2022/01/11
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忘備忘却録 狂貢
◆ 昨年の暮れに伸し餅で味わった苦痛を、再度鏡餅で味わう日=鏡開き=。 労苦の後のお汁粉は格別。 ◆ ノーパンツデー。パンツじゃないから恥ずかしくないもん!という意思を身を以て示す日。 2002年に米国ニューヨークでわずか7人で始まり、以来 “パンツを穿かずに地下鉄に乗ろうよ運動”が毎年5月の最初の金曜日に文明世界を席巻。 ◆ ソビエト連邦が宇宙空間での人工衛星の3Pに成功(1978年)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年01月11日 】
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​ 「ジョコビッチは愚か者だ」豪入国拒否問題で英名門紙がスター選手をバッサリ  ​
= NewsWeek_Column_2021年01月07日、 欧州インサイドReport ・ 木村正人 


[ロンドン発]男子テニスの世界ランキング1位ノバク・ジョコビッチ選手(34)=セルビア=が全豪オープン出場のため新型コロナウイルスワクチン接種の免除を認められオーストラリアに到着したものの、書類不備を理由に入国を拒否された問題が論争を呼んでいる。オーストラリアでも感染力の強いオミクロン株の流行で感染者が激増している。

どの国にもワクチン接種を拒む層は一定の割合で存在するものの、今回のパンデミックでは「個人防衛」より「社会防衛」が重視され、接種を義務化した国も少なくない。2月に開幕する北京冬季五輪ではワクチン未接種のアスリートは到着後3週間の隔離が課される。ワクチン接種を拒むアスリートに国際スポーツ大会に出場する資格はないのか。

大会4連覇と、4大大会歴代単独最多となる21勝目が懸かるジョコビッチ選手の出場は今月17~30日に開かれる全豪オープンの目玉。オーストラリアの厳しい水際対策を懸念して大会に参加するかどうか態度を保留していたジョコビッチ選手は今月4日、自らのインスタグラムで「今日接種免除が認められたのでオーストラリアに向かう」と報告した。

全豪オープンを運営する地元ビクトリア州政府が特例として接種免除を決めたものの、外国人に厳しい入国規制を課すオーストラリアでは「特別扱いではないか」と反発が広がった。オーストラリア連邦政府が管轄する国境警備隊は5日深夜にメルボルンの空港に到着したジョコビッチ選手の入国を拒否した。書類の不備が理由だった。

「ルールはルールだ」と言い放った豪首相
スコット・モリソン豪首相はツイッターで「ジョコビッチ選手の入国ビザ(査証)は取り消された。ルールはルールだ。特に国境に関してはそうだ。誰もこのルールから逃れられない。わが国がコロナによる死亡率を世界で最も低く抑えているのは強力な国境政策のおかげだ。引き続き警戒する」と国境警備隊の対応を支持した。

これに対し、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領はインスタグラムで「ジョコビッチ選手と電話で話した。 セルビア全体が彼を支持していること、われわれは可能な限り短い期間に世界最高のテニスプレーヤーへの嫌がらせを止めさせるためあらゆる措置を講じていることを伝えた。 国際法のルールに従い、セルビアは正義と真実のために戦う」と宣言した。

オーストラリアは外国人に入国前のワクチン接種を義務付けている。地元の公共放送ABCによると、大会に参加する選手や関係者計約3500人のうち26人がワクチン接種の免除を申請し、認められたのはジョコビッチ選手ら「ほんの一握り」に過ぎない。ビクトリア州の2つの独立委員会が名前や国籍、年齢を伏せた書類を医学的見地から審査したという。

同州のジャーラ・プルフォード・スポーツ相代行は「ジョコビッチ選手が免除を受けて全豪オープンへの出場が認められたのは彼がテニス界の大スターだからではない。国内の他のすべての人に適用されるルールに基づき資格があることを証明できたからだ。ビクトリア州の多くの人はこの結果を残念に思うだろうが、手続きは手続きだ」と説明していた。

開催地のメルボルンでは感染者が激増
全豪オープンが開催されるメルボルンでは昨年10月まで累計262日間にわたる世界最長のロックダウン(都市封鎖)を実施。ビクトリア州の12歳以上のワクチン接種率は9割を超える。しかしワクチンによる免疫を回避するオミクロン株の流行で1日当たりの新規感染者数は1千人台から一気に7万2千人超にまで激増し、死者も目立ち始めた。

一方、ジョコビッチ選手の弁護団は6日、強制送還の差し止めを求める訴えを裁判所に起こした。当のジョコビッチ選手は警察監視の下、メルボルンにある隔離ホテルに移送され、裁判所は10日以降に判断を示す見通しだ。収容者によるとホテルの環境は劣悪で、ジョコビッチ選手の家族は「セルビアへの攻撃だ」と怒りをあらわにしている。



詳細は今のところ不明だが、州政府はジョコビッチ選手がコロナ感染から完全に回復して免疫を獲得していると判断したのに対して、連邦政府は入国にはワクチン接種が不可欠との見解を大会主催者に事前に伝えていたにもかかわらず大会主催者が州政府への連絡を怠ったため、手違いが生じたとの報道もある。

オーストラリアでは総選挙を控え、モリソン首相率いるオーストラリア自由党は、野党・オーストラリア労働党にリードを許している。ジョコビッチ選手の接種免除を認めたビクトリア州政府はオーストラリア労働党が統治しており、モリソン首相が野党に対する攻撃材料をつくるためジョコビッチ選手をスケープゴートにしたとの見方もある。

国際オリンピック委員会(IOC)によると、北京冬季五輪では完全に予防接種を受けたすべてのアスリートと大会関係者も北京到着後、トレーニング、競技、業務のため大会の会場間を移動することだけが許される。未接種者は到着後、21日間隔離して感染の有無を確認する。正当に医学的な免除が認められるアスリートは例外として考慮される。

反ワクチン主義者の広告塔になったジョコビッチ選手
イギリスでは成人の20人に1人がワクチン接種を受けておらず、アメリカでも7人に1人が接種していないと答えている。サッカーのイングランドプレミアリーグでも少なくとも6人に1人のフットボーラーは予防接種を受けていない。ジョコビッチ選手は以前から接種義務化に反対していることから反ワクチン主義者の広告塔として祭り上げられてきた。

英紙フィナンシャル・タイムズのヘンリー・マンス記者は今回の騒動について「ジョコビッチ選手は愚か者だ」とバッサリ。ジョコビッチ選手がかつてインスタグラムでヤブ医者と討論し「祈りと感謝によって最も有害な食べ物や最も汚染された水を最も癒される水に変えることができる人々を知っている」と主張したことも例に挙げている。

ジョコビッチ選手はベオグラードでチャリティ・エキシビションを主催、自身を含む数人の選手がコロナに感染し、社会的距離を十分に取らずに感染を広げたと批判されたことがある。マンス記者は「このときも彼は愚か者だった」と非難する。

英紙デーリー・テレグラフのテニス担当サイモン・ブリッグス記者は「彼のセルフイメージの根底には従来の医療に対する懐疑的な考えと代替医療への熱意がうかがえる。これらは簡単に捨てられるものではない」とジョコビッチ選手のスピリチュアリズムと自己治癒力への信念を指摘する。

ジョコビッチ選手の落ち度
筆者の周りにもスピリチュアリズムと自己治癒力への信念からワクチン接種を拒否する人がいる。しかしコロナに感染して病院の集中治療室(ICU)に運び込まれてくる重症患者の最大9割はワクチンを打っていない人だ。ごくまれに副反応を起こして死ぬこともあるワクチンだが、「個人防衛」にも「社会防衛」にも絶大な効果があることはすでに証明済みだ。

ワクチン接種を義務化するかどうかは国によって異なる重要な政治判断だ。しかしいったん認めた入国ビザを国内世論に突き上げられたからと言って突然、取り消し、劣悪な隔離ホテルに放り込むのはいかがなものか。ジョコビッチ選手は強制送還されたら、二度と全豪オープンに参加することはないかもしれない。

ジョコビッチ選手が何を信じようと信じまいが本人の自由である。しかし落ち度があるとしたらこれまでワクチン接種の有無をあいまいにしてきたにもかかわらず、接種免除が認められたとたん「未接種」をインスタグラムで公にしてしまったことだ。注目度の高いトップスリートが医学的に根拠のない反ワクチン主義を広める行為は倫理的に許されないだろう。



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2022/01/11 05:30:06 AM
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