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彼の日本滞在も落ち着きはじめた 初めての週末。
「週末だけはゆっくりと寝させてぇーー」 と心の中で願った私ですが
彼はいつもどおり、いや、いつもよりも早く起床しました
何だか、そわそわしている。
そうか。 今日は 私の実家訪問。 両親に会うから 緊張 しているんだ
訪問は 夕方5時 だというのに、すでに 朝6時 から落ち着かない様子。
彼がトランクを開けた
アメリカから持ってきた 父へのウィスキー
実はこれ、国際線の空港免税店で日本人店員から 「日本にはありませんよ」
と勧められて買ったらしい。
私の母へは、 珍重されている木で作られた食器 と お菓子
それから、 彼のお母さまから私の母に宛てたプレゼント
トランクの中といえば、 着替え
と これら プレゼントのみ
、といっていい状態
その手土産を別の紙袋に移し変えたら、あっという間にトランクは空っぽになってしまった。
来日前、私は一言も 「お土産」 の話などしなかったが、彼なりに気を遣ったんだろうな...。
それに仕事で忙しい彼のお母さまでさえ、私の両親のために、わざわざ時間を取って下さったことが嬉しかった
午後、出掛ける準備に取りかかった。
シャワーを浴び、私は着替えとメイクのために別の部屋に入った
「~ (鼻歌) 」
「お待たせっ」
リビングでTVを見ながら、私の支度が終わるのを待っていた彼。
彼は訝しげな目で私を見ていた…
「どうしたの?」
「ねぇ、Blueはジーンズが好きなんだ。」
「そうよ。 いつも休みはジーンズでいることが多いけど...?」
「実家へ行くときも、そうなの?」
「そうよ。実家へ行くんだもの、ラクな格好が一番じゃない。色々と食べるだろうし
(食べる気マンマン
)
」
何だか 不機嫌 そうな彼... そんな表情を初めて見た。
一瞬、 「なぜ」 私の着ている服について、尋ねたのか分からなかった。
私は、彼の頭の先からつま先までを見て気づいた。
「」
この1週間前後、ショートパンツにTシャツ姿しか見なかったが...
今日は 「Yシャツ」 に 「スラックス姿」 と 正装
「...。」
「」
「ねぇ…ひょっとして、両親に挨拶に行くからこそ、きちんと正装して欲しいってことね?」
「いつもどおりの服装がいい、と言うなら、止めはしないけれど、出来れば...そうして欲しい。」
彼は初めて私に注文を出した。
これまで、彼は私に向けて 「こうしろ、ああしろ」
と言ったことは一度もない。 (ホントに)
真顔で…
怒った表情を初めて見たのだ
「ごめんなさい。私が悪かったわ。そうよね。 両親に挨拶に行くんだもの、フォーマルにするのが当然だったわ。 すぐに着替える。ちょっと待ってて。」
あわてて着替えに戻った
「
ネイビーのワンピース
」
に 「白いジャケット
」
出張帰りに仕事場から実家に立ち寄るとき以外、見せたことのないフォーマルな装いに変更した。
「私の両親との初対面」
彼の 「本気」 を見たような気がした。
今日はいつもの里帰りじゃないんだ...。 こんな大切なことに気づかなくて、ごめんなさい
「行こうか。」
行き道に手土産を買うため、モールに立ち寄った。母が好きなアイスクリーム、父の好物のお菓子...
彼がアメリカから持ってきたお土産と合わせ、車の後部座席は 紙袋で満席
(笑)。
そして、彼の希望により
車中で 「ハジメマシテ、ドウゾヨロシク。」 を何十回と練習した。
遂に到着...。
つい先週も訪れた筈なのに、いつもと何かがちがう。
小さい頃によく遊んだ家の前の道路、見慣れた風景
なのに、なぜかドキドキしていた。
「ここが私の実家よ。」
「Oh, Here」
門扉を開けると、母が出てきた。
「ハロー」
と手を差し出す母。
「Hi. ハ、ハジメマシテ。 ドウゾ...ヨロシク」 と彼
おっ、完璧
と、その時!
ガン
「Oh! Ouch」
「ちょっと大丈夫」
そう。
彼が来る前から気に懸けていたことではあったが、案の定...
彼は 「小人一家」 の入口玄関ドアが低すぎて
頭というよりも、 おでこをドアにぶつけたのだ 。 (←デカ過ぎ)
やっぱり、やったか...
室内の額縁は、母が付け直したけれど、入り口までは気づかなかったわよ。
訪問早々、おでこに 「タンコブ」 を作るという
「手厚い() 洗礼」 を受けた彼
室内に通されると...ソファには 父 が腰掛けていた。
先週 「父の日」でプレゼントした 「 小学生 のための指差し英語帳」 ではないですか!
「Hi ハジメマシテ。ドウゾヨロシク」
「ハイ、はう どう ゆー どうー」
今どきあまり聞かない英語だったが...通じていれば、まぁいいか。
こうして大きな 「ガリバー」の 「小人一家」 のお宅 初訪問実現
手土産の数々を両親に渡し、身振り手振りを交えて 一生懸命説明する彼
その懸命な姿を見ると、私も通訳に熱が入る。
父も「指差し英語帳」を使いながら、懸命に話しかける。
(くどいようですが、小学生向け。 ですがイラスト+カタカナ+英語入りで、とっても便利)
次第に意思疎通が図れてきたようで、リラックスムード
父が言った。
「よし。 あー ゆー ヤキニク? ヤキニク 食べに行くぅ?」 (なぜか最後は上げ調子)
私たち行きつけの韓国焼肉レストラン ここは絶品
なのだ。
「あー ゆー ヤキニク?」
の父に代わり、とっても美味しい焼き肉屋なんだよと通訳した。
お店に到着。
無煙バーべQコンロ。 まさに「焼き肉屋」初体験の彼。
初めてとは思えないほど、出されたものは何でも口する
ホルモン、ハツなどの臓モツ系から、レバ刺にキムチに至るまで...ちょっとアンタ、無理してるんじゃないの?
ホントに好き嫌いを言わない人だ![]()
彼と父、私の3人は 大ジョッキ 片手に食べる、食べる。
程なくして...私の父が口火を切った。
「それで...これから、将来のことはどう考えているんだ? ○○くん。 (彼の名前) 」
ゴクッ
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ついに! 両親との初対面 -その2- Jul 10, 2007
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