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◇週末になると天気が悪い。それは、秋の天気は低気圧と高気圧が交互にくるらしくて、その周期の悪いつぼに週末がはまっているからなんだと。鼈甲とは、今までなにか鉱物かなにか自然の物を原料にしているんだと思い込んでた。でも、ホントに亀の甲らしいことを最近知った。でもまあ大したことではない。。というか亀の甲が原料で問題にはならないのか。。そっちが心配。今週はよく泣いた。"鹿殺し"という劇団の『エデンの穴』という芝居を観て、人間は悲しいこと辛いことを忘れなくては、いつか潰れてしまって生きてはいけないだろうけど、でも、それでも絶対に忘れてはならないこと後世に伝えなくてはいけないことがあるのに、今まで何世紀もの間、同じ過ちは繰り返していて、でも愛を語ることはやめなくて、キレイゴトを言っても人間は生きていくうえでは何かを犠牲にしなければならないわけで、それは動物だったり植物だったり、地球だったり人間だったり、人間は神様ではないのだから、いろんな罪を背負いながらそれでも精一杯やっていくことが大事なんだと、そんなことが思い廻って涙が出たり、それから劇団の人たちがラストで歌い踊るシーンでは感動してかなんなのか、なぜだか分からない感情がこみ上げて、感動なのか涙を止めることが出来なかった。イキウメという劇団の『散歩する侵略者』という芝居でも泣いた。これは、地球にやってきた宇宙人が地球人から言葉の概念を奪って自分のものにしていくというもの。夫の体を宇宙人に乗っとられた妻は、だんだんにその夫が好きになり最後に自分からしか奪えない概念を奪えという。「愛」という概念を。。それを奪った宇宙人は愛すること愛されることの意味を知り、妻から愛を奪ってしまったことに泣き崩れる。切なくてどうしようもなく泣いた。行き帰りの通勤では、重松清の「きよしこ」を読みながら泣いてしまう。少年はいろんなキモチがいっぱいある。でも、うまく伝えられないもどかしさ、くやしさ、かなしさがよく分かる。そして言葉にしなくてもちゃんと伝わる思いもあるんだということも。小さい頃から口が重いボクも誤解をうけることが多くって共感して感情移入して泣いてしまいます。今週の土曜は体験乗馬に行く予定だったのに。。前々日の夜に足を挫いてしまって、その夜は歩いて帰れたのだけれど、次の日の朝には立っているのもツラクなっていて、松葉杖がなくては歩けない状態で、泣く泣くとっても楽しみにしていた初乗馬は断念せざるえなかったりしてガッカリだった。けど、断りの電話を乗馬クラブにすると、「足の具合は大丈夫ですか?お大事にしてくださいね。こちらはいつでもお待ちしていますから」と言ってくれて、ちょっと嬉しいキモチになった。久しぶりにカラオケボックスに行った。うさうさしたキモチもサンボマスター全曲制覇で吹っ飛ばせ!とばかりに歌い狂った。ふー、きもちいかったね。◇
2005.10.30
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先週の日曜は鎌倉に行ってきた。鎌倉へは夏に行って、それからまたすぐに何度でも行こうと思っていたけれど、なんだかんだあってずっと行けなくって、というか行けるような日に限って悪天候ばかりで行けずじまいで、それで、この日も前日からの悪天候で朝から雨が降っていたのだけれど、それでもこの日はミヤザワケンジ、アメニモマケズ行ってきたのです。けっこうな雨も降っていることだし鎌倉駅周辺だけでも探検してみようかなと。鎌倉駅の東口から小町通りを抜けて鶴岡八幡宮へ。小町通りでは石屋に入る。いろんな天然石のアクセサリーを見てみた。タイガーアイのブレスレットが魅力的。けど、なにげに高めなのでヤメ。鶴岡八幡宮は時期なのか七五三で着飾った子供たちが目に付く、かわいい。せっかくのキレイな着物に泥なんかはねたらカワイソウだなぁ。。とかも心配したりして。本殿は修復中でかけられたシートが目障りで、新しくキレイに塗りなおされた色はあまりにもドギツイ。あまり期待せずに宝物殿にも一応入るが、お宝は予想通りの期待外れ。。カネトルカナ、アレデ!?気を取り直して源平池を眺めながら鎌倉国宝館に向かう。池のほとりでデブっちい鳩と白い鳩。デブっちい鳩かと思ったら、それは威嚇で膨れ上がった体だった。体をデブっちく膨れ上がらせながら白い鳩をイジメてる。。やめないと蹴っ飛ばすぞ!国宝館では特別展『覚園寺-開山智海心慧七百年忌記念-』をやっていた。コレにはかなり感動した!なんと!思いがけず沢山の仏像に出会うことが出来た!来てよかったぁとココロの底から思いました。なかでも地蔵菩薩立像(千体地蔵)と十二神将立像の素晴らしさは格段で格別。地蔵菩薩立像は優しい眼差しと表情で包み込んでくれるようで暖かな仏様。その地蔵菩薩立像の両脇には素人・玄人問わず様々な人の手により彫られた千体地蔵。それぞれ顔形に個性が出ていて面白い。かわいいのやら、きびしいのやら、いろんな顔のお地蔵さん。そしてスゴすぎたのは十二神将立像!スゴイ!スバラシイ!甲冑を纏った十二支の守護神たちが力強く居並んでいました。。どの像も表情や筋肉の付き方、衣の流れ方など力強く美しい。とても人間が彫り上げて作ったものとは思えないほど。でも、かわいらしいところも発見したのだ。それは兜の上に干支にちなんだ十二支の獣を乗せているのだけど、本物を知らなかったのかどうなのか、、虎はカバのようだし、猿はバザールデゴザールみたいなお猿さんが顔を覗かせたりしていて思わず吹き出しちゃったよ。国宝館を出て、白旗神社と頼朝の墓へ。頼朝の墓は石段を上がった正面に玉垣に囲まれた層塔があるだけでかなり寂しい。。頼朝なのにね。それから昼食を『0467』というカフェ・ダイニングバーで。住宅街を通る細い路地で見つけた古い民家を改築したようなお洒落な落ち着きのあるカフェ。そこでゴボウのポタージュとパンを頂き、どちらも美味しい。特にパンは美味しくて、、というかパンの外側の皮の部分が美味しくてパンを剥くように食べた。オコラレソウダケド。『0467』を出て路地を歩いていると、ふと横道の先に石段を見つけた。でも、案内の表示などはなく。。なんだろうと気になって行って見てみる。石段の先には鳥居がある、泥で汚れた石段を登り鳥居をくぐるとそこには荒れた土地があるだけ。周りの木々に囲まれたそこは薄暗く薄気味悪い。その空き地の奥にはさらに上に続く石段と鳥居が見える。怖いけど行く。。敷地の左側から奥まで続く石畳を渡り石段の前まで辿り着く。。かなり怖いけど上る。。石段を上り、あと数段というところで石段の先のすぐそこに何か見えビビル!ビビリながら腰がひけたまま上りきると、そこには横穴の中に作られたお墓が3つ。お墓の前にはゾウガメくらいの大きさの二匹の亀の石像が首を高くもたげ墓を守っている。合掌して早々に立ち去る。。怖いんだって!でも、いったいなんでこんな神社の跡地の荒れた土地にお墓だけ置き去りにされているのか、不思議だ。あとでネットで調べてみると、これは"やぐら"という横穴式の墳墓だったらしい。鎌倉は山に囲まれた狭い土地であるために街中で墓を作る場所が充分確保できず、このような山の中に横穴を掘って墓を作ったんだそうです。んー、ここまで書いてちょっともう面倒になってきたぞ。さ!駆け足駆け足!この後は、瑞泉寺、鎌倉宮、荏柄天神社なんかを見て回った。瑞泉寺は花の寺として有名だけど、あまり花は咲いてなくて残念。境内の奥にある庭は、一切の無駄を省いた岩と水だけの禅の庭というものらしく。だが、ボクにはどうにも殺風景な庭にしか見えず。。修行が足りんのか!?鎌倉宮では、大塔宮護良親王が幽閉されていた土牢など見学。。んー別に。。荏柄天神社には河童筆塚というものがあって、大きな筆をかたどった石碑には有名な漫画家による河童の絵のレリーフが100枚以上は貼られていた。ドラえもんも河童になっておりました。。こんなのあるって知らんかったから得した気分。駅までの帰りに宝戒寺もあったのだけれど、もう夕方で閉められてた。まぁ、いいんだ。また今度来よう。この日は天気はイマイチだったけれど行ってみてヨカッタよ。やっぱり鎌倉はいいなぁ、いつか、鎌倉に住みたいなぁもう少しすれば鎌倉あたりも色づいて更にキレイになるんだろう。そのころには鎌倉全部見てまわりたいなぁ。
2005.10.22
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朝。 ちょうちょが地球を吸っていた。 おいしいのかな。 ボクはミスドで朝ごはん。 オーダーに地球はない。
2005.10.20
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横浜で開催中の横浜トリエンナーレ2005に行ってきた。この展覧会はアートサーカスをテーマとしたもの。「非日常的で意外性に富み高揚感を醸し出すような祝祭的な空間を満喫してください」ってさ。上、3枚の写真は山下公園から埠頭の先にある会場までの光景。おびただしい数の紅白ストライプの三角旗の彩りは、もうそれだけで非日常の世界へと誘ってくれる。これは山下公園内に設置されている。4つのコンテナをアーチ状に組み上げた作品。これも不思議な光景だ。。というかバランスなんかの、いらん心配もした。帰りに中華街によったので関帝廟にも寄ってお参りしてきた。ここも色彩や彫刻が大胆だったり繊細だったりでスバラシイね。で、会場で見てきた作品のことは何も書いてないけれど、というか言葉でどうこう言うことは出来ないんだけど、充分に一日いやそれ以上楽しめるものであることは確か。現代アートは訳が分からんものもあったりするけれど、確かにここにもそんなのもあったけれど、でも、受けてとしての芸術だけではなく、自分も芸術に参加して楽しめる素敵なアートなサーカスだったと思います。
2005.10.09
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ボクが知っているボクのことボクは愛されるべき存在なんかではないということでも、愛されたいという欲望は強くって自分を偽って他人を騙して愛情をもらおうとしているいや、偽ってるつもりも騙してるつもりはないんだてか、よけいに性質がわるいどうしようもないしょうもないなにもないボクだ
2005.10.07
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◇さてさて、久しぶりに観劇の日記を書いてみたりしたけれど、やっぱりさっぱりサミシイかんじ。もっと、ちゃんとした文章を書ける力をボクにください。。と願わないよ。ここにはお芝居の日記は書いていないからといっても、ほぼ毎日のようにどこかの劇場に出没はしているわけなのだ。でも、10月はお芝居を観に行く予定は少なめ。 なぜなら、紅葉を追って小旅行なんかもしたかったり、もうそろそろ遠距離通勤ともオサラバしたく、だから切実に引越しもしたいのキモチなのでお芝居は節約中なのですよ。 でも、お芝居の予定が入ってない日は、 フツーに友達と遊びに行って余計にお金を遣ってしまったりしてます。 意味ねえYO! ダメだこりゃ!!ちなみに10月のお芝居はこんだけ観に行きますから。◇10/02 青年団『S高原から』/こまばアゴラ劇場 10/02 風琴工房『ゼロの柩』/シアタートラム 10/06 イデビアン・クルー『迂回プリーズ』/パークタワーホール 10/07 水と油『Patchworks2-水と油小作品集』 /三鷹市芸術文化センター星のホール 10/12 ONEOR8『ゼブラ』/新宿シアタートップス 10/14 冨士山アネット『火星の生活』/吉祥寺シアター 10/18 桟敷童子『風来坊雷神屋敷』 /北区・飛鳥山公園内特設天幕劇場 10/20 オールツーステップスクール『ラブストリームス・ノートブック』 /三鷹市芸術文化センター星のホール 10/21 Cherry Bombers project『The Cherry Bombers Strikes Back』 /笹塚ファクトリー 10/25 劇団鹿殺し『エデンの穴』/新宿ゴールデン街劇場 10/26 イキウメ『散歩する侵略者』/サンモールスタジオ 10/28 ラ・サプリメント・ビバ『777』/ギャラリー・ルデコ ◇ そして、これ以外、お芝居のほかに行きたいとことか、やりたいこともあるわけですな。以下がそれ。10/08 「お座敷遊び入門講座」/神楽坂見番10/08、09 横浜JAZZ PROMENADE 200510/08、09 ワールドフェスタ ヨコハマ 200510/10 野点(抹茶)/毘沙門天 善国寺境内10/01-31 クレイン東京乗馬クラブ「乗馬体験」 9/21-10/16 東京国立博物館「特別公開国宝仏頭」こんだけあるなか、お座敷遊びと乗馬と仏頭は絶対に行っときたい。野点は興味はあるけど、オレ抹茶って飲めないんだよね。。ただ経験しておきたいだけなの。てか、オレ、紅葉を追ってとか言ってたんだ!うーーーーー、お金は貯まりませんね。。。
2005.10.02
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♪ 平田オリザさんの原作「S高原から」を、 4つの劇団がそれぞれ異なる演出とCASTで上演するという企画。 青年団によるオリジナルバージョンは観たことないし、 今回参加している劇団もポツドール以外は観たことなかったけど、 とりあえずこういうのは全部観なきゃということで4つとも全部観てきたよ。 シリーズものとか、オモチャでもなんでも1個手にあると全種類集めたい質なのでね。ククク 舞台は、どこか田舎の高原に建つサナトリウムの面会室。 そこに暮らす若い入院患者たち、そこで働く医師やスタッフ、 そこを面会に訪れる恋人や友人たち、、。そんなこんなのハナシです。 最初に観たのは五反田団によるもの。★★★ これは静かに時間が流れている感じのするお芝居でした。 というか、のんきすぎる? 患者たちの死に対する焦りとか恐れとかはほとんど感じられないものでした。 次に観たのはポツドール。★★★★ これは五反田団とは真逆の印象を持った。 患者も見舞い客も医師やスタッフも、みんながみんなピリピリとしていた。 誰もが何かに苛立って神経を尖らせているような、そんな空気のするものでした。 三番目に観たのは三条会。★★★★★ ドーーーーーーーーーン!!!!! とスゴイ!!もう、やりたい放題、衝撃的な作品になっちゃってたYO! 4作品のうち、これだけは別もの。一線を画す作品でしょう。 軽快な「サウンドオブミュージック」の歌からはじまり、役者も台詞は歌ってるしと思ったら、包丁持った見舞い客が現れて、こんどはみんなドスのきいた、というよりは唸っているような呻いているようなと言ってもいいほどの発声だったり、それで、そうなんだと思ってれば一方で普通に静かに喋りだしたりして、そういうのが入り乱れたりして、あと登場人物も同じ役者さんが一人何役もこなしていたり、しかも同じ場面で同じ役者が何役もとか、あとあと空間もおかしなことになっていて入ってくるのは下手なのに出てくのが必ず上手だったり、、、。 あとねー、いろいろいろいろいろいろあって、ムフフ、おもろかったなー でも、これは前の2本を観ていなかったらどうだったんだろう。。 ちゃんと楽しめただろうか。。と思ったりもして。。 パロディとして観てたようなとこもあるんだろうよ。。ンー、ワカラン 最後に観たのは蜻蛉玉の公演でした。★★★ コレは登場人物の設定を男女逆でやっていました。 このバージョンが1番悲しくて切ないかんじがしました。 メインになる患者の役が女性だったからだと思います。 ボクが男だからそう感じたのかな。。女性のお客さんはどう思ったのかなぁ。 この企画はどの公演もそれぞれの色が出ていて、どれもそれとして楽しめました。 とてもいい企画でいいお芝居を観させてもらっていい気持ちにさせてもらいました。 それにしても三条会、、、恐るべし! ♪
2005.10.01
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