2020/01/09
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【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 01月09日  】
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習近平の成績表:毛沢東以来最強の指導者、国家分断の懸念もあるが国内世論の支持は強い =後節=
= NewsWeek_Column_2019年12月27日、メリンダ・リウ(北京支局長)


共産党の幹部たちは、愛国的でないと見なした文学作品や教育プログラム、宗教行事の「浄化」を試みている。最近では甘粛省の当局者が「違法」または「不適切」な内容が含まれるという理由で図書館の本を焼却処分した。

習にとってイデオロギー面での大きな目標は、共産主義を支持する重要性を国民生活の多くの側面で復活させることだ。米コロンビア大学のアンドルー・ネーサン教授(中国政治)は「『毛沢東型』統治の最も危険な特徴がいくつも見える。個人独裁主義、イデオロギーの押し付け、恣意的な迫害などだ」と語る。

国家分断を懸念する声も
毛沢東時代の「個人崇拝」の復活を強く感じさせたのは2018年3月、国家主席の任期制限が撤廃されたときだった。これによって、習は自ら望むなら生涯にわたって政権を担えるようになった。

国際社会での習の地位は、米政府の「アメリカ第一主義」によって思わぬタイミングで高まった。ドナルド・トランプの大統領就任後、アメリカは「内向き」になり始めた。そこから生じた国際社会の権力の空白に、中国はうまく滑り込んでいる。6月には、国連食糧農業機関(FAO)の事務局長選挙で初めて中国人が当選した。

今の習は「ミスター・グローバル化」のように見えてきている(アメリカが内向きになったせいもあるが)。そのイメージをさらに強めているのが、かつてのシルクロードとつながりのある広い地域と貿易関係を構築し、利益を生むインフラ契約を取り付けようという巨大な広域経済圏構想「一帯一路」だ。洋の東西を結ぶほどの世界戦略について批判派は、新たな「植民地主義」に基づく貿易網を通じて、地球規模的な覇権を確立することが狙いだと懸念する。

中国の在外外交官は、こうした国の野望を背景に自己主張を強めている。新疆ウイグル自治区での人権侵害や香港のデモへの対応に関する批判に対し、一部の外交官は無遠慮なほど正面から自国の立場を擁護するようになった。



習自身はツイッターのアカウントを持っていないが、中国外務省は10月初めに報道官のアカウントを開設。トランプを思わせる不機嫌な調子で、トランプと米政府を批判することもある。

中国政府が新疆で運営する収容施設の実態も、この1年ほどの間に明らかになってきた。元収容者(大半がイスラム教徒のウイグル人)の証言によれば、身体的虐待や思想改造が行われているらしい。
中国当局はテロ対策が目的の「職業訓練」だと主張する。しかし人権侵害を裏付ける内部文書が先頃公開され、実態が明らかになった。

新疆弾圧の真の目的は何か。「習については分からないことが多い。トランプと違って、ツイートで主張を伝えるわけでもない」と、ラトローブ大学(オーストラリア)のジェームズ・ライボルド准教授(中国史)は言う。「中国の当局者や知識人の間には、国家の分断を懸念する声も出ている。旧ソ連には崩壊を食い止められる人物がいなかったと、習自身も言っている」

米中貿易戦争では、双方の経済に悪影響が出ている。トランプは最近、貿易戦争による損失はアメリカより中国のほうがはるかに大きいと発言し、自分よりも習のほうが「ディールを望んでいる」と語った。
アメリカ側は中国に経済の構造改革も迫っている。だがこの1年半、習は辛抱強さを見せてきた。「中国は自国のほうに分があると感じている」と、オバマ前米政権でアジア政策特別顧問を務めたエバン・メディロスは言う。

「中国の夢」が近づいた
米中貿易戦争の中で中国の内需は減速しており、景気循環も心配な段階に差し掛かっている。過去30年、中国のGDPは年平均で約9.4%伸びてきた。だが今年の第3四半期は、前年同期比で6%増にとどまっている。1992年の四半期統計開始以来、最低の数字だ。

「チーム習」には数々の問題に対処する能力があるのだろうか。長期的には、トランプの政策が中国を利する可能性はあるかもしれない。
「トランプは中国指導部を不安定化させた」と、習に関する著書もあるロウイー研究所(シドニー)のリチャード・マグレガー上級研究員は言う。「どうすればいいのか、彼らは分からない状況だ」



ただ中国指導部にとって、国民の支持のほうが国外での評判より重要度が高い。絶対的指導者という習のイメージは、ナショナリズムに傾く国内世論には受けがいい。国際的影響力の拡大と庶民的なカリスマ性が相まって、「習親分」は自身が提唱する「中国の夢」の実現に近づいている。

習はトランプから、ちょっとした援護射撃ももらった。トランプの政策は、中国を再び偉大な国にする手助けをするかもしれない。<本誌2019年12月24日号「首脳の成績表」特集より> 

蔡英文の成績表:若者の人材流出には有効策を打てないままだが、香港情勢の緊迫化で支持回復=前節=
= NewsWeek_Column_2019年01月04日、長岡義博 本誌編集長
クラスの委員長でクラス一番の優等生──台湾総統の蔡英文(ツァイ・インウエン)ほど、このイメージがぴったりの政治家はいない。

眼鏡姿の見た目だけではない。経歴も優等生そのものだ。台湾トップの国立台湾大学法学部を卒業後、米コーネル大学ロースクールで修士号を、ロンドン・スクールオブ・エコノミクスで博士号を取得。28歳で帰国して国立政治大学などで副教授・教授を歴任した後、国際貿易の専門家として国民党政府入り。2000年に民進党から請われて44歳で大陸委員会主任委員になった。共産党との関係に責任を持つ重要ポストである。

といって堅物なわけでもない。2016年の総統選では自身をネコ耳の萌えキャラ化して当選。その後、台北で開かれたコミケに現れ、ファンと気さくに交流した。軍艦を擬人化したゲーム『艦これ』のキャラクター「霧島」に似ていると言われてまんざらでない様子を見せる、気取らない人だ。

1月11日の総統選挙を前にして、蔡は国民党の韓國瑜(ハン・クオユィ)をリードしている。再選の可能性は高そうだが、それは総統としての蔡の政策が優れていたからでは必ずしもない。

思い出してほしい。昨年11月に行われた統一地方選挙で、民進党は国民党に大敗を喫した。敗因は蔡が推し進めた年金改革や脱原発への反発もさることながら、高雄市長に当選した韓のようなポピュリストが支持される素地──格差や閉塞する現状への怒り──が蔓延していたからだ。

台湾の20~24歳の失業率は11.7%と、2~3%にとどまる30歳以上に比べて圧倒的に高い。好条件の仕事を探して若者はやむなく海外を目指す。台湾にとって人材流出だが、蔡政権はまだこの問題に有効な手だてを講じていない。 ・・・・・・明日に続く



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2020/01/09 05:50:06 AM
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