2018/09/09
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【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 09月09日 

日朝極秘接触リークの背後に日米離間を狙う中国が――米国の対中制裁の抜け道を日本に求める
≪2/3≫
= NewsWeek_Column_2018年09月03日 遠藤誉 東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。


トランプは初めての会談で、金正恩が最も嫌がることを持ち出すのは本意ではなかっただろうが、それでも安倍首相の懇願を聞き入れて、金正恩に拉致問題に関して言ったようだ。 それなのに翌月には、あたかも「トランプの力を信用していないかのように」、日本が直接、北朝鮮と接触し、「おまけにそれをトランプには事前に知らせなかったこと」を8月になってようやく知ったトランプは、きっと激怒したにちがいない。

しかしさすがに「100%共にある」と誓い合った「安倍・トランプ」関係だ。いつものように反射的に「安倍よ、お前は100%俺とともにいると言ったではないか。だから俺に不利になるのにもかかわらず、約束を守って金正恩に拉致問題を提起したのだ。だというのに、この俺様をよくも裏切ったな!」とツイートするわけにはいくまい。

そこで怒りの収まらないトランプが、周辺の米政府高官らに、この事実をリークするよう、仕向けたのではないだろうか。ここまではワシントン・ポストの情報で想像がつく。

韓国が仲介し、韓国がリーク?
問題は、その「極秘の接触」を誰がアメリカ側に知らせたかだ。 この謎を解き明かしたのが、夕刊フジ「風雲永田町」(5903回)の鈴木棟一氏だ。鈴木氏はおおむね以下のように解説している。

1.そもそも日朝の極秘接触を仲介したのは韓国のCIA(中央情報局)に相当する国家情報院ではないか。
2.したがって、アメリカがこの極秘情報を入手したのも、韓国からではないか。
3.なぜなら、日本の内閣情報調査室(内調)と韓国の国家情報院は関係が深い。



鈴木氏は「風雲永田町」のコラムを約6000回にわたって書き続けてきた永田町関係のベテラン政治評論家だ。日本で、いや世界で、鈴木氏以外に永田町情報を詳細かつ正確に把握している人物はいないだろう。したがってコラムの信憑性は高く、むしろ「証拠は握っている」が、事の重大性に配慮し、敢えて「疑問形」あるいは「譲歩形」にして、抑制的に書いていると感じた。

なぜ韓国はリークしたのか?
それなら、なぜ韓国はリークする必要があったのだろうか? せっかく極秘で、そしてきっとかなり苦労して日朝を結びつけたはずである。

だというのに、なぜ、明らかに日本を苦境に陥れると分かっている情報を漏らしてしまう必要があったのだろうか?この情報をリークしてしまうことによって、韓国に何かメリットがあるかと言えば、日本との信用を落して損するだけで、表面上は「メリットはない」ように見えるだろう。良識的な論理から言えば、そうなる。

しかし、別の角度から周辺情勢を俯瞰すると、全く別の国際情勢が見えてくる。 まず、日本がどのように困るかと言うと、「日米関係に溝ができてしまう」ことである。 では、「日米関係に溝ができた場合に、喜ぶのは誰か」を考えてみよう。 しかも「韓国に指示できるのは誰か」という束縛条件も外すわけにいかない。

となると、正解は「中国」という線が浮かぶ。 いや、「中国」以外にないだろう。 中国は今、非常にせっぱ詰まった状態で、なんとか「日米離間」を図っている。 なぜか? その謎解きを試みる。



中国は米国による対中制裁の抜け道を日本に求めている
トランプ政権の中国に対する高関税と禁輸制裁は、激しく燃え上がるばかりだ。その内容は多くのメディアが書いているので、ここでは省略する。 今般の分析で焦点を当てなければならないのは、ザッと分類すれば以下の二点だ。

一、米国が対中輸入品に高関税をかけるターゲットはハイテク製品である。
二、米国は、中国がハイテク製品生産に必要な半導体や半導体製造装置などの電子部品の対中輸出を禁止あるいは規制する。なぜなら、米国が中国から輸入するハイテク製品の90.9%がスマホやパソコンであり、それらには米国の軍事情報を含めた機密情報を奪取する機能が填め込まれており、さまざまなスパイ行為やサイバー攻撃などが可能になっているからだ。

8月10日付のコラム<「BRICS+」でトランプに対抗する習近平――中国製造2025と米中貿易戦争>で述べたように、中国はハイテク製品生産量(輸出量)世界一を誇っているが、実は半導体などのコア技術に相当する「キー・パーツ」は、90%ほどが輸入品である。米日韓あるいは台湾などから輸入している。それを組み立ててハイテク製品を製造し、世界中に売りまくっているというのが現状だ。

このままでは中国は永遠に「組み立てプラットホーム」から抜け出せない後進国になってしまう。 だから2015年から「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」という国家計画を打ち立て、2025年までにはキー・パーツの70%を中国国産にして自給自足を図るという戦略で中国はいま動いている。そうしなければ、「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想」による一党支配体制を維持することもできない。……続く



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2018/09/09 06:05:03 AM
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