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今日は・・・、私自身について、書いてみようと思います。
実は・・・、
私には約10年近くに亘って、お付き合いをしていた男性がいました。
彼は 2歳年下の仕事場の後輩 。一時期は結婚も意識し、両親とも顔合わせをしていたのです・・・。
出会いは遡ること 約15年前 ・・・。当時20歳代半ばの私と、入社間もない彼は、研修という形で我が部署にやってきました。
当時の私は「仕事にイケイケ」でしたが、
彼の人なつっこい笑顔と、誰とでもすぐに打ち解けられる憎めない性格に
次第に惹かれてゆきました。
彼は「(仕事に)イケイケ」でコワ~い存在だった私に人目を憚ることなく、
「Blueさん、今日××で待っているから来て下さいね!」
と堂々と待ち合わせを取り付ける。 ・・・あまりにも自然体。
「ぷっ!しょうがないっか」 と私。
こうして、互いに急接近していきました。
それから程なくして、研修期間満了。
彼はある県への配属辞令が下り、「 遠距離恋愛 」がスタートしました。
当時といえば、遠距離恋愛で新幹線に乗り、週末にデートする恋人たちのステイタスとして、持て囃されたのが 「シンデレラ・エキスプレス」 という、 元・国営鉄道会社 のキャッチコピー。 (←すでに死語だ・・・)
まさしく私と彼は、数ヶ月に一度のペースで私費で会いに行く、もしくは仕事の用事でこちらに来る時、私が出張に行く際に会うという関係でした。
普段は 「コードの着いた電話機」 で長電話。 (←当時、コードレスフォンなど、そんなに普及していなかったのです)
会社では平静さを取り繕いながら、仕事の指示・確認をするように見せかけ、周りに気づかれないよう、コソコソ長電話。
恋人同士 だけれど、時には 姉 と 弟 のように、そして仕事場では 先輩 と 後輩 。
(状況は、 「社内遠距離恋愛」 という言葉が一番、分かり易いのかもしれません。)
その関係を続けることで、互いを刺激しあいながら、徐々に業績を積んでいきました。
出会いから 3年が経過。
仕事面で、彼が少しずつ責任ある仕事を任されるようになってきた当時・・・。
いつか お互い仕事で認め合えるようになった時、彼が「一人前」になったら、 結婚 しようと誓い合いました。
それからはお盆・正月のたび、互いの実家に泊まり、両親とも顔合わせ。彼のご両親にも気に入って頂き、いつも「第2の親」のように接して下さいました。
うちの両親も彼をとっても気に入っており、父と一緒に晩酌したり、母と買い物に行ったり・・・
周囲も、その「 いつか 」を心待ちにしていました。
そして、 私が28歳 のとき・・・。
ある日、社内掲示板にこんな書面が貼り出されました。
「アメリカ△△州 駐在員 社内公募。
応募:入社年月日、これまでの業務経験、実績、アピールとともに、この業務に対する抱負を記入し、提出。
選考結果は○月○日に発表。」
あっ、これ・・・。行ってみたい・・・。
私の中でいろいろな思いが交錯しました。
その夜、意を決し、彼に電話しました。
「今日、告知みたでしょ?私ね、応募してみようと思うんだけど・・・」
「もしも決まったら、どうするの?僕達のこれからは」
「まず、私が通る筈ないよ。すごい数の応募があるだろうし。まずは出してみたいの。いいかな?」
彼からしぶしぶ承諾を得ました。
後日、レポートを提出。
そして、いよいよ発表の日・・・
「人事異動 (私の名前)××××
右の者、アメリカ合衆国△△州 ○○事業への異動を命ずる」
「!!へっ!!」 「えっ?! 私?」
「うわぁーーーすごい!おめでとう!カッコイイ!」
「応募していたんだーー知らなかったよ」
「うそ? ホントに行っちゃうの?」
周囲のざわめきが耳に入らないくらい驚きました。
それから程なくして、仕事の要件をよそおった彼からの電話・・・。
「決まりましたね。・・・おめでとうございます。」 (周囲を気にし、敬語)
「あ、あ、ありがとう。これから、しっかり頑張りますね。」 (ぎこちない)
そして、その夜、自宅にて話し合いました。
「ほら言ったとおりだろ? どうするの? 本当に行くの?」
「・・・どうしたらいい? 私は・・・チャレンジして・・・みたい。こんな経験またとないだろうし。」
彼と色々と話しました。でも、当時そもそも遠距離恋愛だった私達にとって、これを断ったところでどうなるのか?
断って、彼と同じ支店勤務を希望するなんて、在り得なかったし、
かといって、彼が今後も昇進するためには、今の仕事場で評価を残すほかない。
当時、私達の選択は
「アメリカ駐在」
「結婚→引退」
「そのまま現職続投」
この3つのみ残されていました。。。
話し合いを重ねた結果・・・、
私は、 アメリカ行きを決意しました。
この時点で、 結婚 を選ばなかった私達。
互いに 「時期尚早、まだまだ半人前同士」 というのが結論だったのです。
皮肉にも、彼の26回目の誕生日が出発。
私は借りていたアパートを解約、すべての荷物をアメリカと実家に振り分けて発送。
そして、出発前日に 宅配便 で「 手紙と誕生日プレゼント 」を送りました。
実は今もその手紙の原稿は大切にとってあります。
(抜粋) 大好きな○○ちゃんへ(←年下の彼の愛称)
26回目のお誕生日おめでとう。 きっとこの手紙を○○ちゃんが読んでいるとき、 私は○○ちゃんのことを思いながら、飛行機に乗っていると思います。
泣かないようにして・・・ こうして離れるのは何回目だろうね。
初めて出会った時、そして2度の転勤。そして今回。 いつも離れ離れだけれど、いつかお互いが「 よく頑張った 」と思える時、一緒になれる日が必ず来るよ、という○○ちゃんの言葉を信じています。
たくさん勉強して、今度会うときには○○ちゃんに喜んでもらえるように頑張るね。
では、行ってきます。 向こうに着いたら、手紙書くね。
こうして、 国内遠距離恋愛 は、 海を越えての 海外遠距離恋愛 になったのでした。
そうなんです。
実は・・・私は人生で 2度 、 海を越えた 遠距離恋愛 をしているのです。
この経験が、今の私を支えることになるとは、当時は思いもしませんでした。
(つづく)
国際遠距離電話 -最後のコール- Apr 13, 2008
国際遠距離恋愛、終焉までのカウントダウ… Mar 3, 2008
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