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2023年12月02日
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テーマ: ニュース(96532)
カテゴリ: ニュース
今は石川県知事をしている馳浩氏は、先月都内の会合で講演をして自身が国会議員だった頃に東京五輪の招致活動を行ない、その際に総理大臣だった安倍晋三氏から「官房機密費を使ってIOC委員に贈り物をして東京招致を勝ち取れ」と言われたと話したことを、11月18日の東京新聞が次のように報道している;





 公表されていない機密費の使途に言及するのは異例。贈り物の授受が事実ならIOCの倫理規定に触れる可能性もある。

自民党で東京五輪の招致推進本部長だった馳氏は、当時の安倍晋三首相から「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と告げられたと講演で述べた。

 当時100人余りのIOC委員に対し、それぞれの選手時代などの写真をまとめた1冊20万円のアルバムを全員分、作成したと説明。「それを持って世界中を歩き回った」と話し、陸上男子棒高跳びで活躍したセルゲイ・ブブカ氏(ウクライナ)らに渡したとした。

 IOCは倫理規定で五輪関係者への贈り物の授受を禁じる一方、当時の招致ルールで、慣習的な「ごくわずかな価値の贈り物」は認めていた。

 会合はスポーツ振興に関するフォーラムで、全国の自治体関係者ら約90人が参加。報道陣にも公開されていた。馳氏は発言に先立ち、出席者に「メモを取らないで」「外で言ったら駄目」とした。講演後の取材に対し「オン(レコ)とは聞いていない」と述べた。


2023年11月18日 東京新聞朝刊 12版 7ページ 「機密費でIOC委員に贈答」から引用

 馳氏は県知事を務めるほどの社会経験がありながら、新聞記者が来てるかもしれない会合で講演をするのに、口頭で「メモを取らないで」とか「外では言わないように」と言えば、後は何を言っても「秘密は守られる」と思っていたとは、あまりにも世間を知らなすぎる。石川県民はよくこの程度の認識の人物を県知事にしておくものだ。それは新聞記者も人間だから、人に「他の人には言わないで」と言われれば、そういう事情があるのなら協力してもいいですけど、と思うでしょう。しかし、その内容が官房機密費を使ってIOC委員を買収したという「犯罪の暴露」であれば、「これは聞き捨てならない」という「職業的倫理」を優先せざるを得ず、発言した本人の意向にかまってる場合ではなく、報道するのは当然です。もしこれを、馳氏が言うようにオフレコのままにしておけば、それはオフレコにした記者も「IOC委員買収」に加担したことになるわけで、そんなことをして良いわけがありません。また、馳氏は自分の発言が報道されたと知るや、すぐさま「今日の発言は撤回する」と言ったそうであるが、いくら「撤回だ」と言っても、買収の事実が消えてなくなるわけではないから、あまり意味がないと思います。これが仮に「将来はこうしたい」という話で、それを後から「撤回する」と言えば、我々は「あの話はなくなったのだな」と理解するが、「過去にこんなことがあった」という自慢話を聞いてから、「あれは撤回する」と言われても、過去に起きたことが消えてなくなるわけではないから、馳氏の場合はいくら本人が「撤回した」と言っても、彼がIOC委員を買収した「事実」が消えてなくなるわけではないという「常識」はもってほしいものです。





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最終更新日  2023年12月02日 01時00分10秒
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