2016/01/05
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≪【 虎子/ココの誇顧/ココ ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆】= 01月05日  =≫

 公立校もアイビーも「ほぼ男女同数」が合格・入学する 
高校生が東大を蹴って海外へ!? グローバル化を勝ち抜くために知っておきたい米大学の基礎知識(6); これまでChapter 1/志望校をどうやって選ぶのか?それに続きChapter 3/入試事務室は何を考えているのか? 今回は“アメリカの大学では、こんな学生が求められている”について・・・・・・。

人材確保ー1
期待される学生像「多様な人材を世界中から」

 アメリカの名門私立大学、特にアイビーリーグ加盟校に関しては、「入学させる学生の多様化」を進めた歴史というのは、実は比較的浅いのです。

 例えば女子学生の入学許可に関しては、1970年代まで認められていませんでした(創立直後から共学であったコーネルを除く)。それまでは、例え ばハーバードはラドクリフ・カレッジ、コロンビアはバーナード・カレッジという文字通り「姉妹校」である女子大学を併設していて女子学生は「そちらへ」と いう時代が長く続いていたのです。

 ちなみに、70年代に一気に「男女共学(Co-Ed コ・エド)」が実現すると、ラドクリフ・カレッジはハーバードに合併されて、ラドクリフに入学した学生も卒業する時にはハーバードの学士号を得ていきました。

 皇太子妃の雅子妃殿下はちょうどその年代に当たりますが、雅子妃より年長であるキャロライン・ケネディ駐日米国大使はラドクリフの卒業生です。一 方のバーナード・カレッジは現在でも、コロンビアの姉妹校である名門女子大学としてニューヨークの教育界に大きな存在感を持っています。

 そうした「共学化」がされる前のアイビーというのは、白人の男子学生が圧倒的な多数を占める文字通りの「お坊ちゃん学校」でした。彼らの多くは 代々がその大学の卒業生という「レガシー枠」でありましたし、各大学に併設された「プレップスクール(Prep School)」という私立進学校から「エスカレーター式」に進学してきた学生も多かったのです。

 もちろん、そうした「前世紀のアイビー」も教育内容に関しては一流を目指していましたし、事実そうした中からアメリカを背負うリーダーや、優秀な学者たちは育っています。ですが、それもこれも、白人男性優位という時代の枠組みの中でのことでした。
 1970年代以降のアメリカの大学は段階を追って多様な人材を集めていくようになりました。まず、女性の問題があります。70年代から80年代にかけてが「男女共学」の体制の確立期であったとすると、90年代から2000年代は完成期であったと言えます。

 現在は、一部の理系専門の大学を除いて、公立大学のほとんどすべてに加えて、アイビーをはじめとする名門私立大学に至るまで、合格者数から最終入学者数に至るまで「ほぼ男女同数」になるというところまで来ています。

 この問題に関して言えば、例えばハーバードでは元合衆国連邦財務長官(日本の財務大臣+金融大臣に相当)を務めたローレンス・サマーズ氏が学長を 務めていたのですが、サマーズ氏は何を考えたのか「理系の技術者にはやはり女性は不向きだ」などという「大失言」をやらかして、学長のイスを追われています。

 このサマーズ氏とハーバードが「もたついて」いる間に、全米、全世界から優秀な理系の女子学生を集めていたのがプリンストンです。プリンストンは 女性学長のリーダーシップの下で、単に女子学生の入学を5割に持っていくだけでなく、理系の各学科における男女比をほぼ50%に持っていくことに努力をし て、現在では優秀な女性の理系研究者の教育機関として評価を高めているのです。

 現在では、まだ男子学生がやや多いMIT、カルテック、ジョージア工科大学などの一流理系大学も必死になって「優秀な理系女子」を集めようとしています。

大学_MIT
期待される学生像「とにかく凄い学生」

 伝統の維持とか破壊とか、あるいは秀才だとか天才だというようなカテゴリとはまた別に、「非凡な人材」を確保しようというのです。

 学力だけでなくスポーツや音楽の活動を重視するというのは、本章で述べてきたように「マルチタスク処理能力」を見るためですが、それに加えてスポーツや音楽などの活動を通じて「非凡な世界を経験した非凡な人材」を迎え入れたいという意志があるのです。

 ハーバードはこうした「非凡な人材」を入学させることで有名です。

 例えば、すでに芸能や芸術の世界で活躍しているトップクラスの人材として、女優のナタリー・ポートマン、バイオリニストの五嶋龍といった例が挙げられます。芸能とか音楽と言っても、高校の演劇部やオーケストラで活躍したというレベルではないわけです。

 では、この2人の場合は、それぞれ演劇や音楽が専攻であったかというとそうではなく、ポートマンは心理学を、五嶋の場合は物理学を専攻していま す。これは、すでに有名人である人間を入学させることで大学のイメージの向上を図ろうというのではなく、このような「非凡な人材」を入学させることで、研 究や教育のコミュニティとしても「非凡」であること、そうした大学としての強みを維持していこうということと理解できます。



 イェールと言えば、2002年のソルトレイクシティ五輪で、女子フィギュアスケートで金メダルを取ったアメリカのサラ・ヒューズが、その後はス ケートから引退してイェール大学に進学しています。彼女の場合は、履歴書のスポーツ活動の欄に「オリンピックでの金メダル」ということを書いて合格したわ けです。ちなみに、専攻はアメリカ政治だそうです。

=中略=

 ハーバード入学後のロギンスさんは、ハーバードではフェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグが暮らしていた寮に入り、優秀な成績で学生生活のスタートを切ったと言います。

 この他にもハーバードは、同じ年にオハイオ州クリーブランド出身のホームレス高校生を入学させていますし、2000年に入学して、同大学卒業後に 心理カウンセリングの会社を立ち上げているニューヨーク出身のリズ・マレー氏も有名です。彼女に関しては、都市型の退廃した生活に陥った両親からネグレク トを受ける中で、15歳の時に母親がエイズで死亡、父親はホームレスの救護所に入ってしまって、自分は遺棄されているのです。

 こうした経験を踏み台に、マレー氏は自身の半生を『ブレイキング・ナイト』(邦訳・阪急コミュニケーションズ)という書籍にまとめ、現在は同様の ケースに陥った人々を救済する活動をしています。こうしたホームレス高校生をハーバードが入学させるのは、そこにあるキャラクターの強さという資質、つま り「凄い学生」であることを評価するからだと言えます。

自己管理

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2016/01/05 06:28:59 AMコメント(0) | コメントを書く


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