つ教えてほしいことがある。」「はい。」「・・・ニコラのことだ。」シャルロットが息を呑むのが分かった。この話をするのは、彼女にとってもひどく苦痛だろう・・・彼女は7年前、ニコラが彼女の親しい人物達を殺していく様を目撃したのだから。だがユベールには、どうしても尋ねておきたいことがあった。「僕は二度、戦場でニコラに会った。その度、彼は僕に強い憎しみを向けてきた。分からないんだ・・・なぜ彼が、それほど僕を憎悪するのか。確かに僕はフランスを捨てて、彼の期待を裏切ったかもしれない。でも、本当にそれだけだろうか。何か別の・・・」「ニコラは革命思想の毒気にあてられたんですわ。意味もなく貴族という貴族を侮蔑しているのです。」「そうじゃない・・・君は理由を知っている。違うかい?」ユベールがシャルロットと再会した折、彼女はニコラについて多くを語りたがらなかった。しかし彼女がカイムの形見を取り戻そうとニコラを追う中で、少なくとも一時期ニコラと行動を共にしていた気配が、シャルロットの話から感じられたのだ。「知っているなら話してくれ。僕は平気だから。」「・・・。」「お願いだ。どうしても・・・その事が気にかかってならない。彼を友人だと信じていた。何が彼を変えてしまったのか、知りたいんだ。」「・・・若様・・・ニコラに妹がいたのを、覚えておいでですか?コレットという名で。革命の年、まだ13才でした。」ユベールは頷いた。栗色の髪の少女で、兄と共に何度かは館に顔を見せたこともあった。「あの頃、パリで市民による襲撃が頻発するようになってから、若様の叔父上、ルグラン子爵さまのご領地一帯にも、物騒な空気が日を追って広がっておりました。先の見えない困窮の底にあった農民達の不満や怒りは、子爵さまだけでなく、お仕えする者達にまで向けられて・・・そんな時に、あの事件が起こったのですわ。」シャルロットは目を閉じ、眉根を寄せた。「コレットは姿を消しました。見つかった時は既に・・・口にするのも痛ましいほど、身も心も傷つけられていたのです。乱暴を働いたのが何者か、結局知れませんでした。でもニコラの父親は、自分がご領地の狩猟場管理官を務めるせいだと思っていたようです。」「・・・そんな事が・・・あったなんて・・・・」「父親は娘が辱めを受けたことを、公にしたくなかったのでしょう。私が知ったのも、随分と後になってからでした。」ユベールは言葉を失っていた。だからニコラは憎むのか・・・叔父と、その庇護を受けてぬくぬくと生きていた自分を。彼に口先だけの理想を語り、故国を見捨て逃げ出した自分を・・・「若様、考え違いをなさってはいけません。」決然とした声がユベールの思考を遮った。「ニコラが若様に敵意を抱くのは、逆恨みにすぎません。あの男はユベール様を裏切り、カイム様や、執事のデボウ様や・・・若様を愛し忠誠を尽くした者達の命を無情に奪ったのです。その罪は、あの男の命をもってしても贖(あがな)えぬほど深いのです。」ユベールを見つめるシャルロットの瞳には、これまで姿をひそめていた怒りが、くっきりと色をなして宿っている。「もしニコラと再び会うことがあれば、ためらってはいけません。情けをかけようなどと、お考えになってはなりません。必ず・・・必ず罪の報いを、受けさせて下さいませ。」気丈な面持ちの中に、シャルロットはうっすらと涙を浮かべる。その背を、いたわるようにユベールはなでた。「分かった・・・カイムの死を、僕は決して忘れない。君がカイムの剣を届けるために、長い年月を犠牲にしてくれたことも・・・忘れないよ。」イタリアでニコラと対峙する時が来るかは分からない。だがいつか、決着をつけねばならないのだと。
2008/01/12
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パフューム ある人殺しの物語 スタンダード・エディション【あらすじ】18世紀のパリ。魚市場で産み落とされたグルヌイユは、数キロ先の匂いまで嗅ぎ分けられる特殊能力を持っていた。彼は自分をもっとも恍惚とさせた、果物売りの娘の香りを再現することに取り憑かれ、香水調合師になる。彼がいきついた、最上の香りの”素材”とは・・・。シリアルキラーの物語ながら、全体的にブラックユーモアとファンタジックな色調を帯びた作品。映画という媒体では本来伝達できない「香り」を、シナリオや台詞、映像表現で観客にしっくりと納得させてしまいます。個人的な注目ポイントは、パリの情景。魚市場や皮なめし職人のオェっとくるような、ぐっちゃりとした不衛生さ。(すみません)軽く絶たれていく人間の命。単に「貧しい」という言葉では現代日本に住む私たちに想像できない世界が、うまく作り込んであるという印象です。調合師たちが、当時どんな方法で香水を作成していたか垣間見れるのも楽しい。なお、ラストでは広場を埋め尽くす無数の男女が全裸で・・・というのがアオリで宣伝されていましたが、さほどエロくない(私の基準では)と思うので期待しすぎはいけません。(笑)
2008/01/11
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クノール「スープ春雨緑豆100% たまごとコーン」6個セットこのところ、毎日寒いです><;夜中に仕事してたり小説書いたり(ネットで遊んだり)してると、何か熱量補給しなきゃ厳しい・・・。で、本格的な夜食とかお菓子食べてしまったら、数週間後に見るも無惨な姿になりそうなんで。最近、これならいいかなーと。1食93kcal。具材多めなので、食べた感が得られるんですよね。さらにカロリー抑えたい時は、乾燥スープタイプの「ヨード卵・光 ふわふわたまごスープ」にしてます。10個入り1050円程度。1食30kcal。とりあえず夜中にチョコとか食べるのだけは阻止しないと・・・^ ^;;
2008/01/10
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ユベールが重い足取りで自室へ戻ると、扉の前でうつむいていた細身の影が反応し、彼のもとへと駆け寄った。「ローレンツ様・・・っ。」ティアナは数歩手前で立ち止まると、ユベールの顔を物言いたげに見上げた。「・・・シャルロットに言って、中で待っていればよかったのに。」「いいえ・・・ここでお待ちしたかったんです。」「とにかく、中へ入って。」そう言ってティアナを促し、ユベールは部屋に明かりを灯した。「エルヴィンに会ってきたよ。」「はい・・・。」ユベールが次の言葉をためらう。その苦しげな表情に、ティアナは胸が詰まりそうになった。そして、これから彼に伝えようと決めた事は正しいのだと確信した。「ローレンツ様・・・聞いていただきたい事があります。」ティアナは迷いを払拭し、己を鼓舞する。「私はもう、エルヴィン様と個人的にお会いすることはしません。少なくとも・・・この戦争に連合軍が勝利して、私が務めを終えるまでは。」「ティアナ・・・・」「昨日の晩、私はエルヴィン様に考える時間がほしいと申し上げました。考えて・・・こうするのが良いと、思えたんです。」エルヴィンに惹かれる気持ちに、変わりはない。以前より一層、側にいて彼を知りたいと感じている。だが、ユベールを失望させてまで貫きたい気持ちだとは、どうしても言えなかった。ユベールが信頼を示してくれた時、ティアナは彼に応えたいと願ったのだ。「・・・わかった。君にはつらい思いをさせて、すまない。」「ローレンツ様。」ティアナは首を横に振った。優しすぎる人だ。部下の失態に、自分が心を痛めてしまうほど。ユベールが心を悩ませ苦しんでいる姿を目にした瞬間、他の選択肢はないとティアナは悟った・・・エルヴィンと距離を置くことが、己の心と良心に最も忠実なことなのだ。ティアナは、胸の奥でそう確認した。1796年の暮れ・・・国外の情勢に翻弄され続けたフライハルトの宮廷に明るい話題が持ち上がり、人々は活気づいていた。身分ある男女がせわしなく談笑するホールの中心で、満たされた笑みを浮かべ祝福を受けている娘は、下級貴族の娘ながらレティシアの寵愛厚い侍女、イルゼである。その隣に、彼女の手をとる騎士フォルクマールの姿があった。二人が惹かれ合っている事を知っていた女王は、彼らに婚姻の許しを与えただけでなく、十分な財を持たぬイルゼのために恥ずかしくない程の用意を整えてやった。かたや相手のフォルクマールは女王にかしづく騎士達の副首座であり、アルブレヒトが遠くマインツにいる現在、実質的に騎士の頂点に立っている。今日、めぼしい貴族達を招待して晩餐の席をもうけ、婚約の披露目をしたのも、フォルクマールが重要な地位にあるからだ。「ご覧なさいな。イルゼの誇らしげなこと。」礼服を着込んだレオンハルトに近寄り、レティシアは耳打ちする。「えぇ、本当に。」答えたレオが目を細めたのは、レティシアが心から幸福そうに微笑んでいるせいだ。妹同然に可愛がってきたイルゼが愛する者と結ばれるのは、彼女にとって我がことのように嬉しいのだろう。「あなたも今日は、気むずかし屋さんのことは忘れて楽しむといいわ。」そう言うとレティシアは、次の賓客の挨拶を受けに彼の前を通り過ぎていった。ほっとするわね、と老婦人は会場に馳せ参じた面々を見回して言った。「近頃は、似つかわしくない連中も我が物顔で出入りするものですからね。でも今夜は申し分ありませんわ。」隣にいた壮年の紳士が同意する。「さすがに陛下も、この場は騎士達の感情を害さず花を持たせようという所でしょう。今夜の主役はフォルクマール殿ですからな。」視線の先では、フォルクマールが感謝をたたえた笑みでレティシアと言葉を交わしている。この宮廷に異分子が顔を出すようになったのは、半年ほど前からだろうか。富家の家長やら商工ギルドの長といった連中を頻繁に見かけるようになった。それも仕事のために呼びつけられるのではなく、女王の客人として招かれて。特にプロイセンから移民してきた一団(女王の亡き夫、エグモントの遺領を売却した際フライハルトへ移住した住民達)の中に、金物や銃器を扱う工房主らがおり、とりわけ厚遇を受けていた。しかし格式と伝統を重んじる女王の騎士達は、彼ら技術屋が土足で宮廷に上がり込むのを歓迎していないという噂が水面下では囁かれていたし、こうした変兆の元凶は平民出身の宰相グストーにあると人々は考えていた。女王がフォルクマールにイルゼを与えたことや、この場に新たな階級の者達がいないことに出席者たちは安堵を禁じえなかった。「まぁ、そう難しい顔をなさらず、今宵は大いに楽しもうじゃありませんか。フランスとの戦争にも勝った。じきにアルブレヒト殿も帰国されるでしょう。そうすれば・・・」王家の守護たる黒獅子の騎士は、秩序の象徴・・・彼さえ戻れば物事は収まるべきところに収まると。新たな一年が訪れようとしていた。それがレティシアとユベールにとって忘れえぬ年になるとは夢想だにせず、フライハルトの夜は美酒と踊りに酔いしれ、暮れていった。~~~~~~~~~~~~~↓よろしかったら、ポチッと応援お願いします。とても励みになります^-^vote:ネット小説ランキングに投票
2008/01/09
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メリーソート 日本限定 チーキーラット前回に引き続き、干支なネズミ君関連のカワイイ物紹介企画です。こちらは、イギリス、メリーソート社のチーキー。ん~~さすがメリソ!かぶり物の投げやり感がすごいよね!(笑)こっちのパンキンちゃんも萌えですよ。在庫は、あおねこ商店にもいるみたいです。
2008/01/08
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シュタイフ社 日本限定・干支シリーズ「マトリョーシカ マウス&ベアセット」最近キャストドールばっかりで、くま関係のチェックをしてないんですが、これは可愛いよ・・・ねずみのフカフカ、タポタポなお腹が・・・・・・ねずみだけ販売してくれればいいのにっ!(無理)もしマトリョーシカ大小2個セット+ねずみで、2万以下だったら買いだったなぁ。^ ^;
2008/01/07
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【エリック・ボンパール杯】アイスダンス。私が今シーズン、あまりフィギュアの話題をブログに書かなかったのは・・・オリビエさん達のフリー演技に軽く絶望したからです、ね。orzな、なんじゃこりゃぁぁぁっ!><;最初見た時は、イミフという感想しか出てきませんでした。その後、NHK杯の演技でやっと、こういう事がしたいのかな、ってのがボンヤリ分かってはきた気がするんですが・・・。誰だ、こんなプログラム作った奴!プンプン。まぁ、オリビエさん自身がヘロヘロしてるので、一概にプログラムのせいだけとは断言できませんが・・・。そんなこんなで、ノビツキー達にフリーで1位とられるなど、散々な感じ。かろうじて総合1位キープなデロベル&シェーンフェルダー組に、不安がよぎる私でした。ノビツキー達は、もちろんいい演技してるんですよね。はげ山、似合いすぎ。^ ^;キャラクター系路線を開拓したんだろうか。前回書いたキャロン&ジョストが5位に入ったのは嬉しいニュース。ペア→パン&トンが負けた。orz男子シングル→ジュベール不在で戦国の相を呈する戦いに。トマシュ・ベルネルの乱調でプレオベールがショートトップになった時は、夢かと。^ ^;よかったね、プレたん!でもショート、フリーとも色モノなのは、今後どうかと思うよ、プレたん!彼の猫背をうまく活かしてるんですけどね、モロゾフさんの振り付けは。でも二つ揃っちゃうと、評価出にくい気はする。パトリック・チャンについては、すごい新星が出たな!という感じで。アジアの血はジャンプに向いてるんでしょうか。スケートも綺麗だよね。ジェフリー・・・が、頑張らないと!><;なお、フランス大会のエキシビジョンは二部構成で、選手によっては二回登場しちゃったりしてお得なvvオリビエさんも二度見れた・・・それにフランスの大会だから、アップ中のフランス選手とか映してくれるんですよね。ブラボー、フランスカメラv真央ちゃんのプログラムも綺麗でした。
2008/01/06
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【カップ・オブ・チャイナ】今年も、ドムニナ&シャバリンの評価が高いです。注目のアメリカ対ロシア対決は、ドムニナ達がフリーでポカった事もあってベルビン&アゴストが優勝しましたが、世界選手権では分かりませんねー。私は、今回5位だったイギリスのカー姉弟に飛躍してもらいたい。特に今年のフリーは宇宙人(?!)をイメージしたユニークなプログラムで。彼らのことは、NHK杯の記事で語りたいと思います。男子シングルでは、ジョニー・ウィアーがフロックでない実力を証明した形。ランビエールはまだまだ、ジャンプが崩れてますね。今大会で注目してたのは、セルゲイ・ダビドフ!キビキビとしたシャープな演技を、ショートで披露していましたね♪ベテランだけど・・・まだまだいけるぞ、ダビドフ!ペアでは、中国のパン&トンが危うげなく優勝。この二人、結構好きで応援してます。優雅さが出てきたと思う。国内に強力なライバルがいるけど、しのぎを削って成長してほしいです。あ、でも一番好きなのはゾルコビーだから、どうかお手柔らかに・・・(笑)
2008/01/05
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穴埋めついでに、今シーズンのフィギュアスケートを振り返ってみるシリーズw【スケート・カナダ】最近急に気になってきたのが、フランスのアイスダンスのカップル。ペルネル・キャロン&マシュー・ジョスト組。オリジナルダンスの演技の時、異様に会場が盛り上がってると思ったら、彼らの音楽がまさに地元ケベックのフォークミュージックだったんですね。^-^会場の声援に押されてか、とてもイキイキとした踊りを披露してくれました。男性のジョストは、チャーミングだよねー。なんか、愉快になったスーパーマンって感じで。(何)冒頭で、ベルネルにパッと手を差し出す仕草が好きです!3位確保おめでとう、おめでとう。グランプリシリーズでのメダルは、初めてのようですね。というか、フランスの国内大会ではナタリー&ファビアンを抑えて2位だったのか・・・。今後も注目していきたい二人です。テッサ・バーチュー&スコット・モイアーの二人は、頭一つ抜けてましたね。今シーズンになって急成長?まだ若いし、先が恐ろしいです。フリーのプログラムがいいんだ。個人的には、評価されすぎなんじゃと思わなくもないですが、この二人ならではの清々しくみずみずしい演技は、とても綺麗です。男子シングルでは、大乱調のジェフリー・バトルが3位に沈み。あうあう。バンデルベレンがフリーでは1位の点数を叩きだして、ジュベールに継ぐ総合2位。この時のような演技が、ファイナルでも見られればねぇ。。。('-';)~~~~~~~~~~~~*訂正*フランスの国内大会は、キャロン&ジョストがナタファビを抑えたんじゃなくて、ナタファビが欠場したんですね。訂正、訂正です。
2008/01/04
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お嫁にいった妹が、おめでたです。^-^ということで、戌の日の帯を両親の代理購入するんですが、妹本人のリクエストにより、さらしとかでなく、この「トコちゃんベルト」に。実用的ですが・・・。しかも、ちゃっかり高いし。(笑)腰痛に効くらしいですよ。
2008/01/03
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☆更新情報☆『天空の黒~』第四部の目次に「16章.誰がために」中編~結編をup、序を少し修正しました。また、3章「歌劇場にて」の後に「番外編☆宮廷のカノン弾き」を挿入。16章の後に「番外編☆誓約~レオンハルト篇~」を加えました。(番外編2つは、昨年キリ番の企画で日記にアップしたものです。)加えて、第五部の目次も作成して「0章.大罪」をupしました。
2008/01/02
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明けまして、おめでとうございますv昨年はご訪問やコメントを有り難うございました。このブログで年始のご挨拶をするのは、早くも三回目。^-^昨年は夏、冬と更新できない時期が何度もありましたが、変わらず通っていただけて心から感謝感謝です。今年一年が、皆様にとって実りある年となりますように。レティシアが手に持ってるのは「雪ねずみ」です。・・・えぇ、ねずみです。そう見えなくても・・・。^ ^;フライハルトの方は大変な時期が続いていますが、彼らには一年を精一杯乗り切ってほしいものです。 レティシア「では、グストー。今年の抱負を聞かせてちょうだい。」グストー「うむ。」 その頃のユベールとロイ。ロイ「イタリアの冬って、寒いな・・・。」ユベール「うん・・・。」(本編につづく)~~~~~~~~~~~~~*ドール写真ブログ「朧ノ城」更新しました。ゆめるちゃんは、じゅーる君にお年賀の電話を・・・?
2008/01/01
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