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2023年08月27日
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テーマ: ニュース(96853)
カテゴリ: ニュース
卒業を目前にした高校生や大学生に対し、自衛隊から就職を勧誘するDMが届く問題について、9日の東京新聞は次のように報道している;


進路を選ぶ年齢の住民に突然ダイレクトメール(DM)が届き、あたかも戦時中の「赤紙」を連想させるという声も。 背景にあるのは、深刻な自衛官のなり手不足だ。政府はさまざまな対策を打ち出しているが、根本的な原因はどこにあるのか。戦後78年の終戦記念日を前に、教訓を考えた。
(山田祐一郎、安藤恭子)


 「平和な日本で在り続ける為に」「自衛隊という選択肢」

 7月上旬、東京都内の会社員女性宅に届いた高校3年生の長男(17)宛てのDM。防衛省と書かれた封筒を開けると、そんな言葉が書かれたチラシが入っていた。「進学先としての防衛大であればそういう選択肢もあるかとも思えるが、『自衛隊』と書かれると、抵抗を感じた」と女性は話す。

 DMは全国の自衛隊地方協力本部が、高校を卒業する18歳や、大学を卒業する22歳に向けて送ったものだ。自衛隊法では、都道府県知事や市町村長が自衛官の募集事務の一部を行うと規定しており、DMを送るための「氏名」「生年月日」「性別」「住所」の個人情報を、全国の多くの市区町村が自衛隊側に紙や電子媒体で名簿提供している。

 従来は、多くの自治体が住民基本台帳の閲覧や書き写しを認める形にとどめていた。大きく転換したきっかけは、 2019年2月、安倍晋三首相(当時)が自民党大会で「都道府県の6割以上が新規隊員募集への協力を拒否している」と述べたこと。 政府は20年12月、「市区町村長が住民基本台帳の一部の写しの提供が可能であることを明確化する」ことを閣議決定し、翌年2月に防衛省と総務省が各自治体に提出が問題ないことを通知した。

 防衛省によると、18年度は紙と電子媒体による名簿提供が全1741自治体中683自治体だったのに対し、22年度は1068自治体に増加。これに対し閲覧は、894自治体から534自治体に減少した。名簿提供が39%から61%に増え、逆転したことになる。

 「安倍元首相が自治体をやり玉に挙げたことで一気に名簿提供が拡大した」と話すのは、市民団体「改憲・戦争阻止!大行進川崎」事務局の上田豊さん。7月に川崎市に対し、名簿提供の中止を申し入れた。「まさに自治体による戦争協力」と市の対応を批判する上田さん。「戦時中に自治体職員が住民に赤紙を持って行ったのと同じ構図だ」と指摘する。

 「こちら特報部」は8日午後、東京都練馬区と埼玉県朝霞、和光、新座市にまたがる陸上自衛隊自衛隊朝霞駐屯地の周辺を訪ねた。陸自広報センターがある朝霞門近くには「自衛官募集」の大きな看板と、「全国統一夏季採用広報キャンペーン実施中」の横断幕が掲げられていた。

 30代と40代の息子がいる朝霞市内の女性(60)は「子どもが学生の時は募集のチラシが送られてきていたし、電話でも勧誘があった」と振り返る。学生はDMが届いたら、自衛隊への就職を考えるのか。和光市駅から出てきた大学1年の男性(18)は「考えたこともなかった。 国を守ることも大事だと思うけど、命を危険にさらすのは嫌だ 」と話した。

 前出の、DMを受け取った女性は「 人を殺傷することを前提とした訓練をさせるために息子を育ててきたわけではない 。一方で経済的な事情で選ばざるを得ない若者もいるので複雑だ」と心境を明かした。


2023年8月9日 東京新聞朝刊 11版 20ページ 「高校・大学卒業前 なぜ届く 自衛隊勧誘DM」から引用

 安倍晋三が誰に吹き込まれて「自衛隊の新規募集に協力を拒否する自治体がある」などと言い出したのか、その辺を詳しく調べれば、日本を戦前体制に戻そうとしている「元凶」を突き止めることができるはずで、東京新聞には、その方面の調査報道を期待したいと思います。2019年に安倍政権が変な閣議決定をするまでは、全国どの自治体も求人活動については、民間企業にも自衛隊にも公平に「コピーしたいのなら、自分で」というルールで対応し、企業も自衛隊もそれぞれに担当者を役所に派遣して、必要な書き写し作業をしていたのであって、安倍晋三が言ったような「新規募集に協力することを拒否」していたのではなかった、というのが「事実」です。それを、「自治体首長が住民票をコピーして自衛隊に提供しても、問題ではない」などという変な「閣議決定」をすると、まるで「自衛隊に住民票のコピーを差し出さない自治体」は「自衛隊に非協力的な自治体」というレッテルを貼られて、地方交付金などで差別される危険があるというふうに、自治体側に「圧力」をかけることができる。安倍晋三という政治家は、こういう「人の弱み」につけ込むことが得意な政治家で、さすがは親子三代に渡ってカルト団体と付き合ってきただけはある政治家でした。しかし、私たちはそのような「社会を邪な方向に引っ張る勢力」の暗躍を阻止し、平和憲法に基づいた明るい社会の構築に向けて努力を積み上げていきたいと思います。





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最終更新日  2023年08月27日 01時00分10秒


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